食材偽装
2013年11月7日(木)
出るわ、出るわで、マスコミを賑やかしている、食材の「虚偽表示」、「偽表示」、「誤表示」ですが、これほどまでに出ると、業界全体の体質と考えざるを得ません。
各社、いろいろと弁解をしていますが、共通しているのは、「意図したわけではない」という趣旨の発言です。しかし、誰もこれを信じている人はいないでしょう。
私は、この問題の本質は、消費者が食材が何であるか分からないことを奇貨として、安い食材を利用して暴利を貪ったということだと思います。
このようなことは、食材以外のことでも状態化しているのではないかと思います。例えば、生地には、素材及び場合によってはその産地も表示しているものもありますが、今回の件を考慮すると信用できなくなりました。(消費者として、それを検証するすべは、殆どの人が持っていないと思いますし。)
今回この問題がこれほど大きくなったからには、消費者庁も動かざるを得ず、何らかの法的整備が行われることになるでしょうが、私には一つ提案があります。
それは、行政処分を受けた場合、その内容をメニューの最初のページに10年間掲げることを義務付けるというものです。
私がなぜそのような発想になったかと言いますと、私がブログを掲載しだした頃、2007年に同じような問題が起こり、大きな社会問題になったのです。この教訓は10年も経ていないにもかかわらず、風化していまっています。
次は、その当時の白い恋人に関するブログです。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/0829b376a2c719f5a605b3ed398b1fbe
私が特にそうなんですが、直ぐ忘れて風化するのですね。皆が忘れないように、大事なことは書いておくようにしましょう。
ついでに、その当時の責任者の名前も、どのように言い訳をしたかも含めて記載しておいた方が良いですね。注文して料理が出る時間って、結構退屈するものですが、それを読めば退屈しないかも知れません。
・・と、ここまで考えたのですが、訂正します。お客さんの中には、注文後それを読んで店を出たいと思う人も多くいるかも知れません。店の入口に掲示するようにする必要があります。
「赤信号、皆で渡れば怖くない。」式にゾロゾロと出てきました。
どこか、一社くらい、「意図して偽装しました。」という会社は出ないものでしょうか。その方がむしろ、今後の信用を得ることになると思うのですが・・。