団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

宮沢賢治記念館

2013-11-29 07:41:07 | 

宮沢賢治記念館

2013年11月27日(水)

(一昨日の続きです。)

宮沢賢治記念館へは、1988年11月27日に行ったことがあります。でも、その時のことはあまり印象に残っていません。同時に訪れた高村光太郎記念館の方が、ショッキングだったことによるのかも知れません。

 宮沢賢治の生きた時代(1890年・明治29年~1933年・昭和8年)は、第一次世界大戦(1914年)、ロシア革命(1917年)、戦後恐慌(1920年)など激動の時代でした。そのようななか東北にあっては、度々の飢饉により身売りなどの悲劇が繰り返されていました。

 

 劇作家の平田オリザ氏は、その「悲劇」について、次のように書いています。(2012年7月18日、朝日新聞)

 かつて奥州は、平泉に金色堂を建てるほどの富を持っていたはずなのだ。南部一藩は米本位制の徳川幕藩体制に組み込まれなければ、デンマークのような酪農国家になる可能性を秘めていた。南方由来の稲作を無理に行ってきたために、この地は毎年のように飢饉におびえなければならなかった。△宮沢賢治は・・「農民芸術概論綱要」のなかで、以下のようにも書いている。△曾つてわれらの師父たちは乏しいながら可成り楽しく生きてゐた/そこには芸術も宗教もあつた/いまわれらにはただ労働が生活があるばかりである

 

 賢治は、このような苦しい東北農民の生活を豊かにするための実践活動のなかで、病により身体を壊し、志半ばで倒れてしまいました。

 

 賢治の残したものをみると、知の巨人とも言うべきで、詩や童話、教育や農業、環境、信仰、科学、芸術など実に多彩です。アインシュタインの相対性理論に関することとか、熱量に関する論文を書いていたなど科学に関することまで、関心を示していたのには感心しました。

 昨日10に泊まった宿の女将さんから、花巻へ来たのですから賢治記念館へ是非行ってくださいと勧められました。私は今日訪れる予定の、陸前高田市、気仙沼市、南三陸町の行程を考えると非常に厳しいと思ったのですが、訪ねてきて正解でした。感銘を受けました。

 

 記念館は、小高い山の上にあります。

 賢治の童話のキャラクターでしょうか。賢治の童話には猫がよくでます。

 そんなに山奥ではないのですよ。クマったものです。

 このふくろうの彫刻は光が当たると色が変化するといいます。

 イーハトーブが岩手県という意味だということを初めて知りました。

 紅葉と賢治の人生に気持が高揚しました。

 

 

 

 

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エリザベト音楽大学第73回定期演奏会

2013-11-28 14:24:24 | 音楽

エリザベト音楽大学第73回定期演奏会

2013年11月24日(日)

・ワーグナー 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲

・リスト ピアノ協奏曲第1番変ホ長調

 ピアノ:末政優衣

・レスピーギ 交響詩「ローマの松」・「ローマの祭」

 指揮:山下一史

 演奏:エリザベト音楽大学交響楽団

  ~2013年11月17日 エリザベト音楽大学セシリアホール~

 

 ワーグナーの冒頭、弦の音が平板に聞こえて、「あぁー」とがっくりしたのも束の間でした。直ぐに、ワーグナーの大海の大波に身体を奪われていました。シンバルの登場は2回ですが、女性パーカッションが、準備のためシンバルに手をかけそして持ち上げ、後ろを振り返って邪魔なものがないことを確認して、「バンッ」とばかりに一撃をくだしたその瞬間、身体が熱くたぎるような興奮を覚えました。

 ホールでしょうか、ピアノそのものでしょうか、それとも演奏のせいでしょうか・・。ピアノの音が澄んだ音に聞こえないのです。特にffで。リストのこの曲はスリリングで刺激的な曲なんですが、率直に言って、印象に残りませんでした。

 レスピーギのローマ3部作は有名ですが、私はCDでもあまり聞くことがありませんでした。今回実演で聴いて、こんなにダイナミックで迫力のある曲とは知りませんでした。楽器もマンドリン、オルガン等も加わるなど多彩で華やかでした。800人程度のホールですが、圧倒的な音量にホールの方が負けていたように思いました。

 

 こんなに凄い演奏を、わずか1,000円也で、聴くことができるなんて、これを幸せと言わずして何を幸せと言うのでしょうか。私は皺寄の顔になりました。 

 

 これまで、山下一史の演奏を3回聴いていました。広島出身ということで地元からの要望が多いのでしょうか・・。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/3fcbd8a98feedc9500b12f169a7888ed

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/fb952bd28bb5d287f673bcbb24517571

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/fac7d8952a061213864015e89967b65e

 

 セシリアホールです。

 私たちが座った席です。

 演奏の前に音楽コンクールでの入賞者の表彰が行われました。

 フィリピンの台風被害のカンパ呼び掛けです。この大学にもフィリピン人学生がいるということでした。

 

 

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観光荘 花巻・台温泉

2013-11-27 08:12:33 | お出かけ

観光荘 花巻・台温泉

2013年11月23日(土)

(昨日の続きです。)

 

 10日17:38、花巻・台温泉の観光荘に到着しました。ここまで1,450km。宿を決めてない旅ですので、花巻駅前の観光案内所で尋ねて、紹介されました。

 この宿の源泉は96℃! 水を足すのではなく、冷まして使っているといいます。もちろん源泉かけ流しで、総檜風呂でした。

 古い宿で、施設的にはエレベータもなく、十分なものではありませんでしたが、「お・も・て・な・し」はとても行き届いていました。でも、これからはこんな宿に泊まることは少なくなると思われます。

 暖房がしてありました。2・3日前から急に冷え込んだそうです。

 ここの源泉は他の宿にも配っているということでした。

 

 一人一人膳でした。前かがみになって、食べ難いです。いや、飲みにくかったです。日本酒に換算して2合程度しか飲めませんでした。

 まぐろの刺身が絶品でした。

 炊き込みご飯がサービスということでした。

 地元岩手産のホップですが、味の違いは分りません。大胆に味を変えてもよいと思うのですが・・。

 このぶどうの身はちょっと変わっていて、皮からなかなか離れようとしません。

 

 朝食は、テーブル席でした。

 11日朝、近くを散策しました。湯元です。

 古い温泉宿が軒を連ねています。

 

 温泉卵をつくることができます。

 

 美人女将さんとのお別れです。

 この観光荘は、評判のよい温泉宿で、昨日TVで紹介されたと言っていました。

 

 9:00出発。次の行先は宮沢賢治記念館です。

 

 

 

 

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長者原SA

2013-11-26 09:06:05 | 食べること

長者原SA

2013年11月21日(木)

(11月21日の続きです。)

 11月10日8:31、サンルート栃木を出発し、仙台空港へ姉夫婦を迎えに行き、合流しました。

 本日の目的地は、花巻の高村光太郎記念館です。途中、長者原SAで昼食をすることにしました。

 

 

 失礼ながら、宮城県が「食材王国」とは知りませんでした。もっとも、どこの県も名乗っているかも知れません。

 食材偽装の問題ですが、我々の過度のブランド志向にも問題があると思います。

 似たような食材で似たような味であるならば、安い方が良いに決まっていますが、そこにブランドという魔法をかけられて惑わされるのです。ということで、偽装の問題は食材のみならず、ブランドにまつわる全ての部門にあるのではないでしょうか。消費者が賢くなる必要があることは勿論ですが、限界がありますので、法的規制も必要となってくるでしょう。

 仙台といえば、牛たんです。

 どこの棚を見ても、牛たんです。

 ここまで牛タンの種類があるとかえって迷って選択し難くなるような気がします。(あまりに選択肢を増やすと売れ行きが落ちるという調査結果があるそうです。)

 

 レストランも混んでいました。

 私はヤングマンステーキ1000円也を注文することに。オールドマンがヤングマンステーキを食べるというのは気が引けますので、「エイジレステーキ」というネイミングだと素敵と思います。

 実は、実物はこんなに大きくないのではないかと思っていて、偽装で「告発」しようと思っていたのです。

 これが実物です。ショーウィンドーに偽りはありませんでした。

 1200円が200円offで1000円になっていましたので、楽天効果だったのかも知れません。

 味もよかったです。

 楽天優勝、おめでとう。今年の日本シリーズで巨人を応援した人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか。

 妻と姉が注文したのは、右下のもっこり元気ラーメン880円也です。

 これが実物です。量が大過ぎます。2人とも残してしまいました。

 義兄が注文したのは、シーフードパスタ900円也。

 これが実物です。見本と大差ありません。

 

 私がどうして見本と実物を対比することに拘ったかと言いますと、次のようなことがあったからです。 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/d21fc4c5dd2ba6d860bdc02010cfe576

 この店の見本は明らかに偽装です。

 

 今回の店は良心的に思えます。当り前のことをするのが「良心的」に思えるという不可思議な世の中です。

 

(2013年11月26日、追記)

 私のブログのコメンテーターのNaoki Tokuokaさんから、この「長者原SA)にコメントをいただき、再度アップすることにしました。それは、あまりに偶然なことがあったからです。

 Naoki Tokuokaさんからのコメントは、11月25日で、「沖縄で食べた石垣牛も大変美味しいものでした。」というものでした。

 その石垣牛を11月19日に頂き食べたのです。妻の友人のお嬢様が石垣島に住んでいて、美味しいと言って送ってくれたものです。石垣牛が広島の方で出回っているのを、私は見たことがありません。珍しくかつ美味しいものと言うのは、私にとって∞ 価値です。

 見事なさしが入っています。牛にとって実に不健康そうです。それが人間にとって美味しいとは、不条理を感じますが、それはともかくとして・・。

 我家では二日続けてのすき焼となりました。美味しかったのは勿論なんですが、これだけ脂分があるのに、脂っぽく感じませんでした。溶けやすいということでしょうか。

 

 

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高村山荘

2013-11-25 06:21:34 | お出かけ

高村山荘

2013年11月23日(土)

 

(一昨日の続きです。)

 私には、中学時代マセタ友人がいました。

 高村光太郎のことを熱く語っていました。智恵子の話をよくしていましたので、自らの恋愛体験と重ねていたのかも知れません。そして、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」とよく言っていたのです。凄い言葉です。

 1988年11月26日、ふと思いついて、高村山荘へ行ってみようと思い、当時滞在していた東京から新花巻まで東北新幹線で行きました。25年前のマセタ友人の影響があったのだと思います。花巻と言えば温泉ですが、温泉宿は何処も一杯で、市内の玉川という宿に泊まりました。

 翌日、8:05分のバスで山荘へ向かったのですが、乗客は途中まで私一人で、運転手さんがいろいろと親切に説明してくれました。

 数年前には、妻と一緒に訪れたのですが、その時の記憶はあまりありません。

 最初の印象が強烈過ぎたためかも知れません。光太郎の貧しい生活振りを見て、胸が詰まりました。

 ということで、今回が3回目です。

 光太郎が何故、山奥の山荘に蟄居したのか。第2次世界大戦の時、兵士を鼓舞するために詩を書いたからということで、その償いです。その時代、ほとんどの人が戦争協力者だった訳ですが、光太郎の深い反省は、他の人に真似のできない、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」でした。

 

 

 套屋が二重になっているのですね。

 ガラスで囲ってありますので、中が良く見えないのが残念です。

 「籠」とは、「すきまなくまわりを囲まれている中に入って外に出ない意」(広辞苑)とありますが、高村山荘の中にも雪が入っていたと言います。

 この日時計の仕組みはどうなっているのか、関心があったのですが、説明はありませんでした。

 瓶があるとつい、酒を連想しますが、ドブロクを造って飲んでいたのでしょうか。

 トイレの明りとりとして「光」とくり抜いています。

 智恵子展望台は、思ったほど展望がよくありませんでした。

 

 紅葉が見ごろでした。

 立派な記念館が建っていました。1988年に行った時は、わずか10坪程度だったように思います。

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猪瀬知事辞職で選挙か?

2013-11-24 13:05:41 | 政治

猪瀬知事辞職で選挙か? 

2013年11月24日(日) 

 TVを見ていた妻がポツリと言いました。「また選挙になるね。」女の感は鋭いのです。私はいつも彼女の癪に困らされてきました。 

 東京都知事の猪瀬直樹氏が、徳州会から5,000万円の資金提供を受けたことに関して、苦しい弁明をしています。猪瀬氏は、選挙資金ではなかったとか、(見返りに)便宜供与をしたことはないと言っていますが、知事になる立場の者として、利害関係者から資金提供を受けるということは、公務員倫理からすれば、「バッターアウト」です。猪瀬氏は副知事時代、職員に対して服務規律に関して折に触れ通知をしていたはずです。その中には、利害関係業者から資金提供を受けることを禁止するようなことは勿論のこと、紛らわしいこともしてはならないとあったはずです。少なくとも、猪瀬氏はそのように職員を指導する立場にありました。ところが、自らが「その事」をしたのです。つまり「天に唾」をした訳です。 

 だいたい、公務員倫理を持ち出すまでもなく、初対面の人から5,000万円の資金提供を受けるなんてことが、何の理由もなくあり得るはずがありません。猪瀬氏は、「申し出を断るのも申し訳ない」旨の弁明をしていますが、ますます疑惑が募るばかりです。 

 

 一部報道によれば、猪瀬氏の方が1億円を要請し、徳州会理事長の奥田虎雄氏の判断で「とりあえず5,000万円」を提供したと報じられています。猪瀬氏は、これに対して、真っ向から否定していますが、果たして、真実は如何に?

  私は猪瀬氏より腹黒い人間ですので、猪瀬氏よりはるかに弁明は上手だと思いますヨ。

 私なら、事実関係(恐らく猪瀬氏から資金提供を要請したものだということも含めて)を全て認めたうえで、「自らの認識の甘さにより、知事としてふさわしくない行動をしてしまいした。法律に抵触している可能性もありますので、このうえは司法の判断を踏まえて、今後の自らの進退を決断したいと考えています」。この方がよほどか、(世間に対して)潔いではないですか。猪瀬氏に欠けていたのは、公務員倫理だけでなく、「腹黒さ」でした。「腹黒さ」が欠けていたため、知事を辞職に追い込まれることになるなんて、猪瀬氏にとっては全く残念な話です。

 

 ギャグはともかく、私は、この資金提供が猪瀬氏側から行われたものであれば、冒頭の「選挙になるね」という予想通りになると思います。

 

 

 11月23日の朝日新聞です。

 21日夜は、「私はまったく感知しない。知らないといったら知らない。」と言っていたものが、22日午後1時過ぎには、(選挙)応援ということでの資金提供を認めました。ところが、午後3時には、「個人で借りたもので、選挙の資金ではありません。」と2転3転と変わりました。

 このように説明が転々と変わるのは、嘘を隠すためには嘘の上塗りをするというパターンになっているということでしょう。

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国見SA

2013-11-22 07:26:53 | 食べること

国見SA

2013年11月20日(水)

(昨日の続きです。)

 10日8:31にサンルート栃木を出発し、仙台空港へ向かいました。途中立ち寄ったのが東北自動車路の国見SA。ここまで1151㎞。

 産直市場のようなSAでした。日曜日ということもあって、賑わっていました。ここの状況では風評被害は感じられませんでした。「風評被害」って、難しいですね。「風評被害」=「悪」というイメージがありますが、本当にそうでしょうか?危ないものからなるべく離れようとする気持ちは、私は決して「悪」ではないと思うのです。

 

 りんごのシーズンです。私の子どもの頃は、りんごといえば国光でしたが、今は数え切れない程の種類があります。この福島産のりんごは8個くらい入って600円也は安いです。

 いなごの甘露煮を見つけました。やがて来るべき食料不足の時代になると、人類は昆虫をタンパク源として摂るようになるとか・・。その準備としてgetしました。

 少し、抵抗はありますが、まぁ、陸の海老みたいなものです。一旦乾かせて煮るのか、シャキシャキとした食感です。

 山口産のりんごもあります。王林。

 

 この漬物getしました。甘い味付けで塩辛くありません。酸味も少なめでした。

 結構賑わっていました。

 仙台に近くなると、この牛たんが幅をきかしてきます。

 どうして、仙台に特化したのか分かりません。仙台特有の味があるとは思えせんし。

 うめ漬getしました。「塩分多めです」とありました。多目に考えても多すぎます。これでは塩を舐めているようなものです。wifeが水につけてもどしていました。塩分少なめにすると、カリカリした食感でniceでした。

 

 この熊本産の柿1個500円也。こんなに高いとは、熊ったものです。

 

 10:51出発。

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サンルート栃木

2013-11-21 07:49:20 | 

サンルート栃木

2013年11月20日(水)

(昨日の続きです。)

 ホテルに泊まっていて、地震を経験したことは初めてでした。震度3位あったでしょうか。

 泊まっていたホテルは栃木市内にあるサンルート栃木です。画面で赤く「最大震度5弱」とあり、その右に「3」とありますが、栃木市はその当りです。

 慣れない地域で地震に遭うと余計、不安なものです。昨夜居酒屋で会った地元の方の話では、3.11の時はこの当りは震度6程度ということでした。直ぐに庁内アナウンスで机の下に潜るよう指示があったそうです。関東地方は地震が多いので、直ぐアナウンスをする備えができていたのかも知れません。

 もう30年位前になりますが、東京へ出張していて会議中に地震があったことがあります。「ミシッ ミシッ」とビルが軋み左右に大きく揺れたため、会議出席者一同一瞬凍りついたような雰囲気になりました。直ぐにスタッフが「このビルは国土地理院のビルなので大丈夫ですよ」という趣旨の話をしたのですが、。「ミシッ ミシッ」という音はしばらく頭に残っていました。関東って、本当に地震が多いですね。長男家族が船橋に住んでいるのですが、地震に慣れっこになっていています。地震の備えをするよう伝えてあるのですが・・。重要な備えの一つとして、靴を確保することがあるそうです。瓦礫で足を傷めると歩きにくくなるからです。(ネットで見ました。)

 大きなホテルではないのですが、

 結婚式場もあり、総合ホテルです。

 地域密着型というのでしょうか、イヴェント情報のお知らせがあります。左上ですが、この写真では分かりにくいのですが、栃木フィルハーモニー交響楽団の演奏会ポスターです。

http://tochiphil.web.fc2.com/

 1971年に創設したアマチュアオーケストラです。年1回定期公演をしています。過去の演奏曲目を見ましたが、ブラームスの交響曲は1番から4番まで全て演奏されていて、複数回演奏されているものもあります。ブラームスに思い入れのある方が多いのかもしれません。

 ロビーです。

 ツインで11,500円でしたから、総合ホテルとしては安いです。

 高いビルがありません。

 昨夜雨が降っていたようです。

 火事になると、この高さからでも飛び降りる人がいますが、逃れる路がないとそのような心理状況になるのでしょう。

 今回の地震で私がしたことは、私はトイレの中にいたのですが、直ぐにTVをつけて震源・震度を確認することでした。果たして私の行動は正しかったのかどうか・・。地震に正しく対応する自信はありません。

 朝食は、バイキングです。多くのホテルでバイキングが多いのは、困ったものです。

 私の朝食です。冷たい水を3杯程度飲みます。昨夜のアルコールを薄めるのに好都合です。

 妻の朝食です。朝コーヒーというのは身体に良いのでしょうか・・。

 ワインセラーがありました。昨夜このホテルでは団体客で一杯ということでしたので、このレストランで食事をすることができなかったのですが、私がワインを見つけていたら、一本空けていたと思います。(わいはワインが好きなんやで。)

 

 朝食を済まし、アルコールチェッカーで確認し、8:31、仙台空港へ向けて出発しました。姉夫婦が広島から昼頃到着します。

 

 

 

 

 

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ほまれ酒蔵

2013-11-20 09:18:20 | 食べること

ほまれ酒蔵

2013年11月19日(火)

(昨日の続きです。)

 旅の醍醐味は、いろいろあると思いますが、その地方の人情に触れることにあるのではないでしょうか。

 9日4:07に広島を立ち、栃木市のホテルへ予定より少し早く17:27到着しました。937㎞。栃木市内でシティホテルを探すのに苦労はしないと思っていたのですが、意外にホテルが少なく30分くらい車でうろうろし、やっとサンルート栃木を確保することができました。

 さて、本日の居酒屋ですが、素直にホテル推奨のお店へ行くことにしました。「ほまれ酒蔵」。徒歩2分程度のところですので、なれない街でも迷うことがありません。

 ・・で、出くわしたのは常連客3人組です。常連客A(65歳・・何でも器用にこなす方で話術が絶品でした。)、常連客B(55歳・・気象庁というあだ名の方で、ボリュームのある歌声が絶品でした。)、常連客C(50歳・・アニメオタク、鉄道オタクで、この方の回りは異次元を感じさせる不思議な雰囲気でした。)

 このある意味混沌とした三者三様の3人組と、マスター(30歳代)の少し天然のような話がからみあってくると、まるでオーケストラのハーモニーを感じさせるようになり、聴衆の私達を酔わせるのです。

 そこに途中から、30歳くらいのスタイルの良い女性がスタッフとして登場してきました。この方は、オーケストラでいえばトライアングルのようなもので、男性ハーモニーをバックに澄み切った音色を聴かせてくれるのです。

 ところで、聴衆の私達ですが、すっかりこの人達の演奏の虜になり、酔わされ歌わされました。私自身カラオケで歌ったのは2年振りくらいでしたでしょうか。妻なんぞは、ステージに引っ張り出され常連客Aさんと共演をするようになってしまったのです。

 

・2013年11月9日、栃木市万町「ほまれ酒蔵」

 

 入店17:45。日が暮れるのが広島より30分程度早いようです。

 晩酌セット1000円也を注文しました。

 ホテルにあった案内を持参すると「生ビール」1杯半額サービスということでした。

 おでん3品と、

 串2本が付きます。

 来店客の写真が貼ってあります。県外から来た人をチェキで写してあります。今まで一番遠いところから来た人はドイツからで、次が私達広島からということでした。

 栃木と広島って、あまり縁がないですね。

 常連客3人組もスタッフも一様に、「どうして栃木に来たの?」と疑問に持っておられました。心苦しいのですが、盛岡へ行くのに途中立ち寄っただけなんです。でも、栃木に触れてよかったです。

 地酒のメニューが、圧倒的な筆致で迫ってきます。

 鳳凰美田を試してみました。比較的濃厚な味で、甘口ですが口の中で温度上昇すると辛みが少しでてきます。ほのかな酸味も感じます。

 メニューに、「広島産カキフライ」があるではないですか。栃木と広島との貴重な接点です。迷うことなく注文しました。

 旅先で、自分の地元のものがあると嬉しいものです。

 今度からは、私は栃木産のものがあれば、注文したいです。

 何杯飲んだかも忘れてしまったのですが、似たような傾向の味でした。

 

 少し天然のマスターとトライアングルのようなスタッフです。お似合いのご夫婦かと思ったのですが、違っていました。

 このマスターは3代目だそうですが、栃木市では一番古い居酒屋ということでした。

 3人組と盛りあがった結果は、この通りです。

 にしても、前列中央の方の回りは異次元空間です。

 

 栃木市に来てこのほまれ酒蔵に来て、この3人組と巡り合えた方は、幸せですよ。栃木ッタ世界に誘ってくれます。

 注 「栃木ッタ世界」とは、栃木のブッチギッタ世界という意味です。

 

 

 

 

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なが餅

2013-11-19 10:00:54 | 食べること

なが餅

2013年11月18日(月)

(昨日の続きです。)

 9日に広島から栃木市を目指して出発し、途中東名阪の御在所SAに到着したのが、9:32でした。走行距離450㎞。

 妻が、なが餅を買いたいというものですから。他のSAでは売っていないようなのです。広島の三越デパートにも入荷するのですが、直ぐに売り切れるのだそうです。手になかなか入らないと、余計欲しくなるものです。この市場原理を上手く活用するのが、商売上手というものでしょう。

 なが餅がありました。ところがです・・。

 直ぐ右隣には、「安永餅」というのが軒を連ねて売っているのです。「安永餅」は、読みようによれば、「安いなが餅」とも読めます。ただ、こちらの方が少し高いのです。

 私の妻は以前、なが餅がなくて、高い方の安永餅を買ったことがあるのですが、安いなが餅の方が美味しいと言います。私は不思議と可笑しいことに、お菓子は関心がありませんので、安い方の餅が好きなら、文句はありません。

 なが餅のウンチクを書いてあります。

 餅同士の勝負ですが、どうやら安い方のなが餅の方に分があるように思えました。安永餅の方は、もちっと、持ち味を出すようにしたらどうでしょうか・・。

 12:20、東名高速日本平PAに到着しました。655㎞。

 私は桜えびチャーハン600円也、妻は静岡つけ麺680円也を注文しました。どちらも桜えびをウリとしています。

 料理ができるとブザーで知らせるシステムです。混んでいる時などでは便利かも知れません。肉声で呼んでくれた方が安心できますけど・・。

 「えび」チャーハンですが、えびが見当たりません。

 

 よく見ると、左上に少しだけ頭を覗かせています。

 見本はこれなんですよ。沢山えびがのっています。

 こんな恥ずかしい商売をして良いのでしょうか。それでも市場から淘汰されないのは、旧道路公団ファミリーだからなのでしょうか?

 えびが恥ずかしくて、チャーハンの中に潜っているのかも知れません。

 味ですが、お腹が空いていましたので、美味しかったです。

 妻のつけ麺には、偽装はないようでした。

 

 

 

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牡蠣を食べそこないました

2013-11-18 08:39:36 | 食べること

牡蠣を食べそこないました

2013年11月18日(日)

 昨日のブログは、「柿を獲りました」ですが、今日のブログは「牡蠣を食べそこないました」です。

 11月9日、東北方面へ旅立ちました。朝、4:07に出発し、6:29山陽自動車道龍野西SAに到着しました。栃木市へ18時到着予定としています。

 

 朝食をすることにしました。

 食券機の前の「あったかメニューをめしあがれ」の中に、牡蠣があったかー!

 季節限定のカキフライカレー750円也。アツアツの牡蠣からジュワーと旨味が出ることを想像し、迷うことなくチョイスし妻に告げました。トイレに行きたかったものですから。

 ところが、トイレから帰ってみると、何と言うことでしょう!月見ほうれんそうカレーに化けていたのです。コミュニケーションの断絶です。ほうれんそうと温泉卵が冷たくて、肝心のカレーを冷ましています。冷めたカレーなんて美味しくないです。

 「あったかメニュー」とあるのは、偽表示ではないでしょうか・・。

  ただ、この店の名誉のために言う必要があると思いますが、カレーそのものは、スパイスが効いて美味しい方でした。

 

 それにしても、「牡蠣」が「ほうれんそう」に化けるとは、これからの旅が、「嘉気」ではなく「禍機」の予感が・・。

 

 

 

 

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柿獲り

2013-11-17 08:00:55 | 食べること

柿獲り

2013年11月7日(木)

 1年がかりの計画でした。wifeが柿が好きなもので、1年前に姉の知人宅で柿が生って「困って」いるという話を聞いたのです。

 私ですが、生家に柿の木があったせいか、柿を買うというのがバカバカしく思えて仕方がないのです。

 ということで、柿が欲しいという情報と、柿を獲って欲しいという情報がマッチングして、柿獲りになったのです。

 大きな家でした。竹やぶがあります。

 

 

 竹を切って、竿状にして先をV字に切れ目を入れ、柿を挟んで取ります。

 竹の中には水が溜まっていました。乾燥する時のために蓄えておくのでしょうか・・。

 

 

 思うように上手くいきません。上の方は取ることが困難でした。

 それでも、凄い収穫でした。

 

 この家は、かつては造り酒屋だったのです。神福(しんぷく)

 

 水が豊富なんでしょう。これは山からの清水と思います。

 かっぱ文庫という図書を集めた部屋もあります。

 近くには、かっぱが住んでいたという川があります。ちょっと分かりにくいのですが、川の上に柿が垂れ下がるように生っています。かっぱが食べていたと言います。(うそです。)

 今年は、柿が良く生る年のようです。途中、たわわになった柿の木が沢山ありました。情報のマッチングが上手くいかないのでしょうか。

 冒頭の「困っている」というのは、柿の実を獲らないと、次の年の生りが良くないのだそうです。柿も生まれたからには、食べて欲しいのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アルコールチェッカー

2013-11-16 09:21:00 | 

アルコールチェッカー

 

2013年11月8日(金)

 

 以下は、最近私が読んだものです。

 体内に入ったアルコールはアルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドになり、酢酸から最終的には二酸化炭素と水に分解され、身体の外に出ます。中間代謝物質であるこのアセトアルデヒドは毒性が強く、脳細胞に悪影響を与えます。

 日本人を含む黄色人種は、アセトアルデヒド分解酵素が低活性型の人、つまり分解能力の低い人が4割、全く分解できない失活性化型が1割程度です。正常に分解できる活性型の人は5割程度で、白人・黒人がほぼ100%活性化型なのに比べて低いのです。失・低活性化型の人は少し飲んだだけで真っ赤になったり、悪酔いしたりします。

 

 そういうことですか・・。活性化型が、白人・黒人がほぼ100%なのに対して黄色人種が約5割というのは、神のどういう配剤か知りませんが、私が「活性化型」であることは、これまでの経験からして明らかです。で、その理由として心当たりがあるのは、黄色人種にしては肌の色が白いということです。私は、腹黒い人間なので、神の配剤として、肌の色を白くしてバランスをとったのだろうと思います。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/bda9baa33aaea8ca0a5abacae06cec99

 

 続いて、次のように書いてありました。

 健康な成人(体重60㎏)のアルコール分解速度は、1時間4g。1合の日本酒(16%)なら、180×0.16÷4=7.2時間となります。安全のため、おおよそ1合=約8時間ということです。3合だと24時間なので毎日欠かさず3合以上飲むと、365日脳からお酒が抜けないことになります。

 

 そういうことですか。アルコールって、完全に抜けるのに、相当時間がかかるのですね。ただ、これも個人差があるのでしょうね。

 

 ところで、飲兵衛の私としては、酒気帯び運転を注意する必要がありますので、最近「アルコールチェッカー」を購入しました。

 

・酒気帯び運転とは、

酒気帯び運転は、2002年(平成14年)5月末までは、呼気中アルコール濃度0.25 mg[脚注 2] 以上で違反点数6点となっていたが、2002年6月以降は、0.15 mg以上で違反点数6点、0.25 mg以上で違反点数13点、さらに2009年6月以降は、0.15 mg以上で違反点数13点、0.25 mg以上で違反点数25点と、年々重い処分が課されるようになっている。」(ウィキペディア)

 変遷はありましたが、0.15㎎未満でなければ運転してはいけないということです。「0.15㎎」

 どの程度飲んで、どの程度時間が経てば、0.15未満になるかどうか、これは相当試行錯誤しなければ、結果は出ないと思います。

 という訳で、それを理由として、今日もひたすら飲むことになるのです。(^_^;)

 

 

 

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樹里

2013-11-13 07:11:18 | 食べること

樹里

2013年11月7日(木)

 姉の友人宅へ、柿を獲りに行くことになり、その場所が広島市内といえども、遠いのです。車で1時間以上かかります。

 これから、柿を獲りに行くという戦ですから、腹ごしらえが必要です。

 

・2013年11月5日、広島市安佐北区可部「樹里」。

 

 途中、吊し柿を見つけました。結果的に、柿がこの店に入るきっかになりました。

 かつての純喫茶ですね。このような店は少なくなりました。

 樹里定食600円也を注文することに。内容は、魚のフライということでした。

 姉が注文した、ビーフカレー550円也。

 妻が注文した、焼肉定食850円也。

 私が注文した、樹里定食600円也。内容は、魚のフライと聞いていましたが、フライがあまりに少ないよう・・。分量的にはメインではないですね。熱々パリッと揚げたてで美味しかったですが、他を少なくしても倍程度にした方が良いのではないでしょうか・・。

 この膳は冷蔵保存していたのでしょうね、冷たかったのです。冷やして美味しいものもありますが、この献立では冷やすと味が損なわれます。

 

 先ほどの吊し柿2連を分けてもらいました。販売用ではないのですが、姉が無理を言って頼みました。(最初はお金は要らないと言われました。)600円と言われましたが、無理代を含み1000円也をお支払いいたしました。

 姉の名誉のために言っておきますが、姉に言わせたのは私です。

 

・リピータイ度(また行きたい度)        ★★★☆☆

 料理を冷蔵保存の状態で出すのが気にかかりましたが、他のメニューにすれば良いかも知れません。スタッフは好感度がありました。

 

 

 

 

 

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米 rice 

2013-11-12 17:16:48 | 食べること

米 rice

2013年11月6日(水)

 TPPで米の扱いがどのようになるのか、一番の関心事です。私は、米の扱いが「0」or「100」ではないように思います。 輸入米がある程度入るような条件になると予想します。

 米の問題は、ただ単に食料といだけではなく、国土保全の意味、もっと言えば日本人の文化に係わる問題ですから、なんとかして米を守らなければいけないと思います。

 守る手段として、「多様性」を持たせることがあるように思います。既に、いろんなところでいろんなかたが取り組んでおられます。私も微力なが、多様な酒を嗜むようにしています。

 

 もう数十年前でしたが、デパートで米の拡販イヴェントがあったのですが、私がご飯の多様な食べ方を意見したところ、「邪道」と言われました。私は、この考えこそ「邪道」と思います。日本食、しかも寿司はworldwideになっています。その国国に応じていろんな食べ方をしています。マヨネーズを寿司にかけるなんて、私の意識からすれば「邪道」と思いますが・・。

 自由な発想で、自由に食べることが米を守る一つの手段になると思います。

 

 朝日新聞で米の特集がありました。

 標題として「riceはnice」を付けたいです。

 インドのバサマティriceは高級と言われていますが、ご飯として食べるには、ジャポニカriceの方がniceと思います。

 

 

 こんな料理を出す店があれば、私は食べに行きたいです。

 

 

コメント (2)
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