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Pretenderの備忘録

堀米ゆず子 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

2020-11-11 23:00:52 | 音楽 Classic
演奏活動40周年記念リサイタル。
サントリーホールで、観客を市松の半分にして、無伴奏ヴァイオリンというのは、必ずしもいい環境とは言えないと思う。文化会館の小ホールくらいが一番しっくりくるような気がする。

プログラムノートは、本人が書いていた。
先日のチェロの古川もそうだったが、演奏者にとってのバッハの偉大さが良く伝わってくる。また、エリザベートコンクールや、江藤俊哉先生の思い出が随所にちりばめられた解説となった。

演奏は、よく練られたというか、宇宙に自分と奏者しかいないようなユニバースを感じる演奏だった。静寂の中に響くバッハのヴァイオリンの音色。緊張感があり、素晴らしかった。

サントリーホール

出演 ヴァイオリン:堀米ゆず子
曲目 J. S. バッハ:『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』全6曲より
  ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
  パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
  ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
  パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 

アンコール
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番より「ラルゴ」
コメント
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