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Pretenderの備忘録

シェークスピア大学校 開校記念特別講座

2009-05-30 22:32:00 | 芝居・ミュージカル・バレエ
新国立劇場 中劇場 自由席


ジョン・ケアード
村井国夫
麻実れい
チョウソンハ

鵜山監督の司会で開始。予定が何時間が書いてなかったが、多分想定外の2時間続いた。
ジョン・ケアードという人は、なんて深い洞察力があり、インテリジェンスがある人だろうと感心して聴いていたら、両親がOXfordの教授だという、笑。とにかく、シェークスピアにおけるせりふの意味ということについて、言葉の選択ということについて、非常に面白い話が聴けたし、では実際に上演されているものがどうなのだろうというのも考えた。また、日本では20数年前より、小田島雄志訳が一般的になりつつあるが、小田島先生は学者だから意識していたのかもしれないが、どこまでその辺の意識が透徹されているのか。学生時代、小田島先生の講義を聴いたが、正直、何をやったか覚えていない、苦笑
演出家の役割という話も面白かった。Authorityは持つがpowerは役者に与えて、うまくいったと思ったら、消えろ。
劇場は、観客、作者、役者の三角形で成立していて、演出家はどこにもいない。三者と対等の関係を結ぶ必要があるとか。
久しぶりに目から鱗というか、刺激を受けた講演だった。
ヘンリー六世は、秋に10時間通しで観ようと思っている。鵜山さんがケアードから何を学び、どんな挑戦をするのか。
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日本フィル アルプス交響曲他

2009-05-30 22:21:17 | 音楽 Classic
日本フィルハーモニー交響楽団第610回定期演奏会
サントリーホール 2階C8列31番

マーラー :交響曲第10番 アダージョ(全集版)
R.シュトラウス :アルプス交響曲 op.64

指揮 沼尻竜典

マーラーは、もう少し抑えた演奏でもいいのかなと思ったが。
アルプス交響曲は今月の最初に同じホールでドレスデンで聴いた。それが少々鳴らしすぎのきらいがあったが、むしろ今日の演奏の方が抑えが聴いていたかもしれない。ただ、ダイナミックな変化とか、アルプスの雄大さを感じるところまできていたかというと、うーん。沼尻さんは、健闘。
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