団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

奢れる者

2012-12-31 17:27:37 | 政治
                      奢れる者

                                           2012年12月31日(月)

 「奢れる者」。この言葉ほど、安部晋三総理大臣に相応しいものはないと思います。

 投票前、というから党首にとっては、気分がいらついていた時期とは思いますが、下の新聞記事のように、安部氏が「怒り出した」ということです。
 もっとも、安部氏が相手に怒るなんてのは、全くの筋違いです。普通列車の席を権力を傘にかけてJR職員に取ってもらっていた訳ですから。

 このような方が権力者として、その奢りで何をするかと考えるだに恐ろしいことです。

 安部氏は、自民党の「圧勝」により、経済対策と称して、金融緩和、そして消費税増税を財源にして10年で200兆円もの公共事業をしようとしています。これは、いままでさんざん行ってきた「景気対策」の焼き直しで、その結果は借金の増大と格差の拡大になるでしょう。


 デフレによる経済不況と言われていますが、大企業は内部留保を拡大して260兆円も有しています。一方、民間労働者の平均年収は、1997年467.3万円に対して2011年409.0万円と15年間で約58万円も下がっています。
 つまり、民間の消費が落ち込み、企業も消費が落ちているので設備投資する先がなく内部留保がたまるという悪循環になっているのではないかと、私には思えるのです。


安部氏は、来年の4~6月期の経済指標をみて来年の秋に増税するか否かを決定すると言っており、4~6月の名目GDPを引き上げるための手段として、「金融緩和」と「公共事業」なのです。

つまり、安部氏が行おうとしていることは、何としても消費税増税を行おうということで、私には真のデフレ脱却策とは思えません。(デフレ脱却には国民の所得を増やし消費を上げることだと思います。)
私は、消費財増税により、底知れぬ不況になるのではないかという恐れをいだきます。


 「奢れる平家は久しからず」とは歴史の審判だと思いますが、私達にはそれを待つ時間はありません。即刻退場願いたいものです。




 12月15日付け朝日新聞の記事です。
 このように「キレる」方が総理大臣とは怖いことです。北朝鮮からミサイルが発射されてきた。「それ北朝鮮を攻撃しろ。」なんてことになったら・・。




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維新には「威信」はあるの?

2012-12-30 13:22:01 | 政治
                  維新には「威信」はあるの?

                                           2012年12月30日(日)

 「(候補者)本人が知ろうと知るまいと候補者の責任であり除名だ。」こう啖呵を切ったのは、日本維新の会の候補者が買収容疑で逮捕された時の、松井幹事長の言です。
 ところが、逮捕者が続出すると、「(候補者本人が)違反を知っていたなら除名だ。」と前言を翻してしまいました。橋下代表代行も「候補者が運動員を全員管理するのは至難の業」と人ごとのように言っています。買収容疑で逮捕されたのは日本維新の会が大半であり、問われているのは、橋下氏ら幹部の指導責任なのです。

 橋下日本維新の会の「人気」に乗じて、選挙の候補者となるべく「立候補」した人が何千人もいましたが、橋下氏は彼らに対して「威信」がなかったと結論付けるのが相当のようです。
 私は、彼らの多くは橋下氏を利用しようとしたのではないかと推測しており、そのような方にとっては、橋下氏に従うのが第一義ではなく、選挙で当選することが第一義ですから、ある意味当然のことながら、違反でもなんでもやって当選することを考える訳です。

 これから本格的な国会が始まりますが、こういった輩の体質は変わることはないと思いますから、なにやらかにやら賑やかなことになること請け合いです。(どんな騒動が起きるか、私には分かりません。史上初めてということもあるのではないかと思います。)


 日本維新の会は、「維新八策」にあった「脱原発依存」を投げ捨てたり、企業・団体献金禁止も「経過措置として党として上限を設ける」と撤退するなど、これまでも「威信」のないことを重ねてきました。


 私はこの「党」に相応しい名前は、「日本no『t』威信の会」ではないかと思っています。



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岩国錦帯橋空港

2012-12-27 10:29:48 | 社会
                      岩国錦帯橋空港

                                           2012年12月27日(木)

 米軍岩国基地(山口県岩国市)の滑走路を利用した軍民共用の岩国空港が13日開港し、第1便となる全日空の羽田便が出発した。広島県営広島西飛行場(広島市)が11月に廃港しており、国内の空港は98カ所になる。
 愛称は「岩国錦帯橋空港」で、全日空が羽田便を1日4往復運航する。国土交通省によると、駐機場などの整備にかかった総事業費は約40億円。山口県や岩国市などが出資した第三セクターの「岩国空港ビル」が約13億2千万円で一部2階建てのターミナルビルを建設した。広島県西部からの需要も見込み、年間40万人の利用を目標としている。
(以上ネットから。)


・2012年12月16日、山口県岩国市「岩国錦帯橋空港」。


 早速、行ってみました。
 私的には、駐車無料、車で1時間20分程度ということを考慮すると、東京へ行くのは、広島空港より便利かと思いました。米軍基地と共用というのが大いに気になりますけど・・。





 駐車スペースは十分です。


















 一日わずか4往復です。





 売店もこじんまりと営業・・。


 岩国の酒です。



 獺祭は特別扱いのようです。
 でも、雁木の方が旨いという方もいます。







 隣接に米軍の住居があります。



 不気味です。



 岩国駅の近くに肉やさんがあり、TVで放送がありました。
 


 これは何というのでしょう。パンに焼肉を挟んだものですが、肉が半端でない大きさ。食べ応えがありました。
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ほの湯 2012.11

2012-12-25 17:35:26 | 食べること
                  ほの湯 2012.11

                                                                               2012年11月24日(土)

 街中にある温泉に、附属したレストランがあります。

 温泉の方もレストランの方も、時流でしょうか、流行っています。「時流」とは、本物の温泉に行きたいが、まぁちょっと節約してといったところです。
 中国電力がなぜに温泉を経営するのか知りませんが、資本の常で成功したものですから、他の場所に「2号店」を出店しました。


 レストランの方はイマイチなんです。それは以下に書きます。



・2012年11月4日、広島市南区「ほの湯」。
 


































 おでんを頼みました。まず4本。これが生温いのです。アツアツでないと美味しくありません。
 まさか、電力会社だけに「節電」している訳ではないでしょう。
 アンケートがありましたので、遠慮なく書かせてもらいました。「経営者はお客として食べてみられたらいかがでしょうか。」





 ちまき180円也は、美味しかったです。(外部調達では?)


 妻が注文したあなご丼。



 入浴受付け。




 「ほっ」とは良いキャッチフレーズです。



・リピータイ度(また行きたい度)      ★☆☆☆☆
 どうも、本格的な料理人はいないようです。多くは、アウトソーシングのような気がします。


 「ほっ」から「ほっれた」と言われるようになるには、「本格的」を目指す必要があるようです。
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アテンザ試乗

2012-12-24 09:08:36 | 
                        アテンザ試乗

                                                    2012年12月23日(日)

 自動車評論家諸氏は、この車のディーゼルエンジン(DE)の素晴らしさについて多くを語っている。しかし私は、それに勝るとも劣らない美点として、それはそのスタイリングにあるような気がする。
 伸びやかで、その艶めかしさは、モディリアーニの裸婦を想起させるようである。マツダのデザイン力は、中小メーカー(失礼)としては出色だと思っていて、マツダの屋台骨を立て直した五代目ファミリアのあのデザインは、かのトヨタがカローラⅡでパクッたほどである。もっとも、機能美故に似たのかもしれないが・・。いずれにしても、トヨタ以上のデザイン力があると考えているのは、トヨタ関係者も同じで、かつて「ルーチェをトヨタが売ったら、マツダの何倍も売れるのだが・・」と言わしめたほどである。

 初めての女性とデイトするのは、気持ちが高揚するもので、ましてやその女性が妖艶なスタイルであれば尚更である。新型アテンザに乗りこむ際に、相手が車だと分かっているのにそのような高揚感を感じドキドキした。もちろん、初めての経験である。その私の高揚した気持ちを知ってか知らずか、同乗してくれた女性スタッフは、機能について矢継ぎ早に説明をし始めた。その説明にはついていけなかったが、愛社・車精神ゆえの熱っぽさを感じ、特にi-ELOOPというエネルギー回生システムについては自社の車に自信を持っているようであった。

 DEでありながら、「ゴロゴロ」という特有の音がしないし、また静かである。1か月程度前にBMWの320dの試乗をしたが、DE特有のしかも大きな音がし、市街地でアイドリングストップして始動する際の音がストレスになるのではないかと思ったほどである。マツダのこのDEの特徴は、低圧縮比とピストン形状それにその軽さだと思っているが、それらが総合してこの静かさになるだろうか。マツダはその理由をもっと積極的にアピールするべきだろう。

 エンジンを始動させると、「カリカリ」という昔懐かしのノッキングの音がした。エンジンが冷えているからかと思ったが、この「カリカリ」は試乗最後までしていて、かの女性スタッフは「初めて」と言っていたが、非常に気になる点であった。(カリカリする女性は魅力ありませんから!)

 走行性能が良いとか悪いとか、たかが10㎞程度の試乗で分かる訳がなく、ましてや女性いや車経験が少ない私にとってコメントできるものは少ない。ただ320dとほぼ同じコースを走っただけにその比較できる部分はある。トルクはアテンザの方が2割程度大きいが、両車とも必要にして十分でその違いは感じられなかった。燃費については、JC08モードでアテンザが20.0㎞/ℓ、320dが19.6㎞/ℓと拮抗している。私の試乗では前車が16.8㎞/ℓ、後車が16.6㎞/ℓと出た。アテンザにもっと良い結果を期待していたが、思惑通りでなかったのは、ATの違いにあるような気がした。320dのそれは8速であり、アテンザのそれは6速ということで、100㎞/h走行で320dは約1500rpm、アテンザは約1,900rpmである。この違いは大きい。私は、これからマツダの生きる道は、Only one企業と思っているが、なら是非多段ATを採用してもらいたいものだ。多段ATは上質な乗り心地にも大いに係わっていて、320dは変速ショックがほとんど感じられないのに対して、残念ながらアテンザのそれは変速が感じられ、ショッキングと言うほどではないが、比較すると気になるものである。(8速ATをアイシン精機から調達できないものかと、素人故に許される大胆なことを考える。)
 FRとFFの違いも明確にあった。高速道のカーブで、FFのアテンザはどうしてもフロントヘビー故のアンダー傾向がでる。その点320dがスッと頭を進行方向に向けるその操縦性は感動ものだった。

 静粛性の違いもあり、320dと比べると、雑な感じの「音」がした。風切り音かロードノイズかはたまたそれらが総合された音なのか分からないが、もう一段の静粛性が欲しいものである。(Boseサウンドのオプションとして逆位相の音を出してもらったらどうだろうか・・。)。

 マニュアルフロアシフトは増速が手前に引く方向、減速が前方となっているが、逆の方が扱い易い。確かに、航空機の操舵管やレーシングマシーンは加速が手前に引くようになっているが、それは強力なGがあるからだろう。一般市街地ではエンジンブレーキのため減速シフト多用するので、手前奴の考えで手前ミソではあるが手前に引く方が扱い易いのである。

 また、Dレンジで走行している際に、走行段が表示されないのにはびっくりした。必要なのは、マニュアル操作する場合のみと考えているとしたら、大いに「?」である。車を運転する際、今何速で走っていることを知ることはfunなドライブに必須である。コストアップも考えにくい状況で、一体マツダの開発スタッフにはホントに「Zoom Zoom」マインドがあるのかなと思ってしまった。

 試乗から降りる際、i-DMによるコーチングで、「上手な運転です」という趣旨のメッセージが出た。車は機械であるが、機械にお上手を言われるとは奇怪なものである。


 とまれ、今度のアテンザは大きなボディ故どんな奴に「合ってんだ!」と思っていたら、初期受注が目標の1000台に対して、7300台!と出た。多くの人に「アッテンザ!」。




 広島で一番大きいディーラーかも知れません。
 2012年12月6日、試乗。




 この横からのラインが秀逸と思います。




 ピストンが軽くなっているのにはビックリします。



 右メータのi-ELOOPというシステムは良く分かりません。



 過日、広島市役所前で、「BUY ひろしま」のキャンペーンとしてアテンザ、CX-5の展示がありました。









 この「あんぐりと口を開けた」ようなフロントグリルはもう少し違ったデザインにできないものでしょうか・・。
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ひろしま菓子博2013

2012-12-23 12:04:36 | 我が街
                         ひろしま菓子博2013

                                                    2012年12月21日(金)

 来年4月19日から5月12日まで、第26回全国菓子大博覧会・広島が我が街で開催されるのです。

 菓子にはあまり関心がないのですが、可笑しいことに、我が街で開催されるとなると、関心が出てきます。郷土愛か郷土エゴか、どちらでしょう・・。

 

 ポップ系のポスターですね。
 このポスターを見つけたのは、モーツアルトという店です。ドイツに菓子の修業に行き、広島では超有名な店になりました。














 このバウムクーヘンは美味しそうですね。






 賞味期限切れ間近で290円也というバーゲン。帰宅後少しずつ食べていたら止められず全部食べてしまいました。当然、妻に怒られることに!




 食事に来たのです。焼肉・野菜ランチ893円也を注文することに。私はライス、妻はパン。



 焼肉の味付けは良好でした。
 ライスが部分的にベチャとしたところがあり、ナイスとはいきませんでした。





 パンの方がお得意のようです。



 スープも付いていました。






 3150円の品物であれば、送料無料(関東だと735円ですから、大バーゲンです。)


 
 菓子博でもこのモーツアルトは張り切って出店します。期待大です。


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エスムス弦楽四重奏団演奏会 2012.12.10

2012-12-22 13:21:38 | 音楽
                    エスムス弦楽四重奏団演奏会 2012.12.10

                                                    2012年12月20日(木)

 この弦楽四重奏団の演奏は2回目です。ベートーベンの弦楽四重奏曲16曲(大フーガも演奏するでしょうから17曲)を2曲づつ演奏するというもので、年2回の開催ですので、8年間かかるという遠大なものです。まずこの取組に敬意を表します。

 曲目の組み合わせが、第一回は1番と16番、第二回は2番と15番という風に、初めからと終わりからを順に組み合わせたものとなっています。


 第2番のト長調は、初期の作品でありながら、スケールの大きな曲です。


 第15番の精神性の深さは、16曲の中でも1・2を争うのではないでしょうか。特に3楽章は素晴らしいです。 


 今年はこの演奏会が最後になりますが、私的には1・2を争う感動を覚えました。



 第一ヴァイオリンは、最初音色が安定していないと思いましたが、皆を引っ張っていかなければなりませんので、それだけ難しいパートなのでしょう。
 ビオラはもっと力強くなる必要を感じました。15番ではビオラの出番も相当あるのですが、埋没している感じです。
 
 チェロが一番安定している感じでした。



・2012年12月10日、広島市中区アステールプラザ・オーケストラ等練習室。







 音響が素晴らしく良いのです。そんなに大きくないチェロの音でも良く響きます。




 2階席もあります。こんな良い演奏ですが、聴衆は100人もいません。実にもったいないです。



 プログラムに16番とありますが、間違いです。私がスタッフに15番ではと言ったのですが、レスポンスは相当遅かったです。


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安部金融緩和

2012-12-21 18:27:45 | 政治
                           安部「金融緩和」

                                                    2012年12月21日(金)

 安部「金融緩和」で、株も1万円を突破し、円も84円まで下落しました。日銀に2%のインフレ目標を持たすことを捩じ伏せるようなやり方で決めました。(中央銀行の独立性もなにもあったものではありません。白川日銀総裁は当初金融緩和に批判的でしたが、権力というものは恐ろしいものです。)
 この「金融緩和」によりこれからも暫くは株価の上昇傾向は続くと思います。


 安部総裁としては、何としても景気「回復」を行い、2014年4月からの消費税増税を実行しなければなりません。
 しかし、この目論みは上手くいくでしょうか。

 失われた10年とも20年ともいわれていますが、日本経済は長期のデフレに悩まされ、これまで有効な景気対策はなされませんでした。


 公共事業等の景気刺激策は行いましたが、結果は、GDPは下落し、民間給与も大きく下落しています。しかし、この景気刺激策は大企業には効果があったようで、内部留保を大幅に積み増しています。


・GDP      (1998年)512兆円   →   (2010年)481兆円   注 名目
・民間給与   (同  )223兆円   →   (同  )194兆円
・内部留保   (同  )143兆円   →   (同  )260兆円   注 大企業の内部留保

 大企業の内部留保の伸びは凄まじいものがあります。1998年から2010年で81.8%!


 
 安部次期総理大臣がいくら金融緩和を行っても、私は景気は良くならないと思います。それは、企業の首切り、非正規労働者の増加、賃金抑制により、消費が上向かないからです。大企業の内部留保が大幅に増えているのは、消費が増大しないから投資を行わないということが増えた要因の一つでしょう。


 これから、安部氏は国債をバンバン発行し、「国土強靭化」という名目のものとで公共事業の大盤振りまいをするでしょう。一部大企業は潤うかも知れませんが、10年後には更に国債残額が増えて、それこそハイパーインフレになる可能性があります。


 今必要なことは、企業が貯め込んだ内部留保を労働者の賃上げに使うとか、中小企業への下請け単価を上げ、日本全体の景気を底上げすることだと思います。

 経団連べったりの安部氏には望むべくもありませんが・・。

 こういう方を日本のトップにしたのは日本国民の悲劇でしょう。
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うまもん

2012-12-20 17:06:25 | 食べること
                           うまもん

                                                   2012年12月19日(水)

 「うまもん」とは「旨いもの」という意味です。

 その旨いものとは、漬物です。
 数日前、TVで紹介されたので、この日大勢の客でにぎわっていました。かくいう私達もその一部ですが・・。


・2012年11月24日、山口県岩国市「うまもん株式会社」。



 もともとは醤油屋だったという建物です。



 作家宇野千代は漬物が好きだったのですね。



 大勢の方が試食をしていました。



 種類も豊富です。



 この会社は随分とオープンな気風で、建物の中を自由に見学できます。
 銭湯の脱衣箱風のロッカーでしょうか。



 こじんまりとした庭でした。



 宇野千代が命名した岐阜の薄墨桜へ行ったことはあるのですが、もう5年くらいになるでしょうか・・。






 千代が着ていた着物です。



 小学生の寄せ書き。見学コースになっているのです。



 白菜の漬物を500gゲットしました。
 安いと思いきや、同じものでスーパーで売っている方が安かったとは、妻の弁・・。




 漬物は、我家の文化、地方の文化、そして日本の文化ですね。
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代議制民主主義の危機

2012-12-17 18:42:38 | 政治
                        代議制民主主義の危機

                                                   2012年12月17日(月)

 16日に行われた衆議院議員選挙の投票率は、59%前後で戦後最低になる見通しだと報じられています。

 私は、得票率約30%で議席占有率約60%という選挙制度と併せて、代議制民主主義の危機と感じています。

 投票率の向上に向けて、政府は真剣に対策を検討すべきです。

 選挙権の行使は国民の権利であり義務です。国によれば、投票に行かない人に罰金を科すところもあります。罰金まではちとやり過ぎと思いますが、精神的には罰金相当ということは十分周知する必要があると思います。


 むかし、選挙管理委員会の職員が投票率向上のために、宝くじを配るといった大胆は案を言っていたことを思い出します。

 色んな案があって結構なのですが、私は国民に感心があることについて国民投票を併せて行えば良いのではないかと思います。
 例えば、もう決着は付きましたが、「脳死を人の死と認めるか」といったことは、国民投票にも馴染むし、国民も大いに感心があることだと思うのです。

 
 投票に行き、誰かに投票すると、例えばその人が当選した場合は、当選した人の政治行動を監視すると思うのです。私は、このことが政治に関心を持つようになる大きな要素のような気がします。例えば、株を買うと、経済に感心を持つようになると、よく言われていますが、政治だって同じだと思います。



 私の職場にも、若い人で、これまで選挙に行ったことがないという人がいます。若い人が投票に行かなければ、これからどんどん投票率は低下します。


 投票率の向上のために、少々お金はかかっても良いので、あらゆる方策を行うべきと考えます。
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選挙の正当性

2012-12-16 11:58:31 | 政治
                            選挙の正当性

                                                    2012年12月16日(日)

 今日は総選挙の投票日です。新聞各社が予想していますが、自民党の圧勝ですか・・。
 しかし、私は現行の選挙制度で、自民党の政権が誕生したとして、その正当性があるのか疑問に思います。

 結果はまだですが、私の予想(新聞各紙の予想を元にしています。)するところ、自民党は得票率30%程度で60%程度の議席占有率になるものと思われます。(得票率は便宜的に比例区のものを用いました。)

 民主主義というのは少数は多数に従うというのがルールです。言いかえれば少数派も「連帯責任を負わされる」ということです。例えば、消費税に反対でも賛成派が多数を占めれば、消費税は払わなければなりません。しかしその「連帯責任」は、選挙の正当性があって成り立つものです。
 例えとしては、的確ではないかもしれませんが、正当な選挙ではなく武力により政権が誕生した場合、その政権に対して「連帯して責任を負う」というマインドは起こらないはずです。


 選挙後、一票の格差故に選挙の有効性が訴えられますが、最高裁判所はどのような判断を下すのでしょうか。今回の選挙は「違憲状態」という最高裁判所の判断の元での選挙です。
 もう一度「違憲状態」と同じ判断を下すのは、私はナンセンスとしか思えません。


 私は、最高裁判所に選挙の無効という判断をしてもらいたいと思いますが、併せて民意を正確に反省する選挙制度について付帯意見をも付けてもらいたいと強く願います。


 
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石原日本維新の会代表の暴言

2012-12-14 18:37:19 | 政治
                     石原日本維新の会代表の暴言

                                                    2012年12月14日(土)

 石原日本維新の会代表ですが、この方の人権感覚は一体どうなっているのでしょうか?

 暴言が全く止まりません。

 私が一番印象に残っているのは、生殖能力を失った女性は生存する意味がないといった趣旨の発言です。慰謝料で最高裁まで争われ石原氏が勝訴したのですが、発言そのものは批判されています。

 障害児施設を視察した際の、一体人格があるのかねといった趣旨の発言も印象にあります。私は、人格がないのはどちらでしょうかと問い返したいです。


 ここにもってきて、「有色人種で近代国家は日本だけ」と言い、「石原代表、暴走止まらず」と批判されています。





 この記事の中で、「今度は隣のシナの妾になりかねない」と中国のことを「シナ」と発言しています。

 この「シナ」という言い方は、12日の産経新聞によると「世界的呼称」ということです。私は不明にして知りませんでした。差別的意味はないことは分かったのですが、石原氏が使う場合は差別的に言っていますから、問題です。





 
 石原氏の発言は暴言だけではありません。無責任さも極まっています。
 維新の公約である「脱原発依存体制の構築」について、「あの公約も粗雑なところがあって直させた」と人ごとのように言っています。代表を務める立場で、一体公約造りに責任を持たなかったとでも言うのでしょうか。それこそ、石原氏そのものが「粗雑」と言われても仕方ないでしょう。




 
 その「粗雑」に愛想を尽かすしたのが、大阪府市エネルギー戦略会議のメンバーです。「維新の会の活動ではない」と橋下氏に抗議まですることに発展しました。
 私は、座長代理の古賀茂明氏はいずれ袂を分かつとこのブログでも書きましたが、優秀な官僚であった古賀氏のような人間が「粗雑」な石原氏や橋下氏と上手くやっていける訳がありません。






 古賀氏と上手くやっていけないだけではありません。しょせん石原氏と橋下氏は選挙互助会で一緒になったもので、理念・政策は大きくズレています。
 石原氏のねらいは、憲法を「改正」であり、それが可能になるなら「自民と連立」する覚悟があるという立場です。松井幹事長の自民との連立はないという立場と合い入れません。
 いずれ、分裂ということです。




 それにしても、橋下氏の選挙期間中の公務の「放り投げ」ほどひどいものはありませんでした。
 嘉田未来の党代表が、彦根市長に訴えられています。選挙運動で公務を行っていないということです。
 橋下氏にも同じような訴訟が提起される可能性があります。石原氏も都知事のとき1週間に3・4日しか登庁しなかったと言われていますが、このお二人が代表と代表代理というのは、私には無責任なところがソックリと写ります。



 「東京に任せておいたらシナ(中国)は口を挟む余地はなかった」という発言に至っては、中国がそんなヤワな国と思っているのでしょうか。石原氏は口では「シナ」に対して高圧的な発言をしますが、冷静な分析ができていないということが明白になったと思います。


 今日のブログは「粗雑」でした。
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菅谷たたら山内と栃山エリア

2012-12-13 18:15:06 | お出かけ
                      菅谷たたら山内と栃山エリア

                                                    2012年12月13日(木)

 たたらで有名な菅谷たたらへ行くことに。目的は包丁を砥いでもらうためです。
 何カ月か前に行ったのですが、「ボロ包丁でも砥げば切れるようになりますよ」という天の声のような頼もしい言葉を聞いたものですから・・。


 もしかしたら、紅葉もという思いもあったのですが、こちらの方は少し遅かったです。



・2012年11月23日、島根県雲南市吉田町




 たたら鍛冶工房。ここで包丁も売っています。



 あっという間に砥いでくれます。300円也ですから、安い!



 どこがどう違うのか随分値段の差があります。



 今度からは自分で砥ぐために砥石を買いました。



 鉄の発見とは、現代においてどの程度のインパクトがあったものでしょうか。スマートフォンどころではないでしょう。







 最盛期には随分と賑わったものと思います。昔からの街並みがあるのですが、民家を改装したこ洒落たレストランがあります。
 



 メニューは少ないです。







 妻が注文したプレートランチ800円也。



 私が注文した島根和牛のとろとろ牛すじ丼。よく煮込んで柔らかくなっていますが、すじ肉より他の部位の方が味があります。



 永見窯の焼ものも沢山置いていました。









コメント (4)
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フェードアウト

2012-12-12 18:42:54 | 政治
                          フェードアウト

                                                    2012年12月12日(水)

 橋下日本維新の会の代表代行は、他党の原発に関する公約を、「シュミレーションもしないで、10年後、20年後にゼロにすると言うのは無責任だ。」と言い、自らの「2030年代までにフェードアウトする」は府市連絡会議でシュミレーションしている、と自慢したものでした。


 ところが、このご自慢の「2030年代までにフェードアウトする」が「フェードアウト」ならぬ即時消滅(ゼロ)しそうです。(原発が即時ゼロなら良いのですがね。)



 石原維新の会の代表は、「原発は2030年代までにフェードアウトする」との公約について、「軽々にいっちゃいけない。なくします。」と述べ、公約から削除する考えを改めて表明しました。石原氏は、「ずいぶん先の話で、消えるか消えないか分からないよ」、「これから討議すべき問題で、橋下君分かってね、シュミレーションして分析して、そのなかで考えましょうということになっている」と述べ、橋下氏も合意していることを明らかにしました。

 
 この党の無責任さは、今に始まったことではありませので、別に驚きませんが、他党を「無責任」だと批判していて、自らの「無責任」に対してどう釈明するか、見ものです。もっとも、本質が無責任なお方ですので、その「釈明」すらないでしょうが・・。


 
 そもそも日本維新の会そのものが、理念政策の一致のない集団なので、この無責任さは選挙後ますます明確になるでしょう。現実の政治の場において、政策の賛否を明確にする必要があるからです。石原氏と橋下氏では考えに大きな違いがある部分が相当あります。


 党内そのものもまとめ切れないでは、私は、日本維新の会の「フェードアウト」が始まったと見ています。
 









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しまねお魚センター 2012

2012-12-08 05:45:15 | 食べること
                       しまねお魚センター 2012

                                                    2012年12月3日(月)

 広島市内から高速道路で島根県浜田市まで2時間余りで行くことができます。しまねお魚センターは、その浜田市にあります。
 



・2012年11月25日、島根県浜田市「しまねお魚センター」。








 日曜日というのに、そんなに混んでいません。
 率直にいって、少々お高いと思います。雑魚でもよいですから、トロッコ一杯1000円なんて言わないですけど、半額程度になれば集客力は2倍になると思いますけど・・。
 でも、安いと買わないお客さんもいますから、誰をターゲットにするかは実に難しいところです。
 店舗により特色を出せば良いと思いますけど・・。



 ウチワエビ150円也は安いですけど、少々小ぶりです。



 この大きな鯛が2300円也とは本当に安いタイ!



 ボイルかに1800円也とありますが、ズワイか紅ズワイかの表示がありません。このような表示だと、客が「ひょっとして、紅ズワイ?」と思っちゃいます。ズワイだと思いますけど・・。



 この巨大いかは紅いかと称しています。一般家庭でこんないかを買う訳にはいきませんから、切り身にして出したらどうでしょうか・・。



 ばとうという変った魚があります。白身で刺身でもOKということでしたが、見た目が悪いと魚でも損をしますね。




 無難なところで天然鯛をgetしました。




 魚屋さんが食堂もしています。










 この刺身は確か1000円也でした。さすがに活きは良かったです。



 アラ汁はもっと色んな魚を入れて欲しいですね。いくらでもアラはでるでしょうから・・。



 この煮魚は子持ちのカレイでしょうか。
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