団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

東大寺別院周防阿弥陀寺

2009-06-28 06:49:24 | お出かけ
             東大寺別院周防阿弥陀寺

                           2009年6月27日(土)

 別名「西のアジサイ寺」と言われている。 

 昨年(6月22日)は物凄い人出で、離れた駐車場からシャトルバスで向かわなければならなかった。
 今年20日は、隣接の駐車場に停めることができた。


 「あじさい」の花ことば
 アジサイの花は七変化することから、花ことばは「移り気」と言われていますが、ほとけの世界観からアジサイを眺めると、アジサイは私たちに「人生は無情である」ことを教えてくれているのではないでしょうか。人生は楽しいことばかりではなく、また、つらいことばかりでもありません。一日、一日を大切に生きてほしいと願いながら、色彩豊かな姿で、アジサイは私たちを見守ってくれているのです。
                                林住職談


 広島市内から高速で行って往復241km。車載燃費計16.1km/ℓ(昨年は15.7km/ℓ)(注 車載燃費計は約1割あまい。)
 0.4km伸びているが、高速道路で昨年より少しスピードを遅くした。

2009年6月20日、山口県防府市「東大寺別院周防阿弥陀寺」






















 筝曲の調べにのせて、


 花供養の儀式が行われていた。普段着なので、明日本番の予行演習だろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天神鱧

2009-06-27 06:38:48 | 食べること
                 天神鱧

                           2009年6月23日(火)

 天神鱧とは、日本三大天神のひとつ防府天満宮にちなんで名付けたものだという。
 実は、山口県は鱧の水揚げ量が全国でも1、2位で、中でも防府の水揚げ量はトップクラスだそうだ。「防府は鱧が豊富」。

 鱧はウナギのように長い魚で、成長すると2mにもなるという。名前は古語「食む」に由来すると言われている。
 肉食で、小魚、甲殻類、イカ、タコなどをえさにする。贅沢な奴だ。これを食む人間はもっと贅沢か?

 鱧は、小骨ごと食べるためカルシウムたっぷり。皮にはコンドロイチンという軟骨や関節の結合組織を丈夫にし、皮膚の老化を防ぐ成分が含まれている。

 鱧の骨切りは、身に皮を残して切り目を入れる技法で、1寸(約3cm)の間に24回包丁を入れるのが理想とされている。3÷24=0.125、つまり1.25mm!間隔。
(以上、防府商工会議所・防府市観光協会作成のパンフレット「天神鱧味めぐり」を参照した。)

 この天神鱧を食べさす店は、防府市に20店舗あるが、予約なしでOKというのは2店舗のみ。安い店、安いメニューを選んだ。「山陽楼」、天神鱧膳2,000円也。(一般的な鱧コースは5,000円。)

 鱧は肉食で獰猛なイメージだが、味は淡白で草食系といった感じだ。


2009年6月20日、山口県防府市「山陽楼」。


 この店は、喫茶、土産店、レストランの構成になっている。


 天神鱧を扱っている店の共通ののぼり。




 天神鱧膳。
 刺身は生ではない。少し火を入れている。(右上)
 油で揚げて餡かけしたもの。(左上)
 煮付け。(中央)
 赤だし。


 後ほど出てきた茶碗蒸し。
 内臓らしきものが入っていて、これが、少し苦味があり美味。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ09年3月期決算

2009-06-26 16:19:10 | 経済
             トヨタ09年3月期決算

                            2009年5月9日(土)

 株がやたらと上がっている。好材料はないと思われるのにだ。
 日経平均は、つい3月には7,000円を割り込みそうになったが、8日の終値は9,432円。約35%の上昇だ。
 また何時か、ドカンだろう。

 そうした中、トヨタの09年3月期の決算が発表された。
 営業損益は4,601億円の赤字。前年度は2兆2,703億円!の黒字だったから、一気に2兆7,304億円減少したということになる。
 しかも、10年3月期は更に悪化し、8,500億円の営業赤字の見込みだ。

 しかし、トヨタの株も上がっている。1月26日の2,750円から8日の3,980円へと約45%上昇。

 トヨタの凄いのは、この赤字にも係わらず、配当を続けるということだ。(カルロス・ゴーン日産は、無配にするだろう。)前期140円の配当を40円減配して100円に。
 利益剰余金が前期の12兆4,086億円から11兆5,316億円へと減少するが、引続き、天文学的な内部留保を有しているからだろう。

 トヨタは、期間従業員を約6,000人削減したが、期間従業員の年収を約300万円とすると、約180億円の経費削減となる。配当を更に6円減配すれば捻出することができる金額だし、利益剰余金の僅か0.16%だ。
 企業としての社会的責任が問われるところではある。

(写真)本文とは関係ありません。
 マルカ木工という家具屋に住みついて10年になるという、かつての野良ちゃん。スタッフによると、家具を見に来た客を案内するんだとか。本当かな?
2009年5月9日、広島市西区商工センター マルカ木工。


(2009年6月26日、追記)

 24日の新聞各紙によると、カルロス・ゴーン日産は、09年3月期の期末配当を「0」にした。
 配当「0」は誰にでも予想できたことだが、一方で役員の報酬を25億円(その約半分はゴーン氏の取分だそうだ。)も支給するという。08年度の業績に連動するルールだからそうなるのだそうだ。

 この会社、こんなことで、大丈夫なの?
 未曽有の自動車不況の中、ちょっとした経営の失敗で「明日がない」という危機意識があれば、ルールを改定してでも払わないだろう。多くの会社は、配当、役員報酬共減額している。(ちなみに、トヨタ新社長は報酬を3割返上するという。)

 ということは、日産には確かな「明日」があるということだ。
 数日前に何かで見たのだが、日産は10年後半からEVを年産5万台規模で生産を開始するという。アメリカでも12年から生産を始め、その規模は10万台をめざすという。

 EVではトップを走っているといわれる日産であるが、この生産規模はかなりハードルが高いはずだ。何か秘策があるのか?ゴーン氏は、EV車に対する補助金を利用したうえでガソリン車並みの価格にするという。さては、リチウムイオン電池の大幅なコスト削減に成功したのか?
 しかし、どう考えても、一般車並みの200万円(補助金を利用したうえで)というのは、無理っぽい。

 環境対応車で出遅れた日産が、存在感を出すためには、これくらいのことを打ち上げなければ、株主総会ももたないというのが真相ではなかろうか。

 この日産の野望の結果は、早ければ11年中途に分かる。
 言い訳得意のゴーン氏がどのような言い訳をするか、非常に興味があるが、まぁ、この時には、ゴーン氏は既にいないか・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オープンリールテープとデッキ、お嫁入り

2009-06-26 12:39:19 | 音楽
        オープンリールテープとデッキ、お嫁入り

                           2009年6月21日(日)

 オープンリールテープを最初に買ったのは、1968年7月22日。SONY HF370 倉田電気880円。
 最後は、1982年12月31日。Scotch 177-550 ダイエー1,200円。
 最後のテープナンバーは684番。

 テープデッキ
・1968年7月 TEAC A-2050 
・1969年9月 TEAC A-6010
・1975年1月 TEAC A-6300
・1985年1月 AKAI GX-77
・1995年6月 TEAC X-300
 現存はTEAC X-300のみ。

 1968年から1983年まで、NHK・FMのクラシックライブ演奏の録音をした。来る日も来る日も。

 そのテープとデッキも我が家を去る日がきた。
 録音した曲は、2001年からCDにコピーを始めた。1年以上かかった。
 我家は狭いので、場所の問題で、手放すことにしたのだ。

 引継いでくれる人を何年も捜していたが、知人が見つけてくれた。
 岡山県で「○ス○」という喫茶店を開いている方だ。元○便○だったので「○ス○」という名前にしたそうだ。

 数年前、東京から出身地に引っ越してきた。東京では画廊を開いていたそうだ。朝日TVに「人生の楽園」という番組があるが、そんなイメージの人だろうか。会ったことがないので分からない、

 私は、娘がいないので、嫁に出すという経験もないし、イメージが湧かない。
 しかし、大事にしていたテープを手放す時のようなものかも知れない。時々会いに行きたい。

 オープンリールテープに録音していたのは、1968年から1983年。私の人生時計、12時16分頃から14時13分頃まで。 チン チン



 色んなメーカーのテープを使ったが、マクセルとスコッチが良品だった。


 このデッキで、CDへのコピーをした。FMからの録音は殆どしなかった。




 最初に買ったミュージックテープ。海外版だった。
 ホロビッツのショパン「葬送」は、機械でも演奏することができないような、正確無比で強靭なタッチだ。




 思い出の曲がびっしり詰まっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡高原 2009

2009-06-24 06:40:33 | お出かけ
               八幡高原 2009

                           2009年6月20日(土)

 広島県北広島町の八幡高原は、西中国山地の中で最も標高の高い盆地だという。標高800mで、冬は4か月も雪に閉ざされる。
 湿原もあり、貴重な生物や植物の宝庫だという。

2009年6月13日、八幡高原。


 「カキツバタの里」という。ボランティアで維持管理されているそうだ。維持管理基金に50円寄付。


 若いカップル。


 湿原。木道があればと思う。


 ちょっとした水たまりには、メダカが泳いでいた。


 お年寄りのカップル。


 世界的な植物学者の牧野富太郎(1862~1957)の句碑が建っている。
 博士は、この八幡高原に1933年と1937年の2回来ている。
 湿地一面に咲くカキツバタの自生地を見て感動したそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリウス18万台受注

2009-06-22 19:46:14 | 
               プリウス18万台受注

                           2009年6月20日(土)

 3代目プリウスの受注台数は、5月18日の発売から約1ヶ月にあたる6月17日時点で約180,000台と、大変好調な立ち上がりとなっている。(2009/06/19 トヨタのホームページ)
参考:月販目標台数10,000台

 「17日以降に注文した分が客の手元に届くのは10年1月下旬以降になるという。」(20日、朝日新聞)

 2000年以降の受注台数の記録を調べてみると、
・受注台数が一番多かったのは、初代フィット
 2001.6.21発売 48,000台受注(月販目標台数8,000台)
・トヨタで一番多かったのは、初代イスト
 2002.5.8発売 42,000台受注(月販目標台数7,000台)
・月販目標台数に比べて受注台数の割合が高かったのは、3代目セルシオ
 2000.8.31発売 25,000台受注(月販目標台数2,000台)納車1年待ちと言われた。
・先代プリウス
 2003.9.1発売 17,500台受注(月販目標台数3,000台)
・インサイト
 2009.2.5発売 18,000台受注(月販目標台数5,000台)

 こう見てくると、3代目プリウスの売行きが驚異的なのが分かる。
 私は、18日のブログで、プリウスの爆発的売行きが今後のトヨタの経営戦略に大きく影響を与えることになると書いたが、よく考えてみると、トヨタだけでなく、全ての自動車メーカーにとってそうなるだろう。
 ハイブリッド車を持たないメーカーは非常に苦しくなる。

 これまでは、プリウスを選ぶ主要動機は「エコ」ということだったが、今回の低価格化により、「エコ」に加えて「維持費を含めたトータルコストで経済的」というのが加わった。更に、モーター走行、ソーラーベンチレーションシステム&リモートエアコンシステムといった先進性で選ぶ人もいるだろう。

 トータルコストで経済的となると、ハイブリッド車以外を選ぶ理由は限られるということになる。
 トヨタが全てのジャンルで低価格ハイブリッド車を出せば、シェアは恐らく7割くらいになるのではなかろうか。
 プリウス効果で、6月以降のトヨタのシェアは、5割水準になると思われる。(2008年6月のシェアは45.1%)

 ハイブリッド車を持たない他社はどうする? →トヨタのハイブリッド技術を買うしかなかろう。

(2009年7月25日、追記)
 自動車雑誌「ドライバー」に、6月の各自動車会社のシェァが出た。
 トヨタ46.8%である。前述のように5割水準(48~52%)になると予想したが、外れ。
 プリウスの販売台数は22,292台と多いのだが、供給が間に合えば+1万台も可能である。
 仮に、プリウスがあと1万台登録できたと仮定して、トヨタのシェァを試算すると、48.0%となった。予想の範囲内である。(これ、負け惜しみ。)
 7月以降は序々に増えるだろう。


(2009年8月25日、追記)
 自動車雑誌「ドライバー」に、7月の各自動車会社のシェァが出た。
 トヨタ47.1%である。プリウスの販売台数は27,712台と多いのだが、供給が間に合えば+1万台も可能である。
 仮に、プリウスがあと1万台登録できたと仮定して、トヨタのシェァを試算すると、48.9%となり、5割水準(48~52%)である。

 8月は、夏休みで各社とも販売台数が減少する。プリウスが25,000台以上登録されると、相対的にシェアが上昇することになるので、48%達成するのではなかろうか。
 


(2009年11月1日、追記)

 8月のシェァは、46.7%で3.1ポイントアップ。
 9月は44.4%で2.6ポイントアップ。

 10月であるが、かつて決算月だったことがあり、例年シェァが大幅に上昇する月である。
 昨年は51.4%だったが、今年はプリウス効果で単月としては過去最高のシェァになると思う。54.0%±1%と予想。

 11月も引続き好調が予想される。減税対象車を増やしたからだ。10月並と予想。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オイゲン・ヨッフム

2009-06-21 11:32:45 | 音楽
               オイゲン・ヨッフム

                           2009年6月21日(日)

 1968年9月16日、広島市公会堂において、オイゲン・ヨッフム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で、ベートーベンの交響楽を聴いた。エグモント序曲、田園、そして第5番。

 私はベートーベンの5番でクラシックに目覚めた。5番は色んな指揮者の演奏を最も多く聞いた曲だが、一番感動したのが、ヨッフム/アムステルダムコンセルトヘボウの組合せで、NHK・FMで放送されたライブ録音のものだ。

 冒頭の年月日を私が記憶していた訳ではない。最近とあるホームページで偶然見つけた。そのホームページは、来日演奏家のアーカイブズと評論だ。
 果たせるかな、1968年のヨッフムの来日演奏のプログラムが載っているではないか。私は、その方にどんな感謝を捧げて良いか分からない。

 そのホームページによると、9月8日東京文化会館で、広島市公会堂と同じプログラムが演奏されている。NHK・FMで放送されたのは、その9月8日のものだ。
 
 9月16日の広島市公会堂での演奏であるが、今まで一度しかない珍しい経験をした。(2007年11月3日に「オーケストラの珍事」と題して体験を書いたが、本質的にはそれら以上だろう。)

 田園だったか5番だったか覚えていないが、演奏中ある部分で、突然曲を止めたのである。止めるべくところで止めたのではない。その間数秒だったのかも分からない。しかし、私にはとてつもなく長く感じられた。
 オーケストラのアンサンブルが乱れたので止めたのか?もしそうだとすると、オーケストラには緊張が走っただろう。世界一流のオーケストラで、途中突然止めても誰一人フライイングもいなかった。素人目(耳)には、「乱れ?」など全く分からない。
 
 オーケストラが緊張した以上に、私は緊張した。それは一体何が起こったのかという未知との遭遇に、どうしてよいか分からない不安な気持ちにも通じるものがあった。

 そういう経験があったから、ヨッフムの5番に感動したのではない。ヨッフムの5番には強力な「爆発」を感じるからだ。第1楽章のコーダに入る部分、3楽章から4楽章に移る部分など。

 FMエァーチェックで数千曲録音しただろうか。しかし、残念ながら1968年のヨッフム、ベートーベン5番のライブは残されていない。

 ヨッフム(1902:11/1~1987:3/26)を聴いたのは、1968年9月16日。私の人生時計12時17分。 チン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙制度

2009-06-20 08:18:29 | 政治
                  選挙制度

                           2009年6月20日(土)

 自民党と民主党が衆議院比例区の定数削減で競っている。
 自民党が50議席削減を主張すれば、すかさず80削減と民主党が応じる。

 国民に痛み(増税)を求めるためにはまず政治家から、というエクスキューズだが、ちょっとオカシイ。
 
 議員というのは、国民と政治とのパイプ役であり、このパイプが細ければ良いというものではない。
 国際比較でも、日本の国会議員の定数は、人口当たり決して多くない。

 人口10万人あたりの国会議員数
・日本     0.57人
・スェーデン  3.83人
・イギリス   2.28人
・カナダ    1.25人
・ドイツ    0.81人
・韓国     0.62人
・アメリカ   0.17人

 議員も痛みを感じる必要があるというなら、まずもって、政党助成金を廃止するべきではないか。しかし、自民党も民主党もこのことには頬かむりだ。

 この定数削減の動きは、他に本当の狙いがあると考えざるを得ない。
 ずばり、小選挙区中心の選挙制度で、少ない得票でも比較多数であれば、圧倒的多数議席を占めようという魂胆だ。現代版、ゲリマンダー、鳩マンダーだ。
 ここに、とある試算がある。
・比例80削減で07年参議院選の結果を当てはめると、
 自民・民主  得票率 67.56%  議席占有率 95.3%
 その他の政党 得票率 32.44%  議席占有率 4.7%

 小選挙区の特徴は、少数意見を切捨てるというところにある。
 いや、多数意見さえ通らないということすらある。
 いわゆる「郵政選挙」で、自民党は三分の二以上の議席を占め圧勝したが、実は、郵政民営化に反対の候補者の得票率は賛成派を上回っていた。つまり、民意とは反対の結果になったのだ。

 民主主義の基本は少数意見を尊重することにある、とは小学校の頃から教えられた記憶がある。多数意見すら通らない選挙制度にすることは、民主主義の破壊行為と言わざるを得ない。

 だいたい、自らに有利な選挙制度にしようとすることが許されて良い訳がない。それは卑怯というものだろう。
 このような政党は御免こうむりたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリウス発売後1か月の受注台数

2009-06-18 18:16:39 | 

プリウス発売後1か月の受注台数

2009年6月18日(木)


 6月14日、トヨペット店の馴染みのセールススタッフに、プリウスの売れ行きを尋ねてみた。
 ネットでは既に16万台の受注という数字があるほどだが、このスタッフによると、売れ行きは落ちていないという。
 このスタッフ自身、10台以上売っているそうだ。(トヨタのセールススタッフは全国に4万人いるだろうから、10台だと40万台!)

 また、他のデーラーのスタッフに聞いたところ、プリウスを試乗した人は一様に感動するということだ。アイドリングストップ、モーター走行にだろう。

 私がプリウスの販売動向を注目しているのは、今後のトヨタの営業戦略に大きく影響を与えるだろうからだ。

 今回のプリウスの爆発的売行きで、トヨタは学習したと思う。

1 ハイブリッド車の方が、維持費を含めトータルコストで経済的となると、爆発的に売れるということ。
2 そうなると、ガソリン車を造る意味がなくなり、今後はハイブリッド専用車中心になるということ。
3 ハイブリッド専用車は、トヨタ全店(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)で売ることにしており、ハイブリッド専用車が多くなると、デーラーが4系列も必要でなくなり、デーラーの再編になるということ。

 トヨタの戦術としては当面、来年に違うタイプのボディにプリウスのハイブリッドシステムを載せて売り出すと思う。ワゴンと2ボックス車だ。
 プリウスのデザインは好きになれないという人が私のまわりには多い。私も好きではない。違うタイプのボディにハイブリッドが載せられると、食指が動くかもしれない。

 早ければ明日19日、トヨタのホームページにプリウス発売後1か月の受注台数が掲載される。
 私は、18万台±1万台と予想する。

(2009年7月3日、追記)
 トヨタは6月19日、次の発表を行った。

 「3代目プリウスの受注台数は、5月18日の発売から約1ヶ月にあたる6月17日時点で約180,000台と、大変好調な立ち上がりとなっている。」

 大正解と言いたいところだが、実は発売1か月前には36,000台と予想していた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マツダ「アクセラ」モデルチェンジ

2009-06-14 08:37:10 | 
           マツダ「アクセラ」モデルチェンジ

                           2009年6月14日(日)

 6月11日にモデルチェンジした、マツダの世界戦略車種「AXELA」。
 価格の設定が微妙だ。2000ccの廉価モデル20Cは189万円とインサイトの最廉価モデルと同じ、ハイグレイドの20Eは205万円でプリウスの最廉価モデルと同じだ。
 好調ハイブリッドに真っ向から闘いを挑んだのか、と思いきや、セールススタッフによると、エコ性能では、プリウス、インサイトに太刀打ちできないことを率直に認め、「走り」で独自色を出すという。

 しかし、この時勢、「走り」だけでは生きていけない。燃費でマツダが用意した回答は、「i-stop」というアイドリングストップだ。
 これは、中々の優れものと思った。
 停止直前にエンジンをストップするのは、他の方式と同じだが、エンジンをかける時、スターターを回さない。
 スタッフの説明によると、4つのシリンダーヘッドを同じ高さの状態でストップさせ、スタートする時は、シリンダー内にガソリンを直接噴射し、着火する。ブレーキペタルを離してからエンジンがかかるまでの時間が他の方式の半分の0.35秒と言う。
 短所としては、直噴エンジンでしかこの方式は採用できないこと。

 私が一番関心があったのは、エンジンがかかる時と切れる時のショックの程度だった。
 試乗の結果、振動はかなり大きい。「気になる人は気になる」。改めて、プリウスの凄さが分かる。振動がほとんど分からないのだから。
 マツダはこの車を国内では2000台売ると言っているが、厳しいだろう。

 マツダは、次世代環境カーとして、水素ロータリーを細々とやっていたが、「水素」は率直に言って次世代カーにはなり得ない。危険なのだ。
 マツダが生き延びる手は、ハイブリッドや電池カーの他社の技術を買うしかないと思っていたところ、最近の情報が入ってきた。

 「(06/10)安川電機、マツダと「ハイブリッド電気自動車用モータドライブシステム」を共同開発 」
 内容を見ると、「電気駆動系の高効率化のメリットを最大限に活かせる方式として、エンジンの出力をすべて電気エネルギーに変換し、全駆動をモータのみで行うシリーズハイブリッド方式への適用を目指して開発しました。」とある。 シリーズ方式だ。

 ガソリンと電気モーターのハイブリッドが、二つの動力源を持つという非効率があるのに、結果として効率的なのは、エンジンと電気モーターの得意の分野を上手く使い分けるからだ。
 シリーズ方式では、この使い分けが限られるので、効率化が難しいということになる。
 バッテリーの値段が高いという現状からすると、少量のバッテリーで済むシリーズ方式も考えられるが、バッテリーの値段が下がると、シリーズ方式はバッタリーだろう。

 やはり、マツダが生き延びるには、他社の技術を買うしかない。

2009年6月13日、広島市南区のマツダのデーラー。






 マツダ車は、デザインは中々良いと思う。


 試乗車。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電気自動車発売

2009-06-11 20:45:37 | 
                 電気自動車発売

                            2009年6月8日(月)

 三菱自動車と富士重工業が、電気自動車を発売すると発表した。
・三菱「アイミーブ」459.9万円。(国の補助金が出るので実質320.9万円)
・富士「ステラ」472.5万円。(同じく実質335万円)
 
 朝日新聞で、「アイミーブ」について、ガソリン自動車との燃費等の比較が書かれているが、私にはよく理解できない部分がある。
 「1㌔当たりの走行にかかる電気料金は、昼間なら3円。深夜電力なら1円と、ガソリン車の燃料費の9分の1で済むという。」とある。
 このことからすると、ガソリン自動車の燃料代は1㌔当たり9円ということになる。
 ガソリン1ℓ120円とすると、燃費13.3㌔/ℓだ。今時軽で、実用燃費で13.3㌔/ℓということはない。常識的には、16㌔/ℓ前後だろう。つまり、1㌔当たり7.5円ということになる。少し、電気自動車に甘過ぎる記事になっていやしないか。

 電気自動車には、深刻な問題がある。それは、暖房すると著しく「電費」が悪化するということである。ガソリン車だと、暖房は廃熱を利用するので、燃費が悪化することはない。
 どの程度悪化するのか、私には知識がないが、半分程度になったとしても不思議ではない。走行距離はフル充電で160㌔と発表されているから、80㌔程度で充電することになる。こういうデメリットもきちんと報道する必要がある。

 電気自動車については、自動車雑誌などでは、日産自動車が最先端の技術を持っていると言われている。
 その日産自動車は、来秋から年約5万台のペースで生産するという。
 もし、日産が、年5万台電気自動車を売ることができれば、一挙に世界最大の電気自動車メーカーになり、将来の展望が開けるということになるだろうが、そのためには、実質負担200万円程度でなければ、5万台の販売は難しいだろう。
 ハイブリッドで遅れをとった日産自動車にとって、電気自動車は起死回生の戦略ではあるが、現在の電池の能力・コストでは、電気自動車の時代はまだ10年は先のようである。


 アイミーブ


 ステラ
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FMエァーチェック(1→50)

2009-06-10 07:16:59 | 音楽

                     FMエァーチェック(1→50)

                                                         2009年6月10日(水)

 2009年4月18「FMエアーチェック」(http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/5ada0d19a90c46f9e3c4b2cd6303b772)の詳細である。


 1968年から、NHK・FMで放送されたクラシックのライブ番組の録音を始めた。今で言う「FMエァーチェック」である。
 媒体は、4トラックオープンリールテープ。当時は、他に選択の余地はなかった。
 演奏者、作曲者、作品、演奏年(オンエア年)の順に記す。

・園田高弘 モーツアルト12番、スクリャービン5番、ストラビンスキー ピアノラグミュージック 1971オンエア
・野島稔 スカルラッティ ソナタニ長調、シューマン交響的練習曲、ブラームス間奏曲 1971オンエア
・岩城、江藤、N響 チャイコフスキー バイオリン協奏曲、舞踏音楽から、交響曲3番 1971オンエア
・ニコレ、小林 バッハ フルートソナタ6番、無伴奏フルートのためのパルティータイ短調、フルートソナタ1番 1969
・ヤンソンス、レニングラードフィル チャイコフスキー6番 1968オンエア
・ヤンソンス、レニングラードフィル チャイコフスキー白鳥の湖から、ワーグナー ローエングリン第3幕への序奏 1970
・ワイセンベルク、スクロバチェフスキー、ウィーンフィル ショパン1番 1968オンエア
・外山滋、準 モーツアルト ソナタ25番 1971オンエア
・田中千香士 ソナタ34番 1972オンエア
・種田直之 ショパン幻想曲、こもり歌、マズルカイ短調、即興曲変イ長調 1971オンエア
・シドン ショパン バラード1番 1971オンエア
・辻、千葉 ベートーベン7番、フォーレ夢のあとに 1971オンエア
・フレーア イエスよわたしは主の名を呼ぶ 1971
・カイルベルト、バンベルク ベートーベン序曲レオノーレ3番 1968
・岩城、N響 ベートーベン9番 1968
・ヘブラー モーツアルト幻想曲二短調、ソナタ17番、11番 1969
・ショルティ、ウイーンフィル モーツアルト39番、Rシュトラウス ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら 1969 
・若杉、N響 Rシュトラウス サロメの踊り 1970オンエア
・ショルティ、ウイーンフィル ブラームス2番、ハンガリー舞曲5番 1969
・岩城、N響 ドボルザーク7番 1971オンエア
・バックハウス ベートーベン12、14、26番 1969オンエア
・フォルディス ベートーベン10番、ショパン マズルカホ短調、嬰ハ短調 1969オンエア
・ショルティ、ウィーンフィル ハイドン102番、シューベルト8番、ブルックナー7番 1969
・コバーチェ、ベッチャー バルトーク 2番 
・バルトークSQ バルトーク3番 1971オンエア
・エッシェンバッハ、フランツ モーツアルト 4手のピアノのためのソナタハ長調、2台のピアノのためのソナタニ長調 1974
・ニコレ、小林 バッハ パルティータハ短調、ソナタ5番 1970
・内田 ベートーベン 18番、ショパン 練習曲イ短調、ヘ長調、ホ短調 1970オンエア
・ワイセンベルク バッハ半音階的幻想曲とフーガニ短調、ショパン ソナタ3番、バッハ主よ人の望みよ喜びよ 1969
・アドニ ブラームス ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ、メンデルスゾーン「無言歌」より1975オンエア
・小沢、トロント モーツアルト36番、Rシュトラウス ドンファン、武満 グリーン、ベルリオーズ幻想交響曲、ハンガリー行進曲 1969
・プラハSQ モーツアルト14番、ドボルザーク弦楽4重奏曲「アメリカ」 1969オンエア
・エッシェンバッハ モーツアルト13番、シューマン間奏曲、アベック変奏曲 1969
・ブレンデル シューベルト イ短調、リスト 伝説から、シューベルト ハンガリー風のメロディ、ハイドン ソナタニ長調 1982
・橋本正暢、岩城、N響 ガーシュイン ピアノ協奏曲 1969
・楊、森、N響 リスト ピアノ協奏曲1番 1971
・ワイセンベルク、秋山、日本フィル ラフマニノフ 3番、前奏曲変ニ長調、バッハ 主よ人の望みの喜びよ 1969
・ニューヨークボザールトリオ ベートーベン 3番、ラベル イ短調 1969
・リヒター、ミュンヘンバッハ バッハ マタイ受難曲 1969
・グルダ、マタチッチ、N響 ベートーベン 4番 1969オンエア
・岩城、N響 グリンカ ルスランとリュドミラ序曲 1969
・エッシェンバッハ、オッテルロー、読響 ベートーベン 1番 1969
・ガボッシュ スカルラッティ 3つのソナタ、ブラームス 円舞曲集から、リスト ベニチアとナポリ、バルトーク 「こどものために」から、ハンガリー農民歌、アレグロ・バルバロ 1969オンエア
・リヒター バッハ トッカータとフーガニ短調、トリオソナタ6番、トッカータとフーガへ長調、パッサカリアハ短調、幻想曲とフーガト短調、前奏曲とフーガニ長調からフーガ 1969
・シュワルツ バッハ 前奏曲とフーガト長調 第19回ニュルンベルク国際オルガン週間 1971オンエア
・ベーム、ウィーンフィル ベートーベン エグモント序曲 1969
・カラヤン。ベルリンフィル モーツアルト 協奏交響曲変ホ長調、Rシュトラウス ツァラストラはこう語った 1970オンエァ
・コレギウムアウレウム合奏団 バッハ 組曲1番、CPEバッハ シンフォニア 1970
・ツェラー、コッホ、ベッチャー、デリンク バッハ 4重奏ソナタハ長調、WFバッハ フルートとオーボエのための2重協奏曲、バッハ フルートソナタロ短調 1970
・オイストラッフ、スベトラーノフ、ソビエト国立交響楽団 ブラームス バイオリン協奏曲 1969オンエア
・園田、サワリッシュ、N響 ブラームス ピアノ協奏曲1番 1969
・ワッツ リスト ロ短調、シューベルト さすらい人、リスト 鐘 1969
・エッシェンバッハ シューマン 幻想小曲集から飛翔 1969
・オイストラッフ、リヒテル シューベルト バイオリンソナタイ長調、ブラームス バイオリンソナタ3番 1968
・江藤、米谷 メンデルスゾーン バイオリンソナタへ短調、ブラームス バイオリンソナタ2番 1971オンエアオンエア
・久保、弘中 ファリャ スペイン舞曲、間宮 舟の外艫節 1971オンエア
・クライバーン、岩城、N響 ラフマニノフ 2番、ベートーベン 4番 1969
・ハイティンク、ロンドン シベリウス2番 1969
・岩城、N響 レスピーギ ローマの松、ストラビンスキー 火の鳥 1970オンエア
・ノイマン、チェコフィル ドボルザーク 謝肉祭、交響曲8番、スラブ舞曲10番 1969
・プリッチャード、ロンドンフィル フリッカー ダンスシーン、ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲、ストラビンスキー 火の鳥、シャブリエ 楽しい行進曲、ドボルザーク スラブ舞曲8番 1969
・山本、東京フィル オーケストラのデモンストレーション 1976


 私は、バッハが神に一番近い音楽と思っているが、ニコレの澄んだフルートの音色がぴったりだ。

 バックハウスのベートーベンのソナタは、教科書のような演奏だ。ステレオの実況録音を多く残してくれていなかったのが残念だ。

 ショルティ、ウイーンフィルという黄金のコンビのブルックナー7番はよく聞いた。ブルックナーの曲はエクスタシーを感じるが、持続力が要求される。

 内田光子を1970年に録音している。当時彼女は21歳だが、今ほど話題になっていなかったように思う。
 私は、今は日本のピアニストでは屈指の実力の持主と思っている。

 リヒター、ミュンヘンバッハ合唱団、管弦楽団のバッハのマタイ受難曲は、第1部1時間27分、第2部1時間53分の大曲だ。スコッチの200番に9.5cm/secで両面に録っている。途中で裏返したのか、再放送があったのか?
 このスコッチの200番は、超しなやかで品質が良かった。良いはずで、1969年当時2,240円は、今なら10,000円か?

 1969年に来日したガボール・ガボッシュというピアニストは、ハンガリー出身だったと思うが、無名なのか?ネットで調べても出てこない。
 私は、相当の実力の持主と思うが・・。

 オイストラッフ、リヒテルの1968年のライブは貴重だろう。私が音楽を聴きだした頃、オイストラッフは超有名で、どんな技巧の持主かと勝手に想像していたが、技巧に走るタイプの演奏ではなかった。


私は、ベートーベンにより、音楽に目覚めた。

 

・2009年9月8日「FMエアーチェック(51→100)」http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/7f5c830bc3cb2f44550b14b61e778f84 へ続く。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とうかさん

2009-06-09 07:08:44 | お出かけ
                 とうかさん

                            2009年6月6日(土)

とうかさんの夏祭りは別名「ゆかたの着始め祭り」としても有名です。
その歴史は古く、なんと三百九十余年の歴史を誇ります。
この日を境に広島の街では艶やかなゆかた姿の女性が目につくようになります。
住吉神社祭り、えびす講と並んで広島の三大祭りのひとつに数えられる「とうかさん」。
庶民文化から生まれたかけがえのない財産といえるでしょう。
祭りが繰り広げられる中央通り一帯は、毎年45万人もの人出で賑います。
また境内を参拝に訪れる善男善女も実に8万人という、まさに広島の夏を代表するお祭りなのです。

 以上、ネットから。

 広島市内に50年以上住んでいるが、この「とうかさん」は神社の祭りだとばかり思っていた。
 今日初めてお寺(日蓮宗 円隆寺)の祭りと知った。「稲荷大明神」とノボリが立っていれば、誰でも神社と思いますわな。
 日本という国は、多神教というのみならず、これゃ、「ハイブリッド教」ですわな。
 なことは、無神論者の私にゃどうでもよいことか・・。
 ほいじゃが、お寺さんが、こんな祭りをするかのー?

2009年6月5日、広島市中区中央通一帯「とうかさん」。










 土砂降りの中での路上パフォーマンス。
 一際、ダイナミックで迫力のある演技をしている女性にどうしてもカメラが向く。








 私のカメラを意識している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリウス ONE for EARTH

2009-06-07 08:36:54 | 
              プリウス ONE for EARTH

                            2009年6月6日(土)

 路上で新型プリウス発見。何やらボディに書いてある。「ONE for EARTH」。「一人ひとり地球のために」という趣旨になるのか。
 このプリウスがデーラーの試乗車か誰かのオーナーカーかは分らないが、結構カッコ良いではないか。ONE for EARTH

 新型プリウスの売れっぷりが凄まじい。5日の朝日新聞によると、「受注はすでに13万5千台を超え、販売は今後も高い水準で推移すると見られ、軽を抑えて全体で1位を獲得する公算が大きい。」

 プリウスの受注は、5月18日の発売前で、8万台。
 発売後最初の土日(23、24日)経過後11万台。
 2回目の土日(30、31日)経過後13万台。
 3回目の土日(6月6、7日)前13万5千台。
 発売1か月後までには、あと土日が13、14日とあるから、最終的には16万台から17万台の間の受注になりそうである。

 トヨタは、プリウスは絶好調だが、その煽りで他の車の販売がストップしている状態だ。8割がプリウスというデーラーがあるそうだ。
 このことで、トヨタはハイブリッドカーの戦略を早急に見直す必要に迫られた。
①ハイブリッドを追加車種とするのではなく、ハイブリッド専用車を中心とした車種展開にすること。
 プレミオ、アリオンなどは消えるのではないか。
 ビッグネイムのカローラでさえ、リストラされる可能性がある。
②多様なボディにハイブリッドシステムを搭載すること。
 プリウスにワゴンやセダンタイプのボディがあると、もっと売れるだろう。
③ハイブリッドをプレミアムカーとして売るのではなく、生涯の維持コストを含めて低廉な車として売ること。
 クラウンにもハイブリッドがあるが、100万円以上高い。これでは、燃費の良いというメリットは完全に消えてしまう。

 今プリウスは、同じトヨタ車のシェァを奪っているが、これからは徐々に他社の車のシェァも奪うようになるのではないか。

(2009年6月9日7:20追記)
 プリウスの受注台数は、その後の動向を勘案すると、最終的には18万台±1万台と予想する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネット情報

2009-06-05 06:50:25 | その他
                 ネット情報

                            2009年6月5日(金)

 ネットの世界で驚いたことがある。

 私のブログの情報発信なんて、訪問者数が100IP程度で非常にマイナーな存在だが、それでも関係者が見ていたことがあったのだ。

 08年5月18日に、「この男の子をさがしてください」という情報を発信した。
 行方不明になった男の子をさがしているという情報を、本人の写真や特長を載せ発信したものだ。
 数日後、コメントが寄せられた。その私の情報発信に対する、「お気持ち、どうもありがとうございました。」という感謝であった。残念なことに、そのお子さんは亡くなられていたのだが・・。

 次は、検索キーワードで、マイナーな情報でもキーワードく、ヒットすることがあるということだ。

 09年4月18日に、「FMエァーチェック」と題して、情報を発信した。
 エァーチェックしたものを、演奏者、作曲者、曲目、演奏年等を羅列して書いたただそれだけのものだ。
 数日後コメントがあった。「「スターン、ノイマン、ベートーヴェン」という検索でたどりつきました。」というのである。羅列して書いたものがその組み合わせでヒットするなんて、想像もできなかった。この方とはコメントで何回もやりとりし、同好の者として興味深くかつ楽しかった。

 同じくこの「FMエァーチェック」には、もうおひとかた「飛んでこられた」。
 「エァチェック」を検索語としてヒットしたと言う。この方のブログを見ると、私とかなり共通項がある。同世代、音楽、車、酒、オーディオ。

 「FMエァチェック」に訪問してきた両者がお互いの存在を知ると、間違いなく「相互訪問」すると思われる。なぜなら、両者に共通項があるからである。

 ネットだから、点が線に、線が面に、という発展がある。僅かな情報発信でも、である。

(写真)私のチューナー。SONY ST-SA50ES 2002.2.27購入。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする