・三つある学食の一つで牛丼をやっていたので食べてみた。美味しかった。(^0^)/どんどん生活が規則正しくなっていく。毎日、大学に出勤しているような感覚になってきた。大学の職員にも先生にもなれるわけもないケド。もっとも、学割のきく正々堂々たる学生証所有者ではあります。ありがたや、ありがたや。今度け~たいもタダ友というのがあるんだそうですね。聞いてみようっと。
・今日の院生室には、ずっとずっと読書をしている院生が二人いた。論文をお書きになっておられる雰囲気であった。たいしたものです。(院生室には学部生は入室できない。セキュリティがかかっています)
・今日は、初めて行った院生室であった。いくつかあるのである。大学の研究紀要が置いてあり、最初の計画とちがってそちらを読み始めていたら、それがなかなか面白い。いろいろな種類があって、学部レベルの卒論もなかなかのもの。ワシに書けるかという悪魔のササヤキが・・・・笑い飛ばしてヤッタケド。
・唯識学のノート取りをしていた。もっともこれはマスターからやっていたこと。やや散漫なノートになっていたので、ちょっと整理した。こんなのもなかなかいいものである。
・そして、能楽の源流追求。こちらもなかなか重たいテーマである。4月からやっているので、ピッチも早い。それなりのカタチをつけておかないといかんと思っているからである。
・それにつけても、相当絞り込んだ情報収集をやっているという自覚がある。せっかくだからといって、あれもこれもやるとそもそも最初からキャパの乏しい頭だから、困難が予想される。これは武蔵野大学大学院のK教授に教えていただいたことである。ほんとうに感謝している。
・若い時だと気がつかなかったことが一つある。それは、だんだんと古典のしみじみとした良さが、年輪と共に経験則としてそれこそ体で味わっているのではないかと思うようになってきた。受験勉強のような正解を出すというのではない。それだと今でもアタシのような者は困難が多い。そうではなく、・・・要するに年取ったということであろう。
・ただし、芥川が一宮でいろいろ女性問題でどうのこうのというのは有名であったが、あれもそんなに興味はない。夢二もそう。いろいろ女性問題があったそうだが、関心無いですなぁ。だいいち、私はまったくもてないし。よって恋愛の苦しみというのも全くないんである。
・むしろ内田百聞さんのような変人に興味がある。銚子にも来ておられたそうだが、これまたなかなか実に面白いキャラのお人である。あまり読んだことがなかったから、ちょっと読んでみよう。本学の紀要で知ったのである。これもまた学恩である。優れた方々に学ぶのである。知らないから学ぶ。これでいいのである。
・昼食をいただいてからずっと院生室にコモッテいたので、キャンパスを散歩しながら、図書館に行った。
・デーケン先生のVTR(3巻目)を視聴しに行ったのである。
・なんとテーマが「伴侶を喪う前に」というものであった。なんと、なんと。思わず周囲を見まわした。もしかして、吾輩の女房殿がいたら困ったことになると咄嗟に考えたからである。もっとも、NHKの人間大学講座のVTRである。誰でもそんな思いをしながら見ていたのかもしれない。
・読書カードを手に見始めたら、面白い。実に面白い。もう一本見ようかと思ったが、既に5時を回っていた。帰らないとプリンターが買えない。
・やむなく帰ることにした。また明日図書館でデーケン先生とお会いしましょう。