団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

「共産党は平和の座標軸」 前川喜平さん

2022-07-04 10:58:17 | 選挙

「共産党は平和の座標軸」 前川喜平さん

2022年07月04日(月)

 

 元文部科学省事務次官の前川喜平さんの座右の銘は、「面従腹背」だということです。え~っ!?という感じです。長年の自民党政権に内心では反対だったということでしょうか・・。そのような方が事務次官に上り詰めるのには、ご本人の能力もさることながら、内心を悟られないようにしたからかな?と思います。(笑)

 

 3日の赤旗です。

 

 その前川さんの内心つまり本心は、共産党のシンパだったのかな?と思います。

 

 前川さんの続きに私の話をするのは、僭越でありますが、私も共産党へシンパシーがあります。ただ、7割~8割といったところです。

 共産党は日米安保条約廃棄でありますが、私は今すぐに廃棄というのは、東アジアのパワーバランスが大きく崩れ中国の台頭を許すことになると思い反対です。

 もう一つは、共産党も経済成長派でありますが、私は脱成長派なのであります。

 

 ただ、違いがあっても、他にまともな政党がありません。

 前川さんは、「平和の座標軸」と言っておられますが、私は僭越ながら対抗して「政党として自立しているかどうかの座標軸」と言いたいです。共産党は唯一政党助成金を受取っていません。超立派であります。政党助成金を受取っている数多政党、いわば自立できていない政党が、そもそも政党と言えるのか?と思います。

 

 他にまともな政党が無いため、前川さんほどではありませんが、「推し」なのであります。恐れ多くも前川さんと比較してしまいました。 m(_ _)m

 

 明日早朝から旅に出ます。

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維新現象

2021-11-01 12:31:40 | 選挙

維新現象

2021年11月01日(月)

 

 「維新現象」ともいうベキものでしょうか・・。

 今回の選挙で圧勝したのは、維新のみです。

 

 維新の「人気」の秘密は、いくつかあると思っていて、

 

①「身を切る改革」と称して幻想を振りまいています。

 議員歳費とか議員定数とかを削減して、行政に不満を持っている層に受けています。「身を切る」のであれば、政党助成金は受取るハズはないのに、その幻想に気付かない人も多いのではと思います。

②一定、住民の身近な良い政策を行っています。

 確か、高校の授業料を無償にするとか、学校給食を無償にしたと記憶しています。

③橋下徹氏の存在が大きいと思います。

 彼は、民放に引っ張りダコで、内容はともかくとして筋だった論立てで論戦が上手い! 大物、例え大臣でもやり込めます。コロナで西村大臣を追求し、西村氏に政策を変更させたことがあります。

 数カ月前、共産党も加わったTV番組で、あれだけ共産党に拒否感情を持っているにこ関わらず、「この点については、悔しいが、共産党と同じです。」と言ったことがあります。一定柔軟性があります。

 キャラが、オチャラカ系で、大阪の感覚にピッタシという感じがします。

 

 以上は、一昨日知人にメイルした内容です。

 

 

 ただ、今回の「圧勝」はそれだけでは説明できないことがありまして、それは「コロナ効果」です。

 吉村大阪府知事があれだけTVで露出するとそのPR効果は絶大でありますよ。大阪での異次元「圧勝」を見れば明らかです。

 

 ただ、これ、現在がピークと思います。コロナと同じで、ピークを過ぎると、激減するのであります。特に維新には更に激減する理由がありまして、それは所属議員の不祥事です。不祥事率は抜群(笑)であります。

 

 少しだけこれまでの事例を紹介します。

 

・国政では2019年、衆院議員の丸山穂高が北方領土をめぐって『戦争で取り返すしかない』と発言

・衆院議員の西村真悟は13年に『韓国人の売春婦はまだうようよいる』と発言

・15年には衆院議員の上西小百合が本会議を欠席して旅行していたと報じられ批判を浴びる

 

 

 何時か近いうち維新の議員の不祥事が明るみにされること、間違いありませんです、と思います。そして、コロナと同じで自壊するのであります。

 

 

 今日、病院へ行ってきました。心臓カテーテル検査をするかどうかの診断です。結論的には、経過観察を行い当面カテ検は保留ということになりました。

 外来診察料 74点

 心電図   130点

 超音波   880点

 2割負担で2,170円也

 外来診察料が740円というのは超安いと思います。この診察には医師の技術料が含まれていますので、高度な診断を行って740円って信じられないです。

 

 担当Dr.が注目すべき発言をしました。コロナですが、第6波が起らなければ終息するだろうと言ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Dappi 化けの皮事件

2021-10-25 07:38:56 | 選挙

Dappi 化けの皮事件

2021年10月25日(月)

 

 昨日の続報です。

 

 24日の赤旗です。最後の段で次の行が途切れています。

 「アカウントのプロフィールは25%が空白であり、空白」

 

 今後この問題は大きくなる可能性があります。少なくとも、特別国会で大きく取り上げられることは間違いありません。ということで、続々報を想定して事件名を付けることにしました。「Dappi 化けの皮事件」。その心は、「脱皮して化けの皮が剥がれると自民党との関係が明らかになるであろう」ということです。(笑)

 

 これまでのおさらいを含めて項目で整理します。

 

  1. ツイッターで、Dappiが野党や政権に批判的なマスコミに誹謗中傷の攻撃的な投稿を繰り返しています。その中には、「近財職員(注 赤木さんのこと)は杉尾秀哉や小西洋之(注 いずれも立憲民主党の国会議員)が1時間つるし上げた翌日に自殺」などとありました。→これはフェイクです。
  2. Dappiの発信元企業の販売先は、自民党とシステム収納センターとなっています。(注  私の推測では、自民党とシステム収納センターが業務を委託しているのかな?と思います。)
  3.  「システム収納センター」は、自民党の関連企業で、自民党本部から「負担金」として17~19年の3年間だけでも1億2200万円余りを受け取っていました。
  4. 同センターの歴代取締役は自民党国会議員が就いており、岸田文雄首相は03年から2年間、甘利幹事長は01年に代表取締役となっています。(注 私の推測では、自民党の「影」の広報戦略及び実施をしていたのかな?と思います。「影」というのは、自民党として表立っては言えないことだからです。)
  5. 同センターの社長は、自民党の事務方トップの事務総長元宿仁(もとじゅくひとし)氏と親戚関係にあります。
  6. 元宿氏は、長らく自民党の「金庫番」として党の資金集めにおいて中心的な役割を担っているとされています。(注 ネット情報)

 ウィキペディアによると、元宿氏は「2000年に事務方トップの事務局長に就任。2006年には定年延長の上、 新設の事務総長に就く。 民主党に政権を奪われた後の2010年7月にいったん一線を退くが、再び総裁に返り咲いた安倍晋三に呼び戻され、同じく再度事務総長のポストに就き、現在に至る」。

 

 

 つまり、①自民党→②元宿氏→③システム収納センター→④Dappiという流れが見える訳です。Dappiからの流れだと3回脱皮する過程で化けの皮が剥がれて「自民党」ということになります。(笑)

 

 

 赤旗の報道及びネット情報に基づく私の推測が当たっていれば、つまり自民党が世論操作をして「ウソ情報」で野党を陥れようとしたのであれば、それは民主主義の根幹を壊すことと言って差し支えないと思います。この疑惑に岸田政権は真摯に答える責任があります。

 

 

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面従腹背

2021-10-22 06:07:57 | 選挙

面従腹背

2021年10月22日(金)

 

 元文部科学事務次官の前川喜平さんの座右の銘は「面従腹背」だそうです。

 「面従腹背」とは、表面は服従するように見せかけて、内心では反抗すること。(広辞苑)

 

 

 組織人だと大なり小なり「面従腹背」って側面があると思いますが、これって、あまり良いイメージの諺ではありませんよね。そのよくないイメージの諺を座右の銘だと言うのって、私ゃ、前川さんは正直な方と思うんです。その正直な方が赤旗に登場して、また正直なことを言っているのです。

 前川さんは、共産党の候補者の応援に駆け付け、「現役時代は共産党とたたかってきたが、この政権を代えるには共産党が加わった連合政権しかない」と述べたと言うんですね。「現役時代 内心では 共産党と共にたたかってきた」と言う方が、より応援演説としては相応しいと思うんですが、正直に「現役時代は共産党とたたかってきた」。(笑)

 

 短絡的ですが、その正直な方が応援する候補者って「間違いない」と思うんですよね。

 

 ところで、今日の朝日新聞地方版を見て、ビックリしました。朝日新聞が候補者にアンケートをしたのですが、広島1区の候補者4人中1人回答が無かったんです。誰だと思われます? 何と、「ブレまくり まる岸田めだ」の岸田内閣大臣閣下だったのであります。朝日のアンケートたって、主権者が知りたいことを問うているので、主権者が岸田氏に尋ねていることと同じことですよ。それに真摯に向き合わないって!、「ビックリ」というより驚愕ですよ。確か岸田氏は、「聞くのが特技」とかなんとか言っちゃって手帳を見せびらかすパフォーマンスをやっていましたよね。→これ大嘘だってことがバレたのであります。こんな大嘘をつく人をトップに据える自民党の候補者って、「間違いない ことはない」と思うんですよね。→私の文章は文法誤りがあります。(笑)でも、言っていることは「間違い」ありません。

 

 

 

 

 

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森友事件は解決していません

2021-10-21 16:58:10 | 選挙

森友事件は解決していません

2021年10月21日(木)

 

 

 森友問題について、古賀茂明さんに登場してもらいます。(ネットから引用しました。)

 

 安倍元総理大臣には独特の哲学があると私は見ている。一言で言えば、「国民は馬鹿である」という哲学だ。「ものすごく怒っていても時間が経てば忘れる」「他にテーマを与えれば気がそれる」「嘘でも繰り返し断定口調で叫べば信じてしまう」。選挙のたびに勝利した安倍氏がこう考えたのはある意味正しかった。

 

 さらに、この哲学は、とんでもない政治倫理の堕落をもたらした。安倍政権では、「李下に冠を正さず」、すなわち、人の道から外れているのではと疑われることだけでも許されないというあるべき倫理観は完全に消え失せた。どうせ国民は馬鹿ですぐに忘れてしまうのであれば、怖いのは司法当局だけということになる。倫理規範は「捕まらなければ良い」となり、ことが起きると、何も説明せず、「検察に捕まらなかった」から問題ないと胸を張るようになった。

 

 これはさらにエスカレートし、「逮捕させなければ良い」というレベルまで堕落した。法律に反して、安倍氏の守護神、黒川弘務東京高等検察庁検事長(当時)の定年を延長したのはその象徴だ。

 

 そうなると官僚たちは、「李下に冠を正さず」から「違法にならないギリギリのところでうまくやれ」、さらには、「違法なことでも捕まらないようにやれ」と迫られることになる。結果、政府のいたるところで文書隠蔽、廃棄、改ざんが行われた。

 

 森友事件に関連して公文書改ざんを強要され、後に自殺に追い込まれた近畿財務局職員・赤木俊夫さんはその犠牲になったのだ。私は、ご遺族の夫人・雅子さんとよく話をするが、実は、雅子さんが一番心配しているのは、国民が森友問題を忘れてしまい、真相が何も明らかにされないまま、「過去のもの」として葬り去られてしまうことだ。だが、今回はこれまでとは違う。10月6日に雅子さんが岸田文雄総理に出した手紙が反響を呼び、ヤフーニュースによる選挙の最大の関心事のアンケートで、森友再調査が何と断トツの1位。驚くべきことだ。選挙中も関心を集め続けるだろう。これは、安倍政治への嫌悪感がまだ国民の頭の中に深く刻まれている証である。今、岸田内閣が安倍政治を変えられないというイメージは急速に広まり、内閣の支持率は低迷している。雅子さんの手紙はそこにさらなる痛烈なダメージを与えた。野党側が万全な共闘体制を作れたら自民大敗という可能性も十分出て来た。雅子さんの手紙は、国民の「記憶」を呼び覚ましたのだ。 「安倍さん、国民はそんなにバカではありません」という結果を選挙で示すことができるかどうか。私たち国民一人一人の真価が問われている。

 

 

 雅子さんの、「『過去のもの』として葬り去られてしまう」という懸念は、皆で共有したいですね。物忘れの酷い私ですが、怒りがあれば忘れることはありません。多分脳が活性化するからだと思います。(笑)

 

 

 

 

 

 

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そりゃアマリだ

2021-10-20 07:51:28 | 選挙

そりゃアマリだ

2021年10月20日(水)

 

 「そりゃあんまりだ」が「そりゃアマリだ」程度の駄洒落しか思いつきません。何故「思いつかないのか」?そりゃ怒っているからであります。

 

 17日の赤旗です。

 

 この記事にはありませんが、甘利幹事長は、UR(都市再生機構)の口利き問題について、「寝耳に水」と宣まわれました。大臣室で2回に渡って100万円受け取っていて「寝耳に水」とは、「寝言なら寝て言え!」と誰でも思いますです。

 甘利氏は、大臣を辞任しましたが、「睡眠障害」を理由に約4カ月にわたって国会を欠席しました。「(秘書の問題は)しかるべきタイミングで公表する」などと言って大臣を辞めた人間が、参考人招致や証人喚問から逃げて雲隠れし、通常国会が閉会する前日に不起訴処分が発表されると、それから約1週間後に活動再開を表明したのです。

 

 このような人物を幹事長に据えるとは、「そりゃあんまりだ」。「あんまり」は「アマリ」と発音してください(笑)

 

 

 古賀茂明さんは、自民党政権の腐敗について、次のように言っています。(ネット引用)

 

 第2次安倍政権で発覚した安倍晋三元首相の「森友・加計・桜」疑惑、甘利明氏のUR口利き疑惑、小渕優子氏の「観劇会」不正支出疑惑なども、部下だけが処分されたり、刑事訴追される一方で、前述ような理屈(起訴された訳ではないので処分の対象にならない)で本人は事件化を免れてきた。そこに共通するのは法律に触れるという明らかな証拠がなく、検察や警察に捕まらなければ問題なしとする政治倫理の腐敗だ。

 近年は、それがさらに深まったような印象さえある。「安倍官邸の門番」と呼ばれた黒川弘務元東京高検検事長の定年延長の騒動や、安倍元首相の友人であるジャーナリストの準強姦罪疑惑で、彼への逮捕状執行を止めた中村 格氏を警察庁長官に昇進させるなど、政治家やそのお友達を立件しない検察官、逮捕しない警察官が政権内で重用されてきた。政界の倫理が「捕まらなければよい」から「捕まえさせなければよい」へと、さらに劣化したわけだ。まさに「地に堕ちた政治倫理」である。

 本来なら、政治家には「李下(りか)に冠を正さず」という高い倫理性が求められる。人の道に反する行為をしているのではないかと有権者に疑われるだけで責任を問われる立場にあるのだ。

 しかし、今の日本の政治は明らかにその倫理が劣化し、さらなる堕落が進む状況にある。

 看過できないのは岸田文雄首相が率いる新政権でもその流れが続きそうなことである。その象徴が甘利氏の党幹事長起用だ。経済再生相当時、大臣室などで口利きの見返りとして計100万円を直接受け取ったという証言が報じられたにもかかわらず、甘利氏はなんの説明もしていない。本来なら、議員辞職モノだ。

 その甘利氏を岸田首相は自民ナンバー2の幹事長に起用した。甘利氏の登用には安倍、麻生両元首相の意向があったとされる。ふたりのキングメーカーへの忖度(そんたく)は明らかだろう。事実、森友問題の再調査はしないと、岸田首相は明言している。新政権でも政治倫理の腐敗は継続すると考えるべきだろう。

 

 

 

 

 

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湯川れい子さん

2021-10-18 12:17:00 | 選挙

湯川れい子さん

2021年10月18日(月)

 

 「共産党ここに期待」で、湯川れい子さんが登場しています。湯川さんって、高校時代から名前程度は知っていました。ということは少なくとも60年以上評論活動をされておられ、御年85歳。時たまTVに出ることもありますが、若々しく存在感のあるお方です。

 

 10月3日の赤旗です。

 

 湯川さんは、「気候危機、原発ゼロはいますぐに取り組むべき課題です。日本には活断層も多く、地震災害などで原発に何かあれば一発で住めない国になります。」と指摘されておられます。「何かあれば一発で住めない国」で、思い出したことがあるんです。

 

 2006年11月3日に「ピースフェスタinヒロシマ」という集いがあり、小田実さんが話したことです。「日本海側の原発にミサイルが落とされたら甚大な被害を被ることにな(る)」。

 

 

 この集会の様子をメモしていました。以下です。

 

 趣旨は、「1万人つどえば、何かが変わる」「憲法公布60周年。60年間戦争をすることのなかった日本が、今変えられようとしている。平和への思いを集めよう。」ということです。

 ミュージシャンによるコンサートやら池田香代子さん(「世界がもし100人の村だったら」の著者)や小田実さん(ベ平連)の講演やら多彩なプログラムでなかなか内容の濃いものでした。

 小田実の主張はこうでした。

 今、日本はナショナリズムの高揚をあおり、北朝鮮の核の脅威を異常に吹聴し、「戦争をする国」にしようとしている。しかし、現実を見ると、食料の自給率が40%、石油は殆ど皆無、日本海側の原発にミサイルが落とされたら甚大な被害を被ることになり、戦争をするのであればその備えが必要になる。このリアリズムの視点で世の中を見ることが重要で、そういう国で一体戦争ができるのか。

 憲法第9条は「今こそ旬だ」。「旬」という意味は、リアリズムの視点で憲法の趣旨を実現することこそが、「平和」にとって大切である、ということだ。

   

  注 憲法前文(抜粋)

 「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、・・・日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」

 

 最後はジョンレノンの「イマジン」の合唱で「締めくくる」というものでした。「イマジン」は先の憲法前文の趣旨を分かりやすく説いたものだと思うのです。

 

 

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分配のゆがみただせ

2021-10-16 12:49:35 | 選挙

分配のゆがみただせ

2021年10月16日(土)

 

 民放番組党首討論での、共産党の志位委員長の主張です。以下、赤旗の記事を要約します。

 

 16日の赤旗です。

 

 

①志位氏は、「一番の問題は、『分配』の中身がゆがんでいるところにあります。この9年間に大富豪は資産を4倍に増やしたが、働く人の実質賃金は22万円減った。大企業と富裕層が『分配』を独り占めしてしまって、庶民には『分配』が回っていない。このゆがんだままでは成長もできない」「このゆがみをただすには富裕層や大企業からきちんと税金をとり、消費税を減税することが必要です」と述べ、富裕層・大企業への優遇税制を是正し、応分の負担を求める政策を具体的に提起しました。

②志位氏は気候危機打開の問題に言及。「若い方の未来が左右されるような危機ですから、ぜひ危機感を共有して、緊急の行動に立ち上がろう。世界でも(環境活動家の)グレタさんをはじめそういう運動が起っています。ぜひ日本の若いみなさんも一緒に運動をやろう」と呼びかけました。

 

 ところで話は変わりますが、私はカープが勝つよりか巨人が負ける方が嬉しいんです。TV放映権料の問題とか巨人の傲慢なところは多々ありますが、私は「江川問題」は絶対に許すことはできませんでした。

 自民党安倍元総理大臣は、国会で大嘘を言い、情報を隠すどころか廃棄まで行い、挙げ句の果ては税金を私物化して花見三昧をやらかしました。そしてこの方の最大の特徴は全く反省がないということです。→これ、絶対に許すことはできません。

 「カープと巨人」の関係と「共産党と自民党」の関係って、重なり合うところがあると思うんですよね。カープはかつては弱小でありました。共産党は今でも弱小ですけど。(笑)一方、巨人、自民党は傲慢であります。私は、選挙で共産党が勝つよりか自民党が負ける方がよほどか嬉しいのであります。

 カープと共産党は他にも共通項がありまして・・、カープのイメージカラーは赤で、共産党もアカって言われます。ただ、「アカ」というのは悪口として言われているのですけど。(笑)

 今度の選挙で自民党現有276議席から単独過半数の238議席を割れば敗けということになるでしょう。もしそうなったら、私ゃ友人・知人に奢りまくりますですよ。カープじゃなかった共産党が勝っても奢りません。(ハハハッ)

 

 

 

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税制のゆがみ

2021-10-14 08:11:29 | 選挙

税制のゆがみ

2021年10月14日(木)

 

 税制のゆがみと言っていいと思います。

① 大企業優遇の税制

② 富裕層優遇の税制

 

 10月10日の朝日新聞です。

 

 消費税導入後の33年間で消費税の税収は累計448兆円。一方法人3税と所得税・住民税の税収は600兆円減。結果的に、法人税の減収の穴埋めに消費税を充当したものとなっています。

 

 「大企業優遇の税制」とは、大企業の実質的な法人税負担率は租税特別措置などで大幅に低くなっています。その結果、実質負担率は、小規模企業と中堅企業が20%前後なのに対し、大企業はその半分の約10%です。その結果、大企業は内部留保を大幅に積みましています。

 

 「富裕層優遇の税制」とは、所得1億円の税率27.9%をピークに下がっていき、100億円超では16.2%となっています。株の配当や譲渡益が分離課税となっていて税率約20%となっているからです。累進課税が当然と思っていましたので、愕然であります。

 

 この日本の大企業や富裕層優遇の税制をどのようにするかが、今回の選挙で問われるところです。

 

 岸田総理大臣は、4日の記者会見では、分離課税について「考えてみる必要がある」と述べていましたが、10日のフジテレビでは「当面は触ることはない」と「幻想を振りまいた」結果となっています。

 また、「成長と分配の好循環」といっていますので、なら全ての人に「分配」の果実が行き渡る消費税減税が必須と思いますが、消費税減税については「幻想を振りまく」ことすらいたしません。(笑)

 

 野党と「ゆ党」と言われる維新も消費税5%への減税で一致しています。大きな争点となっています。

 

 

 

 

 

 

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二見伸明さんの「共産党 ここに期待」

2021-10-13 19:04:33 | 選挙

二見伸明さんの「共産党 ここに期待」

2021年10月13日(水)

 

 09月21日の赤旗です。

 

 「元」といえども、公明党の副委員長まで務めた方が、共産党に期待するとは、公明党って面白くないでしょうねぇ。裏切り者になっているかも知れません。(笑)

 

 二見さんは、次のように言っています。

 「最近思うのは、新型コロナウィルスは、“このままでは人類が滅びてしまう”という最大級の地球の警告ではないかということ。新自由主義、アベノミクスの暴走が招いた断末魔の苦しみだ。(中略)アベノミクスの自公路線を完全に終わらせるコトこそ、地球が我々に要求していることだと思う。この地球の要望に応えられる勢力は、日本共産党以外にない。だから、目前に迫った総選挙では、どうしても勝ってもらいたい。勝てば、地球の警告に応えることができる。それくらいの気概を持たなきゃ、選挙はやってられない。」

 「もう50年くらい前になるけど、・・「敵の出方」論を暴力革命の根拠として使ったよ。・・でも、あれは間違っているなぁて思ったから、それ以降、私は扱ったことがないよ。それが今また出てきた。(注)・・自民党や公明党は、共産党を理解する有権者が増えたら困るから、何とか恐怖心を植え付けようとする。・・だいたい暴力革命なんて、そんな能力やノウハウがどこにあるんだろうね。何年か前、対談の席で大臣経験者に『共産党は暴力革命なんだろ』と聞かれたから、『武器弾薬も私兵もなくて、暴力革命できるのか』って一言返したら、それで話は終わってしまった。」

 

(注)9月10日のことです。TBSの「ひるおび」で、日本共産党に対し、「共産党はまだ暴力的な革命を党の綱領として廃止していない」と公言した方がおられます。

(レギュラーコメンテーターの八代弁護士です。)

法と証拠 -  団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)

 

権力の顧問弁護士 -  団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)

 

 私は、直ぐに共産党の綱領を読みました。共産党の綱領には、「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり」とありますし、「選挙で多数を得た政党または政党連合が政権を担当する政権交代制は、当然堅持する」とあります。つまり、(暴力ではなく)選挙での政権交代を行うとしているのです。

 弁護士である八代氏がそういったことを知らないというのは、考えにくく、悪意に満ちたデマゴーグと断じざるを得ません。八代氏は謝罪に追い込まれましたが、謝罪になっていないと多くの人に指摘され、再度謝罪するという異常な事態になりました。

 

 

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三宅弘さんの 「共産党 ここに期待」

2021-10-11 01:50:18 | 選挙

公文書管理に詳しい弁護士 三宅弘さんの 「共産党 ここに期待」

 2021年10月11日(月)

 

 

 09月22日の赤旗です。

 

 

 三宅さんは、内閣府高度情報通信社会推進本部個人情報保護検討部会委員として政府の公文書管理について提言する立場でした。

 

 「森友・加計問題、桜を見る会疑惑、日本学術会議の会員の任免問題など、安倍・菅政権下で権力の乱用は民主主義を根底から脅かすものです。公文書の改ざん・違法廃棄の真相解明を抜きにしては問題を解決することはできません。」

 「共産党には、野党共闘のなかで懐深く活動し、今度は野党連合政権で民主主義の制度改革を実現する力を発揮してほしいと期待します。」と言っておられます。

 

 森友事件で自死した赤城俊夫さんのパートナーの雅子さんが岸田総理大臣に手紙を出しました。8日の朝日新聞によると、「岸田さんはもともと再調査に前向きな方だと信じている」、「岸田首相は話を聞くのが得意だと話していたので、手紙を出した」、「財務省が俊夫さんの抵抗にどう対応したか、国に明らかにするよう求めた」などとあります。雅子さんは、第三者機関による再調査を求めています。

 

 「話を聞くのが特技」の岸田氏がどう対応するかですが、絶対に第三者機関を設置して再調査をするなどといったことはいたしません、と思いますです。私の予想が外れたら、頭を丸めます。(笑)

 なぜしないのか、出来ないのか。自民党の寄って立つ権力基盤が崩壊するからです。公正な第三者機関が再調査すれば、私は間違いなく財務省の役人は刑事罰になると思います。仮に政治家が指示していたとすれば同罪です。さすがに、役人も刑事罰になることが分るようなことは、出来なくなるでしょう。自民党政権が行き詰まることは間違いありません。

 

 

 余談ですが、私は3:30に出発して車で富山へ向かう予定です。富山市役所の職員に会って、重度心身障害者医療制度についてお話を伺う予定です。富山市は、昨年の10月から精神障がい者も、身体障がい者・知的障がい者と同じくこの制度の対象にしたんです。広島市は、精神障がい者は同じようには対象としていないんです。

 

 

 

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青野慶久さん

2021-10-09 07:35:25 | 選挙

青野慶久さん

2021年10月09日(土)

 

 09月19日の赤旗です。

 

 ソフトウェア開発会社「サイボウズ」社長 青野慶久さんの「共産党 ここに期待」

 

 選択制夫婦別姓制度の実現にむけて、今度の衆議院選挙は本当に大事な選挙になると思います。

 共産党と立憲民主党が選挙で協力し、政権をとったあかつきには、選択的夫婦別姓や同性婚を含めて多様性のある社会を実現すると表明していることは心強いですね。

 選択的夫婦別姓のゴールが近づいてきていますが、ゴールのテープを切るまでは、野党が徹底的に押していただきたい。20年ほど前、高まった機運が押し戻されて停滞した経験があります。バックラッシュを絶対に起させないように、党派の枠を超えてがんばっていただきたいのです。共産党にもめちゃ期待しています。

 「私は性を変えたくない」と妻に言われたことが、僕が選択的夫婦別姓で声をあげるきっかけになりました。訴訟をたたかい、各地で講演し、地元や出身地の地方議会への陳情もしました。結婚で改姓するのがつらいと思っている人は、我慢せずにパートナーに相談してほしい。一言声をあげていただくことで動く社会があります。

 共産党の宣伝物に、「人類のゴールは『資本主義じゃない』と書いてありました。私は、資本主義のよさを理解して生かすことが大事だと思います。テレビで自分の主張を無理やり通したい人が。(共産党への)デマを流して、謝罪も不十分だった。それに対して、これまで企業だったら、見過ごしていましたが、今回は違いました。

 「そんなデマをいうのは許せない」という国民の意見がインターネットでつながり、それが影響して、番組のスポンサーをしている企業が、CM放送を見合わせています。国民の意識の高まりがありますが、資本主義が機能しているよい例だと思います。私は、「企業が社会をリード」と発言しました。

 企業戦略上も、企業を拡大していくためにも、企業は、社員の幸福度や福祉に向き合い、社員の多様性を認めていくことが大事です。

 

 

 青野さんって、確か若手の有望な経営者ということで脚光を浴びている方だと思います。決して、共産党と主義主張が同じ方向ではありません。しかし、「選択的夫婦別姓」問題で、「共産党にもめちゃ期待しています」とは! 共産党は結党(1922年)時既に、男女の普通選挙権を掲げていました。日本で実現したのは、男性の普通選挙権は1925年、男女普通選挙権は戦後の1945年です。また、共産党は、女性議員比率がダントツで高いです。一番顕著に表われている2019年の道府県議員選挙で比較してみると、共産党の女性議員比率は51.5%で、自民党のそれは3.5%!です。共産党は、結党時から男女平等を掲げ、そしてそれを実践している訳です。青野さんは、そうした客観的事実に基づき、共産党への期待を表明しているのだと思います。誰がどう考えても、3.5%の自民党じゃ、ジェンダー平等なんて期待できませんですワ。

 

 

 

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内田樹さん

2021-10-08 07:49:26 | 選挙

内田樹さん

2021年10月08日(金)

 

 09月28日の赤旗です。

 

 神戸女学院大学名誉教授内田樹さんの「共産党 ここに期待」

 

 日本共産党に期待することはいくつかあります。せっかくだから他の人があまり言わないことを書きます。

 第一に「論理的であること」「知性的であること」にこだわり続ける政党であること。

 今の日本社会は底の抜けたような反知性主義のうちに頽落(たいらく)しています。いくら嘘をついても、デタラメを言っても、食言しても、政治家にとってまったくダメージにならないという時代がもう10年近く続いています。

 日本共産党だけはこの俗情に結託しないで欲しい。嘘をつくと顔が赤くなる。論理的でない言葉を言おうとすると舌がこわばる。そういう「かたくな」な政党であって欲しい。そういう政党が一つくらいは必要です。

 第二に世界史的な存在であること。

 離合集散を繰り返す諸政党を見ていると、いったい彼らがどういう綱領的課題を実現したくて政治家をしているのかがわからなくなります。

 日本共産党はこの100年、コミュニズムの激動の歴史のただ中にあって、日本の特殊な歴史的条件下で、おのれの立ち位置を決定し、言語化し、国民の支持を求めるという困難な事業を担ってきました。

 そのおかげもあって日本はマルクス主義研究と実践の蓄積においてアジア第一の「マルクス主義先進国」です。このことの世界史的重要性を忘れるべきではありません。歴史の風雪に耐え続けたこの政党が存在することは日本政治史を俯瞰するためにぜひとも必要だと私は思っています。

 とりあえず以上二点を期待します。

 

 

 内田さんは哲学者です。難しい言葉を使いますねぇ。「頽落」って言葉は見たこともありませんでした。なかなか変換しないので、広辞苑を引いてみたのですが、ありません。内田さんの「知性」が作り上げた言葉なのでしょうか・・。

「知性」とは、広辞苑によると、「頭脳の知的な働き。知覚をもととしてそれを認識にまで作りあげる心的機能」とあります。

 

 内田さんは、「日本はマルクス主義先進国」と言っています。今話題の「人新生の『資本論』」の著者斎藤幸平さんが誕生したのは、日本共産党があったから・・?(笑)

 8月26日に「人新生の『資本論』」の全面広告が朝日新聞に掲載されました。そこには次のようにありました。

 「SDGsに騙されるな。地球も、人も壊される。人類の経済活動が地球を壊す「人新生」の時代。未曾有の豪雨やスーパー台風、異常な熱波。未知の危険なウィルスも、自然の乱開発で広がった。気候変動もコロナ禍も、資本主義が犯人だ。企業のお飾り、SDGsじゃ、解決しない。資本主義のお祭り騒ぎで、滅びていいのか。脱成長で地球を守ろう。」

 斎藤さんの主張のキィーワードは「脱成長」ですが、岸田総理大臣は、「令和版所得倍増」なることを言って、「経済成長」にまっしぐらです。環境活動家のグレタ・トゥンベリさんに言わすと、岸田氏は「おとぎ話」を語っていることになります。おこがましくも、グレタと同列で言わせていただくと、「令和版所得倍増」なるものは「幻想」です。信じたらいずれ裏切られることになりますです。

 

 

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古賀茂明さん Ⅱ

2021-10-07 07:53:34 | 選挙

古賀茂明さん Ⅱ

2021年10月07日(木)

 

 昨日の続きです。

 

 

 画像では読み難いという声がありましたので、文章にしました。入力に1時間程度かかりました。(笑)

 

 

「新しい日本へ」 元経済産業省官僚 古賀茂明さん

 

 国民にメッセージを示すということで、野党4党の党首が共通政策に合意しました。総選挙での選挙協力を前提に、その先には、野党連合政権を念頭に置いています。

 小選挙区だから、なるべく一つにまとまらなければいけない。一方で、あいまいじゃないか、と批判する人も出てくる。でも、それは気にする必要はない。具体的なことは、各党が具体的に出せばいいわけですよ。

 共産党の候補は、小選挙区の候補者調整の中で、小選挙区では少ないかもしれないけど、比例には出るわけですよね。共産党には、共産党のいいところがあるんだから、ちゃんと政策を出して「比例は共産党」と訴えればいいと思います。

 僕は今日本が、民主主義、経済、平和の問題で大きな危機に直面していると思っています。この三つの危機が同時進行し、ギリギリのところに来ています。

 その危機を打開する点で、志位さんの身を捨てるような献身的な姿勢は立派だと思っています。こんな自民公明政治を続けていたら、もう日本が終わってしまうという危機感、次の選挙でなんとしてもひっくり返さなければという使命感があるのだと思っています。

 原則を強く主張しつつ、たとえ譲歩してでも、とにかく今度の選挙で勝つという決意が感じられます。その危機感を今度の選挙で伝えていくことが重要ですね。

 日本の直面している三つの危機の一つ目は民主主義の危機です。もう一つは、経済の危機。三つ目が戦争に向かう危機です。

 安倍・菅政権の下で、政治と行政の倫理観が地に落ちました。捕まらなければいい、捕まりそうだったら、証拠を無くせばいい、さらには、容疑者を起訴できる検察を支配してしまえと。

 官邸による官僚支配の中で、官僚の倫理観も地に落ちました。さらに、マスコミ支配によって、国民に正しい情報が伝わらなくなっています。官僚機構や政治家が、真実を隠してしまう。さらには、マスコミが本当のことを書けない、その両方の意味で、国民は、真実を知らされなくなりました。

 政治がおかしなことやれば、明るみに出て、それをマスコミが書く。国民は真実を知らされて、その政権は倒れる。本来、それが民主主義です。ところがそのサイクルが回らなくなってしまいました。

 国民は、ばからしくて、何も変わらないじゃないか、とあきらめてしまう。そうすると独裁政権になってしまうんです。

 経済でいえば、自民党政権には、四つの大罪があります。一つは、借金大国にしたこと。二つ目は、少子高齢化を放置して、社会保障の基盤を完全に失わせたことです。三つ目は、日本を成長できない国にしたことです。四つ目は、原発神話です。原発事故だけではありません。原発頼みで、本来、日本が強かった再生可能エネルギー、自然エネルギー産業をほぼ壊滅させてしまいました。

 野党4党の具体的な政策項目についていうと、例えばコロナで困窮する人たちへの支援措置は、窓口をワンストップにし、支援額は制限なし、そして補助金と融資の二つの方法で資金を提供、決算が出たところで精算する、手続きは税務署を使うということを言っています。この制度をすぐにつくってほしい。一方、みんな苦しんでいるときさえも不正する人がいます。それには、通常の詐欺罪よりも罰を重くするわけです。

 それから、成長戦略が必要です。野党が分配だけで、成長のことを何一つ言っていない、ということになると、「不安になる」人が出てきます。ですから、地球環境を守るエネルギー転換と地方分散型経済システムを「成長戦略だ」というべきだと思います。環境規制を強化した方が、新しい投資が生まれてくるんですよ。

 今度の選挙で政権交代を実現して、国会でぜひ、議論してほしいと思います。

 

 

 

 私は、「選挙モード」に入りまして、友人・知人にメイルを発信しております。最初がこの古賀さんのコメントです。

 

 

 

 

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古賀茂明さん

2021-10-06 12:20:19 | 選挙

古賀茂明さん

2021年10月06日(水)

 

 古賀茂明さんは、改革派官僚と言われた人です。数年前、古賀さんの著作を拾い読みしたことがあります。共産党のことを「ばらまき政策」と言っていて、ポジティブな評価はしていませんでした。その古賀さんが、共産党にシンパシーを寄せるようになっています。この変化は、長年続いた安倍政治への危機感の表れだと思います。

「安倍政治」→①平気で嘘を言う、②権力を私物化する、③情報を隠蔽する、④野党の要求があっても臨時国会を開かないなど憲法違反を犯す。

 

 09月17日の赤旗です。

 

 以前だと、古賀さんが赤旗に登場するって考えられませんでした。

 古賀さんって、橋下徹氏のブレーンをしていたことがあります。橋下氏って明確に新自由主義の路線でしたので、私は、かつてブログで、「この方もいずれ、・・、橋下氏と袂を分かつことになると思います。」と書いたことがあります。

   ↓

最低賃金 -  団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)

 

 いまや、完全に袂を分かっていると思います。(^_^)

 

 

 

 

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