と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

孫が帰ってしまった・・

2012年04月29日 23時28分16秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

・灯の消えたようなという言い方があるが、まさに孫が帰ってしまった後の寂寥は表現のしようもない。予期していたとは言え、これはたまらん。

・昨夜まで、書庫まで聞こえてくるような、かわいい声でぴひゃぁ、ぴぴぃひゃぁ・・・と泣いていたのが、いなくなったのである。たまらん。

・長女をヨメにやったのだから、これは当然である。

レヴィー・ストロースは、女性の贈与論を人類学的にのたもうた学者せんせいであるが、ほんとうに、長女を遠隔地にヨメに出し、はたまたその子を産みに帰ってきて、この3ヶ月ほど在宅していたのである。それが、今日のお昼に、ムコドノとかわいい孫と一緒に、まったくあっという間に、ささささぁっと帰ってしまった。

・さみしいのぉというわけである。当然である。往生際が悪いと叱られそうだが、そう感じるものは感じるのである。

・初孫なので、初めて知る寂寥感である。いろいろ自分を分析してみたが、やはり孫に拘っているのである。ずっとだっこもしていたし、言葉かけもずっとやっていた。おむつ替えだって、長女と長男の赤ちゃん時代のときはやっていたのでやれるのだが、長女がやらしてくれないから不満だったくらいである。

・自分の血を分けた孫だからからなのかと最初は思ってみた。あるいは、我々世代の人間がよく言うところの、自分だってよそんちの女性を略奪してきて、ヨメさんにしたからかとも思ってみた。どうやら違うようである。フロイド流の(嫌いなんだけど)理論で説明可能なものでもないと思って言っている。

・じゃぁなんなのか。

命のつながりということのような気がするのである。オレの後に、オレのこどもたちがいる。そしてその後に孫がいる。逆に考えれば、オレの前には無数の命が存在している。その無数の命のおかげで、オレも、長女も、長男も、孫も、そしてその後も連綿と続くのではないのかということである。

・じゃぁオレってなんなのだ?と思う。ただの流れか?・・・川のような。

・そうかもしれないのだ。

・愚生だっていつまでも元気でいたいけど、いられるワケもない。誰でも命は、次の世代にパスしていかなくてはならない。

・仕事もそう。有期のものであるのだ。いつまでも、拘っていてはならないのである。会社を定年退職して、時々永久追放を受けた会社を訪ねてはかつて部下であった後輩諸君を呼び捨てで激励して、不快感を与えて、嫌がられるという話はよく聞く。バカの骨頂である。

・私は、週に一度は前の職場近くにある千葉科学大に行っているが、ただの一度も前の職場の邪魔をしにいったことはない。バカでもあるまいし、全部メールで用が足りるのである。何をいまさら、ご迷惑をおかけしにいくことはないのである。それくらいの恥は知っているつもりである。バカなあたくしではあるが。否、バカであるが故に、あるいは恥の多い半生を送ってきたが故に、行動には慎重であるからである。

・存在というのは、「過程」である。今、現在と言ってもいい。昔のことはきれいさっぱり忘れ、明日という未来へ、今現在のことをパスしていくことが重要である。それが「贈与論」であるのだと、思っている。

・どうやらこれはレヴィ・ストロースせんせいの回答が正解のようであると、経験上思っているのである。

 

・これからは、月に一度は孫の顔を見に、小旅行をするつもりである。ただのじぃさまでありますから。(^0^)/ウフフ

コメント
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4月28日(土)のつぶやき

2012年04月29日 03時31分21秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年
22:54 from web
最近のマスコミの動向を拝見させていただいていると、政治的なご発言をなされる学者先生が多くて、大丈夫かいな?と時々思うことがあります。愚生のようなものは、世間のことについてはよく知らないものですから、知らないことについては耳学問でいろいろと情報収集をさせていただいています。

22:57 from web
つまりまだ判断がつかないのです。もっとも個人的には、いろいろ考えることがあって、それなりに行動はしています。例えば選挙にはいきますから。

22:59 from web
しかし、なんでもかんでも、ある一定の思考のもとに、どんどん結論をはき出して、それを他人に強制するというのはできません。その程度のおっさんでしかないんですから。その辺はおとなしいものであります。分をわきまえているつもりです。好きなことをして、好きな本を読んでいるだけですから。

23:01 from web
明日、孫がムコドノの家に帰るのであります。かなしゅうてなりませぬ。もう、すっかり耄碌しておりますので。

23:02 from web
見れば見るほどワシに似ているような気がしているとのたもうたら、随分嘲笑されました。

23:03 from web
いいじゃぁないですか。所詮、人間なんて私的なせせこましい世界でしか生きられんのですから。

23:04 from web
その証拠に「個人的には」とか「個人的見解によりますと」とか、まるでインテリのようなご発言をされる方がたくさんおられる。

23:06 from web
ワシはインテリではないので、そういう個人的なことの積み重ねがこれまでの人生であったとおもうとるので、どっかワケがわからなくなるのであります。どう~か、ワシのようなアタマの悪い人間でもわかるようにご説明してくださりませ、と毎度申し上げているんですが。。。。。。

23:10 from web
義母が、86歳になるんです。体のあちこちが痛いのに、腰も手も悪いのに、ずっとひ孫をだっこしていて飽きることがない。しかもまったく泣かない。義母にだっこされるとすやすやとなる。これは不思議でありました。なんという人間界の真理でありましょうか。

23:11 from web
人間というのは、ほんとうに不思議な存在であります。追求する価値はあります。耄碌していても、これくらいのことはワシでも考えられるんドス。

23:20 from web
今日の夜はN東高校というこのあたりでは、屈指の進学校の生徒と玉勝間を・・・・古文の授業だとワシは生き生きしてきますねぇ。わらっちまったです。16年も授業ができなかったから、今になって燃えているんですからね。だから人間は不思議な存在なんですよ。

23:22 from web
予想どおり、実際の授業には短時間で復帰できました。16年も管理職をやってきたので、無理かなぁと思っていたんですよ。マジに、ね。それくらい授業というモノは、神聖なものであると思ってきましたから。教材研究無しにやってはいけないことでもありますし。知ったかぶりは一番よくない。

23:25 from web
だから、冒頭にもどります。知ったかぶりで、専門外の政治のことまで、クチを出すべきではないのだと思うんであります。

23:25 from web
良心であります。まことに良心。

23:27 from web
政治をやれるひとほど、器もでかくないですし、所詮田舎教師の端くれでありましたから。

23:36 from web
あああ・・・あと数時間で、孫とお別れです。爺としては、哀しゅうてなりませぬ。朝まで起きていようかしらん(^0^)/

by tym943 on Twitter
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/