団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

RE レンジエクステンダー

2018-12-20 18:17:27 | 環境車

RE レンジエクステンダー

2018年12がつ20日(木)

 マツダがREのレンジエクステンダーを開発していることが、分かりました。噂は、数年前から聞いていましたけど・・。

 ゴーンさんで一躍有名になった「有価証券報告書」(有報)ではありません。2018年度の中間報告です。

 

 REは小型軽量ですので、レンジエクステンダーには向いています。併せて静粛性も高いので、レシプロエンジンに較べると利点が多いです。ただ、問題は燃費ですね。4年位前に、ロータリーエンジンの燃費改善に取り組んでいるということを、ある大学教授から教授されたことがあります。果たしてその成果や如何に?というころですが、早ければ2020年にはお目見えするのではないかと思います。デミオクラスからでしょうか。

 

 本当は、小型軽量を活かしてリアエンジンにすれば、FFよりか操縦性が格段に向上するのですが、SUVへの展開を考えると、どうしてもFFになりそうです。でも、小型軽量ですので、レシプロエンジンに対して操縦性のアドヴァンテージは充分あります。

 

 マツダは、2030年の純粋EV比率を5%と見ています。どのような根拠か知りませんが、電池性能の飛躍的向上がなければ、この程度かも知れません。兎に角結局、EVが普及するか否かはひとえに電池性能にかかってきます。私は「倍×倍×倍×倍」と思っています。コスト、電池容量(航続距離)、重量、体積、このいずれもで現行性能の倍のスペックが実現すると飛躍的な普及になると思いますが、言い換えればそれが実現しなければ中々普及はいたしませんです。

 

 これは、ロータリースポーツです。多分ですが、2020年にお目えすると思います。その年はミレミアムイヤーなのであります。

 

 

 話は変わりまして、ゴーン問題であります。

 高名な自動車評論家氏が、今日のブログで大胆なことを宣もうておられます。

 

・西川さんにとって最悪の状況になってきた。(勾留について)・・・ゴネて遅らせてもクリスマス休暇に入る前の金曜日に出てきます。こうなると窮地に立つのが西川さんだ。あれだけゴーンさんを裏切り者扱いにし、罵詈雑言を浴びせた。

 なぜ窮地に立つのが西川氏か全く理解に苦しみます。西川氏がゴーン氏よりかより窮地に立つとでも思っているのでしょうか?って、笑ってしまいます。

 

・オランダから帰ってきたくないでしょうね。まぁ最初に西川さんを呼び出すことでしょう。・・・そして臨時取締役会開催でしょうね。西川社長は高い確率で降ろされる。

 

 この評論家氏の音痴なところは、ゴーン氏が従前のような影響力を持つと考えているところです。「最初に西川さんを『呼び出す』ことでしょう。」(注 『』は筆者が付けました。)ゴーン氏は平取締役なんです。CEOの西川氏を「呼び出す」なんてことは有り得ません。

 

・ちなみに9名の取締役のウチ、ゴーン陣営が4人。日本人5人のうち、1人ゴーンさんを支持をしただけで決まる。私は日本人2人がゴーンさん側に回ると予想しておきます。志賀さんはもう少し頑張ってもらうしかありません。というか、臨時株主総会を開くまで、日産を引っ張って行けるのは志賀さんしか思い当たらないです。日産社員に聞いても皆さん同じ意見だと言う。

 ゴーン氏側が西川氏のCEO解任を提案した場合は、ゴーン氏側が勝つという見込みです。この点に関しては、西川氏も有報記載に関しての関与が問われていますので、有り得ると思います。しかしながら、ゴーン氏の考えが全て通るということはありません。つまり、ゴーン氏が引き続き実権を握るということは有り得ないということです。

 

 最後に、ゴーン氏と西川氏の対立構造にしていることに関して、極めて近視眼的と指摘しておかなければなりません。ゴーン氏が日産を私物化し数々の悪行を行ったことに対して、日産のガバナンスがどう対抗するかが本質的な対立構造です。ゴーン対西川の問題ではありません。

 

 

 

 

 

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中国、新エネ車を義務化 トヨタ・マツダEV開発

2017-10-01 07:49:01 | 環境車

中国、新エネ車を義務化 トヨタ・マツダEV開発

2017年10月1日(日)

 EV化が、私なんぞの予想より、遥かに速いテンポで進展しそうになりました。

 中国では、2019年から生産・輸入の10%を電気自動車などにする規制をするそうな。

 9月29日の朝日新聞です。

 2019年というと、直ぐですわなもし。

 もし?と付けたのは、遅れを取っている自動車メーカーに投げかけたものです。

 

 ・・と、遅れをとっているメーカーのトヨタとマツダがEV開発でデンソーと共に新会社を設立するそうな。

 トヨタが後れをとっていると書きましたが、実質的にはNoであります。現行ハイブリッド車からガソリンエンジンを取り除いちゃえば、電気自動車の出来上がりですから。もっとも、モーター出力を大きくする必要などの問題はありますが、基本的にはOKです。マツダは、その技術をもらっちゃうという訳ですね。

 マツダはスカイアクティヴエンジンの開発に資源を投入し、完全に後れちゃっています。ただ、トヨタとの提携という保険が効きました。

 9月28日の自動車関連の株価です。

 トヨタは21円高。

 マツダは52円高と大きく値を上げています。仮に、マツダがトヨタと資本提携していなければ、これほどまでは、上げますまい、と俄かアナリストは思うのであります。

 この新会社設立は、マツダにとって大きなメリットがあると株式市場は評価したものと思われます。

 

 電気自動車にとって、一番大きな課題は、電池です。それ故、私は「電池自動車」と称してきました。

 その課題の中でも大きいのはコストの問題でしょう。電池って高いです。電池の性能向上は、技術的ブレイクスルーが必要と思いますが、それまでは、量産によるコスト削減で凌ぐしかありません。今回の中国の方針は、その量産化に拍車をかけることになり、そこにブレイクスルーが起こると、一機にブレイクすることになると思います。例えば、コスト半分、重量、体積、航続距離がそれぞれ2倍程度になったと仮定すると、現行ガソリン車と遜色なくなります。あとは、充電時間だけでしょうか。これも、様々な工夫により、ある程度は解決しますので。

 10年後の自動車の世界は、劇的に変わっている可能性があります。ただ、そのためには、電池電池電池であります。

 突然話は変わりますが、小池百合子東京都知事の賞味期限は10年とありますまい。つまり、電池自動車が普及するのと反比例になる訳であります。小池と電池、まったく辻褄の合わない話になりました。

 あっ、「池」という字が両方共付いていました。(-_-;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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仏 2040年めどに「ガソリン、ディーゼル車販売ノン」

2017-07-10 17:00:58 | 環境車

仏 2040年めどに「ガソリン、ディーゼル車販売ノン」

2017年7月10日(月)

 8日の朝日新聞によると、フランス政府は、2040年までに、環境車だけにする方針を出した、ということです。

 EV車だけにするの? ・・なことできる訳ないでしょ、というのが率直な感想でしたが、「環境車」にはハイブリッドも含まれる(つまりは、ガソリンorディーゼルエンジン搭載)ということらしいので、それなら実現の可能性は高いでしょう。

 

 孫引きで恐縮ですが、(自動車評論家の国沢光宏氏によると)ドイツでは2030年までにエンジン搭載車の販売を禁止するという方針を打ち出しているということです。何処のドイツが言ったのか、私ゃ知りませんでした。2030年というと私ゃ83歳ですから、未だ生きている可能性の方が高いですぞ! 

 あと13年後ということですので、自動車の歴史というスケールでいうとアッという間ですね。問題は、EV車の命運を握る電池の性能がどこまで進歩するかということだと思います。仮に電池性能が現状と変わらないであれば、このドイツの目論見は絵に描いた餅になること請け合いです。

 EV車の電池については、三重苦が現実です。つまり、①コストが高い、②航続距離が短い、③充電に時間がかかる。これらについて、ブレイクスルーができないことには、普及は見込めません。航続距離が3倍、コストが半分、充電は幹線道路でワイアレス充電が可能になれば、私も欲しいですね。

 

 ボルボが、2019年以降全車種EVかHVにすると言っています。あと2年ですな。

 ボルボというと、2020年までにボルボ車が関わる事故による死亡者や重症者をゼロにすることを目標としています。ゼロというのは現実には無理と思いますが、この高い志は敬意に値します。日本メーカーも爪の垢を煎じて飲んでもらいたいものですね。

https://response.jp/article/2013/02/21/191792.html

 

 こちらはカルロス・ゴーンさんの日産です。ゴーンさんは、エンジンを発電のためだけに使い、EVのようにモーターで走る車をEVと定義しています。→嘘ッパチですな。ゴーンさんは、EV車をゼロエミッションと説明しています。→これも嘘ッパチです。

 ただ、EV戦略では世界のトップを行っているようですので、風にうまく乗れることができれば、飛躍する可能性大であります。ただ、嘘をつくのはやめましょうね。

 

 

 

 

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プリウス 燃費

2016-12-23 07:57:03 | 環境車

プリウス 燃費

2016年12月22日(木)

 10月20日からの、プリウスをレンタルしての旅行も、25日で最後の日となりました。

 浜松ICから、高速道路に乗りました。

 

 エッジを利かせたデザインです。空力を考慮してのことと思いますが、私はもう少しplaneな方が良いと思います。

 15インチのタイヤを履いています。・・にしても、このタイヤの「195/65R15」と㎝の単位とinchの単位が混在しているのは、いかがなものかと思います。

 

 メーターが中央にありますが、一般的なハンドル内の方が見やすい気がします。

 

 メーター内の情報も過多です。意味が理解できないものもありました。

 ナビは、8inchです。オンダッシュタイプにして、9inchにするのが理想と思います。

 御所SAです。

 wifeがなが餅が好きなので、このSAに立ち寄ったのであります。

 直ぐ隣には、私ゃ違いの分からない安永餅というのがあります。wifeはなが餅じゃないといけないと言うのです。

 

 西宮名塩SAです。

 たぬきそば480円也を注文しました。私ゃ、知りませんでしたが、うどんの場合はきつねうどんと言うのだそうです。同じ油揚げなのに、麺が変わるとたぬきときつねに変化します。さっきの、なが餅と安永餅もひょっとして、同じかも。少なくとも、ブラインドで食べさすと区別が付かないと思うのです。

 

 wifeが注文した、中華ソバであります。ソバと言いながらソバではなくラーメンと称しています。訳が分からないのであります。

 終着。家の近くのガススタンドで、満タン法で燃費を確かめました。

 ここまで1,752㎞走り、ガソリンは、50.45ℓ、34.7㎞/ℓと出ました。(車載燃費計は35.4㎞/ℓ)うち、高速道路1,428㎞と81.5%を占めています。

 一般道は、郊外路が8割程度でしたでしょうか。燃費は高速も一般道もほとんど違いがありませんでした。

 以前乗っていたゴルフⅦハイラインで同じように走ると22㎞/ℓ前後と思います。

 隣に妻らない人が乗っていなく、エアコンも使わなかったら、37㎞/ℓくらい出ると思います。

 高速道路の平均車速は80㎞/h前後。上り坂では登坂車線のお世話になりました。

 注 一部自動車評論家が、クルーズコントロールを使うと燃費が良くなると言っていますが、これは、私に限っては、間違いです。自分でアクセルコントロールした方が良いです。下り坂では、100㎞/ℓ前後、上り坂では70㎞前後で走ります。

 

 

 

 

 

 

 

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ディーゼル車の排ガス 路上走行時も検査へ

2016-03-05 13:05:11 | 環境車

ディーゼル車の排ガス 路上走行時も検査へ

2016年3月5日(土)

 国土交通省は、ディーゼル排気ガス検査に将来、路上走行時も加える方針だということです。今日の朝日新聞で報道されています。

 「路上走行時も」の「も」が気になります。路上走行時だけで良いでしょ!また、ガソリン車についてどうするのか、記事にはありませんが、当然実施すべきでしょ!

 これは、ネット情報ですが、マツダ以外は、意外や意外、いやそれ以上に詐欺ではないかと思えるほど、ベンチテストと走行時の乖離があります。この試験結果の報道を受けて、マツダの株価が上がったということです。まぁ大した額ではないですが。と言っても市場はマツダの技術力を評価したということになります。マツダのディーゼルエンジンの特徴は、低圧縮比ということです。他メーカーに対してどれだけのアドヴァンテージがあるか知りませんが、私しゃ、他社がサボっている側面もあると思います。(ベンチテストだという前提で、走行時は大幅に増えるという認識はあるにも関わらず、ほっといたということです。)

 

 欧州では、この路上走行時の検査は昨年行っていて、私の記憶では、10社程度中1社を除くとベンチテストとの乖離が非常に大きかったということです。ただ、その1社はどこか明らかにされていませんが、マツダの可能性が高いと思います。

 一昨日、トヨタのデーラーで自動車雑誌を見ていたら、CX-4を今年4月に発表し、秋頃から生産開始とありました。一方、ミニバンからは撤退するとアナウンスしています。マツダのSUVシフトが鮮明になってきましたね。CX-5は依然好調な販売を続けていますが、このCX-4も売れると思います。

 マツダの中長期目標を掲げています。燃費について、「40㎞台の新型車も登場するかもしれない。」とあります。これ、ハイブリッド以上ということになります。(アクア37㎞)

 マツダのエンジンが外販できるようになると、業績は飛躍的に向上すると思いますが、自動車メーカーの技術者というのはプライドがありますので、なかなか他車の技術(とりわけエンジン)を買おうとしません。私しゃ、トヨタがハイエースにマツダの2.2ℓディーゼルを載せると、バンバン売れるようになり、ウィン・ウィンの関係になると思うのですが・・。

 

 

 

 

 

 

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新型プリウス、受注10万台

2016-01-23 07:58:01 | 環境車

新型プリウス、受注10万台

2016年1月22日(金)

 昨年12月9日に発売した新型プリウスの発売1か月の受注台数が約10万台でした。

 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/a5da26a2cd7efed228eb49d62c5ebb5b

 

 月販目標が1.2万台ですので、この不景気な時代に何故そこまで売れたの?と思いますが、先代の時は18万台でしたので、何故そこまで落ち込んだの?と思います。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/preview?eid=5ca17b5fa9af41fb55957cb30bedb5f1&&t=125137356456a15a9d9ccb7?0.6979296879107807

 

 ネットで中古車市場を検索したところ、新型プリウスが中古車で出ています。(実質的には登録済み新古車ですね。)即欲しい人は、この選択もありです。

 

 不可能を可能にしたと言いたいのでしょうか・・。

 

 さて、受注台数が先代の18万台に対して今回10万台の理由ですが、不景気もあると思いますが、一番の違いは、ハイブリッド車種が大幅に増えたということでしょう。6年前は、トヨタでもハイブリッド車というのは、数車種しかなかったように思います。台数ベースではプリウスが殆どだったと思います。今は、10数車種あり、台数ベースでは、プリウスは2割程度でしょうか。

 次はプライスでしょう。先代は205万円という戦略価格車がありました。今回は一番安いモデルで約243万円です。(消費税が5→8%になったことを考慮する必要はありますが。)

 安いハイブリッド車が選択できれば、高いハイブリッド車の売れ行きが落ちるというのは、市場原理と言えましょう。

 昨年12月のトヨタの登録者シェァは47.3%となりました。前年は41.3%ですから、凄まじい伸びです。プリウスはこれに拍車をかけるのではないでしょうか。世間の不景気を後目にトヨタのみ好調が続きそうです。自動車メーカー間にも格差拡大が起きています。困ったものです。

 

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プリウス試乗 2015

2015-12-23 08:35:42 | 環境車

プリウス試乗

2015年12月20日(日)

 4代目となるプリウスに試乗しました。確実に進化しています。燃費の改善が大きいのですが、乗り心地と静粛性が格段に向上しています。ただ、空力を意識してか、室内空間は犠牲になっています。Cd価=0.24! 一頃0.30で凄いと思っていたのですが、進化するものではあります。

 4WDもラインナップされましたね。

・2015年12月16日、広島市内のネッツ店。

 

 

 馴染みのセールススタッフがいます。私が買わないのは分かっているのですが、快く試乗に応じてくれます。

 色は好き好きですが、もう少し深みがあった方が良いと思います。

 乗り心地と静粛性が格段に向上していました。特筆すべきは、最初モーターで発進し、間もなくエンジンがかかるのですが、それが分かりませんでした。先代は分かりました。加減速が実にスムーズで、どんなミッションより優れていると思いました。乗り心地はとても柔らかくなっています。後輪がダブルウィッシュボーンになった影響が大きいのでしょう。

 

 

 前もですが、この鋭角デザインは近未来的ではありますが、少々飛び過ぎているようにも思えます。空力を稼ぐために、ルーフを低くすると鋭角的にならざるを得ないのか・・。

 室内空間は広がっているようには思えませんでした。

 このダッシュボードの白色には驚愕しました。安全上不適です。まぶしくて、前方視界の障害になります。よくこんなで製造許可がおりたものとトヨタのシステムに疑問を持ちました。いずれ廃止されるでしょう。トヨタに良識があればの話ですが・・。もっとも、黒も選ぶことができるとのことでしたので、白を選ぶのは絶対に止めた方が良いです。実際走ってみて、眩しかったですから。

 ナヴィが9inchのものが付けられます。ただし、約24万円もします。

 トランクはやはり狭いです。バッテリーの影響なんでしょう。ハイブリッド車の欠点ですね。

 ルーフが低いと感じました。私はとりたてて長身ではありませんので、長身の人は窮屈に感じるでしょう。

 この顔が街中に溢れかえるのも時間の問題です。1か月の受注は10万台程度になるのではないでしょうか・・。

 これ、走行中5.9㎞の時点での燃費です。34.7㎞/ℓと出ました。燃費計が正しければの話ですが、驚異的です。

 これ、8㎞走行後の燃費です。32.4㎞/ℓとでました。グレードはSでカタログ燃費は37.2㎞/ℓの車種です。私のゴルフⅦハイラインで同じように走ると12~13㎞/ℓの間と思います。町中でどんな走り方をしても20㎞程度は行きますね。

 値段が20万円程度高くなっています。安全装備が充実したので、実質的にはそんなに値上げではないのですが、自動車も全般的に高くなっていってますね。

 次の5代目は6年後になると思いますが、50㎞/ℓを達成すれば、CO2の排出量は電気自動車とあまり変わらなくなるのではないでしょうか・・。

 ・1997年 発売モデル  28.0㎞/ℓ (10・15モード)

・2003年 発売モデル  29.6㎞/ℓ  (JC08モード)

・2009年 発売モデル  32.6㎞/ℓ  (JC08モード)

・2015年 発売モデル  40.8㎞/ℓ  (JC08モード)

 こう見て来ると、今回のモデルの燃費改善が凄いですね。

 

 

 

 

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マツダ燃費50㎞目指す

2015-10-02 13:19:33 | 環境車

マツダ燃費50㎞目指す

2015年10月2日(金)

 マツダが燃費50㎞を目指すということです。

 俄かには信じがたい数値です。マツダは既に2018年度中に燃費を30%程度アップするということをアナウンスしていて、それだと40㎞程度となります。更に30%アップという数値は、繰り返しますが、信じがたいです。熱効率的には、多分50%超だと思います。仮にそれが開発されるなら、確かに電気自動車並のCO2の排出量になるのでしょう。

 マツダが2018年の目標を達成することが出来るか否か、私が熱力学の専門家に尋ねたところ、「マツダにやる気と根性があれば出来る」との回答でした。しかし、次のステップは流石にやる気と根性だけでは難しいような気がします。どのようなテクノロジーが開発されるか興味があるところです。(私の記憶では、ダイハツがプラグに替えて電磁波で着火するテクノロジーを開発したということでした。マツダもこのテクノロジーをチャッカリいただいたらどうでしょうか・・。)

 エンジンで、この燃費が達成されるメリットは、コスト的に電気自動車より遥かに優位に立てるということがあり、特に新興市場では需要の拡大が見込めます。

 その新興市場でのマツダの計画です。マツダは多分、新工場の建設を考えていると思います。私はインドネシアではないかと予想しています。それを裏付けるように、マツダの社員の話では、昨年度の新規採用者にはインドネシアの人がいたということです。

 マツダに限らず、どの自動車メーカーもその浮沈は、新興国市場にかかっています。

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ウェル・ツー・ホイール

2015-08-15 07:26:59 | 環境車

ウェル・ツー・ホイール

2015年8月7日(金)

 「ウェル・ツー・ホイール」とは、車のCO2の排出を、動力獲得までの全工程を対象にした言い方です。“ウェル・ツー・ホイール”(油井から車輪まで)

 一方、「タンク・ツー・ホイール」という言い方があり、これは、「燃料タンクから車輪まで」ということになります。電気自動車は「タンク・ツー・ホイール」ではCO2の排出はゼロですが、電池を充電するのにCO2を排出しますので、「ウェル・ツー・ホイール」ではゼロになりません。

 自動車がどれだけCO2を排出しているかが大きな社会問題になっている現状において、どちらの方式で評価するべきかは明らかです。

 ところが、ニッサンのゴーンさんは、違うようです。堂々とリーフ(電気自動車)をゼロエミッションと称しています。これ、本当だと思って買った人からすれば詐欺商法と思われても仕方ないでしょう。こんな大嘘の大きな看板を出して、この方は恥ずかしくないのでしょうか?ゴーンさんには去ってもらった方が良いようです。

 

 

 では実際のところCO2の排出はどの程度かというと、(次引用です。)

 燃料採掘から車両走行までのCO2排出量を車の燃料別・動力別に試算した例はある。日本自動車研究所の2011年の報告書によると、ガソリン車が1キロメートル走るのに排出するCO2は147グラム、ディーゼル車が132グラムだったのに対し、電気自動車は55グラム(09年度の国内電源構成で試算)、FCVは79グラム(都市ガス改質の水素を利用)だった。電気自動車は東日本大震災後の12年度の電源構成を元に試算すると77グラムとなり、FCVとほぼ同レベルになる。

 

 上記のとおり電気自動車は少ないことは事実ですが、ガソリン車の半分程度ということになります。一般に考えられているイメージよりかかなり多い印象です。

 ということは、ガソリン車の燃費改善によりガソリン車が生きていける期間はまだまだ長そうです。

 

 

 

 

 

 

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カローラハイブリッド試乗

2015-08-08 07:28:50 | 環境車

カローラハイブリッド試乗

2015年8月7日(金)

 自動車ディーラーとすき家をハシゴしました。

 

 2015年6月23日、8:45頃

 とん汁たまごかけごはん朝食330円(税込)を注文しました。

 330円也って、とても安いと思います。味も330円にしては文句のつけようがありません。内訳を類推してみるに、ごはん110、汁90、小鉢50、卵50、海苔30程度でしょうか・・。どうして利益を上げることができるか、私にはどう考えても分かりません。

 

 ホンダのデーラーでは、S660のカタログをいただきました。スタッフですが、私が買わないと見抜いたのか相手にしないという態度でした。正解です。でも他のお客さんには、そのような態度はしない方が良いですよ。

 すき家の2件目です。12:20頃

 旨ポークカレーミニ390円也を注文しました。410kcal。朝食メニューよりは高くなっています。でも安いです。

 腹7部目といったところでした。

 スズキ店です。若いスタッフですが、私の言うことに妙に相槌を打ちます。ホンダ店とは反対におもねるように感じました。私以外のお客にはそこまでしない方が良いですよ。嫌味に思われますから。

 私が一転、ヒットとなっているハスラーは実はマツダの子会社のスタッフが開発したという裏話をしたところ、かのスタッフは猛烈に否定しました。でも、私はマツダの社員からその話を聞いているのですけどね・・。

 このデーラーは最近できたものです。カタログを頼むと5分程度待たされました。何をしていたのか不思議です。私は毎日が日曜日ですので、その程度の時間はなんともありませんが、他のお客さんには直ぐに出した方が良いですよ。

 カローラ店です。副店長が対応してくれました。実に嫌味なく、セールススタッフの鏡のような方です。車種等に拘りのない方であれば、この方の対応を受けると買おうという気持ちに相当なるでしょう。

 あまりにスタッフの対応が感じがよいので、試乗させてもらいました。カローラのセダンとワゴンのハイブリッドです。

 

 走り出す前に「0」セットしました。

 

 6.7kmの試乗で25.4km/ℓを記録しました。カタログ数値33.8km/ℓです。私のゴルフⅦハイラインで同じように走ると12.0km/ℓ程度と思います。非常に良い燃費と言って良いです。私は省燃費運転に心掛けましたが、ラフな運転でも20km/ℓ程度はいくと思います。

 トヨタは、カローラにハイブリッドをもっと早く出すべきでした。

 

 

 

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トヨタ、燃料電池車の特許開放

2015-01-08 16:54:29 | 環境車

トヨタ、燃料電池車の特許開放

2015年1月8日(木)

 トヨタ自動車が、FCV(燃料電池車)の特許5,680件を無償で開放しました。「英断」、「ビックリした」という反響が多かったようですが、私は、そんな印象はありませんでした。

 というのは、私は環境技術(ハイブリッド)はオープンにすべきだと、主張していたからです。

 2007年11月1日のブログで、トヨタがハイブリッド技術をオープンにすべきだと書きました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/1098f6e7ce1d25e6b3627bf64d4efa10

 

 考えてみれば、特許制度って、不思議に思います。世のため人のためになるものなら、大いに普及させた方が良い訳で、そのためには、「独占」というのは相応しくありません。

 例えば、会社組織で、何か画期的な事務処理方法を考えた人がいるとして、その方法を「独占」して、他者に使わせないようにするでしょうか・・。そんなことは有り得ません。

 ところが、会社同士だと、「独占」して、他社には使わせないようにするのです。これは、競争があるからということは明白です。そして、その「競争」は一体どこから来るのかと考えた場合、(中略)それは、資本主義だからと言わざるを得ません。(「中略」にしましたが、ここを論理的に説明できれば、私は違った人生を歩んでいたことでしょう。)

 私は、人類が進歩していけば、このような矛盾のある特許制度というものは、無くなると思います。

 そんな無想のようなことはさておき、現実的な話です。

 私は、先のブログで、トヨタは尊敬される企業を目指すべきだとも書きました。今回のことで、一層その評価は高まったことと思います。ただ、道半ばです。私が言うようにすれば、評価される企業のトップになることは間違いありません。

 トヨタの営業利益は2兆円オーバーです。車の販売台数は約一千万台です。営業益の半分1兆円を車の値下げに当てるとすると、一台当たり、10万円値下げすることができます。間違いなく、評価が一機に高まるでしょう。そのこともさることながら、トヨタ車が多く売れるようになり、益々値下げすることができるようになり、いずれ、他社の車は売れなくなり、トヨタが独占するということになりそうです。

 特許による「独占」は良くないと書きましたが、競争相手がいなくなるほどの「独占」も(中略)良くありません。(説明できない部分は「中略」とするクセが付きました。)

 トヨタには、営業益の半分を税金として納めていただくのが、尊敬される企業への道だと思います。

 

 基幹部品「スタック」については、何年か前までは、バラード社(アメリカ)が技術水準が高いという評価でした。しかし、最近は、バラード社の「バ」も聞きません。技術進歩の激しい分野だと思います。トヨタも、不断の努力を重ねないと、遅れる可能性はあります。

 

 

 

 

 

 

 

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フィット3試乗

2013-10-16 09:37:33 | 環境車

フィット3試乗 

2013年10月16日(水)

 

 フィット3試乗結果は、驚異の燃費でした。ライヴァルメーカーは脅威にさらされるでしょう。 

 試乗コースは、国道2号線を含む市街地です。私のゴルフⅥハイラインで同様の乗り方をした場合、経験的に12㎞/ℓ前後の燃費になると思われるコースです。それが、33.0㎞/ℓ!!!。同乗のスタッフに、私は「信じられない。」という言葉を何度も発しました。フィット3と最大のライヴァル関係にあるトヨタのアクアに試乗した時は、24.8㎞/ℓと出ました。コースが違う等同一条件ではありませんが、それにしても8.2㎞/ℓの差がでるということは、実燃費でフィット3が上回りそうです。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/22c0299c261d7722d46f2daf70e0098a

 

 次に特筆すべきは、ガソリン車とハイブリッド車のプライス差が、サプライズです。スタッフによると、ハイブリッドのLパッケージとガソリン1500ccのLパッケージがほぼ同性能・同装備ですが、ハイブリッドが183万円と15万円しか高くなっていません。トヨタだと約40万円の差なんです。これも「信じられない。」を連発しました。 

 このようなフィット3がヒットしない訳なく、発売後1か月の受注台数は62000台に達しました。(月販目標15000台)生産が間に合いさえすれば、10月以降アクアを抜いて販売台数トップになると思われます。来年にはセダンモデルも発売し、トヨタを突き放す戦略です。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/90645a8c538bd1de33f262f23ff25894

 スタッフによると、ハイブリッドの比率が8~9割で、現時点では納期は来年2月ということでした。消費税増税前に間に合わそうと思うと、早く契約する必要がありそうです。 

 

注1 燃費は、車載燃費計のものですし、もっと根本的な問題として、車載バッテリーの充電レヴェルを試乗前と後で比較したものではありませんので、正確なものではありません。私が試乗したモデルのJC08燃費は33.6㎞/ℓです。

注2 省燃費運転に特化して試乗しましたので、コーナリング、加速性能、減速性能、静粛性等については、感想を述べることはできません。ただ、乗り心地、静粛性能は、同クラス車と比較して不満はないと思います。

 

 

 10月15日、平日でしたので、混んでいませんでした。

 アクアの2モーターに対して、1モータのハイブリッドシステムです。スタートして直ぐにエンジンがかかります。エンジンがかかった時のショックとか音がうるさくなるといった感じはありません。

 アクセルを緩めると直ぐにモーターが充電によりエネルギーを回収してくのが分かります。モーターの音はよく聞こえますが、うるさいというほでではありません。

 デザインはひとそれぞれ好みですが、私は、少しアクが強すぎると思います。

 ホンダらしく、エンジン回転計も計器のモード切替によって表示することができるということでした。

 

 このシフトレバーがプリウスのものと同じなんです。物まねをして欲しくなかったです。ガングリップの方が扱い易いです。

 前後空間が広いです。後席に乗る機会が多い場合は、選択ポイントになると思います。

 頭上空間もアクアより広いです。

 

 走り出してから、段々燃費が向上していきます。途中約5㎞のところで29.7㎞/ℓと出ました。

 最終7.3㎞の試乗で、33.0㎞/ℓに達しました。

 

 

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日産 リーフ

2012-06-25 17:53:59 | 環境車
                          日産 リーフ

                                                    2012年6月15日(金)

 こんな偶然があるものでしょうか。一日に2台も日産のリーフを見ました。「偶然」って、私は広島ではこれまでリーフを一台も見ていなかったのですから・・。

 そのリーフの売れ行きは、さっぱりという状況です。
 確か、ゴーン氏は年20万台売ると言っていたと記憶していますけど・・。

 国沢宏光氏のネット情報を拝借させていただきますと、
 アメリカでは、今年の5月までの販売台数は2,613台!年間目標が2万台ですから、目標の約3割の達成率といったところです。

 日本では、アメリカより多少ましで、3月699台、4月936台となっています。年間1万台程度でしょうか。



 売れ行きがさっぱりなのは理由があり、それは、航続距離が短い(200㎞)、充電スタンドが少ない、高価(3,764,250円、国の補助金で78万円安くなりますけど・・)なこと等でしょうか。

 しかし、私はもっと本質的な問題があって、そんなに思ったほどエコではないということがあると思います。環境派なら多少不便でも高くても買う動機が働くと思いますので・・。


 6月10日の朝日新聞によると、「リーフが100㎞走って排出するCO2は従来の電源構成では5.1㎏だが、火力発電だけなら7.6㎏に増える。それでもプリウス並みだ・・。」そうです。
 注 「従来の電源構成」とは、現在は原発ゼロで火力発電のウエイトが高まっていますが、原発発電をしていた頃の構成です。
 プリウスと対して違わないのなら、安くて電欠の心配のないプリウスにするでしょう。




 日産はリーフを「ゼロエミッション」として売っていますが、充電する電気はCO2を排出しますので、この宣伝は詐欺のようなものです。車体に「ZERO emission」と大きく書いた車に良識のある人なら恥ずかしくて乗れないでしょう!
 誰が「ゼロエミッション」としたのか、尊顔を拝したいものです。ねぇ、ゴーンさん。

 売れないのは偶然ではなく、必然かも・・。

 










 ZERO emission !
コメント (2)
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アクア試乗

2012-02-01 17:40:10 | 環境車

                      アクア試乗

                                         2012年1月29日(日)

 1月18日、馴染みの広島トヨペット店で、アクアの試乗をさせてもらいました。
 関心は、燃費一点のみ。

 平坦な舗装道路を、省燃費運転で5㎞程度走っただけなので、ハンドリングがどうの、ロードホールディングがどうのという比較はそもそも困難です・・。


 結果は、24.8㎞/ℓとでました。同乗したスタッフによると、街乗りで普通に走って約25㎞/ℓですということでした。この車載燃費計が正確であれば、ホントに凄いことだと思います。(以前トヨタ車に乗っていたときがあり、その時の車載燃費計は1割程度甘くでていました。)
 私のゴルフⅥハイラインで同じように走ると、11㎞/ℓ前後と思います。

 でも、ラフな乗り方をしても20㎞/ℓ程度は走ると思われます。


 燃費以外で特筆すべきは、停止しているときはエンジンがかからないのですが、走り出してエンジンがかかっても殆ど分からないということでしょう。
 最近はアイドリングストップ車が増えてきましたが、私はエンジンの再始動音がどうしても気にかかります。

 静寂からスタートし、いつエンジンがかかったか分からな静粛性及び振動の少なさは、一度経験すると他車には乗れないと思います。



 しかしです。値段が高過ぎます。最廉価モデルLで169万円。常識的なベーシックモデルSで179万円。
 最近ネットで、今年中にアメリカで発売されるアクア(当地ではプリウスcというネイミングです。)が、日本円で145万円と報道されました。


 トヨタは今、円高で苦しんでいます。国内生産300万台を維持するためには、日本での営業を黒字にする必要があります。トヨタとしては、日本での雇用を守るので価格差については、ご理解くださいませんか、ということでしょうか。


 トヨタは価格差について、もっと率直にメッセージを発信すべきです。そうでなければ、不信感が募ります。


 とはいえ、発売1か月後の受注が10万台と絶好調です。(2012年2月26日追記 トヨタの正式発表では12万台!ということです。)


 また街中にアクアがうようよすると思うと、スバルとダイハツにOEM供給をすれば良いのにと思うばかりです。




 1月13日、街中で初めてみました。



 このプリウス顔はうんざりです。







 このシフトが頼りないほど、細く感じるのです。Tバーの方が操作し易いです。




 左下の車載燃費計で24.8㎞/ℓとでました。
 


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プリウスPHV・カムリハイブリッド

2011-11-06 05:57:39 | 環境車
                    プリウスPHV・カムリハイブリッド

                                                    2011年11月5日(土)

 5日の朝日新聞によると、トヨタがプリウスのPHV(プラグインハイブリッド車)を来年1月に発売するということです。

 燃費がガソリン1ℓ当たり61㎞となり、現行のプリウス(32.6㎞/ℓ)の約2倍ということです。 年1万㎞走行時の費用の比較が出ていました。
 PHVが43,300円に対して、現行のプリウスは68,200円とありますので、その差は24,900円です。(走行条件が示されていないので、それが非常に気になりますが・・。というのは、電気料金は深夜と昼間でかなり違いますので。)

 率直に言って、この差では「元」をとるのは困難です。
 PHVの価格は、同紙によると300万円~となっています。ということは現行車(11月のマイナーチェンジ後)との価格差を約70万円と推定(根拠は省略します。)すると、「元」をとるのに28万㎞走らなければなりませんので。

 これでは、普及は難しいでしょう。せめて、その差20~30万円程度にしなければ・・。私は、プリウスの次のモデルチェンジ(2013年)にはなると予想していますが・・。

 このPHVですが、私の記憶によると、アメリカでは248万円~の発売ということです。
 この内外価格差は一体どういうことでしょう。

 内外価格差でいえば、最近発売されたカムリハイブリッドが、その極みです。
 日本では304万円~ですが、アメリカでは25,900ドル!~(1ドル80円で換算すると、約207万円!!!!)

 今の為替水準があまりに円高に振れているというのが最大の要因と思いますが、他にも要因があるように思います。

 それは、トヨタの地域セグメント別営業損益の比較を見れば明らかです。
 「日本」、「北米」、「欧州」、「アジア」及び「その他」地域別の営業損益をみると、日本が唯一大幅マイナスで他はプラスなのです。しかも北米の営業益が一番多いのです。(2011年3月期)

 つまり、トヨタはアメリカでは営業益を挙げているので値下げ余地があるのに対して、日本では営業益を出すため高い価格設定にしようという動機が働いているのです。
 しかも、カムリハイブリッドはアメリカでは現代のソナタという強敵がいるのに対して、日本では他メーカーに競合車がありません。トヨタは、こういう場合、平気で高い価格設定をします。

 日本の消費者はなめられたものです。


 それはともかく、モデルチェンジ後のカムリのスペックをソナタと比較すると、カムリの大健闘が見えてきます。

        市街地  ハイウェイ  複合モード  価格
・カムリ     18.3   16.6     17.4     25,900$~
・ソナタ      14.9   17.0     15.7     25,795$~
・カムリ(旧)  13.2   14.9            27,050$~
(単位:㎞/ℓ)


 ただ、ソナタはリチウムイオンを搭載しているのに対して、カムリは依然ニッケル水素です。今後、リチウムイオンのコスト削減が課題ということでしょう。




 カムリハイブリッド。




 ソナタハイブリッド。


 ソナタハイブリッドの方がカッコ良く見えます。カムリがセダンなのに対して、ソナタがクーペ風だからでしょう。高速の燃費がソナタの方が良いのも、このデザインの差と思います。
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