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Pretenderの備忘録

八月納涼歌舞伎 三部

2019-08-19 23:19:19 | 歌舞伎
歌舞伎座

三上於菟吉 原作
日下部太郎 脚本・演出補
坂東玉三郎 演出・補綴
  新版 雪之丞変化(しんぱん ゆきのじょうへんげ)

中村雪之丞 玉三郎

中村菊之丞
土部三斎
孤軒老師 中車
脇田一松斎
盗賊闇太郎

秋空星三郎 七之助

賛否両論あるだろう。
いい意味でも悪い意味でも玉三郎ワールド全開。
劇中劇もあり、会話にもいろいろな芝居が出てくる、楽屋落ちもある、歌舞伎ファンにとっては楽しい趣向。玉三郎が第二部の弥次喜多みたいに自由に作るとこういう感じなのかもしれない。
映像で、往時の玉三郎をいろいろと観ることが出来るのも楽しいといえば楽しいが、生の玉三郎を見に来ているので。
また、中車の五役だが、映像出演もあり、歌舞伎の早替りの楽しさがそがれてしまう。
映像の使い方も、工夫を凝らせるところもあり、花道下今でもこんなんなんだとかあるけど。。。
中車の仁木弾正はまだまだ。
玉三郎は大役を演じるが本当にちらっと頭出し。
最後に、楽しい舞踊で何となく満足感が高まるが、話の本筋とどう関係するのかという感じもある。
納涼歌舞伎だから何をやってもいいというチャレンジなんだろう。
ちょっと、美輪さんぽくなってきたなあとも感じた。

コメント
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