新宿ピカデリー
後半はかなり歌舞伎の手法を用いていた。
道成寺を思わせる、踊り。連獅子的な舞等ただ、必ずしも、物語の流れに上手く沿っていると言いがたい面もある。これが歌舞伎の魅力を新しいファンに訴えるものとなったかの検証が必要だ。
花道の渡り台詞で、幹部でない役者がアップになったりして、良いチャンスだったと思う。
それにしても、長い。再演のためには、半分以下にする必要はあると思う。見取りになるか、凝縮になるか、腕の見せどころだろう。
前売りチケットが各部4000円と高額なこともあり、コロナ自粛ムードの中でも客席は埋まっていた。