記録を観ると玉手は、昔は梅幸と歌右衛門が競って演じていたようだが、玉三郎はやってないし、最近は菊之助の独壇場だ。色気と親の情と、上手く演じていると思う。歌六他、周囲もきっちりしている。正統派の義太夫狂言を観た感じだ。
空海、暗い場面が多く、話も今一つ面白くなく、眠くなる。夢枕獏ということで陰陽師があるので、関係を良くしておきたいという配慮もあるのだろう。染五郎のために役を作るとか、苦心しているようだが、、、
一、摂州合邦辻
合邦庵室の場 |
玉手御前 俊徳丸 奴入平 浅香姫 母おとく 合邦道心 | 菊之助 愛之助 萬太郎 米吉 吉弥 歌六 |
弘法大師御誕生一二五〇年記念
夢枕 獏 原作
戸部和久 脚本
齋藤雅文 演出
二、沙門空海唐の国にて鬼と宴す(しゃもんくうかいとうのくににておにとうたげす)
空海 楊貴妃 白楽天 廷臣馬之幕 玉蓮 春琴 阿倍仲麻呂/高階遠成 橘逸勢 杜黄裳 白龍 丹翁 憲宗皇帝 | 幸四郎 雀右衛門 歌昇 廣太郎 米吉 児太郎 染五郎 吉之丞 錦吾 又五郎 歌六 白鸚 |
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