このゴールデンウィークに特別公開された、豪商の館、田中本家の明治の客殿を拝見して来ました。
江戸中期創業、代々須坂藩の御用達を務めた北信濃屈指の豪商である。
それでは特別公開の明治の客殿をご案内します。
田中本家のお嬢様たちのお着物。
左は明治時代。
裾のみに絵柄があるのが特徴。
右は大正時代で、柄が西洋の花などになり、色も華やかになる。
どの部屋も贅沢な作りです。
今年は小林一茶生誕250年ということで、一茶が田中本家に滞在した時に詠んだ俳句が展示されていました。
清琴閣には政治家や文人墨客をお迎えする迎賓館として建てられた。
秋の庭
夏の庭
四季それぞれに楽しめる庭です。
建物の建材には屋久杉、黒柿、桧などの銘木が使われ、木村武山、山内多聞などの作品が内部の襖絵などに数多くあります。
こちらは伊藤博文の書。
田中本家第13代の方の丁寧なご説明で贅沢な時間を過ごしました。
最後に、「この襖絵はキノコじゃありません。笑」。「松です。」
何度見てもシメジに見えるのは、私だけ?
江戸中期創業、代々須坂藩の御用達を務めた北信濃屈指の豪商である。
それでは特別公開の明治の客殿をご案内します。
田中本家のお嬢様たちのお着物。
左は明治時代。
裾のみに絵柄があるのが特徴。
右は大正時代で、柄が西洋の花などになり、色も華やかになる。
どの部屋も贅沢な作りです。
今年は小林一茶生誕250年ということで、一茶が田中本家に滞在した時に詠んだ俳句が展示されていました。
清琴閣には政治家や文人墨客をお迎えする迎賓館として建てられた。
秋の庭
夏の庭
四季それぞれに楽しめる庭です。
建物の建材には屋久杉、黒柿、桧などの銘木が使われ、木村武山、山内多聞などの作品が内部の襖絵などに数多くあります。
こちらは伊藤博文の書。
田中本家第13代の方の丁寧なご説明で贅沢な時間を過ごしました。
最後に、「この襖絵はキノコじゃありません。笑」。「松です。」
何度見てもシメジに見えるのは、私だけ?
住まいに贅を尽くすのは本当の贅沢なのでしょうね。人様に見えないところで。とにかくコッソリと見せていただいたような客殿でした。そうそう公開されないのですから。
今度公開されるとき、一緒に行きませんか?是非是非。
やはり目透かしより竿縁のほうが見応えがありますね。
竿は床の間方向を避けます、昔から床刺しは嫌ったようです。
溜息をつきながら写真を眺めています、銘木中の銘木ですね。
この宝物のような稲子張りの天井を一度眺めたくなりました♪
黒柿は床の間に、屋久杉は天井に使われています。
柿の木はそう太くは育たないものだそうで、ここで使われたものは一枚板でして、その大きさは想像できません。珍しいものです。
屋久杉も継ぎ目なしの一枚板。寸分の狂いも無く今も佇んでいます。
撮り忘れましたが、壁紙は直に書くのでは無く襖絵のように描かれたものに額縁のように塗りの木枠が付いた物を嵌め込んであり、手のこんだ仕事を随所に拝見することができます。
豪商に相応しい優雅なゆとりのある佇まいですね。
雪多き北信濃にしては樋が・・・・・・・・これの不思議に頭を悩ませています。
黒柿は炉縁か床柱でしょうか、屋久杉は何処に使われているのか?
悩ましい今宵です。