核のゴミ しなの
2011年8月21日(日)
原発の運転によって、使用済核燃料が出ます。セシウム、ストロンチウム等の核分裂生成物(死の灰)です。
国内の原発敷地内に貯蔵されている使用済核燃料の総量は12,840t。
使用済核燃料は再処理し、ウランとプルトニウムを再び核燃料として利用することになっています。(プルサーマル)
再処理の過程で発生する高レベル放射性廃液を、ガラスと混ぜて固化します。この「ガラス固化体」(重量500㎏)は、取り扱いが困難です。製造直後の表面の放射線量は毎時約1,500シーベルトで、わずか20秒浴びただけで致死量に達する線量だからです。
また、最終的には地下300mより深い地中に埋める(地層処分)のですが、発熱量が小さくなるまでの30~50年間貯蔵する必要があります。(自然災害により貯蔵施設が壊される可能性があることは、福島原発の事故により証明されたようなものです。)
このガラス固化体の放射能の経時変化が、想像を絶します。
元になったウラン鉱石(約600t)がもつ放射能と同レベルになるのに10万年!近くかかるのです。(人類文明の歴史は1万年もあるでしょうか・・。)
ガラス固化体は、すでに1,702本が国内に保管されていて、今ある使用済核燃料をすべて再処理すると約24,100本になります。
問題なのは、地層処分の候補地のメドが立っていません。つまり、地震・火山大国の日本で、長期間、安全な状態を保つ場所を見つけるのは困難だからです。
神様は、放射能は人類に危険だから、ウラン鉱石に閉じ込めてくれていたのだと思います。しかし、人間の浅知恵でしかも人殺しの原爆のためにそれを使ってしまったのです。その結果は、元々自然界にはなかった放射性物質を大量に放出することになり、人類が危険に晒されることになったのです。
私は、これは神への冒涜ではないかと思います。
原発の危険は「異次元」!
それはともかく、
感じのよい店を見つけました。「しなの」。
・2011年8月20日、広島県東広島市八本松町正力「しなの」。
この店は、団地の中にあります。
店と住居が一緒だと思うのですが、周りを緑が覆っています。
写真では分かり難いのですが、雨でしっとりしていました。
25周年とは立派なものです。
飲み物が安いです。こんな店が近くにあれば良いですね。
しなの特製かつカレー、880円也を注文することに。
待つこと約15分。店内には他に客がいないことを考慮すると少し時間がかかり過ぎ・・。
かつは熱々のホクホクでしたが、カレーのルーが生温いのです。そして、ルーの味が今まで経験したことのない「苦さ」があり、「異次元」の体験でした。
「異次元」の体験とは大々袈裟?
・設備 ★★★★★
・雰囲気 ★★★★★
・味 ★★★☆☆(ルーの苦さと、生温さが気になりました。)
・バリューフォーマネー ★★★☆☆(酒を飲むと★が一つ増えます。)
・総合点 75点