団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

たかもり 2013

2013-10-31 08:29:27 | 食べること

たかもり 2013

2013年10月30日(水)

 この店の凄いところは、味が素晴らしいことが一番ですが、それ以上にその経営にあると思います。11:15から13:45、この2時間30分で勝負しているのです。(定休日は、日曜・祝祭日)

 これだけの短時間で収益を上げることができるなんて、実に素晴らしいです。客の回転率ですが、少なくとも3回転はしていると思います。

 

・2013年10月28日、広島市中区「たかもり」。

 

 マンションの1階部分にあります。

 入口で、うどんを打っています。写真撮影OKをいただきました。

 この方が経営者ですが、ジムに通ってトレーニングをしていると誰かから伺ったことがあります。この方にとっては、それも仕事時間のうちなんですね。穏やかそうで、とても感じの良い人です。

 席はテーブルとカウンターで30席くらいでしょうか。

 メニューはシンプルです。

 セルフ方式です。客の多い店では、双方合理的と思います。

 うどんの量は、大・中・小とあり、秤で量ります。

 トッピングが、悩ましいです。つい取り過ぎになりますので・・。

 

 うどん(小)270円、海老天90円、ワカメ40円、とろろこんぶ30円、合計430円也。

 天ぷらうどん風にしました。

 うどんは、コシがしっかりあり、讃岐うどんに近いイメージです。

 出汁なんですが、コクと旨さの手本のような味です。

 

 テイクアウトも可能です。

 グルメ番組の御墨つけがあります。

 

 弱者の強みでしょうか・・。

 誰かを雇い、終日営業をすればもっと儲かるのにと思います。それは私のような下衆な人間の考えることです。

 

・リピータイ度(また行きたい度)          ★★★★★★

 味は、ここに勝る店を私は知りません。

 プライスも妥当と思います。

 私は、ブログで特定の店の推奨をすることはほとんどありませんが、「うどん」を語るのであれば、この店を抜きにしては語れないと思います。

 本当にうどん好きな人は近くに引っ越すかも知れませんね・・。

 

 

 

 

 

 

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桂欄 2013.10

2013-10-30 09:00:29 | 食べること

桂欄 2013.10 

2013年10月29日(火)

 

 中華料理店ですが、日本的な味だと思います。もっとも、私は各種中華料理を全て食べつくした訳ではありませんので、確信はありませんが・・。

 

・2013年10月26日、広島市中区「桂欄」。

 3,500円のコースから10,000円までのコースがあります。

 どのような味の違いがあるのか、気になります。

 今世間を騒がせている阪急ホテルの偽装(ホテル側は(誤表記」と言っています。)問題ですが、客が味の違いが分からないことを奇貨として違法な手段で暴利を得たというのが、本質だと考えています。

 阪急系列のホテルがいくつあるか知りませんが、その多くが同じことをしていると思いますので、これから暫く世間を騒がせることになるでしょう。

 長姉夫婦と4人で行きました。料理が出るのが早いのです。

 バー風のカウンター席があるんです。

 クラゲです。コリコリとした食感が気持ちよいです。

 ピータンを嫌がる人は結構います。姉と私しか食べませんでした。

 

 このエビちりのピリ辛さは!ビールを好みますね。と言っても本日の私は車でしたので、喉に辛さが焼きつきました。

 もやし炒めです。太くて少々水っぽいのが特徴です。

 

 チャーハン。wifeと二人で食べて丁度よい程度でした。

 本日、姉夫婦もアルコールがすすまず、4人で6500円程度でした。

 

・リピータイ度(また行きたい度)          ★★★★☆

 濃厚な味付けではなく、さっぱりした感じです。

 スタッフの好感度も良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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パソコントラブル

2013-10-29 08:53:02 | 趣味

パソコントラブル 

2013年10月29日(火) 

 1か月くらい前からパソコンにトラブルが発生しました。

 エクセルにデータを入力し、バックアップのため、デスクトップにコピーをしたところ、元データ、コピー後のデータ共、開かなくなったのです。

 まず、このような画面がでます。以前は出ていませんでした。

 次にこの画面がでて、開かないのです。

 

 友達数人に尋ねても分かりません。頼りのない息子に尋ねても当然ダメ。そのうち誰かに教えてもらって、Webに対処方法が出ていることを知り、試みたのですが、これもダメ。

http://okwave.jp/qa/q5573189.html

 

 気が付くのが遅くなったのですが、パソコンを購入した家電量販店に行ってスタッフに尋ねると、サポートセンターがあること教えてくれました。そこのスタッフは親切に教えてくれたのですが、家に帰って自分が操作しようとすると、どの画面だったか分からなくなっているのです。サポートセンターへ3回目に行ってようやく目的の画面で操作できたのですが、これを試みてもダメなんです。4回目にサポートセンターへ行くと、「それがダメなら、プログラムをアンインストールして、再度インストールする方法しかないです。」とのこと。「一度に教えてよ」と思いました。(FMエアーチェックを縁とする「同好の士」からもその方法を教えていただき、言わばお墨付きを得ましたので、これを試みてみようと思います。)

 サポートセンターの人が教えてくれたのは、エクセルのオプションで「詳細設定」をクリックして、

 「Dynamic」云々のチェックを外してみてください、ということでしたが、私の場合この方法は、「外れ」でした。

 この画面のプログラムをクリックして、

 

 office personal 2007をアンインストールするということです。

 

 

 なぜここまで、入力したエクセルデータに拘ったかと言いますと、10月末アップ予定のFMエアーチェックデータを入力していたからです。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/eac140ae8e8fd9d662f8deed2da67911

 でも、当面このデータの復旧ができるまで、アップすることは困難になりました。

 アップアップした1か月でしたが、復旧までもう少しアップアップしそうです。

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ひろしま夢プラザ 2013.10

2013-10-27 16:34:17 | 食べること

ひろしま夢プラザ

 

2013年10月27日(日)

 

 アンテナショップと思います。今回初めて知ったのですが、各自治体の商工会の連合会が運営主体ということです。大成功です。何時行っても人で賑わっています。

 しかーし、それこそ、何百種類のアイテムがあるのに、酒類がないということは、一体どういうことでしょう。スタッフに聞くと、免許を持っている人がいないからということでしたが、対応すれば良いだけと思います。酒都西条を抱く県のアンテナショップで酒類を置かなくて、それだから、広島県は「おしい」と言われるのではないですか。飲兵衛の戯言ではありません。

http://oc-h.jp/movie/

 

 本日は大竹フェアーのようです。

 

 本日真っ先に目に飛び込んできたものは、この「炊けるっ酢」。通常酢メシを作る場合は、炊いたご飯に酢をまぜるのですが、この炊けるっ酢はご飯を炊くときに入れるのです。面倒ではありません。

 このように、いろいろと工夫して、米の消費拡大に努力することは大切と思います。

 夢ぷらざに来るたびに私が気になる(売れ行き)のが、この「このわた」です。ナマコの内臓なんですが、珍味です。70gで1000円也は超安いのですが、あまり一般的ではないのでしょうね。このこのわたは、実は夏を越しています。塩辛いので品質に影響はないと思いますが・・。私は、塩辛過ぎると思います。このわたは、非常に「ほのかな」味ですので、塩辛さが強烈になると、風味を損なうのです。今後の健闘のためには、味付けについて検討されたらいかがでしょうか・・。

 

 この焼海苔10枚で189円也は、安すぎませんか?

 夏季が過ぎると、牡蠣の季節になります。

 この手羽先の燻製は、子どものおやつとして人気があるそうです。

 「秋茄子は嫁に食わすな。」という言葉があります。

 「しんまえには新米を食わすな。」これは駄洒落です。

 瀬戸内海ですから、この船が活躍したのでしょう。

 

 広島では、自分のことを「わし」と言います。たまにうら若き女性でも「わし」ということがあり、その場合、その言葉を聞いた青年は空を見上げると言います。「鷲」が飛んでいないかと・・。ところが「わし」が自分を称する言葉だということが分かると、ため息をつくのだそうです。

 

 

 世に、猫好きと犬好きを好対照として見る傾向があります。私は、どちらも好きなので、猫好きからは冷たく見られるし、犬好きからは軽蔑して見られます。犬猫戦争が起こらないよう願うばかりです。そうなんです。犬も猫も好きは人は平和主義者なんです。

 毎年この季節になり、このカレンダーをを見ると気分が高揚します。紅葉の季節です。

 広島県全自治体の観光パンフレットなどが置いてあります。

 私は、これだけの情報をチェックすることは不可能ですので、要約版を作ってもらえたらと思うのですが・・。私がそのことを要求して、仮に要約版が出来たとすると、漸くできたと言うのでしょうね。

 この常駐のスタッフが種類免許を持っておられれば良いのですが・・。

 種類販売の免許制度がどのような趣旨か分かりませんが、このようなアンテナショップは、それこそ酒類販売の「特区」として規制緩和をしても良いのではないでしょうか。ねぇ、アベノミクスクスさん。(少々皮肉っぽく笑っているイメージです。)

 広島ですから、カープを忘れる訳にはいきません。今年初めてクライマックスシリーズに登場ということで、一定の盛り上がりを見せました。でも仮に、カープが巨人を倒していたとすると、クライマックスシリーズの見直しになったかも分かりません。一体ペナントレースって、何だったのかと。

 オーナーは観客動員で興業収入は上がるかも知れません。しかし、ファンの気持ちは複雑になると思います。クライマックスシリーズシステムの根本問題は、オーナーの意識とファンの気持ちの乖離にあるような気がします。

 ちりめん、100g200円也は、安いのでしょうか?私は「ちりめせん」。

 

 人だかりというのは面白いものです。加速度がつきます。

 この「地だこ」売場は、波があるのですが、人だかりがよくできていました。

 私が、この女性スタッフに、「このたこはたこーないんね?」(この蛸は高くないですか?)と尋ねたのですが、「・・・」でした。広島弁と駄洒落が分かる人だと。すかさず、「安いでがんす。」となるのでしょうけど・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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万能の言葉

2013-10-26 14:06:35 | 家族

万能の言葉 

2013年10月26日(土)  

 トゥモロー(1歳2か月の孫の愛称)は、声は発することはできるが、未だ言葉を使うことはできない。しかし、その声は「万能の言葉」である。「あぁー」、「あー」と声を出し、意思を伝える。例えば、おもちゃを持ってそのおもちゃが面白いと感じるや、これを見よとばかりに回りに訴えるのである。

 3月にトゥモローの家に行った時は、その声だけだったが、今回5月には、「指差し」をして更にその意思を伝えることを覚えた。例えば、隙間におもちゃが落っこちた場合、指差しをしながら「あぁー、あぁー」と声を出し、それを拾えとばかりに訴えるのである。始末が悪いことには、業とおもちゃを落として、それを拾えと要求を繰り返す。

 

 社会性も身についてきた。家に客が来た場合、その客に対して「猫をかぶる」とは、もう数か月も前にママが言っていたことだが、身内と他人とが分かっており、他人には「愛想」をすると言うのである。今回、それらしきことが起こった。パパが抱っこをしている時、私ジィジがこっちにおいでと手を出した。拒否するかと思っていたら、あにはからんや私に抱かれるよう身を乗り出してきたのである。直ぐに嫌がってパパに戻らないよう、身体を揺らしてあやすように抱いていたのだが、ものの1分もしない内にパパに戻ってしまった。私に対する「愛想」で、ちょっとだけ私に抱かれようとしたのだろうか・・。もちろん、今のトゥモローにとっては、私は「他人」なのである。

 

 トゥモローの家にはこれからも、回を重ねて行くことになるが、何時から「身内」だという意識が生じるものなのだろうか。それを発見するために、繁く行くことになるのかも知れない。

 

     2012年5月26~28日、大津・志摩において。   2012.7.3記   

 

 

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ゴルフⅦ コンフォートライン試乗

2013-10-25 07:51:59 | 

ゴルフⅦ コンフォートライン試乗 

2013年10月25日(金) 

 セールススタッフのあのこのの搦めには、敬服いたします。いえいえ、警戒しないといけません。徹っい的に、攻め込んできますから。それも嫌みなく。

 ある自動車ディーラーでのことです。

 

 私が、「消費税導入後は、ローンの利率を低くして販売の落ち込みを防ぐようにするのではないですか。」と今すぐに買う予定はないことを匂わすと、すかさず、「いま、利率が低くなっている魅力的なプランがありますよ。」と攻め込んできます。説明を聞くと、日本からの部品(リヤビューカメラ)の供給が間に合わずに、それに替える対策をほどこしたモデルを設定して供給に支障がないよう対応しているのだと言います。

 しかも、リヤビューカメラは、サービスで他社製品を付けてくれるというのです。

 

 なるほど、魅力的ではあります。しかし、「今支払っているローンが○万円なので、それと同額以下でないと・・。」と断るつもりで言うと、すかさず二の手です。

 「車を借りるという発想で考えてみてはいかがでしょうか。」ときます。理由を聞いてみると、「ソリューションズ」、所謂「残価設定ローン」のことですが、それによると残価分ローンの支払額が少なくなります。確かに、今の支払額と同額で性能が大幅に向上したニューモデルに乗る事ができるということは・・、「ウーン」私の思考回路が働き始め、加熱により頭が熱くなってきたと思っていたところ、ハッと横に座っている妻の目を見て冷水を浴びせかけられたようになりました。

 

 そうだ、本日訪れた目的は、試乗のためです。ここはひとまず、冷静にならないと・・。

 

 ゴルフⅦのコンフォートライン1200㏄です。以前ハイライン1400㏄に試乗したことがあります。それとの比較を試してみたかったのです。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/effb13ea1cfb4306d51c2d98d2c4004d

 サスペンションがトレーリングアームになっています。ハイラインは4リンクです。トレーリングアームの方が軽量化が図れるのですが、路面との接地性は4リンクの方が勝ります。

 

 セールススタッフによると、このリヤビューカメラの供給が間に合わないということです。東日本大震災の影響がまだ残っているのだとか。

 

 一番の関心の燃費ですが、4.7㎞の市街地走行で13.3㎞/ℓと出ました。私のⅥハイラインで同様の条件だと、11㎞/ℓ程度と思います。

 二番目の関心事のトレーリングアームと4リンクの乗り心地の違いですが、これは分かりませんでした。ワインディングでコーナーを攻め込むような走りをすれば分かるのでしょうけど。

 

 ハイラインとコンフォートラインの価格差は30万円です。はてはて、このことを前提に残価設定ローンなるものを組み、更に値引き次第によれば、ローンの支払額が現行額と同じになる可能性があります。

 でも、僅かな試乗で両車を比べることはできません。したがって、購入を決定することはできません。

 すると、それを見透かしたように、スタッフのダメ押しです。このディーラーでは休業日に一日間試乗させてくれるというのです。しかも両車!驚いた私はスタッフの顔をじっと見つめました。実に爽やかな表情をしているのです。いや、確信のある顔と言っていいと思います。

 

 私達が帰ったのは、結局夜の18時過ぎでした。約2時間いたことになります。

 私の背中には見えない蜘蛛の糸が付けられてしまっているのでしょうね。次に手繰り寄せられる日は何時でしょうか。戦々恐々としています。

 

 

  

  

 

 

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京都市電

2013-10-23 11:57:42 | 我が街

京都市電

2013年10月23日(水)

 「What a coin市電ce」!

 一昨日、久し振りに街中へ出かけた時のことです。旧京都市電が3台「集合」するという「何という偶然」に出くわしました。(「集合」というのは表現が変ですが、数学的に集合といった方が分かり易いと思いまして・・。)

 

 私が待っている反対線路に旧京都市電の「清水」が停車しました。

 

 間もなく、清水(右)の後に「さがの」(左)が停車しました。

 時間は遡るのですが、嵯峨野(右)が停車する直前反対線路で、東山(左)とすれ違いました。

 このように、同じ京都市電同士が3台「集合」するということは、滅多にあることではありません。

 

 広島電鉄は、全国の中古市電を走らせていることで有名です。詳しくは、次のホームページでどうぞ。

http://www.hiroden.co.jp/

 このホームページによると、広電の電車は約130両あり、そのうち旧京都市電が15両です。

 130両の車両のうち、任意に集合した3両が全て京都市電である確率は、どれだけになるのでしょうか?

 私には、さっぱり分かりませんので、二男に尋ねました。一応理工学部を出ていますので・・。

 ところが、次のような数式を送ってはくれたのですが、結論は「分からない・・。」!

 「5台中3台の場合は、3/5×2/4×1/3でいい気がしたけど、これは1台づつ選択して3連続でヒットする確率だから違うか‥‥130台の中から15台の組合せの総数を分母にして分子が1が正解と思われるが、分からない‥‥」

 余談ですが、高い授業料を払ったのは、一体何なんだったのでしょう!

 

 もんもんとしていたところ、次の偶然が・・。

 私の音楽の同好の士がブログで京都市電のLPのジャケットの写真をアップしているのを見つけたのです。私には、一昨日の京都市電の偶然をブログにアップしようと考えていたこともあって、引き続く「What a coin市電ce」!でした。

 

  1978年7月某日とあります。

 広島では、15両全てに「東山」、「嵯峨野」などの地名が付いていますが、この写真には写っていません。

 ただ、車両番号(この電車は「1830」)は京都の時のものと同じものを使っているように思います。

 

 広島では電車の交通環境は随分と改善されていっています。このように、次に来る電車の情報が掲示されます。

 英文でも。

 握り棒も付けられた車両もあります。

 つり革は、昔はセンター部分はありませんでした。

 

 写真の映りは悪いのですが、私の乗った車両の後ろに「銀閣」が続いて来ました。

 広島では、他の都市の市電に較べ京都市電が一番活躍しているのかな・・。

 

 

 

 

 

 

 

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天野祐吉さん死去

2013-10-22 08:49:12 | 社会

天野祐吉さん死去

2013年10月21日(火)

 コラムニストの天野祐吉さんが、亡くなりました。10月20日、80歳。

 朝日新聞でCM天気図というコラムを執筆していて、私はその反骨精神に共感しそして尊敬していました。

 

・「いまこの国は景気さえよくなれば、憲法を変えようが原発を再稼働させようが『ええじゃないか』の空気にあふれている。」(13.7.3前記「CM天気図」)

・「むかしの中国では(中略)モノサシではかれないが、すぐれて個性的なものを『別品』と呼んで評価したという。(中略)世界で1位とか2位とか、何かにつけてそんな順位を競い合う野暮な国よりも、戦争も原発もない『別品』の国がいいし、この国にはそれだけの社会的・文化的資産もある。」(13.10.9同)

 

 天野さんが創刊した「広告批評」の82年6月号で反戦広告を特集して、「まず、総理から前線へ。とにかく死ぬのヤだもんね。」のコピーが有名になりました。

 

 天野さんの場合は、反骨精神を、皮肉ではなく、ユーモアで表すというのが特徴だったように思います。そういう意味で、正に天野さんこそ「別品」です。

 私ごときに真似はできないのですが、真似ようとしても、私の場合は、つい皮肉になるのです。こういうのを「下品」というのでしょうか・・。

 

 ところで、朝日新聞の報道によると、「通夜、葬儀は本人の希望で行わない。」とあります。

 私は、墓は造らない考えは既に家族に伝えていますが、そうか、通夜や葬儀もしないという選択肢もあったのかと思いました。これなら、私でも真似ができそうです。

 10月21日、朝日新聞。

 同。

 最後のコラムです。10月16日、同。

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秘密保護法案

2013-10-20 11:19:04 | 政治

秘密保護法案

 

2013年10月20日(日)

 

 かつての職場の同僚で心臓病仲間と、示し合わせて、焼肉へ行くことにしました。

 「示し合わせて」というのは、彼の場合、奥さまからwife stop(doctor stopより恐いのですよ。)がかかっているからです。私が犯人と分かると、どのような展開になるのやら・・。ここは、徹底的な情報管理をして秘密にしておかないと・・。

 

・2013年10月18日、広島市中区「福ちゃん」。

 

 JR横川駅で待ち合わせました。横川は広島では交通の要衝で、市内のどこに行くにも便利なところです。

 市内電車のターミナルでもあります。

 

 時間があるので、少し散策すると、こんなのがありました。75歳の方に75本のバラ、何と3,000円也。俄かには信じられません。誰か75歳の方はおられないでしょうか・・。75歳でなくとも良いのです。今気付きました。生花ではないのかも知れません。にしても、魅力的です。

http://yokogawanow.com/shop.php?shopid=16

 広島は、三角州で川に恵まれています。ヒートアイランド現象が減少されます。

 この焼肉店には、30数年くらい前来た記憶があります。職場の係の親睦会です。当時賑やかだった印象が残っています。

 閑散としていました。17:10から20:05までいて、我々のグループ以外は一グループだけでした。かつて来た時のことを思うと意外でした。

 何が、この店をそうさせたのでしょうか。一つ言えるのは、肉の産地表示をしてもらいたいと思いました。徹底的な情報公開です。安心と同時に客へ信頼を与えることになると思います。

 30数年前に来て、また来ようと思ったのは、この炭火です。一見火力は強くないようですが、芯からの力強さがあるように感じます。これはタンです。

 手前から、白肉、カルビ、ホルモン、ガリです。

 ハツです。

 特筆すべきは、この豚肉(部位は知りません。)でした。濃厚な味で、どんな舞台に出しても恥ずかしくない味と思います。

 

・リピータイ度(また行きたい度)           ★☆☆☆☆

 もう少し、店内が清潔であってほしいです。

 

 

 「秘密保護法案」が今国会に提出されようとしています。

 秘密の範囲が明確ではなく、更には、「原発資料を明らかにせよ」と集会や街頭演説で訴えた場合でも、「教唆、煽動」で処罰の対象となるかも分からないというものです。

 日米の「密約」がアメリカの外交文書により明らかになっていますが、こういうことも出来なくなる可能性があります。

 私は、心臓病仲間と焼肉へ行ったことは、絶対に秘密にしなければいけないと思っていますが、国民の知る権利、言論表現の自由を脅かすような、法律には反対です。

 怯えるのは、心臓病仲間の奥さまだけにして欲しいです。分かれる時、固い約束をしました。焼肉情報は絶対に秘密にする、と。

 

 

(参考)

 どうした訳か、昨日はアップしなかったのですが、訪問者が最近ではMaxとなりました。

 416IP、1261PV、1830/1,942,159。

 

 

(2013年10月21日、追記)

 標題を「福ちゃん」→「秘密保護法案」に変更します。

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稲刈り

2013-10-18 11:14:35 | 産直市場

稲刈り

2013年10月18日(金)

 小学校の同級生から、稲刈りの手伝いをして欲しいという連絡を受けたのは、8月下旬でした。

 私のネットワーク(といっても、僅か10数人)で募集したところ、私を含めて3人OKの連絡がありました。私は、初めての経験なので、少々不安でしたが、近ずくにつれ一人減り二り減りで結局私一人になり、「不安」^2(不安の二乗→最近ある大学教授に教えてもらいました。)になりました。

 この同級生のところでは、 「はぜかけ米」を作るのだそうです。

 刈り取った稲束をひとつ一つ、手作業で「はぜ」に掛け、天日にて自然乾燥させたお米です。ゆっくり乾燥するため、米の熟度が進み美味しいお米になります。天日乾燥させたお米は、銘柄による食味格差をなくさせてしまうほど、美味しいと言われています。手間と時間がかかるため大量生産はできません。農家の方も自分の家で食べる分を残して余った分しか出荷しない貴重なお米です。(以上、ネットを参照)

 

 農家が本業ではありませんので、6畝〔約180坪(約594㎡)〕ということでした。

 稲穂が頭をたれています。

 小型のコンバインです。優れものなんです。刈り取っていき、一定の束になると、紐で結んでくれるのです。

 

 次々とこのような束ができます。

 昔の手作業に較べると、10倍以上の生産性でしょうか。

 鉄骨を組み立てます。

 

 途中、昼食です。

 左はピオーネです。同級生のご主人は、電気工事関係の会社の社長をしておられるのですが、果物作りにも事業の範囲を広げています。半干しして東京の高級料亭へ販路を開く計画とか・・。

 糖度は中くらいでしたが、半干しにすると甘さが凝縮するので、OKと思いました。

 

 アスパラガスの漬物にもチャレンジしています。シャキシャキ感があり、中々の味でした。

 この会社の本社との取引の割合が30%程度ということですので、親会社がどうなっても、生き残りを図るという意図ではないかと思います。

 主な作業は、この稲束をはぜに掛けるのです。このような作業をすると、自分自身がよく見えてきます。私は作業は早い方なんですが、雑なんです。略して「早雑」。反対語は、「遅寧」(注 私が考えました。雑言が聞こえます。)

 

 昨年は約200㎏の収穫で、今年は昨年以上ということでした。

 渋柿ですが、熟しているのがありましたので、頂きました。木で熟した柿なんてスーパーでは売っていないですから、何十年振りの味でした。

 

 10月14日10時半から17時半までの作業で、明日から体中の痛みを感じることが予想できました。

 

 沢山頂き物をしましたので、翌日同級生にお礼のメイルをしました。

 (同級生はご主人にメロメロなんです。)「そのことを思い出し、これを書きながら、ニヤニヤしているのですが、このニヤニヤするのが、あちこちの身体の痛みに貼る膏薬より、よほどか効果がありそうです。という訳で、痛みを感じたら、思い出してニヤニヤするようにしています。 」

 

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東京滞在中の演奏会 Ⅲ

2013-10-17 10:05:11 | 音楽

東京滞在中の演奏会 Ⅲ

2013年10月17(火)

 

 一昨日の続きです。

 

・1989.3.11 ベートーヴェン 交響曲第2・7番 朝比奈隆 サントリー・ホール。

 2番終了で3回指揮者が呼び戻された。7番、もう少し熱狂的でもよかったのではないかと思った。アンコールの拍手がすごかった。15分位は拍手が続いただろうか。これほどの雰囲気は僕も初めてだった。

 銀座のクラブのホステスと行った。終了後クラブ風の中華料理屋へ行った。彼女真光の会という新興宗教の話をして興ざめだった。12時30頃まで店にいた。彼女からハンカチを貰った。

(現時点のコメント)

 この演奏会は比較的よく覚えています。朝比奈は京都大学の卒業ですが、元々の出身は東京で、東京での公演は凱旋公演という意味合いがあり、熱狂的ファンが多くいるのだということを、後日音楽雑誌で読んだ記憶があります。

 当時、バブルの真っただ中で、中学校の時の同級生がI建設(彼は、建売のスーパーだと言っていました。)に勤めていて羽振りが良かったのです。その友達に誘われて銀座のクラブへ2・3回行き、そこのホステスと知り合い、演奏会へ誘いました。彼女、音楽には興味がないようでしたが、なぜか私の誘いに応じてくれました。

 演奏終了後中華レストランで食事をしたのですが、彼女(真光の会ですから)何を思ったのか私のお腹に手を当てて、なんとかこうとか講釈を言い出しました。彼女は私のためと思って言い出したのかもしれませんが、私は無神論者で、そんな話は全く興味がないどころか聞きたくもなかったのに、相手が気分を害してはいけないと思い、辛抱して聞くのが堪りませんでした。

 当時の夜の銀座ですが、凄まじい状況でした。(銀座通りというのでしょうか)タクシーがびっしり車道を埋めていました。その中には堂々と白タクがいて、その白タクに乗って、二次会会場へ行ったこともありました。

 バブル期に私が踊ったつもりなかったのですが、今から考えると、3万円のクラブへ行くとは、自分を見失っていたような気がします。 

 

・1989.3.15 ブラームス ピアノ協奏曲第2番 交響曲第4番 NHKホール。

 4番がよかった。

(現時点のコメント)

 独奏者、指揮者は次のサイトで確認しました。サイト掲載者には三度感謝申し上げます。

http://tc5810.fc2web.com/nhkso.htm

 ピアノ独奏、ヴァレリ・アフナシエフ、指揮:ハンス・ドレヴァンツ。

 来年1月に京都大学交響楽団の演奏でブラームスの4番を聴きに行く予定です。大学の交響楽団ですが、同楽団の演奏をよくご存じの方(一人ならずお二人から)「上手」という評価を聞いていますので、楽しみです。

 

1989.3.23 サン・サーンス オルガン交響曲 新星日本交響楽団 サントリー・ホール。

 オルガンの響きは良かった。

(現時点のコメント)

 オーケストラの経営はどこも(N響は除いて)苦しいということが昔から言われています。ところが、破綻したという話は、私は殆ど聞いたことがありません。その例外の新星日本交響楽団です。サントリー・ホールでオルガンの響きを聴いてみたいという気持ちが強いです。

 

 東京へ滞在していたのは、1988年10月から1999年3月までで、私の人生時計14時50分から14時53分。チン。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/6004ca5323c221f7b9013e4985b416b1

 

 研修所の寮から六本木のケントスまで歩いて15分くらいでした。よく行きました。

 見知らぬ女性を誘って踊るのですが、5割以上は応じてくれました。

 銀座ライオンにも行きました。広島にも同系列の店が出来ましたが、雰囲気は全く違っていました。銀座には行きたいですが、広島へは行きたくないです。

 二男を東京へ呼び、ディズニーランドへ行きました。12月25日の寒い日で、どこも1時間以上の行列で苦痛でした。翌日の新聞に最多来客数と出ていました。ニ度と行きたくありません。

 サントリーホールへは8回行きました。この写真は1989年3月5日です。傘を持っていますので、雨が降っていたのでしょう。

 入口のチャイムが心地良かったです。

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フィット3試乗

2013-10-16 09:37:33 | 環境車

フィット3試乗 

2013年10月16日(水)

 

 フィット3試乗結果は、驚異の燃費でした。ライヴァルメーカーは脅威にさらされるでしょう。 

 試乗コースは、国道2号線を含む市街地です。私のゴルフⅥハイラインで同様の乗り方をした場合、経験的に12㎞/ℓ前後の燃費になると思われるコースです。それが、33.0㎞/ℓ!!!。同乗のスタッフに、私は「信じられない。」という言葉を何度も発しました。フィット3と最大のライヴァル関係にあるトヨタのアクアに試乗した時は、24.8㎞/ℓと出ました。コースが違う等同一条件ではありませんが、それにしても8.2㎞/ℓの差がでるということは、実燃費でフィット3が上回りそうです。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/22c0299c261d7722d46f2daf70e0098a

 

 次に特筆すべきは、ガソリン車とハイブリッド車のプライス差が、サプライズです。スタッフによると、ハイブリッドのLパッケージとガソリン1500ccのLパッケージがほぼ同性能・同装備ですが、ハイブリッドが183万円と15万円しか高くなっていません。トヨタだと約40万円の差なんです。これも「信じられない。」を連発しました。 

 このようなフィット3がヒットしない訳なく、発売後1か月の受注台数は62000台に達しました。(月販目標15000台)生産が間に合いさえすれば、10月以降アクアを抜いて販売台数トップになると思われます。来年にはセダンモデルも発売し、トヨタを突き放す戦略です。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/90645a8c538bd1de33f262f23ff25894

 スタッフによると、ハイブリッドの比率が8~9割で、現時点では納期は来年2月ということでした。消費税増税前に間に合わそうと思うと、早く契約する必要がありそうです。 

 

注1 燃費は、車載燃費計のものですし、もっと根本的な問題として、車載バッテリーの充電レヴェルを試乗前と後で比較したものではありませんので、正確なものではありません。私が試乗したモデルのJC08燃費は33.6㎞/ℓです。

注2 省燃費運転に特化して試乗しましたので、コーナリング、加速性能、減速性能、静粛性等については、感想を述べることはできません。ただ、乗り心地、静粛性能は、同クラス車と比較して不満はないと思います。

 

 

 10月15日、平日でしたので、混んでいませんでした。

 アクアの2モーターに対して、1モータのハイブリッドシステムです。スタートして直ぐにエンジンがかかります。エンジンがかかった時のショックとか音がうるさくなるといった感じはありません。

 アクセルを緩めると直ぐにモーターが充電によりエネルギーを回収してくのが分かります。モーターの音はよく聞こえますが、うるさいというほでではありません。

 デザインはひとそれぞれ好みですが、私は、少しアクが強すぎると思います。

 ホンダらしく、エンジン回転計も計器のモード切替によって表示することができるということでした。

 

 このシフトレバーがプリウスのものと同じなんです。物まねをして欲しくなかったです。ガングリップの方が扱い易いです。

 前後空間が広いです。後席に乗る機会が多い場合は、選択ポイントになると思います。

 頭上空間もアクアより広いです。

 

 走り出してから、段々燃費が向上していきます。途中約5㎞のところで29.7㎞/ℓと出ました。

 最終7.3㎞の試乗で、33.0㎞/ℓに達しました。

 

 

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東京滞在中の演奏会 Ⅱ

2013-10-15 08:31:42 | 音楽

東京滞在中の演奏会 Ⅱ 

2013年10月14日(月) 

 昨日の続きです。

 

・1988.12.15 オルフ カルミナ・ブラーナ 東京文化会館。

 よかった。

(現時点のコメント)

 生命力溢れる世俗カンタータ、カルミナ・ブラーナを実演奏で聴くなんてのは、広島ではなかなか考えられません。多分一生に一度の経験になると思います。

 

・1988.12.18 ブラームス ヴァイオリン協奏曲 交響曲第1番 N響 サントリー・ホール。

 1番には感動した。

(現時点のコメント)

 ブラームスの1番は、学生時代1カ月以上毎日聴いた記憶があります。ストイックな感じが良かったのです。

 ヴァイオリン独奏は誰だったか気になります。

http://tc5810.fc2web.com/nhkso.htm

 N響定期公演の曲目等をサイトにアップしておられる方がいます。凄いです。このサイトには載っていませんでしたので、定期ではなかったようです。

 

・1989.2.15 サン・サーンス ヴァイオリン協奏曲 フランク 交響曲二短調 N響 NHKホール。

(現時点のコメント)

 感想を書いていませんが、フランクの二短調は聴いてみたい曲でした。多分感動したと思います。

 前記サイトにより確認した結果、曲目・演奏者は次のとおりでした。(サイト掲載者には感謝申し上げます。)

 曲目は他に、ケルターホルンの交響曲第4番、ヴァイオリン独奏は、イザベル・ファン・クーレン、指揮はホルスト・シュタインでした。あの特徴あるシュタインの頭を見た!ことがあるのです。

 

・1989.2.16 ワーグナー 東京交響楽団 東京文化会館。

(現時点のコメント)

 曲目を書いていません。楽劇の演奏会形式だったのかも知れません。

 当時、演奏会へ行くと、飲み会で疲れていたからだと思うのですが、眠気に襲われることが必ずありました。もったいないことでした。ワーグナーの大海の波に巻き込まれるような音楽でも、スヤスヤと眠っていたのかな?

 

・1989.2.19 バッハ ミサ曲ロ短調 新宿文化センター。

 うねるような合唱は、生でなければ味わえないものだ。良かった。

(現時点のコメント)

 私は、カール・リヒター:ミュンヘン・バッハの演奏でミサ曲ロ短調に目覚めたのですが、精神性の高さは並ぶものがないように思います。

 

 

・1989.2.21 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲5番・13番 カザルス・ホール。

 本当に音楽するという感じで音も綺麗で良かった。

 チェロ奏者が15年位前に聞いた、桐朋学園大学四重奏団のメンバーだった、山崎さんと言う方でした。

(現時点のコメント)

 桐朋学園の弦楽四重奏団の演奏が広島であった時、アンコールを止めないので、演奏者の方が困っていました。多分どこかの大学生だったと思うのですが、美人揃いだったからでしょうか?山崎さんはダイナミックな造りのお顔です。今ネットで調べて、広島出身ということを知りました。先のアンコールを止めなかった人の中に知っている人がいたのかな・・?

 

・1989.3.5 マーラー 山田一雄:ユーゲント・オーケストラ サントリー・ホール。

 女性独唱と女性混声合唱の入る100分ばかりの大曲で、聴くのもなかなか大変だ。途中ハプニングがあり、指揮棒が飛んでしまった。オーケストラの実力うんぬんまではいかないが、迫力ある曲だった。

(現時点のコメント)

 マーラの3番でした。

 指揮棒が飛んだのにはびっくりしましたが、でも、何事もなく曲は進行しました。「オーケストラの珍事」でアップしたことがあります。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/6bc554baf86763aed3f1f1196339c0a4

 最近、アバド指揮EUオーケストラの3番の演奏を贈ってくれた方がいて、改めて聴いたのですが、終楽章は佐村河内守の交響曲「HIROSHIMA」の同じく終楽章とよく似ていることに気付きました。佐村河内の意識の中にこの3番があったのでしょう。

 

 

 

・1989.3.7 バッハ チェンバロ演奏。

 平均律2番と24の前奏曲とフーガ カザルス・ホール2時間30分余りの演奏で、聴く方もくたびれた。

(現時点のコメント)

 「くたびれた」とは!バッハに対して不遜です。ただ、最近特にですが、音楽を聴くにも体力が要ると感じるようになりました。そんなに長時間集中できないんです。

 バッハの音楽は派手ではないですから、単調で退屈することは、確かにあります。

 

・1989.3.10 マーラー 交響曲第7番 NHKホール。

(現時点のコメント)

 演奏者が誰かメモしていません。

 先のサイトで確認したところ、指揮はハンス・ドレヴァンツでした。(サイト掲載者にはサイ感謝申し上げます。)

 マーラーは、東京滞在中、9番、1番、3番に続いて7番と4曲聴いたということになります。広島でマーラーの曲を聴く機会が少ないと思って意識的に選んだのだと思います。

 私がマーラーの曲を最初に買った(4トラックオープンテープ)のは、1968年8月18日に、バーンスタイン:ウィーン・フィルの交響曲「大地の歌」でした。マーラーブームが起こりだした頃と思います。当時の音楽雑誌の評論を読んで聴いてみようと思ったのだと思いますが、率直に言って難しかったです。次に買った(4トラックオープンテープ)のはワルター:コロンビア交響楽団の「巨人」でした。次は、1980年代中ごろショルティ:シカゴのマーラー全集のCD(当時25000円だったと記憶しています。)。友達が頼みもしないのに買って来たと家に持ってきて置いて帰りました。このロンドンレコードのショルティの音のダイナミックさは圧倒的でした。スピーカーのコーンが破れはしないかと思ったものです。ともかく、マーラーには魅せられました。

 

 手塚治虫が死亡したのは、1989年2月9日です。その時、研修の講義をサボって(もう時効ですので、正直に言います。)北海道へ旅行中でした。バスの中でそのニュースを聞いた記憶があります。

 その告別式が3月2日にあることを新聞記事で読んだのですが、場所を書いてありません。私はどうしても行きたかったので、葬儀委員長の馬場のぼる氏宅へ℡しました。勿論面識はありません。それでも馬場氏は親切に応対してくれました。

 

 彼こそ、天才中の天才と呼ぶに相応しい人物と思います。根底に流れるヒューマニズム、科学的知識に元ずく豊かな想像力、描写力、何をとっても傑出しています。私はディズニーなんかより、遥かにレヴェルが高いと思っています。

 

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東京滞在中の演奏会 Ⅰ

2013-10-14 07:41:08 | 音楽

東京滞在中の演奏会 Ⅰ

 2013年10月13日(日)

 1988年10月(当時41歳)から1989年3月まで、職場の研修で東京都港区の研修施設の寮で生活しました。

 研修生は1道2府43県の私を含めて128名でした。 

 研修へ行くかという話を聞いたとき、私は、演奏会へ行くチャンス(内心、ヤッタ)という思いがかなりありました。私が住む広島と東京では演奏会の質・量が格段に違っていましたから。 

 ところが、実際は、研修生同士の交流会という名目の飲み会の連続で、演奏会へ行こうという目論見の30%も実現できなかったように思います。半年間約180日の間、飲み会100回位でしたでしょうか・・。 

 でも、その中でも、今にして思えば結構行っていました。当時日記、といっても飲み会が忙しかったのでメモ程度ですが、を書いていまして、確認すると16回行っていました。私の人生で6か月間に16回というのは一番多いと思います。

 ただ、残念なことに、曲目を全てメモしていませんし、演奏者をメモしていないものさえあります。私は比較的メモをする方なのですが、この時は研修に遊びに忙しくて一日48時間欲しいという状況でしたので・・。(見苦しい言い訳) 

・1988.10.20

東京交響楽団の第九練習。

(現時点のコメント)

 第九を歌うつもりで、練習に参加しました。この頃は広島交響楽団で第九を毎年歌っていましたが、広島の方がはるかにレベルが高いことがわかりました。女性のソプラノパートでプロ顔負けの声を出す人がいたのにはびっくりしました。ただ、合唱の場合、いくら上手でも一人が目立つとダメなんですよね。下手な人でも、皆と一緒に歌えば上手に歌えるようになるのが、合唱の醍醐味なんですよね。

 ということもあり、更には飲み会が忙しくて、一回参加したのみとなりました。参加費?として24,000円も払わなければならないこともびっくりでした。チケットを確か5枚もらいましたが、当時広島では参加費なんてのはありませんでしたので。 

・1988.10.24

マーラー 交響曲第9番 ノイマン:チェコ・フィル サントリー・ホール。

 確かに澄んだ音だ。マーラーにしてはおとなしい曲だった。

(現時点のコメント)

 一昨年ベルリン・フィルでマーラーの9番を聴いたのですが、この東京での演奏のことはすっかり忘れていました。第1楽章のフルートのピアニッシモは、あれ以上の弱音はないと思いました。(ベルリン・フィルの方)

 初めてのサントリー・ホールでした。音楽専用の豪華なホールに心躍らせたものです。1986年10月12日開館だったので、約2年後ということになります。

 山のように演奏会のチラシをくれるので、びっくりしました。

 ・1988.10.29

神谷郁代 モーツァルト サントリーホール。

(現時点のコメント)

 全く記憶していませんし、当時の演奏の感想も書いてありません。

 ・1988.10.31 

マーラー 交響曲第1番・子供の不思議な角笛等 リッケンバッハ:N響 サントリー・ホール。

 なかなかいい演奏だった。

(現時点のコメント)

 一週間前に、マーラーの9番を聴いていますので、マーラーを意図的に聴いたのだと思います。

・1988.11.22

シューベルト ヘルマン・プライ サントリー・ホール。

 期待はずれだった。もうすこし厳しい冬の旅でないと。

(現時点のコメント)

 研修生仲間と一緒に行きました。アリーナ席でした。

 フィッシャー・ディースカウの演奏(といってもFM放送)と比べて、物足りませんでした。

 研修に行く時、荷物を沢山持って行く訳にはいかず、当時カセットテープ一本持っていくことにしました。フィッシャー・ディースカウの冬の旅を迷うことなく選びました。この曲が一番精神を慰めてくれると思ったからです。

 

 研修生仲間では囲碁クラブに入っていました。女流対局を見に行きました。

 解説しているのは、「オワ」とか「アタタタのシリピン」(頭を叩いて、尻をはねる)などの名調子の故梶原武雄氏です。

 研修では、故磯村栄一氏の講義がありました。(89.2.23とあります。当時86歳。)

 有名な天皇とマッカーサーの会見に磯村氏が付いていったのですが、建物の入り口で、天皇が、「一平卒」にボディチェックされたというような話を生々しく語っておられました。

 また、戦前のベルリンオリンピックの後は東京オリンピックが予定されていて、磯村氏がベルリンへ視察に行った際、ヒトラーと握手したという話もしていました。

http://blog.goo.ne.jp/otaseizo/e/ef662c34b1243da9541caff07183739a

 ・・、ここまで書いて、ネットで調べると、ヒトラーと握手をしたという話は、前記サイトに載っています。このサイトを読んで少し思い出したのですが、ヒトラーへの「貢物」は、「本当」?と思われるかも知れませんが、日本刀と言っていました。シベリア鉄道で向かう途中、日本刀を持っている為に怪しまれのだが、何とか難を逃れることができたという話だったように記憶しています。

 また、少し思い出しました。磯村氏といえば同和対策協議会の会長をしていて、同和問題の専門家でもありますが、皇太子(現平成天皇)側の要請で同和問題についてレクチャーしたという話もありました。

 講義の本題は、都市問題で、幕張メッセの話でしたが、肝心の講義より雑談の方をよく覚えています。

 まだまだ、歴史の生き証人としての話が盛りだくさんだったのですが、私が持っている得意&特異な能力、忘却力により、茫漠の彼方へ行ってしまいました。

 

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ブラームス 交響曲第4番

2013-10-13 12:09:50 | 音楽

ブラームス 交響曲第4番

2013年10月13日(土)

 全編を流れる、はかなく物悲しいメロディは、人生の挽歌を思わせるようで、しみじみとした感情を伴って、これまでの私自身の人生の歩みを想起させます。私にとって、ブラームスの4番はそのような曲です。歳を重ねるにつれて、その良さがより分かってくるような曲と思います。

 最近ネットを通して知り合った方から、京都大学交響楽団の演奏会でブラームスの4番が演奏されるという情報の提供をいただき、迷うことなく広島から京都へ聴きに行くことに決めました。

http://kyodaioke.com/

 私は学生時代、広島大学交響楽団の演奏会を何回か聞いたことがありますが、率直に言って酷い音でした。オケの団員は100人以上いるのですが、ヴァイオリンの音がキィーキィーという感じで音の膨らみが出ないのです。あの「キィー キィー」という音は「聞ぃき」づらいですね。

 京大交響楽団は、どうでしょうか・・。

 情報提供いただいた方は、京都大学の理系の教授ですが、相当音楽がお好きなようです。その方が、「手前味噌になりますが、京大交響楽団は結構上手です。」と言っておられるので期待して良いと思います。

 ブラームスの4番をこれまで聴いたことがあるか、調べてみました。といってもこれまでの全ての演奏会を記録・記憶している訳ではありませんが、一部記録・記憶によると、一度ありました。1989年3月15日、ブラームスのピアノ協奏曲第2番と交響曲の第4番をNHKホールで聴いていました。当時のメモに、「4番がよかった。」と記しています。(演奏者をメモしていません。我ながら情けないです。)

 24年前41歳の時聴いたブラームスの4番が、66歳の今、私自身のなかでどのように変化しているか、楽しみです。

 

・ヨハネス・ブラームス、52歳の時の作です。

コメント (2)
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