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Pretenderの備忘録

デカローグ A

2024-04-24 22:54:36 | 芝居・ミュージカル・バレエ
1は最後に書かれたらしい。子役が非常に重要な役割で、見事に演じている。話は、正直、結末が割合と早く見えてしまう。
3も結末は何となく見えてしまう。話はなんか見ててイライラする面がある。男性に対しても女性に対しても。
ポストトークで、それぞれの役者さんの苦労が語られていた。

デカローグ1 「ある運命に関する物語」 [演出:小川絵梨子]
ノゾエ征爾 高橋惠子 亀田佳明 チョウ ヨンホ 森川由樹 鈴木勝大 浅野令子 石井 舜 木下希羽 関 大輝


デカローグ3  「あるクリスマス・イヴに関する物語」 [演出:小川絵梨子]
千葉哲也 小島 聖 亀田佳明 ノゾエ征爾 浅野令子 鈴木勝大 チョウ ヨンホ 森川由樹 関 大輝 木下希羽 

ポストトーク 
中井美穂 ノゾエ征爾 高橋惠子 小島聖 千葉哲也





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異人たち

2024-04-23 23:36:31 | 映画
原作は読んでいない、日本版の大昔の映画も観ていない。
死者との対話というテーマは、能の世界によくみられるテーマである。
幽霊というか、死者のホラーは、円朝の牡丹灯篭の世界を彷彿とさせる。
山田太一にそうした影響があったことは想像に難くない。

それらを踏まえながらも、本作の舞台はロンドンであり、テーマはゲイの人生である。現代でもゲイの生きにくさはあるものの、死者との対話により、過去よりも時とともに環境が変化していっているというのを描いている。でも現状を肯定しているわけではないだろう。

Mick Jaggerにgarbageと言われた、frankei goes to hollywoodの美しい曲が画面を彩る。
例えば、主人公の恋人がソファーで読んでいた本は、Henry David ThoreauのWaldenだったり、小物も素敵だ。


原作 「異人たちとの夏」山田太一著(新潮社刊)
監督 アンドリュー・ヘイ
キャスト アンドリュー・スコット, ポール・メスカル, ジェイミー・ベル, クレア・フォイ


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ジャニーズ61年の暗黒史

2024-04-21 18:12:56 | 読書
新ドキュメントファイル 小菅宏 青志社2023

ジャニーズ取材歴50年のジャーナリストによる本。50年取材して、性被害について今まで報じなかったことについての、言い訳っぽい。裁判記録、北公次、元祖ジャニーズなど、過去の告発について辿る。そして、錬金術、豊川誕、クスリ、独立、不祥事等、知らなかった話もあるが、驚愕の話もないし、近藤真彦と中森明菜の件は、性被害とは関係ないものの触れられていない。

非常に近いところにいたことは数々のエピソードから窺えるが、なぜ今まで触れなかったのかについての、自己反省みたいなものがないので、薄っぺらく感じる。大手出版社からでないのもそうした背景だろう。
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《アイーダ》(演奏会形式/字幕付)

2024-04-20 22:47:22 | 音楽 Opera
ゼッフィレッリ(MET、スカラ、新国立)で育った身としては、アイーダのコンサート形式はきついだろうなと思った。ムーティーと鈴木さんの対談を読んでいると、ムーティーは、第二幕がメインと思うのは違う、室内楽的な音楽だという。ある意味、ゼッフィレッリ演出に対する批判だろう。

タイトルロールが、ちょっと不安を感じたが、しり上がりに良くなっていったので、安心。他も、しっかりと歌い上げて、ムーティーの期待にも答えたろう。

そして、春祭オケ、コンマスの郷古が、今回の春祭、大車輪だったが、しっかりと大役を果たし、ムーティーも満足してたようだ。


東京文化会館

出演
指揮:リッカルド・ムーティ
アイーダ(ソプラノ):マリア・ホセ・シーリ
ラダメス(テノール):ルチアーノ・ガンチ※
アモナズロ(バリトン):セルバン・ヴァシレ
アムネリス(メゾ・ソプラノ):ユリア・マトーチュキナ
ランフィス(バス):ヴィットリオ・デ・カンポ
エジプト国王(バス):片山将司
伝令(テノール):石井基幾
巫女(ソプラノ):中畑有美子
管弦楽:東京春祭オーケストラ
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:仲田淳也
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経済学レシピ

2024-04-20 10:37:00 | 読書
食いしん坊経済学者がオクラを食べながら資本主義と自由を考えた ハジュン・チャン著 東洋経済新報社 2023

食べ物好きな韓国人の経済学者、現在はロンドン大学で教鞭をとっている人が、エッセイというか、落語の枕のように食についての話題から様々な経済の問題について語る。一般教養課程の経済学という感じか。
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