満席だったのではないか。若者の招待はあったようだが。
プレトークは、山田と藤田が。山田はもともと喋りが好きなんだよなあ。藤田は着替え前で上下黒のスエットという恰好、(笑)。
演奏は、山田はリハーサル十分なのだろう、オケに細かい指示は出さず、任せる箇所も多かった。オケは安定感があり、弦はシャープでのびやか、柔らかさにはやや欠ける。金管、木管等もしっかりしていた。
藤田のピアノはいつものように憑依型、カデンツァは64小節どころか、長いものだった。堪能した。
この二人は、小澤さん亡きあと、グローバルに活躍するクラシック日本人演奏家になるのかなと感じさせるものだった。
出演
指揮:山田和樹
ピアノ:藤田真央
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:藤田真央
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
曲目
ベートーヴェン:序曲『コリオラン』 Op. 62
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op. 14
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op. 14
ブラームス:8つのピアノの小品より第8番カプリッチョ(ピアノ・アンコール)
ビゼー:「アルルの女」第2組曲“ファランドール”
ビゼー:「アルルの女」第2組曲“ファランドール”
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます