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Pretenderの備忘録

ハーベスト

2012-12-19 23:50:28 | 芝居・ミュージカル・バレエ
世田谷パブリックシアター 1階H列20番

[作] リチャード・ビーン 
[翻訳] 平川大作/小田島恒志
[演出] 森新太郎
[美術] 堀尾幸男 [照明] 小笠原純 [音響] 藤田赤目 [衣裳] 半田悦子
[ヘアメイク] 川端富生 [身体表現] 田井中智子 [演出助手] 内藤裕子
[舞台監督] 藤崎遊

[出演] 渡辺徹/佐藤アツヒロ/平岳大/石橋徹郎/吉見一豊/有薗芳記/
     小島聖/田根楽子/七瀬なつみ


こういうのを大河というのだろう。
一人の豚の飼育に賭けた人生の物語。
喜劇的な要素もあり、社会問題提起もあり、英国の話だが、日本の畜産業にも通じる話もある。
また、老いるとかそういうことも考えさせられる。
ただ、やはり、翻訳劇は違和感を感じるのだなあ。
英国で観たら、それは英国人でなくても、色々と考えると思うのだ。
文化の翻訳というのは限界があるし、恐れてはいけないのだろうけど、大きな誤解が存在しているようにも思う。

20分の休憩を挟んで3時間の大作である。
そのあと、10時から10時半過ぎまでポストとーく。

渡辺徹は、上手いのか下手なのか良く分からないが、文学座出身として芝居が何かについては意識があるんだと思う。
佐藤アツヒロ、彼が光ゲンジ出身だと初めて知ったが、線は細いものの、若々しく良い演技をする。
平岳大も、器用に色々な役をこなすのは父親譲りか。
女性陣もなかなか。
こういう芝居もたまには良いなあとおもった。
コメント
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