・今日は中国から来られた大学の先生方と議論をしておりました。約3時間。日本語教育の専門家であります。たいへんなエリートぞろいで、母国語を中国語にしておられながら、日本語も実力がある。これはうかうかしておれません。37年も国語教育をやってきて、愚生なんぞなにをかいわんや。
・特に参考になったのが、母国語と違う日本語でもって専門家として立つにあたり、その習得と学習の違いということで、その手法や学び方あるいは教授メソッドについて、いかにあるべきかということでありました。非常に参考になりました。こういうお話は聞いたことがない。しかも、中国の大学で実際に大学生に指導をなされておられる方々であります。初めて聞くようなお話が多く、これは日本の国語教師のみならず、英語の教師にも聞かせてあげたいくらいのハイレベル。
・これ以上はここに書けないのが残念であります。
・どっかでいろいろと取り上げていきたい話題ではあります。
・そして、またまた参考になりましたのが、研究方法。本学図書館は、本学の学生になると(院生ほどその恩恵を受けています)なにしろいろいろな研究論文が入手可能であります。その方法をちょっとうかがって、実はそのことにうかつにも気がつかなかったのであります。(うかつなことばかり多いです・・・・トホホです)
・もっとも武蔵野大学大学院では、K教授に教えていただいていたのでありますが、まだ熟知していなかったのであります。(これは圧倒的に愚生の不勉強です)
・実際のところを家に帰ってからいろいろ試していましたら、ブログの記事を書くのを忘れておりました。
・茅屋の書庫にあるプリンターは2台でありまして、うち1台は、コピーを兼ねております。ですから、実にたくさんの印刷物を作って喜んでおりました。それもただ単にファイルするのではなく、提出論文のようにちきんと製本できるのが、嬉しいことに100円ショップにありますので、それでホチキス止めして手元に置いています。(これいいですよ。。。受験生のみなさんにお勧めです)
・こうした実にささやかな試みが実力となっていくわけであります。
・ただし、私は実力をつけても、リカレント教育ですから、目的が無い。なにかの役職についてなにかをやってやろうということはできない。「場」がない。いろいろ寄稿はしていくつもりではありますが。
・それでいいんでしょう、それで。
・しかし、今日は勉強になりました。日本人では私一人ですが、クラスメイトになられるということです。これでやっと同級生ができました。ありがたいものであります。しかも、相手はトップエリートです。ついていけるかどうか・・・。エライ不安でありますが。
・しかし、いつまでも弱気でいるわけにもいきません。
・今日は、世阿弥の芸術論集を原文でいろいろチェックしておりました。教育の方法と技術という愚生の千葉科学大学での講義にも有効な文章を発見したりして、それをA6の情報カードにメモをしたりして、9時から午後の3時までを院生室で過ごしました。それから、場所を変えて冒頭のクラスメィトとの約3時間に及ぶ議論の場に移ったわけであります。
・終わったらくたくたになっていました。いつもは帰りの電車の中では、英文解釈の問題練習をしながら帰るのでありますが、今日は疲れました。居眠りをしてしまった。気がついたら、八日市場駅。あっと思いました。乗り越したら、スポーツジムに行けない。(^0^)/ウフフ
・眼が覚めたので、ちゃんとスポーツジムにも行けたのであります。健康体力に配慮した実に理想的な知的生活を送っております。自画自賛ですケド。
・ありがたいものであります。
・しかも、今日は非常に貴重な体験でありました。新しい「眼」を開かせていただきました。ありがとうございます。
・これからもよろしくお願い申し上げますと、東金の方向に向かって祈りました。本当にです。