小劇場 B3列 12番
綾の鼓
演出 前田司郎
綿引勝彦
国広富之
多岐川由美
十朱幸代
綿引、なんか平凡。国広、ぴったりはまってる。多岐川、昔を知るだけに衝撃。十朱、うーん、声が通らないよなあ。。。
非常にシンプルな組み立て。
弱法師
演出 深津篤史
木村了
鶴田忍
多岐川由美
国広富之
一柳みる
十朱幸代
木村、頑張ってるのはわかるのだけど、がなってるだけという感じもあり、声の表現が平板。美しい、夢か現かわからない言葉が響かない。十朱、現実的な強い存在感が要求される役どころだと思うが、今ひとつ。多岐川、品のなさをうまく演じた。
これ、一緒に行った友人とも話したのですが、真っ暗な中でリーディング形式にしたほうがいいんじゃないかと。映像が、言葉を超えられないというか。原作の文章は綺麗だけれども、構成としてどうかという議論はあると思うので、三島の才能が凄すぎて、演出家が超えられなかったというつもりはありません。
結局、三島のひとつのテーマは、この世の現実なんてない。すべてが夢幻ということだったのではないかと感じます。彼自身がそういう人生を生きたということではないかと。まあ、私は漱石やドストエフスキーなどに比べたらそれほど必死に読み込んだわけではないので。。。
綾の鼓
演出 前田司郎
綿引勝彦
国広富之
多岐川由美
十朱幸代
綿引、なんか平凡。国広、ぴったりはまってる。多岐川、昔を知るだけに衝撃。十朱、うーん、声が通らないよなあ。。。
非常にシンプルな組み立て。
弱法師
演出 深津篤史
木村了
鶴田忍
多岐川由美
国広富之
一柳みる
十朱幸代
木村、頑張ってるのはわかるのだけど、がなってるだけという感じもあり、声の表現が平板。美しい、夢か現かわからない言葉が響かない。十朱、現実的な強い存在感が要求される役どころだと思うが、今ひとつ。多岐川、品のなさをうまく演じた。
これ、一緒に行った友人とも話したのですが、真っ暗な中でリーディング形式にしたほうがいいんじゃないかと。映像が、言葉を超えられないというか。原作の文章は綺麗だけれども、構成としてどうかという議論はあると思うので、三島の才能が凄すぎて、演出家が超えられなかったというつもりはありません。
結局、三島のひとつのテーマは、この世の現実なんてない。すべてが夢幻ということだったのではないかと感じます。彼自身がそういう人生を生きたということではないかと。まあ、私は漱石やドストエフスキーなどに比べたらそれほど必死に読み込んだわけではないので。。。