ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

紅葉の御土居初公開

2007-12-04 03:47:50 | 御土居堀
八瀬から叡山電鉄に乗って出町柳まで、そこから市バスで北野の天神さんへと移動、今年初めて秋に公開されている御土居の紅葉を見に行きました。(12月2日)

北野天満宮の西側小高い土塁になっているところが秀吉が京都の周りにめぐらせた御土居の遺構の一部です。
その御土居の土手と横を流れる紙屋川の谷間一帯が紅葉で染められていました。
正に今が盛り、「モミジのニシキ神のまにまに」です。

紙屋川一帯が整備されて、きれいな橋もでき、対岸も歩けるようになっていました。




突き当たりの大きな木の紅葉が一段と目を引きます。

「三叉の紅葉」は大きすぎて全体が写せません。
樹齢400年以上です。



午前中に見た瑠璃光院の整えられた庭園の紅葉もよかったけれど、こちらの紅葉は自然のままに生い茂る深山の様子が感じられ、安らぎを覚えてさらによかったです。

サザンカもきれい

御土居苑の入場料600円でお茶とお菓子がついています。
お菓子は、秀吉の大茶会にちなんで老松さんの「大茶湯」。

天神さん境内の南天も色づいていました。


この後時間があったので、初めて宝物殿を見学しました。
国宝「北野天神縁起絵巻」、重要文化財長谷川等伯の「昌俊弁慶相騎図絵馬」等々・・。

「豊太閤北野大茶湯図」「北野大茶湯高札」もあって、1587(天正15)年秀吉が広く一般人にも茶会に参加するように呼びかけ、財力のあるものは2畳の広さの茶室をあちこちに作り、ないものは自分の湯のみを持って参加するようにふれているのがおもしろかったです。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エクシブ京都八瀬離宮でランチ | トップ | 高野川の秋 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紅葉の御土居 (yume)
2007-12-07 22:22:03
梅苑の公開時期には、御土居にもいけますが、紅葉の時期って。。そう。始めてですね。

あの感じから想像するだけでも紅葉の綺麗さがわかります。
来年は忘れずに行かなくっては。
返信する
紅葉 (piita)
2007-12-08 09:31:18
紙屋川に紅葉が散っているところがいいですね。
写真ではそんなに多そうに見えませんが、人出の方はどうでした。梅のときほどではないかな。
返信する
yumeさんへ (vivasan)
2007-12-08 10:28:41
あたり一帯紅葉で埋め尽くされているようで、しかも自然の感じが残されていてよかったですよ。この町中にこんなに深山の雰囲気が残っているなんて。
yumeさんもきっと気に入られると思いますよ。
返信する
piitaさんへ (vivasan)
2007-12-08 10:30:32
piitaさんが公開の始めに行って思い出させていただいたおかげで紅葉の盛りを堪能することができました。ありがとうございました。
TBしたいところですが、piitaさんところにはできないのが残念です。

記念撮影スポットの紅い橋のところは人が多くて、人なしで撮影するのに苦労しましたが(三脚のおじさん達が長いこと陣取っているし)、全体にそんなに人はいなくてゆっくり見ることができました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

御土居堀」カテゴリの最新記事