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Pretenderの備忘録

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

2021-09-04 17:46:11 | 読書
加藤陽子 新潮文庫 2016

学術会議で任命拒否をされた加藤先生の著書。
もともと2007年末から2008年の正月に、栄光学園で行われた5日間の特別講義を、2009年に朝日新聞出版から出したものが文庫に入った。講義の段階から十数年が経過しており、また新事実等も出てきているかもしれないが、私が学んだ歴史では知らなかった話が結構満載であり、刺激的であった。
改めて歴史を学ぶ重要性を感じるとともに、歴史学も進歩しているのだなあと感じる本であった。こういう研究があるみたいな言及も結構多い。講義録の割には、読みにくかったりもするのだが、一読の価値のある書籍。



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