ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

天神さん(梅花祭と御土居)

2006-02-26 05:24:48 | 御土居堀
2月25日は北野天満宮で梅花祭があったので見物がてら、また梅園が公開されているので、かねてから見たかった御土居を見に行ってきました。

しかし、大変な人出、烏丸今出川で地下鉄からバスに乗り換える時から、バスを待つ人が並んでいて、臨時バスが来ると書いてありましたが、一向に来ません。
北野天神を通るバスは満員でドアを開けてくれません。仕方がないので、千本今出川までのに乗りました。

お参りするにも長い行列が並んでいました。



境内の梅はまだ咲いている木が少なく、一番よく咲いているのでこのくらいです。



境内の一角が幕で区切られていて、上七軒の芸舞妓さんによるお茶の接待を受けられる所も行列ができていて、券(お菓子、おみやげつきで1,500円)を買ってからでも40分待ちだと言っていました。
幕の外から覗き見するだけにしときました。



参道の一番奥と本殿の裏西側の二ヶ所に梅園と御土居への出入り口があります。



梅園の梅もまだ1部咲きというところでした。



梅園の右奥の方が高くなっていて御土居の土塁です。土塁の上が地道になっていて、そこが御土居の上側にあたります。

土塁を超えて紙屋川に下っていく道があり、かなりの高低差、10メートル以上はありそうです。この辺りの御土居は紙屋川の河段段丘の自然地形を利用していて、人力で築いたものではないそうです。右手の土手が御土居の崖、紙屋川が堀の役目を果たしています。



この辺りも御土居梅園になっていて、しだれ梅の木がたくさんあったので、もう少ししたらきれいだろうと思います。



低木のサザンカがきれいに咲いていました。



梅園への入園料は500円ですが、老舗老松のお菓子「菅公梅」とこぶ茶がいただけました。参拝の混雑もここまでは入ってこず、花を愛でながら、太閤の昔をしのびながら、ゆっくりと園内を散策して、お菓子もいただけて、ここはいいと思いました。


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5 コメント

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ここはいつもは (vivasan)
2006-02-27 05:35:33
梅園が有料で公開されるのは梅の花が咲くこの時期だけで、いつもは入れないのでしょうか、それとも無料で入れるのか、御土居の所までは行けないのか、はてなです。

くみちょーさん、縄張りでしょうか。



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いっぱいやったんですね! (京都人ブログ)
2006-02-27 07:45:28
vivaさん、「梅花祭」へ行かれたのですね。

残念ながら私は息子のサッカー観戦で行けませんでした。

バスもいっぱい、境内もいっぱい、梅苑もいっぱいやったんですね。

ええ天気でしたもんね!



天神さんの「梅苑」の公開は、毎年この梅の開花の時期だけです。

そして、梅苑西側の御土居を通るれるのも・・・この時期だけやったと思います。

御土居は柵があって、出入り口は鍵がかかってます。

紙屋川側からも天神さんの境内に入れるルートがあるんですが、柵越しに御土居を見るだけはできますが・・・。
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くみちょーさんへ (vivasan)
2006-02-27 12:47:09
ありがとうございます。やっぱり縄張りやったんや!



御土居に入ることができるのは、やはり梅園が公開されている今の時期だけなんですね。梅が見れて御土居も見れる貴重なこの時期に行けてラッキーでした。
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Unknown (かず)
2006-03-01 22:24:15
私の子供の頃は柵もなくこのあたりは「遊び場」でした。(沢ガニがいました)でも今は柵があり梅苑の時しか散策できなくなってますね。 わたしにとってなつかすぃ場所です。
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カニとたわむれ (vivasan)
2006-03-02 03:38:43
御土居下梅園の立て札に「太閤が花見をし、子供達が沢ガニと遊んだ」と書いてありました。

なるほど、天正でしたか、慶長でしたか、かずさんの遊び場だったんですね。町中なのに山中の渓谷の感じがしました。
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