相手を攻撃しない、非難しない、中傷しない。そういうのがすてきな男だ。
これである、これ。人間関係の基礎・基本。
自分の失敗すら、相手のせいだとしがちである。そして、相手を攻撃し、非難し、中傷してしまう。これがボキのこれまでであった。自分の失敗がどっかに吹っ飛んでしまっていた。どこまで行ってもオノレは悪くないのだ。こっけいなことである。
そりゃ、人間だもの誰でも失敗してしまうことはある。完全な人間なんていないからである。そういう時には深く反省して、二度とやらないように自戒していくことである。だったら、失敗の体験が良き教材になる。たとえば、深く深く酔っ払ってしまった時である。いわゆる二日酔いだ。ゼニだけとられて、足取りもおぼつかなくなって、アルコールを飲み過ぎた経験があったからだ。あんなことをやっていて何の意味があったのだろうか。
失敗は失敗で受容していくことだ。
やってしまったことは仕方がない。ただし、だからといって許容されることでもない。そのあたりは勘違いしないこった。受容と許容は違うからだ。ウチとソトの関係にある。自分の守備範囲内がウチ。外部がソトである。受容は自分だけでできるが、許容は他人が絡むからだ。
ただし、失敗は相手に損害を与えてしまったら潔く舞台から去ることである。人間関係は損得勘定でできているからだ。得するならつきあってあげるというタイプの人間が多いからだ。損するような人間では、話もしたくないというのがあるからだ。
ボキはそれでもかまわないと思っている。
損するような相手なら、別に放っといていい。所詮他人である。性格的にアワナイのなら、会う必要もない。さらに飲み屋で会っていたら、ゼニがもったいない。時間ももったいない。残された時間はないからだ。いつ死ぬかわからないのに、時間を浪費している必要は無い。これは親戚でもそうだ。時間の浪費こそ諸悪の根源である。
しかし、時間の浪費と言っても、ボキは旅ばかりしている。それこそ時間の浪費じゃないかと叱られてしまう。
背中で旅をしているという御仁を知っているけど、成田空港から出ていく時に実にかっこう良い姿であった。まだボキが現役であったときに、上司を見送りにいった。あるいは、海外に生徒が語学研修で行くので見送りに行ったこともある。その時に、一度も後ろを振り返らない。これこそ背中で旅するという姿である。
こういう背中で海外旅行に行きたいもんである。前しか見ない。後腐れもない。これから起こることだけを楽しみにしているという案配。
旅って、これでいいんじゃないかなぁと思う。昨夜、ガンジス川に行きたいと夫婦でなって、実際検討していたからである。問題は、アルバイトをやり過ぎているから行く時間がない。参った。
背中で旅したいものである。後腐れのないように。
わははっはっははっははははっはははっははっははははっははは。
ヾ(*´∀`*)ノ