あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

大オニバスの咲く公園

2020-09-20 09:52:39 | お出かけ

  トラオとウマオをつれて今治市の市民の森へ出かけました。

 市民の森にはちょっとした遊具があって、広々とした森や花壇があって、興味深いことに大オニバスが栽培されているのです。

 ここへ来たのは何年ぶりかしら。両親を連れてボタンの花を見に来たのが最後でした。老人連れでしたから広い園内を十分見ることもせず、ボタンだけ見て帰った記憶があります。

 駐車場のそばにある池で、鯉のえさやり。

 
 こんなにスイレンが広がっていたかなあ。

 



 人が来ただけで鯉が寄ってきました。



 えさは、麩と、なぜかボーロ。これって人間が食べるため? 鯉にやるため? 賞味期限もばっちり残ってるし・・・

 あとで売店のおばさんに聞いたところ、食べてしまう子どもがいるので賞味期限内のものを売っているそうな。おばさんと言ってもわたしよりはずっと若い人ですけどね(笑)

 亀もやってきました。大半はミシシッピーアカミミガメのようでしたが、そのなかに

 これってスッポン?

 

 
 スッポンですよね。
 
 ただのえさやりだけど十分楽しんで、
 


 ぐるっと池を回って、大オニバスの所にやってきました。意外と小さい池でした。幼稚園のプールくらいの丸い池。そこに3株植えられていました。
 牡丹の咲く頃はまだ葉っぱが小さかったのかな?それとも見逃していたのか、あまり記憶にありません。

 いつもだと小さな子どもを葉っぱに乗せてくれたりするらしいのですが、今年はそんなイベントもなし。

 大きい葉っぱです。

 多分1メートル50センチくらいにはなるのではないでしょうか。



 縁がお盆のように立ち上がっているのがおもしろいです。

 

 葉っぱの表面のしわ。



 雨が降ったとき、葉っぱの上の水はどこへいくんだろうねえ。
 
 花は、残念。 開いているところを見てみたいです。
 


 どの部分を比べても、見慣れた蓮とは大違いでした。
 子どもたちが、そばの長い滑り台を滑りたいというので、えっちらおっちら木の中の階段をのぼりました。
 


 見えているのは中間地点。滑り台のスタートは右手のもっともっと上の方です。この中間地点と地面とは、手前の太いロープで編まれたネットでしかつながっていません。
 やっとこさ上に着いたと思ったら、子どもたちはすでに滑り降りていました。 やれやれ・・・

 下へ降りるにはーもと来た坂を(結構急斜面)歩いて降りるか滑り台を滑り降りるか。考えた末に滑り台をすることに。だって、スピードが出そうで怖いんですもの。ジェットコースター系は苦手です。

 滑るところがローラー式の、長い長い滑り台でした。半分降りたところでおしりが痛くなってギブアップ。先ほどの中間地点です。しかしここからはネットの上を降りなければなりません。昔はね、こんな所子どもと駆け回っていましたがー

 おそるおそる降り始めると・・・大丈夫。靴がサンダルだったので、ちょっとだけおぼつかない足取りでしたが、おしりが痛くなるよりはましでした。

 ここにも親水ゾーンがあるのですが水は涸れたまま。



 ここだけ違和感たっぷり。

 それから、あの橋の上の道をとおって



 林の中にはもうドングリ





 クヌギの帽子が完璧な姿で

 でも、実がどこにも見当たらなかったのです。

 ちょっとおもしろいもの見つけたのですが

 一見すると花のつぼみに見えますが、ドングリ。こんなにくっつき合ってなっているのです。いったい何の木かなあ。

 林を抜けて、遊具があるかなと行ってみた場所は広場しかありませんでした。でもすばらしい見晴らしでした。

 今治のランドマーク、国際ホテルです。

 その向こうに見えるのは瀬戸内海。

 お天気がいいぶん暑くて暑くてー

 駐車場横の売店で子どもたちにかき氷を買ってやり、売店のおばさんとしばらく話をしました。

 話し好きとみえて、公園のいろいろな情報を教えてくれました。大オニバスは別の場所にも植えてあって、そこの方が葉っぱが大きいのだとか、さっきの大オニバスが子どもを乗せて傷んだら、そこから代わりの葉っぱを持ってくるのだとか、要するに何かあったときのために、ピンチヒッターを栽培しているようです。今年は、その別池の葉が虫に食われてなくなったんだとか。花は一日に2回、夕方にも咲くとか、花を見るために昨日は香川県からお客が来たとか・・・

 最後に、牡丹を見ないでどうする、来年は必ず牡丹を見に来るようにと、念を押されました。

「西条市のお寺の有名な牡丹があるでしょ?(ああ、法安寺ね)あの花が終わったらおいでなさい。あちらの牡丹は古いから花が咲くのが早いけど、ここのはそれが終わってから見頃になるから。」

 なんだか、来春は絶対に来なきゃいけないぞ、という気持ちにさせられました。

コメント (2)
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