テンポよく、言葉遊びも多く、肉体の躍動感もあり、昔の野田作品に近いものを感じる。シェークスピアやギリシア悲劇を散りばめ、オマージュを感じる。
初参加の白石加代子の存在感は圧倒的。高橋一生の舞台は久しぶりだが、もう少し小さい箱の方があってるように思う。まあ、彼がスターになってしまったということだが。
イタコの話を軸に言葉のストーリーがあり、途中で謎が解けて、最後にクライマックスになる。あとで、パンフレットをみたら、野田が不謹慎かもと書いていたが、不謹慎とまでは言わないが、なぜ今このテーマなのという感じはあった。生きるということに持っていくのはちょっと強引か。
東京芸術劇場 プレイハウス
作・演出 野田秀樹
出演
高橋一生 川平慈英 伊原剛志 前田敦子 村岡希美
白石加代子 野田秀樹 橋爪功
白石加代子 野田秀樹 橋爪功
石川詩織 岩崎MARK雄大 浦彩恵子 上村聡 川原田樹
白倉裕二 末冨真由 谷村実紀 手打隆盛 花島令 間瀬奈都美
松本誠 的場祐太 水口早香 茂手木桜子 吉田朋弘
白倉裕二 末冨真由 谷村実紀 手打隆盛 花島令 間瀬奈都美
松本誠 的場祐太 水口早香 茂手木桜子 吉田朋弘