ロンドの日記

チェンバロとオルガンと16歳のにゃんこ。
音楽と美味しい毎日です。

富山県 松屋

2018-05-20 16:35:44 | 旅行
金沢の後は富山に寄りました。
竹田楽器はたくさんの貴重な楽器を所蔵されていて、たくさん弾かせていただきました。
楽しかったなぁー。



近くに八日町通りがあり、素敵な観光スポットです。



この町は瑞泉寺の門前町で、木彫刻の町、木槌の音がする町と呼ばれています。


立派な石垣のあるお寺です。


この町にミシュランの星を持ったお蕎麦やさんがあると言うので12時ちょっと前に行ったのですが、閉店。
開店1時間もないんだぁー。
残念!

写真だけパチリ。

こんな路地を入るんです。



もう一軒、有名店があるので、そちらへ。


古民家のような佇まいです。


ポリュームたっぷり。お蕎麦か食べごたえもあり、ざっくりと美味しい。


もっとゆっくり歩いてみたい町です。

金沢 白山市 草庵

2018-05-20 16:20:06 | 旅行
この連休は北陸に行ってきました。
楽器を弾いて歩いていました。
金沢では[金澤古楽堂]を訪ねました。


山間の古民家を改築して楽器製作や音楽会をされています。

美しい楽器を弾かせていたたきました。
ちょうど藤が満開でした。


白山には美味しいお蕎麦やさんが何軒もあります。
その一軒、草庵さんへ。
有名店で店の中も外も待つ人でいっぱいでした。
約束があるのでヤキモキしましたが、1時間は待ち、席についてからさらに30分は待ったかなぁー?





かりんとうが空きっ腹に嬉しい。


お蕎麦が美味しい。


私の十割。田舎の食感、素晴らしい。



待つ甲斐あり。
遠いけれどまた伺いたいです。
ほんとに美味しいお蕎麦でした。

日本のフォスター 作曲家 中山晋平

2015-03-22 10:21:06 | 旅行
明治20年3月22日。
今日は日本のフォスター、中山晋平氏の誕生日です。

先日長野県中野市の中山晋平記念館に行ってまいりました。
信州中野の山に囲まれた風景の中に記念館があります。


可愛らしい建物で左右に展示室とコンサート講演ホールがあります。
正面にカリヨンが配されたアーチがあります。

3月8日はスプリングコンサートが行わました。


円形のホール内には中山晋平氏の愛用したピアノやオルガンが設置されていて、ホール円形壁面には数々の作品や交友関係のパネルがあり、ショーケースには自筆の楽譜や書簡が収められています。


天井には美しいステンドグラス


この日は混声合唱による中山晋平作の歌謡曲、童謡が演奏されました。

砂山、シャボン玉、てるてる坊主間、毬と殿様、ゴンドラの唄、カチューシャの唄、東京行進曲、東京音頭、あの町この町、肩たたきなどの名作を残した中山晋平氏。
私の育った頃にはよく耳にし歌った歌が数々メドレーで演奏され、懐かしいと同時にせつなく、悲しく、ふっと温かい懐に帰ったような気になりました。
普段の生活ですっかり忘れていたなぁー。
さぁー、ご一緒に!
と誘われても1番は歌えても2番はうろ覚え、3番以降に至ってはわからない。
情けない。


閉館まじかでしたがビデオも見せていただきました。
中山晋平氏は今の東京藝術音楽学校を卒業し、教師となり、また当時の作家・作詞家・劇作家などとの交流で多くの作品を世に出しました。

最後に館長さんと中山晋平像の前で一枚。


まだ雪の残る信州の春に。
素晴らしい歌声でした。

信越本線 脇野田駅

2014-07-04 08:13:10 | 旅行
大正10年(1921年)開業の小さな駅です。




この駅は間も無く取壊され、今年10月19日からはその後、移設する新しい駅からの発車となります。
北陸新幹線上越妙高駅の開設に伴いこの駅舎は取壊され新たに今の位置から西に120mの場所に移ります。
上越妙高駅は来年3月に開業されます。

そろそろ100年になること可愛らしい駅舎を訪ねてみました。

ガラガラガラっと引戸を開けすぐ右側が切符売り場の窓口。


左側は待合室。
ストーブが真ん中にあります。


壁に感謝の言葉や写真。






駅員さんにお願いしてちょっとホームを撮らせてもらいました。

よく手入れをされています。


ここから出かける人が汽車を待っている間のひと時に、という心遣いなのでしょう。

真向かいには工事中の新幹線の駅が見えます。


切符入れ。


もったいないなぁー。
仕方ないのかなぁー。

残っていて欲しい風景です。


立派な新幹線の工事は今、こんな感じです。ここにこんな立派な駅が出来たら、のどかな風景はどうなるんでしょうね。





上越 保坂邸の紫陽花

2014-07-02 14:03:02 | 旅行
保坂邸はくびき地方最大の豪農です。
花に囲まれた邸宅で今は紫陽花がもう少しといった咲き頃でした。

この日は撮影用にモデルさんが何人かいらしてお願いすればポーズをとってくれるということでした。


本宅の玄関は屋久杉の天井板を配し、見事なものです。


和洋折衷で大正ロマンという雰囲気でしょうか。







今年は雨が少なく花がまだだそうです。



それでもこんなに美しい。






特別公開につき、拝観料の中には一服も含まれ私はお抹茶をいただきました。


こういう個人宅の特別公開はいつもたくさんのボランティアの方々が我がことのように働いていて、地域の文化資産を大事にしているのがよくわかります。



よく手入れされた庭が美しくかったです。


埼玉県飯能市 能仁寺

2014-05-27 13:28:48 | 旅行
埼玉県飯能市にある曹洞宗禅寺です。

江戸時代、二十の末寺を有した飯能地方有名な大寺として、五十石の御朱印をいただき重きをなしてきたが、飯能戦争の災厄や元文二年(1737)の火災など、順調な歴史ばかりではなかった。







門をくぐり、わずかに登り坂になった参道の砂利道を歩きます。


両脇に驚くほどの大きさの灯篭が並びます。


能仁寺本堂北庭として保存されている『池泉鑑賞蓬莱庭園』は面積324坪。


築山、亀島、鶴島、石橋、洞窟などを備え、池は底部が全て20cm前後の玉石で固められるなど幾多の傑出した手法や造形を見せていることで桃山時代の作庭と推定され、日本名園百選に入っております。東日本の代表的な名園として、貴重な存在である。






素晴らしいお庭でした。

長い廊下に面しても美しい庭が広がります。




四季折々の庭の様子が楽しみです。


上越市 林富永邸

2014-05-17 20:00:29 | 旅行
今週は上越市の林富永邸を見学。こちらは年2回だけ公開される邸宅で、外科のお医者様の御自宅でした。


素晴らしい杉の並木を行きますと


御自宅内部には名誉の書、画が飾られ、貴重なお仕事の様子が伺えました。

広大な庭は吹く風も澄み渡り、さぞや夏の宵など気持ちが良いことでしょう。










よく手入れされた庭は今は新緑が美しく、これから梅雨になれば苔が美しいでしょう、秋になれば紅葉が素晴らしいでしょう、と思います。

最後に囲炉裏端で御亭主(第四代目)のお話を伺い、自家製のお漬け物とお茶をいただきました。
とても温和で風格のある方でした。

また秋の公開に行きたいと思いました。


ふじみ野市立福岡河岸記念館

2014-04-02 13:35:27 | 旅行
先日遠山記念館に出かけた時にこちらも寄りました。
新河岸川に面して今も保存されている「福田屋」住宅を訪ねました。
370年ほど前から大正3年に東武東上線ができるまでの間、荷物や人を乗せて行き来をした船問屋です。当時は河岸と呼ばれる船着場が21カ所あって、その一つが「福岡河岸」です。
この御宅は星野仙蔵という方の家です。

2階からは河岸の様子がよく見えます。



裏の井戸。




2階は大広間になっていました。



たいせつなお客様をおもてなしするための3階だての離れです。


裏手の桜が美しく咲いていました。


歴史の現場はいつも厳しく無駄がないのです。

遠山記念館 埼玉県比企郡川島町

2014-03-30 17:25:03 | 旅行
昨日は暑かったですね。
久しぶりにドライブです。満開の桜を探して埼玉の方面に行ったのですが、ちょっと早かったようです。

埼玉県比企郡川島町。
遠山記念館を訪ねました。
日興証券の創立者、遠山元一氏の幼少時に没落した生家を再興した建物で昭和11年に完成した。


重厚な佇まいです。


記念館に入るとまず正面に立派な茅葺屋根の主屋が現れます。


石砂利を踏みしめ進んで、右手の美術館にまず入りここで入場券を買います。因みにJAFの会員証があると2割引のようです。

遠山元一氏のコレクションは中国、日本の陶磁器、染織品、絵画、中近東や中南米などの土器土偶など、素晴らしいものです。



川島町の現代の作家の作品もありました。
この畳の作品です。


室内からよく手入れされた庭を眺めます。


主屋の内部は贅を尽くし、天井の網代や襖の取っ手、襖の裾模様、畳の目の違いなどため息の出るような美しさでした。










なんともオシャレなのです。





片隅に水琴窟がありました。



旧師団長官舎

2013-09-17 17:46:56 | 旅行
陸軍第13師団長、長岡外史の官舎として明治43年に建築された木造洋館です。
長岡外史はレルヒ少佐に日本で初めてスキー指導をさせた方でもあります。
この建物は元は高田高校の西隣にありましたが、老朽化のため、解体、移築されました。


正面脇から入る。




男子応接室


和洋折衷の和室





半温室


2階の窓





2階座敷、居間


麻の葉模様


美しい



長岡外史の像


門を入ってすぐの右手で睨みをきかせています。
立派なお髭です。