この作品は、寺小屋以外はあまりピンとこなかったが、今回は結構楽しめた。
加茂堤があって、筆法伝授、道明寺、そして寺子屋への流れが良くわかった。
千之助の女形、これから立役で行くのだと思うが、仁左衛門と共演するためか。
静の芝居という印象が強いのだが、必ずしもそうでもないなあと。考えられて作られているなあと改めて感心した。
何度も見続けていると新しい発見があるものだ。
仁左衛門のあと、だれがやるのかというのはある。また、愛之助が出てなかったのがちょっと気になるところである。
十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
加茂堤
筆法伝授
道明寺
筆法伝授
道明寺
〈加茂堤〉 〈筆法伝授〉 〈道明寺〉 | 桜丸 斎世親王 三善清行 苅屋姫 八重 菅丞相 園生の前 梅王丸 腰元勝野 左中弁希世 荒島主税 三善清行 水無瀬 戸浪 武部源蔵 菅丞相 判官代輝国 立田の前 奴宅内 苅屋姫 贋迎い弥藤次 宿禰太郎 土師兵衛 覚寿 | 勘九郎 米吉 橘三郎 千之助 孝太郎 仁左衛門 秀太郎 橋之助 莟玉 橘太郎 吉之丞 橘三郎 秀調 時蔵 梅玉 仁左衛門 芝翫 孝太郎 勘九郎 千之助 片岡亀蔵 彌十郎 歌六 玉三郎 |