四月大歌舞伎 第一部

松緑はやや貫禄不足ではあるが。愛之助は色悪を意識した作り。猿之助はそつなくこなす。若手を大勢出して、ここにも猿之助のプロデューサーが光る。テンポよく楽しめた。

河竹黙阿弥 作

奈河彰輔 補綴

　　通し狂言天一坊大岡政談（てんいちぼうおおおかせいだん）

紀州平野村お三住居の場より大岡役宅奥殿の場まで

大岡越前守 山内伊賀亮 池田大助 平石治右衛門 下男久助 下女お霜 近習金吾 同　新蔵 嫡子忠右衛門 藤井左京 名主甚右衛門 お三 伊賀亮女房おさみ 赤川大膳 僧天忠 吉田三五郎 大岡妻小沢 天一坊

松緑 愛之助 坂東亀蔵 歌昇 巳之助 新悟 男寅 鷹之資 左近 青虎 寿猿 笑三郎 笑也 猿弥 男女蔵 松江 門之助 猿之助

KOBUDO－古武道－ 15th Anniversary Concert 〜光〜

入場時にワンドリンク500円。知らなかったがHPに書いてあった。

彼らは世田谷パブリックシアター等、音響にさほどこだわっていないので、この三井ホールもあるのだろう。しかし、ビジネス系のビルのホールはイマイチ。日経も、読売も、この三井も。

一部は最新アルバムから。過去の曲のリメイクやライブ録音もニューCDにはあった。

二部は、15年を振り返るということで、アルバムから一曲ずつを選んで、スクリーンにはアルバムが投影された。そして、百花繚乱等。アンコールは夜明けのラブソディ。

客層はイマイチだった。和服で喋り続けるオバはん集団等。

大手町三井ホール

KOBUDO－古武道－（古川展生：チェロ/妹尾 武：ピアノ/藤原道山：尺八）

アンチポデス

休憩なしの約2時間。

最初から結末が何となく予想できるので、疲れや苛立ちを観ていると感じる。それこそ、多分作者の企みなんだろうと思う。

役者はそれぞれ熱演。演出が多く、たまに役者をやる白井だが、今回ははまり役か。高田は老けちゃったなあとビックリした。

人種の問題も出てくる。やっぱりこれはNYとかで観たかったかな。

新国立劇場小劇場

【作】アニー・ベイカー

【翻訳】小田島創志

【演出】小川絵梨子

【出演】白井 晃　高田聖子　斉藤直樹　伊達 暁　亀田佳明　チョウ ヨンホ　草彅智文　八頭司悠友　加藤梨里香

都響スペシャル

満席だったか。

最初にウクライナの作曲家の4分程度の短い曲で、平和への思いを。美しい曲であった。

続いて真央くん登場。相変わらず憑依した感じで、凄い迫力。ガンガン押してくる。ラフマニノフを聴いてみたいと思う。

英雄の生涯は、ちょっと鳴らしすぎかなあとも思った。矢部のソロはしっかり。大野の表現は、少しコミカルに作品を捉えているか。

良い演奏会だった。

出 演

指揮／大野和士
ピアノ／藤田真央
ヴァイオリン／矢部達哉（都響ソロ・コンサートマスター）

曲 目

• ヴァレンティン・シルヴェストロフ （アンドレアス・ジース編曲）：ウクライナへの祈り（管弦楽版） [日本初演]
• シューマン：ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
  曲目解説
• R.シュトラウス：交響詩《英雄の生涯》 op.40

【ソリスト・アンコール】
モーツァルト：ピアノソナタ ハ長調 K.545 より 第1楽章 アレグロ
（ピアノ／藤田真央）

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広島ジャンゴ2022

蓬莱作品は、いろんな仕掛けがあるが、今回は仕掛け大がかり。時空を超える感じ。闘う女性を訴えたいというが、天海はイメージは合うが、今一つ。鈴木ももったいないなあという感じの使い方。ちょっとドタバタ。うーん、多作だといろいろあるよなあ。

満席。渡辺えりが来ていた。今年に入って数回、劇場で見かける。もはや業界の大物だしなア。

シアターコクーン

［作・演出］蓬莱竜太 

［出演］天海祐希 / 鈴木亮平 / 野村周平 / 中村ゆり / 土居志央梨 / 芋生悠 / 北香那 / 辰巳智秋 / 本折最強さとし / 江原パジャマ / 川面千晶 / エリザベス・マリー / 小野寺ずる / 筑波竜一 / 木山廉彬 / 林大貴 / 宮下今日子 / 池津祥子 / 藤井隆 / 仲村トオル ［演奏］熊谷太輔(ｄｓ) / 河村博司(ｇ)