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Pretenderの備忘録

女帝 小池百合子

2020-11-06 08:57:38 | 読書
図書館でようやく回ってきた。半年待ちだったか。
大部の割に1500円とは、結構良心的な価格設定かも。

よく取材して、矛盾をきちんとついて、真実に迫るという感じだ。
でも本人には取材できない壁があり。
昔の立花隆の田中角栄の金脈研究とかもそうだったか。

おそらく本書の内容はかなり真実なんだろうが、面白いというよりも怖い。
そして、生い立ちに源流を求め、引くに引けなくなりというのが良く描かれている。嘘の上塗りと言うか、何が本当か本人もわからなくなっている面もあるかもしれない。

著者及び告発をしたエジプト時代のルームメートの勇気にも敬意を表したい。

専門家による過去の言動についての心理学的な分析等をしたら、また何かが見えてきて、個人攻撃を超えて社会に対しての警鐘となるのではないか。有権者もマスコミも学ばないといけない。今、アメリカで起きていることとも、根底で繋がっているような気もする。
コメント
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