団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

安佐動物公園

2014-04-29 08:08:10 | お出かけ

安佐動物公園

2014年4月29日(火)

 カワセミの写真展を観にいきました。知人でアマチュアですが、川蝉を撮らせると半ばプロ的です。休日は翡翠を狙って大半の時間を川辺で過ごすということです。労働に例えると、実に長時間労働です。ところが趣味だと苦にならないというのが不思議なところです。

・2014年2月21日、広島市安佐南区安佐動物公園

 

 広島市立の動物公園で、実は65歳以上は子どもと同じ入場料になるのです。昨年の中ごろまでは無料だったのですが、見直しが行われました。高齢者が増えてきていますので、無料では採算的に苦しくなるのは当然です。

 

 

 「翡翠」とも書くということを初めて知りました。

 この連続写真は難しいです。こういう写真を撮るためには、望遠レンズが欲しくなるんですよね。1本100万円くらいしますから、私にはとても手が出ません。

 

 この動物公園に来るのは10年ぶりくらいです。

 麒麟のまだ子どもですが、木の枝を食べるんですね。

 神経質そうなミーァキャットですが、人間(私のこと)が近づいても逃げません。スタッフによると、馴れているからだそうです。野性だと違います。

 怖いです。何を思索しているのか、微動だにしませんでした。

 ダチョウの一種ですが、実に賑やかです。群れをなしてギャーギャーと何か知りませんがコミュニケーションを行っています。

 この駱駝を一番見たかったのです。この二匹は親娘で、右が親です。娘の方は発情時期を迎えており、スタッフによると、近親のリスクはあるが、交配することを検討しているということでした。二こぶ駱駝が日本になかなかいないのだそうです。

 

 野生の動物を飼育するという環境がなかなか厳しくなってきています。基本は動物愛護だと思うのですが、動物にも人権があるということでしょう。私は、この方向性は良いことだと思います。と同時に、人間本来の人権がより尊重される世の中にしないといけないと思います。若者を使い捨てるブラック企業の存在、その経営者は動物以下と断じます。

 

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株式併合

2014-04-28 07:58:33 | 経済

 株式併合

2014428日(月)

 私は26日のブログでマツダの配当が今期(20153月期)10円を計画している(昨期1円)と書きました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/413f170776fd7dbcd75220fcc81e53b3

 そのことに関して、実は株式併合のうえでということでした。現在の5株を1株に併合するということです。つまり1,000株持っていた人は200株になるのです。理論的には株価は5倍になりますので、併合に伴う損得はないということになりますが、株価的には少額投資家が少なくなるため、マイナス要因が働くことになると思います。

 ネットで株式併合について調べてみると、メリットとしては株主数が減少するため会社側の事務コストの低減にあるということです。現在マツダの株価は460円程度ですが、株式併合によりその5倍の2,300円程度になります。株主としての権利の行使は最低1,000株必要ですので、230万円程度投資する必用があります。ただ、それは投資家にとっては金額が大きすぎるので、単位未満株つまり100株単位での売買が認められるようになると思います。これにより実質的には少額投資家が少なるということはないでしょう。先ほど、「株価的にはマイナス要因が働く」と言いましたが、実質的にはそれないと(あくまで私の独断ですが)予想します。

 私の記憶だと、マツダ株の出来高は2年以上概ね10位以内に入っていましたが、併合後はそれはなくなるでしょう。余談ですが、朝日新聞では出来高上位株を掲載していますが、私は売買額の上位にすべきだと思います。出来高上位を掲載するのは「人気株」はどこかという意味がありますが、株式併合は株式分割で影響を受けるとしたらナンセンスです。(注 出来高上位を載せる意味がない訳ではありません、株式市場が過熱すると特定銘柄に売買が集中するという傾向がありますので、その尺度にはなります。)

 問題の配当の額ですが、2円というのは少な過ぎるという印象です。私が試算したところによると、一株当たりの利益は約70円になりますので・・。(注 営業利益での試算です。)

 

 以下は、日経ニュースです。

 

 マツダは25日、2015年3月期の連結純利益が前期比18%増の1600億円になる見通しだと発表した。円安の追い風はなくなるが利益率の高い新型「マツダ3(日本名アクセラ)」の拡販で2期連続最高益を狙う。年間配当は10円(前期は1円)を計画。8月に5株を1株に併合するため配当は実質2倍になる。

 売上高は8%増の2兆9000億円となる見通し。世界販売は7%増の142万台を見込む。国内新車販売は消費増税に伴う駆け込み需要の反動で6%減るが、北米や中国など海外販売の伸びで補う。

 営業利益は15%増の2100億円となる見通し。為替変動は30億円の減益要因となるものの、台数増加や利益率の高い独自の環境技術「スカイアクティブ」搭載車の比率上昇が600億円の増益要因となり増益を維持する。

 同日発表した14年3月期の連結決算は、売上高が前の期比22%増の2兆6922億円、純利益が約4倍の1356億円だった。円安効果が1127億円の営業増益要因となった。

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マツダ過去最高益

2014-04-26 18:35:42 | 

マツダ過去最高益

2014年4月26日(土)

 自動車メーカーのマツダ(広島が本社)が、過去最高益を更新しました。(今日の朝日新聞参照)

 2014年3月期の純利益が1356億円、営業利益は1821億円、売上額は2兆6922億円です。営業利益率は、6.8%で、これは富士重工業、トヨタ、ホンダに次いで第4位ということになります。

 新聞によると、今年度にスカイアクティヴを載せる新型車も2車種出すということです。先日近くのマツダのデーラーのスタッフに聞いた話だと、9月にデミオ、来年3月頃CX-3が発売されるのではなかろうか、とのことでした。(注 「マツダアクセラ試乗」でCX-3の発売をこの4or5月と書きましたが、これは誤りでした。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/a62dcf766b796a927d5d66f7a49baff1

 

 デミオには、1500㏄のディーゼルエンジンを搭載すると言われています。このクラスのディーゼルエンジン車は日本では受け入れられる可能性は低いのですが、ひょっとしてヒットするかも知れません。それはスポーティ車としてです。トルクがガソリンエンジンの2500㏄に相当するくらいありますので、圧倒的は動力性能が期待されるからです。

 アクセラには2200㏄ディーゼルをフラッグシップモデルとしましたが、デミオでもそのような仕分けにするとヒットは期待できないと思います。ガソリン車の30万円高くらいで売り出せば期待できます。一方、ヨーロッパではヒット間違いないでしょう。

 

 CX-3は今期最終盤の登場ですので、今期の利益には関係ありませんが、世界的にこのクラスのSUV市場が大きくなっていますので、今後のマツダの成長戦略としては極めて大事な車ということになります。

 一方一部報道によると、株式配当は2014年3月期は1円でしたが、来期は10円にするといいます。マツダの株価は461円(25日終値)ですので、配当からするともっと買われても良いような気がします。

 スカイアクティヴのデミオ、CX-3が立て続けにヒットすると、ヒョトして800円程度まで上がるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

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ゴルフⅥハイライン

2014-04-24 08:05:56 | 

ゴルフⅥハイライン

2014年4月24日(木)

 

 私にとっては、正に「目から鱗」でした。それは2009年4月、VWゴルフⅥを試乗した時のことです。

 16歳で免許を取得し、まずオートバイに乗り、やがて4輪車でトゥーアンド&ヒルでコーナーを駆け抜けるような走り方をしていた私にとって、パドルシフトとDSG(ツインクラッチ)による、電光石化のギアシフトは、相手が機械にも係わらず、奇怪にも尊敬の対象になりました。特に、シフトダウンの際にダブルクラッチを踏むのと同じように、空吹かしをするメカニズムに至っては、私をして虜にする十分なものでした。当時乗っていたトヨタブレイドには無礼(ド)になるかも知れないのですが、エンジンと直結間のないCVTのシフトフィールや低速域でのギクシャク感にイライラしていたものですから、2010年2月、ゴルフⅥハイラインへシフトしました。

 それから、3年10か月、走行距離は74,246㎞に達しました。満足度で言えば、ブレイドが70%とするとⅥは90%といったところでしょうか。車体スペックと動力性能共ブレイドとほぼ同じですので、どうしてもブレイドとの比較になりますが・・。一番の違いは、燃費性能です。私の走行パターンは、郊外路及び高速道約8割、市街路約2割、助手席には何時もつまらない人が乗っているという条件ですが、Ⅵが16.1㎞/ℓに対してブレイドは13.6㎞/ℓと、約18%の差があります。もっとも、Ⅵがハイオクなのに対してブレイドはレギュラーなので、経費的にはその分割り引く必要がありますが・・。

 その燃費差の主要な理由は、Ⅵのダウンサイジングターボエンジンにあります。1,400㏄でありながら、パワーやトルクは2,400㏄のブレイドとほぼ同じです。つまり、1,400㏄から2,400㏄の間の可変排気量エンジンの効果なのです。余談ですが、私は「ダウンサイジングターボエンジン」という言い方より、「可変排気量(ターボ)エンジン」と呼ぶ方が分かり易く、説得力があるのではないかと思っています。走行条件に応じて排気量を連続可変するなんて、賢く感じるではないですか。

 エンジンの静粛性・振動もⅥが上回っています。ゴルフは停止するとエンジン音と振動がスーッと消えていく感じがしますが、ブレイドは明らかにエンジンがかかっていることが分かり、その振動も多かったです。

 乗り心地及び走行性能は、私の運転(限界性能を試すような運転をすることはありませんので、ごく大人しい乗り方)では、その差は分かりませんでした。

 総合的に車として求められる性能では、明らかにⅥが上回っていますが、価格差が約88万円あり、そのことを考慮すると、工業製品としてどちらが優れているかの判定は難しいです。

 Ⅵが好評を得ている最も大きな点は、先ほども述べたように、ダウンサイジングによるターボエンジンであることは明らかですが、それなら、ボディにも適用して欲しいものです。全幅1,790mmというのは、出っ張りのあるドアミラーを考慮すると大き過ぎます。衝突安全性能等を考慮すると車両サイズが大きくなるのは止むを得ないのかも知れません。しかし、私はホンダフィットのパッケージングと比較すると、まだまだ工夫の余地があると思います。フィットのカップルディスタンスで全く不満はありませんし、ホイールベースが短いのにも係わらず、後席のニースペースは大きいのです。

 パッケージングに関して、マイナーなことかも知れませんが、私が気に入っている点を一つ紹介させてください。ゴルフはキャビンフォワードで、前輪のホイールハウスが、アクセルペダルを離したときのフットレストとして丁度良い位置にあります。クルーズコントロールを使う時、この右足のフットレストがあるというのは、実に楽で気持ち良いのです。

 次に、私が一番工夫している乗り方について、紹介させてください。それは、タイヤに優しく、ブレーキパッドに優しく、かつ燃費に良い走行方法です。この3者をベストマッチングさせるのは、実は少々難しいです。例えば、燃費に良い走行方法にしようと思えば、カーブはあまりブレーキングしないで駆け抜ける方が良いのですが、それではタイヤが早く摩耗してしまいます。ブレーキパッドに優しくするためには、ブレーキを多用するのではなく、出来るだけアクセルワークによりスピードをコントロールする必要がありますが、そのためには、周囲の交通状況及びその予測に一層の注意を払う必要があります。

 そのような乗り方をした結果、次のような結果が出ています。

①燃費ですが、74,246㎞を走行して生涯燃費は16.1㎞/ℓです。10・15モード燃費が16.2㎞/ℓですから達成率は99.4%です。

 ここで私はブログを通じて、声を大にして訴えたいです。全国のドライバー諸氏がちょっとした工夫で省燃費運転を心がけると、少なくとも1割は燃費が向上すると思います。日本全体だと素晴らしいことになるではありませんか。省燃費運転は決して難しいものではありません!

②タイヤの摩耗ですが、40,752㎞走行時点で、残りの溝は前5.0、後5.5mmでした。同じような走行を続ければ約8万㎞走行可能ということでした。

③ブレーキパッドは、同じく40,752㎞走行時点で厚さは前10.0、後9.0mmで、10万㎞以上走行可能ということでした。

 Ⅵとは、毎年1週間程度の長距離ドライブ旅行をしており、北海道、甲信越、そして東北へは2回行きました。友人の多くがその距離(2010年北海道旅行では約4千㎞)に「凄いね。」と言いますが、私は車を運転することそのものが好きですし、Ⅵとなら何処までだって行けそうなのです。

 このように、とりたてた不満もなく楽しくⅥに乗っていたのですが、さすがに7万㎞もオーバーすると、ショックアブソーバーのヘタレと思われるサスペンションのバタンバタンとか、VWご自慢のDSGも低速走行時にギクシャクが目立つようになりました。

 そのような中、再び「目から鱗」を体験したのです。それは2013年5月、ニューゴルフⅦに試乗した時のことです。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、乗って直ぐに、静粛性・乗り心地が格段に向上しているのが分かりました。燃費も25㎞の試乗で車載燃費計により約2割向上するだろうという実感がありました。また、ギクシャクが気になっていたDSGも随分洗練されていました。更にサプライズとして、the price(「ザプライズ」程度に訛ってください。)が、装備等を考慮すると実質20万円程度の安くなっているのです。

 数年後には、Ⅶのレポートをブログに掲載することになりそうです。v(^-^)

 

 私が45年前くらいに乗っていた、マツダR360クーペと駐車場で隣り合わせになったことがあります。随分大きさが違います。

 のっぺらとした顔つきです。デザインは万人向けということでしょうか・・。

 

 

 自分でエンジンルームを開けたことはありませんでした。先のクーペの時は、エンジントラブルにより頻繁に開けていました。

 最終的には、75,532㎞の走行になりました。(2014年1月12日)

 

 

 

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万能ロボット

2014-04-20 17:51:29 | 社会

万能ロボット

2014年4月20日(日)

 将来、人間より優れた万能ロボットができるとすると、その表情は、あるお方のある場での「表情」と同じようなものになるのではないかと想像しました。

 「あるお方」とは、理化学研究所副センター長の笹井芳樹氏で、「ある場」とは16日に行われた記者会見のことです。

 笹井氏は、スタップ細胞の論文の不正に関して自らの関わり等について、説明しました。私は、TVでその一部及びワイドショー番組の解説等を見聞きし、実に見事と思いました。

 私が「見事」と感じたのは、その「説明」ではありません。その「表情」なんです。説明に関しては、主要には責任逃れに終始したように感じました。若山研への責任の転嫁です。自らが俯瞰する立場と言いながら、このような責任逃れの発言は、私は評価しません。

 ところで、映像とは恐ろしいもので見る者をして、どのような言葉を並べようがその言葉とは裏腹の真実を見抜くことができる場合があります。つい最近の例ですが、天才ペテン師・詐欺師の佐村河内守氏の記者会見の際、そのことを経験しました。佐村河内氏の「説明」はその表情から嘘を見抜くことができるのです。「ゴーストライターのことは妻も知らなかった」。・・なことはないでしょう。私なんかは、あることないこと全て見抜かれていますから・・。

 笹井氏がそのようなことを意識したかどうか分かりませが、2時間半に及び記者会見での表情は終始一貫して、「無表情」でした。これぞ、京都大学の医学部を卒業して36歳で同教授に就任した超エリートの面目躍如と思いました。何らかの「表情」を表し何らかのものを見抜かれることを防御しようとしたのです。私にはそう映りました。

 今、万能ロボットに一番近い人類は誰であるか・・。それは笹井氏ではないでしょうか。(これは、決して否定的に言っているのではありません。)

 ただ、笹井氏の「無表情」は、私には誠意のなさと映りました。

 

 

 

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クラス会 2014

2014-04-15 16:24:52 | ともだち

クラス会 2014

2014年4月15日(火)

 小学校のクラス会を、恩師が植樹した桜の木の元でしだして、何年経っただろうか・・。(確認すると、植樹は2000年6月3日でした。)

 桜の木は少しずつ大きくなり、私達の背丈の2倍程度になったようです。植樹した時は我々より低かったのですが。(確認すると、2010年に230㎝でした。)

 私自身は、年齢を重ねても変化していないように感じますが、この桜の木は、明確に変化を主張しています。

・2014年3月22日、広島市金輪島。

 

 この日、水上消防署の模擬消火活動が見られました。(同級生の船から撮影)

 

 1年で50㎝は背丈が伸びたようです。

 この木の根元には、タイムカプセルを埋めているんです。発掘は2019年4月、我々が72歳になる年です。

 私は、現行通貨一式を埋めました。全部で18,666円になるのですが、2千円札は廃止になっているかも知れません。

 少数でしたが、春の陽光のもと、酔っ払って記憶が飛んでしまうほど陽気に行われました。

 野外ですので、弁当を注文しました。

 これ、メバルの刺身です。同級生の一人がこの日の朝網で仕掛けて獲ったものです。絶品でした。

 

 同じく、煮つけです。メバルとは、「目を張る」ように美味しいです。

 この貝も、この島で獲れたものです。天然ですので小ぶりでした。

 

 次の回も、この島で行うことになりそうです。その後は、80歳くらいまでは参加できそうです。

 なぜクラス会へ参加するのか・・。私は繋がりを求めてです。

 

 

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恋は妄目

2014-04-11 06:45:20 | 社会

恋は妄目

2014年4月11日(金)

 「恋する乙女は美しい」。

 この言葉こそ、ある方に相応しい言葉はないと思います。

 スタップ細胞問題で渦中にある、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが9日、記者会見を行いました。ある方とは、小保方晴子氏です。

 スタップ細胞を発表した記者会見の時の浮き浮きとした表情とはうって変わって、もの思いに耽ったような、物憂い表情で目にうっすら涙を浮かべ、真摯に時には熱心に話す姿は、多くの人の美的共感を得たのではないでしょうか。

 私はそこに、小保方氏がスタップ細胞に恋する姿をみつけ、恋する乙女は美しいと感じたのです。

 記者会見で小保方氏は、「スタップ細胞はあります!」、「私は200回作製しています。」と強調しました。小保方氏とすれが、「私は彼とキッスを200回もし、実在を確かめているのです。」といったところでしょうか・・。

 一方、専門家の多くが、「200回」と聞いてますます疑問を感じています。その作製に係る実験ノートが2冊ではなく、4・5冊との釈明は嘲笑すらされています。

 しかし私は、記者会見での小保方氏の姿を見て、嘘を言っているとは感じませんでした。(余談になりますが、そこは、天才詐欺師・ペテン師である佐村河内守氏氏が、「天地神明に誓って嘘ではありません。」という嘘を言ったのとは、全く違います。)

 一方、専門家が呈している疑問ももっともだと感じています。この両者を両立させることはできるのでしょうか。

 両立させるため私は、小保方氏が見たとされるスタップ細胞は、「妄想」ではないかと結論付けたのです。何故って、「恋は妄目」とも言いますから。

 注 「妄目」とは、妄想により「見たもの」という意味の私の造語です。

 

 

 

 

 

 

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覚束ない

2014-04-08 23:30:57 | 社会

覚束ない

2014年4月8日(火)

 

 明日4月9日、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが記者会見を開くと言います。小保方氏がスタップ細胞の存在について、覚束なくないのでないのであれば、ただ一言、「誰の立ち合いの基でも、実験によりスタップ細胞を作製して見せます。」と言えばいいだけです。

 

 この問題については、小保方氏の論文に不正があるかどうかという問題が焦点になっているように思いますが、私はそんなことは大した問題ではないと思います。仮に、論文が不正であったとしても、小保方氏がスタッフ細胞を作製することが出来れば、論文の「不正」なんて超越した展開になるでしょう。(不正に「 」を付けたのは、小保方氏は不正ではないと主張しているからです。)理研は頭を垂れるでしょうし、全世界から称賛が起こることは間違いありません。

 

 小保方氏の主張の主眼は、論文に「悪意」による不正はなくミスだということですが、このような主張に終始する限り、私は小保方氏の「主張」は覚束ないと判断せざるを得ません。(主張に「 」を付けたのは、私は小保方氏の主張は正当性を持たないと考えているからです。)

 

 余談ですが、小保方氏の記者会見に私が期待するのは、「新事実」があるかどうかです。高名な3人の共同執筆者が論文作成に関して「不正がない」という調査委員会の「最終」報告には疑問があります。(最終に「 」を付けたのは、とても最終という展開にはならないと思うからです。)小保方氏を「トカゲの尻尾切という見方が大勢です。「新事実」が出てくると、更に大スキャンダルになる可能性があります。(「新事実に「 」を付けたのは、私が期待しているからです。野次馬根性で「カッコ悪い!」)

 

 更なる余談ですが、明日の記者会見は史上空前の規模になるのではないでしょうか・・。

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馬鹿返り

2014-04-05 08:15:16 | 社会

馬鹿返り

2014年4月5日(土)

  万能細胞であるバンソウコウ細胞という世紀の大発見をした否科学研究所の覚束内晴子ユニットリーダーは、若返りという夢の実現を図るべく、更なる研究をしていました。ある日、ユニットのスタッフ同士で雑談している時、覚束内氏が「若い頃のように、最近厚化粧のノリが良くなったのよ~(^-^)。」という話をすると一同共感したのです。それから更に数か月後、一同は、目尻の小皺が少なくなったことにより、「若返った!」ことを確信しました。しかし、一瞬後、若返りの喜びは恐怖へと変わったのです。それは、若返りにより、究極は細胞になり、「死」に至ることを想像したからです。

 

 一方、ワールドニュースでは、奇妙な若返りの話が多く取り上げられるようになっていました。そしてその「若返り」は、セルコインという通貨を使っている人たちに共通であるということが分かったのです。

 「セルコイン」というのは、将来の若返りの技術を価値として、その複雑な計算式を解いた人がもらえるという「仮想通貨」なのです。各国政府は直ちにセルコインを政府通貨とexchangeすることを禁止する規制を行いましたが、それでも勢いを止めることはできませんでした。それは、格差社会において、老いて死ぬより、若返って死んだ方がましだという考えの人が多くなったからです。

 かくして、黄昏新聞の川柳欄に、「試験管 若返り馬鹿の 儚い墓(バカとも発音してください。)」と皮肉られるように、試験管が人々の墓として求められるようになったのです。

 巷には、子どもが溢れかえり、少子化問題が一機に解決したかに見えましたが、実は子どもの方が若返った親の手を引いている姿だったのです。

 

 事態を重くみた否科学研究所の与党寄良治理事長は、全世界から生命科学の権威を集め緊急の対策会議を行うことを決めました。その資金として100億円必要なため、今や完全に与党化した熊手喜美一人ぼっちの党代表に資金の融通を頼み、熊手氏は更にその資金の融通を大手化けの皮会社社長に依頼し、その資金を得ることができました。担保は、否科学研究所が「特定国立研究開発法人」になった際の国からの補助金でした。

 

 この対策会議では、1年間日夜かけて研究を行った結果、覚束内氏が晩稲田大学で学位を取得した論文が問題解決のカギになることを突き止めました。しかし、その論文たるや、元となる研究ノートが2冊しかなく、更にはデータ管理が杜撰で論文の内容を検証することが出来なかったのです。肝心の覚束無内は「若返り」により、当時の研究内容の記憶は全く回復不可能な状態でした。

 

 人類は、かつてない不安と恐怖そして先の見えない混沌の世界に引きずりこまれることになったのです。

 

 

 「文明の不安よ 科学の恥辱よ 人知の愚かさよ」

 

 これは、半年位前に、FMエアチェックの音源を交換する縁で仲間となった方から教えてらった、「土の歌」(大木惇夫作詞・佐藤真作曲)の一節です

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二刀流橋下独裁

2014-04-01 07:18:42 | 政治

二刀流橋下独裁

2014年4月1日(火)

 「歴史を振り返っても対話で体制変更をした事例はない。江戸城の無血革命はあったが、明治政府をつくるには鳥羽・伏見の戦いに始まる戦争をやった。体制変更で身分を選ぶのに、話し合いで解決するのは絶対に無理だ」

 これは、3月27日の朝日新聞に掲載された、橋下徹大阪市長へのインタヴュー記事です。

 大阪で出直し市長選挙が行われ、橋下氏が再選されました。橋下氏は、「都構想」に関して議会の対応を批判し、「民意」を得るためだと選挙に臨み、一方橋下氏に対抗する側は大義なき選挙として、候補者を擁立しませんでした。このことは一体何を意味するのでしょうか。

 私は、今回の出直し市長選挙は、橋下流独裁を許すのかそれとも民主主義を守るのかが問われている問題と思います。

 橋下氏の独裁的手法については、数え上げればキリがありませんが、その特徴の一つは、弱い立場の者に対する執拗な攻撃です。大阪市職員がTVインタヴューで橋下市長に対して批判的なコメントを述べたところ、その職員を探し出し、「始末書」を書かせたということです。言うまでもなく、職員と言えども憲法に保障された思想・信条の自由はあります。「始末書」は職員に対する地方公務員法上の処分ではありませんが、橋下氏はそれに準じた意図で行ったと、私は思っています。勿論、先の職員の行為が地方公務員法に違反するということは、毛頭考えられません。

 冒頭の記事で明らかなことは、橋下流「独裁」は手法のみではなく、その思想において、正にアナクロニズム的であるということです。名付けて「二刀流橋下独裁」。

 明治政府が戦争により体制変更が行われたことを述べていますが、それは、議会という「民意」を反映するシステムがなかったからなのです。今、人類の歴史の到達点として、議会という代議制のもとで「民意」を反映する政治が行われており、戦争により体制を変更するということは否定された世の中になったのです。(注 橋下氏が言っている「戦争」は、今の世であれば「選挙で民意を問う」ということだというのは理解しているつもりです。正しくは、橋下氏の二元代表制を否定する考えが独裁思想ということです。)

 地方自治は民主主義の学校と言われています。大阪においてこの「二刀流橋下独裁」に対して、維新を除く他の主要政党が次の選挙で共闘する動きがでています。あの犬猿の仲と言われる公明党と共産党が「共闘!」するとは、両党共民主主義を守らなければいけないという危機感故と思います。「二刀流橋下独裁」のおかげで、大阪市民が「民主主義の学校」という場で、民主主義を守るためにはどのような行動を起こす必要があるかということを学んだことは皮肉なことです。

 

 

 

 

 

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