SMバー
2014年11月4日(火)
地の利を生かして行ってきました。宮沢洋一経済産業大臣が、「私は断じて(SMバーに)行っていません。」というSMバーの「Mazan」へです。行ったといっても、私は断じて(中に)入っていません、よ。・・?、ここまで書いて、宮沢氏が「断じて」と強調するべきは、SMバーに行ったか行ってないかではなく、政治資金報告書が適正であったかどうかに関する見解でしょう。あなたの、政治資金報告は「断じて」適正だったのですか?
前小渕経済産業大臣が、収支報告を巡り政治とお金の問題で辞任し、その後任の宮沢氏が同じような問題を抱えているとは、ブラックジョークにも出したくないほどの醜聞と思います。
この宮沢氏は、お父様が広島県知事を務めその後参議院議員になった弘氏で、伯父様が総理大臣だった喜一氏というエリート一族です。宮沢氏は東大を卒業し大蔵省に入省していますから、エリート一族の中でもエリートなのでしょう。
弘氏が県知事時代に、その講演を聞いたことがあります。もう、40年くらい前です。「人間関係の重点が、血縁→地縁→職縁というように代わってきていて、そのために、社会の変化が起こっており、行政の施策もそれに応じたものにする必要がある」という趣旨のものだったと記憶しています。当時「職縁」なる言葉を知らず、目から鱗が落ちる感じがしたものです。行政のトップとして、行政に携わる者に対する指針として灯台の灯のように照らし示す目的だったのだと、今思います。弘氏はご子息の洋一氏に対して、東大に進ませるのではなく、人生はかくあるべしという灯台の灯を示すべきだったのではないかと、今思います。(ちと、苦しい。)
それにしても、どうしてこうも、同じような問題が続くのでしょうか?その真因は何でしょうか?ここはトヨタ生産方式でその解を求めてみたいと思います。トヨタ生産方式では、問題が生じた場合、「『Why?』を5回繰り返せ」と言われています。「Why?」って何?(ジョークのつもり)
小渕氏にしろ、宮沢氏にしろ、その他有象無象で同じような問題を抱えている人は、大臣としては相応しくありません。
・1回目の「Why?」は、じゃあ一体そのように相応しくない人を誰が大臣にしたのですか?ということで、我がヤベー首相の登場となります。
・2回目の「Why?」は、じゃあ一体誰がヤベー首相を選んだのですかということです。首班指名をした主犯は自民党、従犯は公明党ということになります。
・3回目の「Why?」は、じゃあ一体誰が、自民党・公明党の議員を選んだのですかということです。それは選挙民ということになります。
・4回目の「Why?」は、じゃあなぜ選挙民はそのような投票行動を行ったのかということです。それについては、利益誘導があったのではないかというのが、小渕氏の観劇ツァーであるとか、ワインの贈呈であるとかに象徴されるように、考えられます。
・5解明(5回目と打ち誤ったのではありません。)の「Why?」の答えは、利益誘導で投票行動を行うという選挙民の意識の低さではないか、ということです。
なーんだ、結局は選挙民の一人として、自分の問題に移っちゃいました。「目から鱗」でした。
宮沢氏ではなくその秘書が行ったとされるSMバーですが、広島市の歓楽街にあります。一番有名なのは南北に走る流川通りですが、その東に薬研堀通りが南北に走っており、このバーは薬研堀通りと東西に走る仏壇通りが交差する所から東側に入った所にあります。手前が東、向う側が西になります。
雑居ビルの上から3番目に看板「Mazan」があります。
この通りは仏壇通りと言うがごとく、仏壇店が多いのです。広島は仏壇の産地とか・・。斜陽産業ですね。
これは、本文とは全く関係ありません。高齢者のシティコミューターとして仏壇に取って代わる産業になるかもしれません。