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Pretenderの備忘録

五月花形歌舞伎

2010-05-05 23:13:04 | 歌舞伎
新橋演舞場 昼の部 2階右列14番 夜の部 1階1列12番

昼の部

一、菅原伝授手習鑑
  寺子屋(てらこや)
             松王丸  海老蔵
              千代  勘太郎
              戸浪  七之助
            園生の前  松 也
            百姓吾作  寿 猿
          涎くり与太郎  猿 弥
            春藤玄蕃  市 蔵
            武部源蔵  染五郎


二、義経千本桜
  吉野山(よしのやま)
      佐藤忠信実は源九郎狐  勘太郎
            早見藤太  猿 弥
             静御前  福 助


三、新皿屋舗月雨暈
  魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)
           魚屋宗五郎  松 緑
           女房おはま  芝 雀
          磯部主計之助  海老蔵
           召使おなぎ  七之助
            小奴三吉  亀 寿
            岩上典蔵  亀 蔵
            父太兵衛  市 蔵
          浦戸十左衛門  左團次


四、お祭り(おまつり)
              鳶頭  染五郎



夜の部

一、一谷嫩軍記
  熊谷陣屋(くまがいじんや)
            熊谷直実  染五郎
             源義経  海老蔵
              相模  七之助
             藤の方  松 也
          梶原平次景高  錦 吾
             堤軍次  亀三郎
           白毫弥陀六  歌 六


二、うかれ坊主(うかれぼうず)
            願人坊主  松 緑


三、歌舞伎十八番の内
  助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
  三浦屋格子先より
  水入りまで

           花川戸助六  海老蔵
           三浦屋揚巻  福 助
          白酒売新兵衛  染五郎
        くわんぺら門兵衛  松 緑
           三浦屋白玉  七之助
           福山かつぎ  亀三郎
            朝顔仙平  亀 寿
          番頭新造白菊  歌 江
            通人里暁  猿 弥
           国侍利金太  市 蔵
            遣手お辰  右之助
           三浦屋女房  友右衛門
            髭の意休  歌 六
            曽我満江  秀太郎
              口上  左團次

寺子屋。染五郎の源蔵、実際はこんなものかもしれない。海老蔵の松王丸、ちょっとわざとらしい。勘太郎の千代、七之助の戸浪は逆のほうがしっくりくるか。
吉野山、福助相手に、勘太郎、まあ無難。
魚屋宗五郎、松緑の中では比較的良いか。
お祭り、染五郎が粋に。
熊谷陣屋、染五郎、声がねえ。海老蔵の義経はまあまあ。七之助の相模はまだこれから。松也の藤の方もこれからか。歌六の弥陀六も今後に期待か。
うかれ坊主、コメントなし。
助六。海老蔵はこれははまっている。福助は手抜きか。染五郎はまあまあ。

四月のさよなら公演で現在のベストメンバーで演じられたものが、若手で。やはり、芸の年輪というのがあるなあと改めて感じた。これを20年後に観たらという楽しみがあるが。
染五郎は、うまくなっているが、声がかすれるのが気の毒。
コメント
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