・今日は午前中、いろいろと世間のしがらみの仕事をして、午後から大学へ。学内インターネットの手続きをしたり、図書館の借り方の手引きを見ながら図書を捜していた。まだ大学内の建物の位置関係がよくわからんのだ。もっともわからん内に人に聞いておかないと、いかんと思っているから積極的に聞くことにしている。警備の人とも今日は冗談を言って学内に入っていった。その内容は言えない。(^0^)/
・非常に快適な図書館である。内容もすばらしい。私は、文学古典系と哲学系から4冊借りてきた。さらに、英字新聞のコピーも。昨日の大風の記事があったので、電車の中で斜め読み。
・古典系はいいなぁ。実にいい。
・院生室で読書をずっとしていた。それと、学内インターネットの設定も。
・Tablet Personal Computerも使えるようになったし。快適である。技術力がないので、設定にちょっと手間取ったが。
・カードを復活させた。読書カードである。これは実にいいものである。持ち運びしても大丈夫なように、カード専用のバインダーが100円ショップに売っていたので購入した。こんなものまで、100円で売っているのだ。サイズは例のはがきサイズ。読書しながらカード取るのに実にいい。
・夕方になったので、そろそろ電車で帰ろうとして求名駅に向かった。
・門のところに学部生らしき女性が立っていたので、邪魔にならないように迂回して道に出た。5メートルくらい歩いただろうか。
・「コウチョウセンセ」という声がした。まさか、私のことではないと思っていたからそのまま歩こうとした。そしたら再度「校長先生!」と聞こえたのである。振り向いた。
・「県立銚子の卒業生です」
・学部を聞いてみた。今年新設の看護学部であった。県立銚子の担任の先生を即座に思い出したので、I先生ですか?と聞いてみたら正解だった。
・はれまぁ、よくぞ私のようなモンを覚えていてくださいました・・・と感激していたら「昨日の入学式で大学院の席にいらっしゃったから、すぐわかりました。びっくりしました」とのこと。
・呵々大笑である。私のヘアスタイルはちょっと特徴があるから、(ちょっとどころかオオイにであるケド)目立ったのですかね?と聞いてみた。まさか卒業した時の校長が同級生になるとは・・・とがっかりさせてしまったのかなと思ったので、内緒にしていてごめんなさいねと申し上げた。
・彼女の反応はそうでもなかった。大学院にご老体が無理して入っていることに、あちらも感ずるところがあったらしいのだ。微々たる教育効果であるのかもしれない。
・良い学部に入ったね、看護学部は勉強大変だろうけど、頑張ってね・・と言って別れた。あ、最後に「県立銚子校長ブログ、閉鎖したんですね。毎日楽しみにしていたのに」と言われた。こっちのブログを紹介してあげたが、訪問していただいただろうか。
・久しぶりに爽やかな気持ちになった。
・こんなことを味わうことができるのも、還暦にもなってあえて老学生を気取っている私の幸福ポイントである。
・教師をやらせていただいて、本当に幸福であったと思っている。こんな出会いもあるからである。これからは、教えていただく一方になる。こっちの方が心配である。本当に心配である。
・彼女のような若さがないからである。
・やるっきゃないですねぇ、私の場合は。