面白かった。
実話のような迫力。
ベルリンフィルに女性の首席指揮者が登場するのはいつになるかわからないのだけど。
米国で言えばMe too、日本では、ジャニーズや猿之助を思わせる、権力とセクハラ、パワハラが大きなテーマ。
同時に自然な形で同性カップルが可視化して存在している。でも、差別の匂いも感じる。
音楽については、マーラー5番やエルガーのチェロ協奏曲が。そして、カラヤンやアバド等々は実名で登場するし、クラシックファンにはたまらない。
サスペンス的な要素もある。
ニューヨークやベルリンの匂いを感じることもできる。
色々盛り過ぎの面もあり、時間も2時間半と長いが、面白かった。
小さなスクリーンだったが、入っていた。
監督 トッド・フィールド
出演 ケイト・ブランシェット ノエミ・メルラン ニーナ・ホス ソフィー・カウアー アラン・コーデュナー ジュリアン・グローバー マーク・ストロング