立花隆さんが亡くなりました
2021年06月30日(水)
立花隆さんが亡くなりました。4月30日に亡くなっていたのに、2か月も経って報道されるなんて、立花さんの死生観が影響しているのかな?と感じます。
30日の朝日新聞です。
立花さんの「死生観」って、私は、この記事の中にあるように思ったのです。スキャナーの限界で、この切り抜きには写っていないのですが、次のようにあります。「葬式にも墓にもまったく関心がありません」と。ただ、別の報道によれば、樹木葬をしたとありますので、「全く関心ありません」とは、私からしたら違っているのであります。「私からしたら」というのは、私は、葬式をするつもりはなく、収骨もするつもりがないからです。→これが「全く関心がない」ということでしょ!と思います。
私は、本を読みません。全くと言っていいほどです。ただ、立花さんの本は、3冊読みました。脳死、臨死体験、宇宙からの帰還。いずれも科学的専門的な話が多いのですが、極めて興味深いことが書かれていて、科学の理解力が乏しくても面白く感じる本でした。例えば、宇宙からの帰還では、全ての宇宙飛行士は神の存在を信じるようになったとか、死を判定されたヒトが生き返ったとか(その話を実にリアルに描写しているのです。)。
TVで追悼番組が3件報道されました。その中にはサイボーグに関することがあります。私にとっては、本を読む代わりになると思っています。というか、本は難しいのですが、TVは分りやすく解説してくれるのです。要するに私のように理解力の乏しい者はTVが本の代わりなのでありますなぁ!(ハハハッ)
立花さんは自らの脳を保存して、将来その記憶を科学技術で読取る、そのようにして欲しかったであります。それが、知の巨人に相応しい「新しい」死生観と思うのであります。