高速道路の高架下を通ったら、いきなり鳥が飛び立ちました。こんな所にいる鳥ってー
もしかしたらもうツバメが来たのかな?
車をおりて巣を探しましたら・・・・・・
コンクリートとコンクリートの10センチ足らずの隙間に、枯れ草がいっぱい詰まっているのを発見。 ははあ、これは椋鳥かも。 以前子どもの本で読んだのですが、椋鳥は人家の雨戸の戸袋に巣を作ることもあるそうなんです。
以前勤めていたY小学校には大きな栴檀の木があって、高学年の子どもなら手が届く高さに洞がありました。 そしてその洞の中に椋鳥が巣を作っていました。 悪童どもがその洞に手を突っ込んでいるのをみつけて、叱ったこともありましたっけ。 でも全体的にはY小学校の子どもたちは素直でやさしい子がほとんどで、手近にある鳥の巣をいたずらすることもヒナを傷つけたりすることもなく、ヒナたちは無事に巣立っていきました。
この巣の上には、青少年がこっそり読んだらしいいかがわしげな雑誌が。 ということはこの巣も人間の手が届く高さにあるんです。
よく見ると、他の隙間にも巣が。 なぜこんな人目につきやすいところに巣を作るのか、椋鳥の気持ちがわかりませんねえ。
わたしが巣をのぞき込んでいたら、心配になったのか、鳥が帰ってきました。 やっぱり椋鳥でした。
別の日、別の場所で、なかよく草の中をつついている椋鳥を発見。
車を止めても逃げようとしません。 よっぽどおいしい食べ物があったのでしょう。
車を降りてすぐそばで写そうと近づいたら・・・・・ やっぱり逃げられてしまいました。 ごちそうを食べながらも警戒心は怠ってなかったようです