【長文】私とオフ会について

こんばんは。

別に好んでこんな記事ばかり書きたい訳ではないのですが、今後前に進むために私の意見を述べさせてもらいます。
知り合いのカレーブログの方々、ブログはお持ちでなくても面識のある方など全ての方にお聞きします。

あなたはオフ会とは、どういうものだと思っていますか?

ちょっとググッてみましたが「オフ会とはオフラインミーティングの略で、ネット上で掲示板やチャット等の方法を使って知り合った者同士が、実際に集まってわいわいと遊んだりすること」だそうです。
まぁ大筋で認識は合ってました。

ここからはあくまで私個人の考えで、別にそれを皆さんに押し付けるつもりはありません。

私は今から約4年前に、大久保のMazic Empireで閉店オフ会を初めて開催しました。
ほとんどの参加者が初めてお会いする方たちで、普段モニターで眺めていた同じカレーブログを更新されている方々でした。
今考えると錚々たるメンバーで、同じだけのメンバーはもう集める事はできないと思います。

あの時はメールで連絡を取り、集まっていただきましたが、それ以降の私のオフ会は基本的に事前に告知記事を出して、参加者にエントリーしていただき集まるスタイルをとっています。
10回以上は開催したと思いますが、ありがたい事にほぼ毎回、初めて参加していただく方がいらっしゃいます。

私は私のブログの読者の方たちとお会いする事で、あの時のオフ会に参加したような、初心を思い出させてもらう貴重な機会だという思いがありました。
また、普段ご覧いただいて気になった点や、読みづらい点、こんな機能を実装して欲しいといったような改善できる部分はないかをお聞きして「読者にとって読みやすい、有益なブログとは何か?」を常に追求してきました。

そして読者の方たちには、他のブロガーの方たちとも沢山交流してもらいたいという気持ちがありました。
私のところがきっかけで集まっていただいたオフ会ですが、他のブロガーさんと交流して、そちらの読者にもなってもらえたら嬉しいですから。
Mazic Empire閉店オフ会の時もそうでしたが、席の移動などもしてできるだけ多くの方と交流してもらえるようにしていました。
(HATTIのインドカレー鍋忘年会のような、席の移動がしづらい場合などもありましたが)

ブログの面白さっていろいろあると思いますが、結局はブログをツールとした、同じ価値観を持った人と人の繋がりだと思っています。
沢山のブログを読みに行き、交流させてもらった方とお会いする機会を持ったり、お引き合わせをしたりと「人と人の架け橋」を担ってきました。
そして沢山の知り合いが出来ました。
私はカレー好きで集まった方達を、志を同じにしたかけがえのない「仲間」だと思っていました。

私が思う仲間とは、お互いに問題があったらきちんと伝えて律していけて、困っている人がいたら助け合いの気持ちを持つ、そんな存在です。
そんな「仲間たち」と、沢山の思い出を作ってきました。
1人だけでは無理でも「仲間たち」と一緒に、大きなうねりを起こすようなイベントも体験してきました。
(例えばムット本店で南インド料理教室オフ会を開催したり、私は参加していませんが、タイのヤマモリの工場に知り合いのカレーブロガー数人で見学に行くとか)
すごく充実した時間を過ごさせてもらいました。

ただ、知り合いの人数が増えれば、当然考え方や価値観の違いも出てきます。
私が思う「仲間」の定義とは違う考えの方もいて当然です。
中にはオフ会における私や私のヨメさまの言動が気に障った方もいらっしゃったようです。
※詳しくは先月のオフ会自粛のお知らせを参照ください。

そして冒頭のオフ会ですが、私はいつもの「仲間」はもちろんですが、モニターの向こう側の皆さんたちとの交流を大事に考えていました。
しかし、考え方の違いで「仲良し固定メンバーで席の移動もなく、初参加の方との交流もほとんどない」方たちがいたのも事実です。
私のように告知を出して、初めての方たちにも広く門戸を広げるやり方は小数派で、メールで仲良しメンバーだけでこぢんまりと集まるやり方がほとんどになりました。
ほとんどの方たちが、私のオフ会や他の方の集まりに参加したのがきっかけで、今の仲良しメンバーになったはずです。
モニターの向こう側の皆さんたちと同じ立場だったのに、それを忘れてしまっていないかと思いました。

「○○さんには声をかけて、○○さんには声をかけてないという風に思われると困るから、誘った事は伏せてください」と言われた事もあります。
知り合いの人数が増えた事で、微妙な人間関係の歪みが生じて来たのは間違いありません。

そして上の「オフ会自粛のお知らせ」にもありますが「幹事や参加者の人となりまでは関知しなくてもなんとか時間はこなせます。ですから、カレーを食べに行くけど、うっとおしい人は適当にあしらって他の人たちとカレー情報交換しよう、なノリの人はたくさんいるのでしょう。私もそのひとりですし」というような方までいました。

思い出せば、人間関係の問題が起きたときに「一緒にカレーを美味しく食べるだけなら問題ないんですよ」と言われた事がありました。
その人にとってはどちらかといえば「人 < カレー」なのでしょう。
上の「うっとおしい人は適当にあしらって~」という人もそうでしょう。

その反面、「そういう人とはもう一緒にいたくない」と離れた方もいました。
その人にとっては「人 > カレー」なのでしょう。
私も人と人のご縁が大事だと思っていましたから当然「人 > カレー」です。

別にカレーじゃなくてもピザでもスイーツでも何でも、仲間たちとお会いするのだったら喜んで会いに行きました。
(経済的な理由や、ヨメさまの体調などの問題でどうしても行かれず、残念ながらお断りする事も多々ありましたが…)
逆にどんなに魅力的なイベントや料理でも、自分から進んで一緒にいようとは思わない方とだったら、お誘いいただいても辞退しました。
文字通り「飯がまずくなる」のに、わざわざ身銭を切って食べに行く必要がないのは当然の事だと思います。

この時点で、仮に仲間うちでのルールなどをしっかり決めていれば、問題も起きなかったのかもしれません。
社会人サークルとかでしたら当たり前の事ですが、みんな平等・みんな同じ立場だったために、ルールなどを決めるような事はありませんでした。

ここ数年本当にいろんな考え方や価値観の方がいる中で、私は人間関係がドロドロ渦巻いているように感じていました。
少し前から、他の方の呼びかけで会食があると、私達夫妻が参加するかのメールが飛び交っていたそうです。
これらの事は、先日の炎上騒ぎの際にリアル知人が匿名のコメントで暴露した事で表面化しました。

大事な仲間たちの集まりですから、今まで私なりに問題があった時には必死に守ってきたつもりです。
しかし、今回の私達の騒動の際には、匿名やリアル知り合いの無記名の中傷の書き込みこそあれ、それ以外はごく少数の知り合い以外からは連絡すらありませんでした。
私達の言動が原因で起きた事とはいえ、ずいぶんと嫌われたものだと思いました。
そしてtwitterなどでは「○○でディナー♪」や「送別カレー会」などが目につきました。
もちろん個人個人がどのような活動をされようと自由です。

大切な仲間の問題でしたら、私は今まで自分のブログの更新もそっちのけで問題の解決に動いてきましたが、今回の件でこの程度の人間関係しか構築できていなかったのかと思い、他の方のブログもなかなか見ようという気がなくなってしまいました。

今回の騒動は、確かに私達に非はありました。
しかし今思えば、気になった時点でメールでも何でも私たちに意見して、お互い律していけなかったのかと思います。
匿名での中傷めいた書き込みでヨメさまのブログを更新停止に追い込み、私のところも炎上するほどだったかは疑問です。
私はこんな人間関係のために、今まで動いてきた訳ではありません。

何より悲しいのは、今回の炎上騒ぎでいただいた閲覧者の方からの
「USHIZOさんのオフ会には参加してみたいと前から思っていたので残念です」という言葉と
「他の方がそういう方たちだと思ってしまうと、参加したくてもできません」という言葉をいただいた事です。
また逆に「毎日外食でカレーばかり食べてる人がいてそれを記事にしている人の仲間が出来てて、正直びっくりしました。
でも楽しそうだな、と。カレーで仲間が出来るんだ。と。」
という、嬉しくなるお言葉もありました。

私は以前から、初めてオフ会に参加していただく方々が、参加しづらくなる雰囲気になってしまうのを何より危惧していました。
そうならないようなるべく内々に処理しようと、問題解決のため知り合いに連絡する時にも注意を払いました。
しかしリアル知人が暴露した事で、大変残念ですが広く知れ渡ってしまい現状は参加しづらい状況になってしまいました。
今の集まりの根幹を作ったのは私だという自負はありますが、もうどうにもならないと思っています。

今後問題が起きないようにするには、何らかのルール作成は不可欠だと思います。
しかし、現在の知り合いとでは考えや価値観も違いますし「そんな面倒なもの、ただカレーを食べに行くだけなら必要ないよ」「今の仲のいい知り合いだけいればもう良いでしょ」という考えの方もいらっしゃるでしょうから、ルール作成はおそらく難しいでしょう。
私がオフ会を自粛するのは「自分が原因で知り合いの集まりの雰囲気が悪くなるのだったら参加しない。また開催もしない」という理由ですが、上のような閲覧者の方々のためにも何とかしたいという気持ちもあります。

なぜ今までオフ会などを通じて「人と人の架け橋」をしてきたかというと、私は「同じ志を持った仲間」を作りたかったからです。
現状ではオフ会はやれない、でも仲間と言っていいものか微妙な人間関係の中の端っこにいる感じです。

約1ヶ月考え、悩みましたが、全てに白黒はっきりさせて先に進みたいと思い、私なりに思う現状の問題を今回記事にしました。
問題と思わない方もいるでしょうし、理想ばかり追求しても難しい事はわかります。
ただ、私は何よりモニターの向こう側の皆さんたちに、安心して参加していただける場所を守りたいのです。

長くなったので、もう1件の「【長文】私の今後の活動方針について」に続きます。
それでは、失礼します。
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