2008年2月28日(木)作成
広島県竹原市に「重要伝統建造物群保存地区」(町並み保存地区)があります。25日に行ってきました。その一角に、竹鶴酒造があります。
日本のウイスキーの父と称される竹鶴政孝がこの家に生を受けたということです。
720ml瓶を2本買いました。本当は、5種類くらい買いたかったんですけど、一緒にいた妻の「目」が光ってますからね。「ダメー」って。(怖)
一本は、右から2番目の「宿根雄町(すくねおまち)」。1,575円也。これはいけましたね。酒の味は、甘味、酸味、辛味、それと口に含んだときの広がり感、香りといったものが要素ですが、それぞれが我を張ることなく、きめ細かく渾然一体となっているようで。
買ったその日に、姉夫婦宅で食事をしたんですけど、ほとんど一人で空けちゃいました。当然「暴酔」です。(ばほ)(「ばほ」とは、「ばか」と「あほ」を足して半分にしたようなニュアンスです。)もちろん、常温でです。
もう一本は、左端の「純米」。1,050円也。これは、普通の「清酒」ですね。「宿根雄町」に比べると、さすがに味は落ちます。「宿根雄町」にはある何かの味がないんですね。でも、「甘味、酸味、辛味」はウエルバランスでした。店の方は、「熱燗」には適していますということでした。
この竹鶴酒造の玄関を入ると、すぐ奥が酒蔵で、身体全体で酒のにおいを感じるんです。ぐい飲みでのにおいとは明らかに違います。汗腺からにおいが入るって感じ。
30代と思しき男性職員に、尋ねました。「毎日、良いにおいで良いですね。」・・と、「感じないんですよ。」 えぇ~、毎日一緒にいると、空気のような存在になるんだー、と妻の方を振り返りましたが、これ、関係ない話です。
酒に交われば赤くなる(windy)
小学校のころ、先生に言われてましたね。友達が悪いと悪くなるって。
ということは、私の場合、悪い「酒」によって悪くなったのですかね。(ばほ)
紹介not推奨
竹鶴酒造 広島県竹原市本町三丁目10番29号 ℡0846-22-2021