今日は、ホントはローマにいたのであるが、イタリア怪人紀行を前日にキャンセルしたから日本にいる。そして「健康生活支援講習」のTestを昨日受けて、100点を取れた。こんなに嬉しいことはない。明日からの生きるチカラになるかも・・・ボキの場合は。
健康生活支援講習というのが、昨日老人大学で終わった。ローマにいたはずであったから欠席予定であったのだが、復活させていただいて、昨日は老人大学に登校したのである。
日本赤十字から出ているテキストを使って老人大学の負担で実施してくださった授業である。先生方も赤十字から来てくださった本格的なものである。
都合3週間の講義と実習の連続であった。内容は、実に今のボキにぴったしである。高齢になったら、どのように健康な生活を送るか、あるいは身近にいる高齢者(配偶者)をどう介護していくかという喫緊の課題である。
内容は、章立てを見ただけでもわかる。
第1章 高齢者の健康と安全
第2章 地域における高齢者支援
第3章 日常生活における介護
以上である。
A4版で180頁はあるような本格的なテキストである。
特に参考になったのが、「第3章 日常生活における介護」であった。
介護の段階になった高齢者(つまりボキのこと)をどのように介護するかということが話の中心であったのだ。
これを介護する方から見ていたのではない。
ボキはあくまで、「介護される方からの視点」で受講していたのである。介護をする方からではない。あくまでそういう覚悟である。マジに。
勘違いをしたらアカンと思っていた。介護する方からの視点で見ていたら、こういう講習は、他人事になっちまう。所詮、オレには関係ねぇ話だ、オレはアタシはいつまでも健康で元気だからという案配になっちまう。ヘタしたら、オレはアタシは死なない、配偶者を看取ってから死ぬのだと思ってしまいがちになる。
なにもそういうのは、禁句なのではない。ダレだって、死ぬのである。100%である。どんなに嫌がっても、100%である。諦めるしかないのである。
それをである。介護は自分がする方であって、される側にはいないと思う方がおかしいのではないか。
だから、今回の講義・実習は身につまされたのである。
とりわけ、配偶者のおむつ交換実習というのは身にこたえた。確かに、そういう可能性はボキの場合も古女房共々あり得る。どっちが先で、どっちが後かということである。しかも具体的に実習までさせていただいた。
これはこれからの老後を生きる上で、実に差し迫った問題でもある。
おむつを交換する方も、される方もそれなりの覚悟がないとできない。しかも、相手のことを毛嫌いしていたら、できない。わかるかな?
そういうことなんである。
後は、車いすになったときのハウツーも教えていただいた。これも印象に残った。車いすになる可能性はダレも否定できないからである。
食事の仕方、させ方も大変にベンキョウになった。介護とかかわる場合の食事である。
排泄の仕方、させ方もそうだった。ポータブルトイレのことも教わった。排泄ケア用品のことも教えていただいた。
半身麻痺になった場合の仕方、させ方も実習コミであったからこれもまたベンキョウになった。
清潔にしてどのように生活していくかということについても、実に良かった。アタマの洗い方まで教えていただいた。ま、ボキのようにアタマに毛がないのは簡単だか。
認知症高齢者への対応という講義・実習はさらにこたえた。まさにボキの場合がぴったり当てはまる。他人事ではない。
床ずれもそうである。これもまたある得る話である。寝たきりになる可能性だって捨てきれない。
在宅での看取りの条件というのも、深刻な話である。
*
昨日は、総て終わってからTestがあった。
講習のTestである。
(*_*) マイッタ。
名前しか書けないかもしれないではないか。
だから、ズーズーしくも質問したのである。ボキは。
「名前しか書けなかったらどうしたらいいですか?」って。
バカである。
講師の先生が、笑っていた。「80%とれなきゃいけませんよ」と。
*
Testが終わってから、採点結果を聞きに行った。
そしたら、ボキはパーフェクトであった。つまり100点。
わははっはははっははっはははっはは。
久しぶりに100点をとったよ~ん。
バカでも嬉しいもんである。
今日は、ホントはローマにいたのであるが、イタリア怪人紀行を前日にキャンセルしたから日本にいる。そしてTestを受けて、100点を取れた。こんなに嬉しいことはない。
明日からの生きるチカラになる。
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