団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

デフレ

2009-12-31 09:04:47 | 経済
                 デフレ

                           2009年12月31日(木)

 世の中、「デフレが悪い」との大合唱であるが、本当にそうなのだろうか?

 TV番組で、ある「評論家」によると、「物価が下がる→賃金が下がる→購買力が落ちる→物価が下がる(以下繰り返し)」、このデフレスパイラルにより経済がシュリンクする、と言うのだ。

 しかし、「経済がシュリンクする」ことが悪いこととは「即」言えない。
 例えば、賃金が10%下がっても、物価が同じく10%低下すれば、実質同じことなのだから。

 デフレを克服するため、「インフレターゲット」なることを言う「経済学者」がいるが、インフレ率が10%で、賃金が5%しか上昇しなければ、実質はマイナスになり、デフレより良いとは言えない。

 私は、経済を活性化するためには、デフレとかインフレとかではなく、世の中の富を公平に分配し、多くの人々の「やる気」を起こすことが一番だと考えている。

 

 内閣府が発表した「ミニ経済白書」(日本経済2009-10)によると、「日本の所得税や社会保険料が米国やユーロ圏よりも、累進性(所得が高くなるほど税率や負担が高くなる)が小さいとのことで、次のように分析している。
 「一般に、個人所得税や社会保険料は所得に対して累進的な構造を有する場合が多いことを考えれば、課税最低限の扱いや種々の特別措置などを含めた実質的な税の累進性が、日本はアメリカやユーロ圏に比して小さいことが示唆される。」

 つまり、日本では金持ちが優遇され低所得者の負担が重いということである。
 
 税制が本来もっている所得再配分機能を取り戻すために、所得税・住民税の最高税率を現行の50%から1998年以前の水準(65%)に戻すことが必要である。

 これが、一番のデフレ対策にもなるのではなかろうか・・。


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ランドマーク

2009-12-25 19:17:16 | 食べること
                ランドマーク

                           2009年12月25日(金)

 デパートのレストランで食事をすることは、あまりない。高いからである。

 この日は、結納の品を買う用事があり、ちょうど食事時間帯であったため、入ってみた。

 海鮮ばらちらし、1575円也を注文した。

 ウン? ご飯が冷たい。室温以下の冷たさである。冷蔵庫で保管していたようだ。
 率直に言って、ご飯が冷たいのは美味しくない。
 やっぱり入るのではなかったと、後悔するが、「先に立たず」。

 しかし、店の設備・雰囲気は抜群だ。特に間接照明は、暗からず、明るからず、テーブルのスポット照明も適度だ。

 遠くまで見晴らせる、大きな窓もある。
 ムードを買いたい人には最適だろう。


・ 設備・雰囲気      ★★★★★
・ 料理           ★★☆☆☆
・ バリューフォーマネー ★☆☆☆☆
 これは、あくまで、私の独断と偏見に基づく評価なので、あくまで参考。



2009年12月23日、広島市中区三越デパート内「ランドマーク」。











 酢が入っているかどうか分からないくらい、薄い味だ。





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かど田

2009-12-19 09:36:09 | 食べること
                  かど田

                           2009年12月18日(金)

 姉が良く行く店で、夫婦二人でやっている家庭的な雰囲気の店だ。
 11月15日に、「亀八」という店のことを書いたが、雰囲気が良く似ていて、双方良い店だ。
 3人で8,500円とはリーズナブル。もっとも私はノーアルコールだったので、何時ものように飲むと1万円は優に超えていただろうが・・。

・店の設備・雰囲気    ★★★★☆
・料理            ★★★★☆
・接客            ★★★★☆
・バリューフォーマネー  ★★★★☆
 以上は私の独断と偏見のため、あくまで参考。


2009年12月12日、広島市中区「かど田」。





 お通し。もちもちした不思議な味で、何を料理しているか分からなかった。


 これで3人前。どれも新鮮だが、ウニのとろけるようなあまさがたまらない。


 タラの白子のポンズ。ヌメッとした食感で、ほんのりとしたあまさがある。


 豚トロの塩焼き。脂を気にしながら食す。

</ahttps://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/6d/37eb1c6e1b64f08cd10a3cd4b686e457.jpg

 この銀杏はいくらでも食べれる。


 蓮根の天ぷら。率直に言って小ぶりの蓮根で、「サクッ サクッ」感があまりない。


 カウンター、テーブル、座席とある。


 雑炊を昆布出汁で作ってもらうというのは、無理なのか。塩味だけでは物足りない。


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CoCo壱番屋 中区新天地店

2009-12-18 17:35:57 | 食べること
              CoCo壱番屋 中区新天地店

                           2009年12月15日(火)

 9月23日にCoCo壱番屋のことを書いたが、それ以来この店には注目している。
 経営者のセンスに脱帽だ。というか、このような店があれば素晴らしいと思っていた。
 店内が清潔である。手洗い洗面台がある。トイレが広くて清潔。店員の接客が訓練されている。

 カレー専門店だが、辛さやトッピングで色んな種類があり、ここまでと思うほど、兎に角メニューが多い。
 値段は決して安くはない。しかし、満足感を与えられる。

 私が一番良いと思っているのは、ご飯の量が調節できるということだ。

 広島市にも、この店はやたらと多い。急速に増殖したようだ。
 これからも増えると思うが、カレー以外にも何かやってもらいたい気がする。


2009年12月12日、広島市中区「CoCo壱番屋 中区新天地店」。







 地域限定のもつカレーとある。カレーともつのコラボを食してみたくなった。


 辛さ度が「10」まであり、「3」を注文した。辛い。「10」の辛さの想像はできない。
 もつは率直に言って、焼肉の方が美味しい。






 ノンアルコールが250円とは安い。大抵350円以上はする。


 持ち帰り商品も沢山置いてある。


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SAI試乗

2009-12-17 21:19:47 | 環境車
                SAI試乗

                           2009年12月16日(水)

 12月12日、広島市内のトヨペット店を訪れ、SAIの試乗をさせてもらった。この試乗車は、私が初めての試乗者で、走行距離わずか3km。

 走り出して直ぐに、エンジンが「プルッ」というような振動で始動する。しかし同乗者には分からないほどの僅かなものだ。

 アクセルを強く踏んでみる。それまで静かだったのが、エンジン音が大きくなる。力強く加速をするが、このエンジン音を聞くなら、大人しく走っていた方が良い。

 乗り心地はどっしりした感じで、路面の凸凹も良く吸収し、申し分がない。
 だけど、何かもの足りない。ワクワク感がない。これは欲張りというものか。

 約8kmの走行なので、燃費は参考程度だが、車載燃費計で14.2km/ℓと出た。ハイブリッド車なので、20km/ℓ走ってもらいたいところだ。(私の車は10・15モード燃費13.4km/ℓだが、同じ走行条件だと、10km/ℓくらいだろう。)

 セールススタッフによると、このSAIはトヨタの九州工場で、レクサスHS250hとの混流生産で、品質的にはレクサス並みということだ。これって、セールストークで売りやすいと思う。何せ、レクサスより約50万円安いのだから。












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従妹の死

2009-12-16 17:25:04 | 家族
                従妹の死

                           2009年12月15日(火)

 一つ年下の母方の従妹が死んだ。61歳。

 12月6日、芝居を見に行った先で、むすびを食べていてノドに詰まらせた。運悪く、他の客がいない時間帯だったため、発見が遅れた。

 救急病院に搬送されたが、担当医師の話によると、一時間程度心肺停止状態が続いていたという。

 AEDで蘇生術を受けたのだが、一時間心配停止で、良く蘇生したものと思う。
生命というものが本質的に持つ力「生命力」を感じた。

 私達が見舞ったのは、8時間程度後だったが、ICUで人工呼吸器を付けていた。もう、この時点で脳死だったのだろう。医師の判断ではこの晩が「山」ということだった。

 医師の予想以上に「生き延び」、11日亡くなった。


 この従妹とは、住所も近く、孫同士が同じ保育園ということもあり、孫の親同士も親しくしていて、兄弟に近い付き合いをしていた。
 私より若いのに早く死ぬというのは、不条理だ。
 私の母がよく言っていた。「一番の親不孝は、親より早く死ぬことだ」、と。

 ということは、私は一応、一番の親不孝はしなかったことになる。(全く親孝行をしていないのに!)


 従妹の両親(私から言えば、叔父・叔母)の落胆振りは、寿命が縮むほどと思われた。

 私には、母方の従兄弟が32人いるが、その内私より若い者がこれで二人亡くなったことになる。


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さん吉でイタリアン

2009-12-15 17:42:15 | 食べること
               さん吉でイタリアン

                           2009年12月13日(日)

 オムライスにナマコ、馬刺しにパスタ。誰が考えても、取り合わせがチグハグだ。
 しかし、このさん吉という店は、あえてそれにこだわっている。

 「和」と「イタリアン」の融合した料理がさん吉の特徴です、がうたい文句である。
 スタッフがイタリアンシェフとして活躍したことがあるそうである。

 この日は、車なのでアルコールなし。二人で4,500円也。


2009年12月9日、広島市中区「さん吉」。




 妻が食べたオムライス。

</ahttps://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ef/04d256b8e6bb6134915b7df14236c54e.jpg

 10月10日に旦過市場で食べた馬刺しのことを書いたが、あの時の馬刺しは高かったが絶品だった。
 この馬刺しは1,500円也で、私の口には合わなかった。


 このパスタは一人前の半分。ここの料理は一人前の量が多い。


 フランスパンのガーリックトースト。





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メルパルクのアストラル

2009-12-13 18:18:54 | 食べること
             メルパルクのアストラル

                           2009年12月6日(月)

 メルパルク(旧郵政省)内にあるアストラルというレストラン。
 ロケイションは、バスセンターの隣のビルで抜群だし、設備・雰囲気も申し分ない。
 スタッフの対応も、リーガロイヤルホテルに20年間勤めていた人が副店長(実質は店長)になっており、水準をはるかに超えている。
 料理も、不満な点はない。

 しかし、看板と中身が違う物を出すと、もうそれだけで信用を失う。
 副店長がしっかりフォローしてくれたので、この店としては面目を保ったことにはなったが・・。

 店の前に掲示してある料理と実際に出されたものが違っていたのだ。
 「旬のお造りの宝箱」2,000円也を注文したのだが、掲示では、小鉢と香物があるのに、実物は無い!
 副店長に言うと、12月からは付けなくなったのだと言う。
 それなら、店の前の掲示を訂正しておく必要があるだろう。
 直ぐに持ってきてくれたが、完全なNGで、減点対象だ。

 しかし、この点がなければ、いろんな点で水準をはるかに超えている。
 
 酒が安い。本醸造酒300mlの冷やが700円也。種類を増やすともっと良いのだが。



2009年12月5日、広島市中区「アストラル」。








 中段の左「旬のお造りの宝箱」には、小鉢と香物が書いてある。


 こちら「旬のお造りの宝箱」の実物。小鉢と香物がない。






 ホッキ貝。




 ホタテの上にイクラが乗せてある。


 大きな窓からは店外がよく見えて、開放的。


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大漁酒場魚樽本店 

2009-12-10 17:39:29 | 食べること
               大漁酒場魚樽本店 

                           2009年12月4日(金)

 2009年3月8日に、「魚樽」と題して書いた。その本店である。

 グルメ情報誌の10%割引のクーポンを使って、2人で9,990円也。
 私の独断と偏見の採点では、
・店の雰囲気      80点
・店員の接客      80点
 実にお勧め上手の女性スタッフがいて、5ポイントアップの要因となった。
・料理         75点
・バリューフォーマネー 75点


2009年12月3日、広島市中区「大漁酒場魚樽本店」。




 威勢のイイ、大きな看板が目印。


 入口は、魚屋然としている。


 

 何の魚の子か知らないが、旨い。これだけで、ビール2杯飲めそう。


 イカの姿作り。ゲソも刺身で食べるようにしてもらうとなお良い。


 ゲソは塩焼きか天ぷらを選べる。塩を付けて食べるが、酢醤油も用意してくれるとなお良い。


 メインディッシュの「浜焼き」。焼加減に気をとられて、味の記憶が今一思いだせない。


 フグの一夜干。


 アラが沢山入っていて、辛すぎず絶妙な味付けで、絶品。これはお値打ちだ。


 日本酒は、地元産に重きを置いており、好感が持てる。


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ほの湯

2009-12-07 17:25:24 | 食べること
                  ほの湯

                           2009年11月30日(月)

 もう8年になるだろうか?通勤途上で櫓を組んで何か掘削していた。「温泉」とあったが、とても温泉の出そうな場所ではない。
 私の関心は一気に高まった。
 当時、中国新聞の論説委員を知っていたので、取材を勧めた。
 コラムに出してくれたが、私の関心(温泉の出るような場所でもないのに、どうして掘削したのか?)については、明確ではなかった。

 ところが、「宇品天然温泉 ほの湯」として開業してしまった。
 まぁ、地球を掘れば、いつかは温泉に出会うのだろう。

 中国電力の経営で、従業員も中国電力の社員だと聞いた。
 巨大企業中電と言えども、温泉には素人で、大丈夫かと思ったが、結構繁盛している。
 中電でアイディアを出した人は、表彰ものだろう。

 食事もできるようになっており、かなり広い。中には、法事をするグループもあるそうだ。

 発泡酒のジョッキが250円也と手ごろな値段。
 そうかと思うと、明らかに高いものもあり、注文は注意する必要がある。

 飲食部門についての、私の独断と偏見による採点は、
・店の設備・雰囲気      90点
・スタッフ          80点
・料理            50点
・バリューフォーマネー    50点


2009年11月23日、広島市南区「ほの湯」。





 この日、祭日の夕方だったが、結構な混みよう。


 理髪店があり、ヘァーカットが1,200円也と安い。


 我々の目的は温泉ではなく、食事だ。


 刺身の三種盛りで980円也。これは明らかに高すぎる。


 手羽の唐揚げ。この鳥はきっと病後で痩せていたんだ。


 スーパーで売っていたのを出したような鳥串。


 口直しに、ポテトチップのフライを注文した。こちらは定番の味。


 カキフライは熱々で美味しかった。素材の良さだろう。


 餅を工夫して料理したもので、結構胃にこたえる。


 米も売っている。新米をゲット。



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SAIの実車

2009-12-06 09:16:03 | 環境車
               SAIの実車

                           2009年11月30日(月)

 なじみのセールススタッフから電話があった。
 SAIが来ているという。他店だったので、紹介してもらい見に行った。

 12月7日に発売だが、10月20日には発表し、注文を受けている。実車がないのに注文を受けるというのは、発注側受注側双方にとって不都合なので、少量ではあるが、配備したということだろう。

 このSAI、トヨタのホームページによると、発表1か月で14,000台受注したと言う。通常発売後1か月の受注台数を公表するのに、「発表」1か月で公表するのは、私の知る限りでは、SAIが初めてだ。トヨタのSAIかける意気込みの現われか。

 SAIの価格について、この際はっきり言っておかなければならないことがある。それは、高すぎるということだ。廉価グレードが338万円で、装備が充実している(例えば8インチのナビが標準)ことを考慮してもだ。
 高いというのは、私の独断と偏見であるが、トヨタ自身がそのことを自覚しているようで、それは3年後の残価を40%にしていることで分かる。プリウスは50%だからSAIの価格がプリウスに比べると明らかに高いということだろう。
 残価が50%になるよう逆算すると、約270万円になる。まぁ、せいぜい300万円程度が適正価格だろう。
 トヨタは競争車種がないとこのような、強気な値付けをする。



2009年11月23日、広島市西区ネッツトヨタ中国井口店。



 ずんぐりむっくりしたスタイルで、カッコよいとはお世辞にも言えない。ただ、居住性は良いだろう。






 コンソールの下部にあるのが、「リモートタッチ」と称するもので、ナビやエアコン、オーディオ等を操作する。マウスのような感覚だ。


 ナビが8インチというのは高齢者にとっては見やすくてgood。


 排気管のところに、何やらセンサーのようなものが付いていた。排気ガス浄化のためか。





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さん吉

2009-12-05 08:24:00 | 食べること
                さん吉

                           2009年12月2日(水)

 この店はアルコール類にこだわりがあるようである。
 日本酒は、地元産をメインにしている。
 酒のメニューを見て、その説明文の長さに驚いた。店長に聞くと、自分で考えて書いたのだ、と。

 例えば、雨後の月ではこうだ。
 「特徴を何かに例えるとすれば「冷たい刃物を連想させるようなシャープな辛さです。」・・刺身などを食べるときに、少し口に含ませる事で「補唐」の役割を果たしより舌を湿らせる効果を持ちます。」といった具合だ。
 「補唐」という言葉を初めて聞いたので、広辞苑にあるか尋ねたところ、「ある」、と。(調べた結果はありませんでした。しかし、漢字なので感じで分かります。)

 2人で、約7,500円也。

 私の独断と偏見の採点では、
・店の設備・雰囲気      70点
・スタッフ          85点
・料理            90点
・バリューフォーマネー    90点


2009年11月29日、広島市中区「さん吉」。





 注文しないのに出てきたお通し。


 冷たい野菜の上に熱い唐揚げが以外と合う。


 酒のメニューの中に、つい先日行った蔵元の「龍勢」というのがあった。(昨日のブログ参照)強い勢いを感じる味だ。




 子羊の肉と聞いて、柔らかいのかと思うと、結構硬い。肉はある程度の硬さがあった方が良い。


 このワインは、ブドウを半乾にして造ったものだそうだ。貴腐ワインに迫ろうというのか。
 少し焦げたような苦味がgood。 


 今の季節、カキフライは何処で食べてもgood。素材の良さだ。


 ネバネバ三種は混ぜて食べる。good。


 焼き飯、これで一人前だが、二人分ある。




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酒蔵交流館

2009-12-04 09:01:04 | 
                 酒蔵交流館

                           2009年11月29日(日)

 中に入ると、プーンとかすかに酒の甘酸っぱい匂いがする。
 広島県竹原市の藤井酒造株式会社が造ったもので、竹原の町並み保存地区にある。
 文字通り酒蔵を改造したもので、相当古い酒蔵だ。


2009年11月26日、広島県竹原市町並み保存地区「酒蔵交流館」。



 「酒蔵交流館」とある。






 龍勢というブランドの酒を造っている。
 愛嬌のある女性二人に勧められると、買わざるを得ない。



 買ったのは、山田錦の「冷やおろし」限定発売1,800円也。
 この春搾り、夏を越え熟成したものだ。
 精米歩合60%、17度。


 館内でそばを食べさすところもある。とろろそば850円也。
 酒蔵の中にあるからといって、あなどるなかれ。この場所で打った本格的なものだ。
 とろろとそばのハーモニーで、つるつる。


 酒蔵なので、窓がないが、ゆったりしたレイアウトなので、圧迫感はない。


 近くにある照連寺。
 中世は、定林寺という禅宗寺院で竹原小早川代々の師弟の学問所であった。


「酒蔵からの御挨拶」から
 江戸期の古い町並が今に残り、塩田の町として栄えたここ竹原で、弊社は文久3年(1863年)の創業以来、酒造りを続けています。
 創業以来の酒銘である「龍勢」は、明治40年に開催された第1回全国清酒品評会で首席に輝き、広島酒の優秀さを全国に広めました。
(中略)
 また、2007年「龍勢」は世界最高権威のワインコンクールであるIWC(インターナショナルワインチャレンジ)第1回日本酒部門において最高金賞トロフィーを受賞いたしました。
(後略)


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包丁人

2009-12-03 23:36:57 | 食べること
                  包丁人

                           2009年11月28日(土)

 義父の四十九日をする場所探しで、偵察食事。

 料金的には、奉仕料もいらいないし、丁度手ごろな和室もあり、決して悪くないのだが、料理にパンチがない。パンチがないとは、上手にまとめてあるのだが、今一決め手がない。一つでも良いから、「これは」というような引き付けるものがない。

 ということで、選定から外れてしまった。


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2009年11月25日、広島市中区メルパルクホール内「包丁人」。








 私が注文したお魚御膳1,600円也。綺麗に着飾ってある人形のようで、どうも強く引き付けるものがない。


 造花と思いきや生花。ぞうか誤解していたことをお許しください。




 タレを付けて焼いているが、甘ったるくて、塩焼きの方が良い。焼き方も生臭さが残っているようで、身のキレが悪い。


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米トヨタ、380万台リコール

2009-12-02 18:13:33 | 
             米トヨタ、380万台リコール

5 トヨタ車の装置に欠陥か?

                           2009年12月2日(水)

 この問題については、「トヨタ自動車は25日、米国で販売した7種の車のアクセルペダルをリコールし、フロアマットに引っかりにくいよう短くする、と発表した。」(26日朝日新聞)ということで決着したと見られていた。

 しかし、一部メディアで気になる報道がされた。
 「29日付けの米紙ロサンゼルス・タイムスは、トヨタ自動車が米国で販売した車のアクセルペダルがフロアマットに引っ掛かり事故を起こす恐れがあるとされる問題で、フロアマットではなく電子制御装置が加速などの原因となっている可能性があるとの見方を伝えました。」と言うのである。

 トヨタはこれまで、電子制御システムに問題はないと説明していたから、仮に、事故の真因が電子制御システムだったということになると、この問題の対応次第では、トヨタの死活問題に発展しかねない。

 最近の車は電子制御のため、ECUという小型コンピュータが沢山取り付けられているという。コンピュータを使った人なら誰でも経験するが、例のフリーズという現象が起きる。(余談だが、フリーズは、私はコンピュータのバグ(ソフトの不具合)で欠陥商品だと思っている。しかし、ソフトメーカーは「欠陥」ということを認めない。)
 
 今回の事故は、ブレーキも利かなくなっていたというから、アクセルとブレーキを制御するECUに「同時に」不具合が起った、という可能性は否定できない。このことについて、私の知る限りトヨタからのコメントはないが、少なくともブレーキが利かなくなったことについて、色んな可能性を含めて説明をする必要があるだろう。
 
 トヨタ内部では、「フロアマットの誤った使用方法が原因と主張すべきだ」との意見があるようであるが、電子制御が問題にされたからには、直ちに徹底的な検証を行い、真因を明らかにすることが求められる。


 参考までに、アメリカの高速道路安全保険協会が安全性に優れた2010モデルを発表したが、トヨタ車は「ゼロ」だった。昨年は11車種だったから、この事故及びそれに対するトヨタの対応が影響していると考えられる。


 
4 ブレーキが大きく損傷

                           2009年10月29日(木)

 10月27日付けの朝日新聞によると、米高速道路安全局(NHTSA)は、新たな報告で、レクサスのアクセルペダルの形がフロアマットに引っかかる危険性を高めると指摘した、とある。
 同時に、NHTSAは興味深い報告もしている。それは、事故車のブレーキが大きく損傷していた、ということである。
 ブレーキの損傷が事故の前か後かについては触れていないが、明らかに「事故の前」だろう。

 ブレーキが損傷していなければ、仮にアクセルがフロアマットに引っかかってもブレーキングで停止していたということになり、この事故は、アクセルとブレーキの不具合という複合的要因であったということになる。

 また、事故で死亡した男性は州警察の高速隊員であると報じられている。高速隊員ということであれば、自動車運転のいわばプロであり、どうしてギアをニュートラルにしなかったのか理解に苦しむ。その程度のことを知らないハズがないからである。

 この事故に関しては、まだまだ、ミステリーなことが多い。まだ、続報があるだろう。


3 「罠」?

                           2009年10月19日(火)

 アメリカのトヨタ車で、フロアマットがずれてアクセルペダルが踏みこんだまま戻らなくなるという事故(その報道を含めて)は、やはりどうもオカシイ。

 10月15日の朝日新聞によると、
 「トヨタは、米連邦自動車安全法に基づく法的リコールと同等の手続きを踏むことに同意。3カ月ごとに進み具合を報告する。法的リコールの前提となる欠陥の存在は認めていないが任意の措置として無償で改良する意向を示した。」
 とある。

 16日の朝日新聞には、センセーショナルな記事が出た。
 事故に遭ったマークという人の運転するレクサスに同乗していた弟のクリスが緊急通報をしたが、その交信記録だ。

●(クリス)、○(通信指令係)
●レクサスに乗って・・いる。アクセルが動かない。
○どこを通っているのですか。
●・・120マイル(190キロ)で走っている。・・ブレーキが利かない。・・道路の終点まで0.5マイルのところだ。
○・・車を止めることができないんですね。
●交差点に近づいている。交差点に近づいている。つかまって。祈って。くそ。おーおー。(女性の叫び声のあと衝突音)
○もしもし。

 「衝突音」と言うのが生々しい。こんなのが、アメリカで連日報道されたら、トヨタパッシングも起ころうというものだ。


 自動車評論家の国沢光宏氏は、ブログで次のように述べている。
 「レクサスES350の暴走など、ユーチューブに事故直前の通話内容がアップされているものの未ださっぱり解らない。ちなみにアウディはアメリカで暴走事故がクローズアップされた余波を未だに引きずってます。こんな「罠」をいくつも仕掛けられたら、トヨタだって体力を消耗する。」

 国沢氏の言うように、「罠」かどうか分からないが、欠陥はないと言うトヨタが、リコールと同様の手続きを踏むというのは、相当に神経を尖らせているということだろう。


2 所有車に「リコール」

                           2009年10月7日(水)

 トヨタ自動車は、フロアマットがずれてアクセルペダルが戻せなくなる恐れがあるとして、米国で販売した計約380万台の所有者に「リコール」を通知する。10月下旬に、対象車種を買った人に対し、運転席のマットを取り外すよう呼びかける文書を郵送する。
 リコールは通常、回収・無料修理を意味する。トヨタはアクセルが操作しにくくなることについてまだ原因がはっきりしないため、「現時点では車両自体の欠陥とは考えていないので、法的なリコールとは違う」と説明している。
(以上、7日付け朝日新聞を要約)

 数日前に、トヨペット店のスタッフにこの問題について尋ねた。
 そのスタッフによると、フロアマットがアメリカ向け車は違うのだと言う。日本車はマットは布製、勿論合成繊維だが、アメリカ向けはビニールの様な素材だと言う。
 ただ、それでどうしてマットが「ずれる」のかについては、このスタッフも良く知らない。
 ともかく、日本車は問題無いとのことであった。

 380万台というのはとてつもない数字だが、トヨタの真摯な対応に呼応して、車の買い替えを検討する人が10%でもいたら凄いことになる。38万人。

 私は、このリコールではない「リコール」問題は何かあるように感じてならない。
 続報が必ずあると思う。



1 米トヨタ、380万台リコール


                           2009年10月2日(金)

 「米トヨタ、380万台リコールへ」という報道は、私には非常に奇妙に思える。
 不具合の具合だが、日経ネットによると、「フロアマットを正しく固定していない場合」とか「フロアマットを重ねて敷くような場合」、アクセルペタルがマットに引っかかり事故につながる恐れがあるとある。
 正しく固定していない、あるいは重ねて敷くのはユーザーであるので、これは製造者の責任ではなくユーザーの責任ではないのか。


 私のトヨタ車をさっそく調べて見た。フロアマットにタブが付けられていて、使用方法をちゃんと説明してある。
 「フロアマットは、必ず車両側のカーペットに取り付けた付属の固定クリップにとめてご使用下さい。」


 こんなことがリコールの対象になるのであれば、どこのメーカーのどの車でもある筈だ。

 
 私は、リコールに発展するとは思っていないが、仮に「リコール」になったとすると、これはトヨタにとってむしろ、ビジネスチャンスではなかろうか。
 ユーザーがディーラーに足を運ぶ。説明を聞くと、製造上の欠陥ではないことを理解する。
 しかし、それでも万一のことを考えて「リコール」として届け出たトヨタに信頼を寄せる。(実際、似たようなことがレクサスを立ち上げた時に有り、レクサスブランドの信頼性を高めたということがあります。)

 災いを転じて福となす。アメリカにこの諺があるかどうか知らないが、デーラーとユーザーの間で、車の買い替えの話に発展すれば、正にこの諺通りのことになる。


 以上は、冗談っぽい話だが、このようなことが「リコール」問題に発展するのは、「訴訟社会」というアメリカの土壌があるように思える。アメリカは病んでいる。


(2009年10月4日、一部修正)





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