甘利疑惑と当該建設会社
2016年1月31日(日)
甘利に酷い、余り疑惑ですが、当該会社に関して朝日新聞が報じています。
私なりに、要約してみました。
①甘利氏側に現金を渡した会社は、URとの間でトラブルがあり、2億円を超える補償金が支払われていた。
②トラブルの原因となったのは、千葉県白井市の幹線道路予定地。
③千葉県はNT(千葉ニュータウン)の開発に向けて、白井市の予定地の買収を始めた。
④予定地の隣接地を借りていた建設会社が予定地に建設資材を無断で置き始めた。
⑤(千葉県は)資材の撤去を求めたが、聞き入れられなかった。
⑥予定地を買い取った千葉県は、資材撤去と立ち退きを求めた。
⑦URが隣接する別の道路予定地を買い足した。
⑧建設会社は反発し、移転補償料の支払いを求めてきた。
⑨交渉の結果、URは建設会社へ約2億2千万円を支払うことで合意した。
この朝日新聞の記事が本当だとしたら、④と⑤を見る限り、この会社ってブラックじゃん!
次に分からないのが、⑧なんです。何故「反発」したのか、朝日新聞は肝心のことを書いていません。(朝日新聞は「マスゴミ」と言われないように、私程度の語学力しかない者にも分かるように報道しましょうね。)
私の憶測ですが・・、何で「反発」したか、要するに、この会社にとって不利な状況が起こったということでしょう。しかし、その不利な原因は建設資材を無断(つまり不法に)置いたという自らの責任だと思いますけど・・。
このブラック企業の救済に甘利事務所が関わったということですね。
私しゃ、ぶったまげましたです。甘利事務所が12回もURと交渉していたなんて・・。これ以上に異常なことって、私しゃ知りません。
更に、ぶったまげたのは、10月26日の「横浜市の居酒屋」での「交渉」ですが、何とURがお金を支払ったということです。つまり、官庁に準じる組織であるURが建設会社と甘利事務所を「接待」した訳ですね。補償を求める側が接待攻勢をかけるというのは理屈として良く分かりますが、補償をする側が「接待」するなんて、どのような名目か、私しゃいくら瞑目して考えても思い浮かびませんです。
当然予算委員会でこの疑惑の追及が行われると思いますが、URは関係する資料を全部公表する必要があります。UR側は抵抗するでしょうが、政府のトップであるヤベー首相が、どのような態度を示すか見ものです。権力者であるヤベー首相にとって都合が悪いことであれば、徹底的に出し渋るでしょうね。言い換えれば、出さないとしたら、ヤベー首相にとって、空恐ろしいことが行われたってことです。