深みのあるグリーンが気に入って買ったバッグ。 やわらかいひつじの革で、中は3つの部分に分かれています。裏にもポケットがあってとっても便利。 ガイドブックや折りたたみかさも入ります。 持ち手の部分は、手提げサイズから斜めがけのショルダーの長さにまで調節できます。 お値段も手頃で言うことなしーなのですが・・・・
ちょっとシンプルすぎるんではないかなあ。 かぶせの部分が大きさの割にだだっ広くて。
そこで、ちょっと手を加えてみました。
こんなパーツを2個作りました。 バッグ本体の色と調和する色を出すのにちょっと苦労しましたが、まずまずのできです。
それをかぶせの部分に貼り付けて縫いつけます。 かぶせの裏側にひびかないように「すくい縫い」をしますが、これが一番大変かな? といっても小さな物なのでそんなに時間はかかりません。
量産された既製のバッグが、わたしだけのオリジナルバッグに早変わり。
こちらは、キャンバス地のバッグ。 お値段840円也。 中が3つに分かれていて、ファスナーもついていて、これもとても便利なのです。 素人ではなかなかここまでていねいには縫えません。 でも持ち手がビニール製で見るからに安っぽい。
そこで持ち手を牛革にし、中央にこれも牛革のレースでステッチしました。
持ち手を止めるカシメも上等のですよ。
別にポケットを作り、これもすくい縫いでバッグに縫いつけました。 すると、ほら~
なかなかいいバッグになったでしょ? 840円には見えません。
作業台の上で写したら、染料だの端革だのがちらちらと写ってしまいましたが、撮り直すのもめんどうなので、そのまま載せちゃいました。
型紙から自分で考えて作るバッグも作りがいがありますが、こんな風に既製のバッグをたったひとつのバッグに作りかえるのも楽しいものです。