維新の党
2014年9月24日(水)
22日の朝日新聞によると、「維新の党」旗揚げという記事が出ています。国民に立脚していない、いずれ雲散霧消する勢力として、「新党」ができたからと言って、関心はあまりありません。ただ、今度は何時消滅するのかな?という関心はあります。
また、23日の朝日新聞によると、みんなの党の渡辺氏が次世代の党と合流視野と題した記事が出ています。次世代の党と言えば、日本維新の会から分裂した党ですが、その前は太陽の党と言っていましたし、更にその前は立ち上がれ日本と言っていました。(我ながら良く覚えていると思います。)渡辺氏は立ち上がれ日本が立ち上がった時に、「たちがれ」と揶揄していました。渡辺氏のそのセンスをお借りすると、次世代の党は「辞世の党」とも揶揄できるのではなかろうかと思います。
渡辺氏の創立したみんなの党は、浅尾代表と渡辺氏の対立が決定的になっていて、近い内に分裂は必至の状況になっています。渡辺氏のセンスを借りると、「みんなてんでんばらばらになる党」とでも言うのでしょうか?
代表の対立と言えば、日本維新の会が分裂したのは、代表を二人置いたのが一因ではないかと言われていますが、この仕組みを一新することなく凝りもせずにまた共同代表制を採っています。これまた、近い内に分裂必至と思います。
なぜ、このように離合集散を繰り返すのか、私は国民に立脚していないからと思います。まともな政党であれば、党員がいて、様々な地域活動を行い国民の意見を聞いて、それを政治に反映しようとします。党の下級機関から議論をして上級機関でそれを集約し、党員全員の方針にするといった方法です。
しかし、これらの新興政党はそういった組織的対応をしているとは感じられません。国会議員だけの集団のように見えます。しかも、本来なら党内で議論するべき問題を、マスコミを通じて覇権争いをしています。
私の一番の関心は、国民が何時こういった似非新党を見限るかということです。
来春の統一地方選挙では、旧日本維新の会の地方議員は半減必至と思います。
その時、またこのブログでお目にかかりましょう。