俳優の三國連太郎氏が、生前、インドに3ヶ月も行っていた。俳優としての限界が見えて、精神的に落ち込んでいたときに行ったらしい。本人曰く、家財道具一切を売り払ってである。
ツアーではない。滞在していたのである。ガンジス河の岸辺で過ごしていた。ボキもバイトのしすぎで落ち込んでいるかもしれないが。否、そんなことはないか(^0^)。
昨日、ボキは県立図書館にいた。そこで読んでいた。あまりにもおもしろいので、借りた。借りたどころか、つい欲しくなってAMAZONに発注した。中古本である。読めれば良いと思ったからだが、むろん自分の本にすれば書き込みも自由にできる。中古本であるから、再度売り払うことは考えていない。
同氏が制作した「親鸞 白い道」という映画のことも書いていた。
「親鸞から親鸞へ 現代文明へのまなざし」という藤原書店の本である。野間宏氏との共著である。
で、打鍵したいことは、インドである。一度行ったが観光旅行である。しかし、ガンジス河には行っていない。もっとも、あの河はヒンズー教の河であって、仏教とはちょっと違っている。
インドというところは、はまる人はハマルだろう。独特である。死に対する考え方がまったく違っているらしい。らしいというのは、まだまだよくわかっていないからである。
インド哲学をやってみたかったというのは、そういう意味もある。高校時代に、倫理社会の先生にかなり影響されたからだ。東大のインド哲学を出られて、ボキの母校に赴任された。ありがたいことであった。高校時代に唯一とった「5」の評価をいただいた科目であった。大好きだった。センセもである。だから、ボキはインド哲学をやってみたかったのである。もっとも、苦学生活が待っていたから、余計なことを考えてしまって国文科に行ってしまったけど。
人生、スタートで妥協したらアカンでしたなぁ。インド哲学でも、国文科でも就職できないというのは、どっちもどっちだったからだ。
そういうスケベ根性では死ぬに死ねない。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ。インドに行きたい。
ガンジス河に行ってみたい。行って、葬送儀礼を見てみたい。燃え残った手首とか脚が流されていくのを見てみたい。死を目前にして、なにを考えるのか。それは行ってみないとわからない。
それだけである。
(。・_・)ノ