ちょっと話題が古くなりますが、 年末年始、うちのほうでは大風が吹き、小雪がちらつく寒いお正月を迎えました。
初詣の途中、屋根よりも高く茂っている大きな葉を見つけました。
ああ、昨日の風で芭蕉の葉もボロボロだわねえ。
しかし、よく見ると、
こ、これは!
もしかして、バナナの花ではないですか?
天井からつり下げられたライトのような花の上をたどっていくと・・・・・
まさしくバナナの実
感動しました。 気候温暖な愛媛とはいえ冬には雪も降ります。何年に1回かは数センチも積もります。 その環境に適応して、実までつけたバナナ。 その順応性に拍手です。
この寒さで実はどうなるのでしょうか。 後を見届けたい気がします。 いえ、それよりも、もしかしたらうちのハウスなら立派に育つんじゃなかろうかと・・・・・・
1月11日追記
弟から電話がありました。
いきなり、
「あれは芭蕉よ。」
え? 何のこと? ああ! ええ~? バナナじゃないの~
植物を専門に勉強した弟にしてみれば、わたしの知ったかぶりのブログの中には小さな間違いがいくつもあるそうで、「間違いはその都度電話してよ~。」と言ってきたのですが、ずいぶん後になってしか教えてくれないのです。 でも、今回ばかりは見過ごすことのできない重大な間違いだったらしいです。
植物学的にはバショウ属のすべてをバナナというので、間違いではないけれど、世間一般から言えば食べられるバナナとバショウとは全然違うと・・・・ そりゃそうですわね。
バショウの実には種が多いがバナナの実には種がないとか、芭蕉の葉は二つに折れるがバナナの葉は開いているのが多いとか、いろいろちがいがあるそうですが、よく分かる違いは、花(正確には花穂)から実までの距離が、バショウは長くて、バナナは花のすぐ上に実がなるんだとか。
ふんふん、とにかくあれがバショウだったことはわかりました。 がっかり~
バナナと信じて読んでくださった皆様、申し訳ございませんでした。お詫びして訂正します。