団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ブレヒトの「泥沼の兵士」

2014-06-30 11:25:03 | 趣味

ブレヒトの「泥沼の兵士」

2014年6月30日(月)

 

 ブレストの「第三帝国の恐怖と悲惨」という芝居を観ました。

 

 「ブレヒトは、1898年ドイツに生まれ、1933年ナチスの手を逃れて国外亡命した。1937年スペイン人民戦線内閣の反乱が起こるや「カルラール」をはじめ文筆でもってファシズムへの抵抗を行う。第二次世界大戦終了まで、「第三帝国」、「ガリレオ・ガリレイ」等数々の名作を生む」(この部分は、芝居のパンフからの引用)

 

 ヒトラーの恐怖政治を素材にした芝居でしたが、非常に教訓深いものでした。

 

 ナチスの台頭については、まず共産主義者を弾圧し、次に社会民主主義者を排除していったというやり方が有名です。いわゆる分断政策です。その中にあって両者は、ナチスに対抗するため本来なら連帯すべきところ、反目していたのです。ある意味、これがナチスの台頭を許した最大の要因と言ってもよいと思います。

 

 芝居は小品の組合せになっているのですが、その中の「泥沼の兵士」。

 

 強制収容所に収容されている4人。一人は共産主義者、一人は社会民主主義者、一人は神学者、一人は?(このキャラクターについては良く記憶していません。)

 強制収容所内にあっても、共産主義者と社会民主主義者は、お互いに罵りあいます。また、残りの二人もそれぞれ独自の考えを持っていて、誰一人として共感し合う関係にはありません。

 見張りに来た親衛隊員が、騒いだら独房に入れると警告しますが、四人とも反目し合って、騒動が収まりません。

 

 そこで、再び見張りに来た親衛隊員が騒ぎの犯人捜しをします。一人ずつ「誰が騒動の首謀者」かを尋問しますが、誰一人として「騒動の張本人」を差し出す者はいませんでした。その結果、連帯責任として4人とも独房に入れられるハメになったのです。(非常に厳しい状況に直面して、初めて「連帯」する必要を感じたのか・・。)

 

 都議会での女性蔑視発言に関しては、自民党の議員連中が「犯人」を差し出すことをしませんでした。ある意味「連帯」し合ってのことと思います。(何と、軽い「連帯」であろうか・・。)

 

 芝居で掲げられていた、ヒットラーの肖像。風刺画(マンガ)の方が良いと思いましたけど・・。

 

 

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ドブネズミ

2014-06-29 07:30:14 | 政治

ドブネズミ

2014年6月27日(土)

 

 「駆除されず野放し嗤うドブネズミ」

 これは、26日の朝日新聞に掲載された「朝日川柳」です。言わずと知れた、東京都議会議員の女性蔑視発言に関するもので、痛烈な風刺です。私は、どんな評論家の理論的批判より、胸が「スーッ」とする思いがしました。

 

 「ドブネズミ」とは、鈴木議員の女性蔑視発言に追随し、更に蔑視発言を続けたり追従笑いをした連中のことです。更には、周囲でこれらの発言等を聞いていながら、聞いていなかったという自民党の連中も同類であると断じざるを得ません。

 

 ウィキペディアによると、ネズミについて、次のように記されています。

 

 「世界的にネズミは有史以前から人間が収穫した後の穀物を盗んで食べる害獣である。農作業において自然の鳥獣が時折田畑に食物を食べに出てくるのは自然なことであり、人間が自然の恵みによって間接的に自然から食料を得ているという意識のもとでは、そうした鳥獣は殺して駆除すべき対象ではなく、殺さずに追い払う対象であった。しかし、収穫後の穀物は自然と切り離された人間の所有物であり、それを食べるネズミは古今東西忌み嫌われてきた。」

 

 さしずめ、「人間が収穫した後の穀物を盗んで食べる」とは、先の発言等をするような議員の資格のない連中が、歳費等を受け取ることに例えられるのではなかろうかと、納得しました。

 

 さて、駆除方法ですが、同ウィキペディアによると、①ネズミ獲り、②毒餌、③粘着シート、④ネコ等ありますが、決定打はありません。ここは、やはり駆除という対症療法的なものではなく、「家の中の食料を隠す。棚の中に入れる。生ゴミをポリバケツなどの中に入れる。」つまりは兵糧攻めが効果的なようです。

 都民の票が兵糧とすると、これらのドブネズミ議員には、兵糧を断つということしかありません。(^-^)V

 

 

 

 

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セクハラおヤジ

2014-06-23 18:14:48 | 社会

セクハラおヤジ

2014年6月23日(月)

 

 東京都議会でのみんなの党の女性議員に対する「セクハラおヤジ」ですが、都議会自民党の鈴木議員が、自らの発言であることを認めました。(「お」は、「御」という意味と、鈴木議員も51歳なので世間で言えば「おやじ」と言われる年代と思い、掛け合わせたものです。)鈴木議員と言えば、数日前記者からの質問に対して、「ヤジ」を否定していた議員です。つまりは嘘をついていたということになります。嘘をつく人物が都議会議員としての資格があるかどうかが問題になります。鈴木議員は辞職しない旨表明していますが、その責任の取り方が今後問われることになります。(私は議員辞職へ追い込まれると思いますけど・・。)

 

 「嘘」ということで言えば、石原環境大臣の「最後は金目でしょ!」という発言ですが、石原大臣は当初この発言を取消さないと表面していましたが、世間の風当たりが強いとみるや一転発言を「撤回」し「謝罪」しました。まぁ、これも嘘の一種と言って差し支えないと思います。この石原氏は、自民党東京都連の会長ですから、自民党東京都連は、このような嘘をつく人間がウヨウヨしているのではなかろうかと想像させられます。

 

 話が逸れましたが、この都議会での女性蔑視の「ヤジ」は「子どもを産めないのか」というような「ヤジ」もあり、私の妻が考えているより、遥かに重大な問題として展開しそうです。・・で、私の妻の「考え」ですが、次のように発言しました。(塩村議員に対して)「あの程度のヤジで涙声を出すなんて、議員として相応しくない。」こんなことを都議会で言ったら、袋叩きに合うでしょうね。

 私は妻を弁護するつもりはありませんが、鈴木議員に対しては、もっと厳しいことを言っていました。(ここには書けませんが・・。)

 

 

 

 

 

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國前寺・無縁仏

2014-06-20 20:03:41 | 趣味

國前寺・無縁仏

2011年9月3日(土)                                                    

  広島市東区山根町に立派なお寺があります。國前寺。

 1340年、日蓮の弟子日像が、尾長山の麓で草庵を営んでいた僧暁忍に出会い、この時暁忍が日像に師事して寺(暁忍寺)を開いたのが始まりであるといいます。その後、1656年に広島藩の二代藩主である浅野光晟とその妻満姫の菩提寺となり、寺名を國前寺に改称しました。(看板より)


 このお寺が立派なのは、その歴史や建物だけではありません。
 このお寺には、「無縁仏」を祭ってあるのです。無縁仏を引受けてくれるお寺なんて、そうそうありませんから。





















 本堂の中です。



 鐘楼も立派です。




 ここに無縁仏を祭ってあります。



 2011年8月22日撮影。




(ある無縁仏の記録)

 高山正敏(仮名)は、1942年3月18日、山口県都濃郡櫛濱町で出生した。
 正敏が45歳の時に父が、62歳の時に母が死んでいる。
 姉と妹が一人ずついるが、姉の方は非嫡出子であり、正敏とは父親が違う可能性が高い。

 正敏は、中学校卒業直後から、山口県のキャバレーでボーイとして働いている。22歳頃広島のキャバレーに移り、バンドを務めていた。

 35歳の頃、友達に誘われ左官に転職している。キャバレーのバンドと左官ではあまりに職種が違い過ぎることを考えると、キャバレーの経営が思わしくなく、それを契機に転職したのかもしれない。

 47歳の誕生日に結婚したが、子どもはいない。後に、妻は脳梗塞で身体障害者手帳3級を取得して施設に入所し、自らの年金で生活維持していた。一方、正敏の方は自らの左官の収入で生活維持していた。公的支援を受ける直前に離婚しているが、以前から生活維持は別々だったもので、事実上婚姻関係は破綻していたのかも知れない。

 公的支援を2007年12月から受け出した。直前まで左官の仕事をしていたが、65歳と高齢で身体の無理がきかなくなったことを理由に11月に退職し、12月12日に最後の給料約9万円を受給している。
 若い頃から年金にも加入せず、自営業的な仕事で雇用保険もなく、公的支援を受けるに至るまでの社会保障の「網」は正敏の場合全く機能してこなかった。
 現在のワーキングプァという層が高齢者になった場合、正敏のような道筋を辿るのではないかと懸念される。

 2008年3月、慢性肝炎、脳梗塞でH病院へ入院した。しかし、夜間徘徊などの症状が出るということで、同年5月、精神病院のK病院へ転院になった。
 K病院の記録によると、「2007年11月以降は、飲酒量が増えた。」とある。
 仕事を辞め、家族もおらず、寂しさを紛らわすため、酒に溺れたのだろうか・・。

 2008年6月、病状悪化し肝硬変になり、再びH病院へ転院している。同年7月には姉・妹が見舞っているが、正敏はすでに姉妹を認識することができなくなっていた。精神的にも譫妄(せんもう)がみられ、「お母さーん」と叫んでいたという。意識混濁・幻覚様状態でどのような母が出現していたのであろうか。「母親の死亡により精神病を発症する人が多い。」というある精神科医の言葉が思い起こされた。
   注 譫妄は急性脳症候群の主型であり、意識混濁・幻覚・不安などが加わった特殊な意識障害である。

 その後は病状が改善されることなく、寝たきり状態でおむつを使用していた。
 病状管理のため必要だったのか、個室に入っておりその支払に姉妹が苦労していたようである。 

 最後の記録には、次のように記述されている。
 高アンモニア血症・慢性肝不全状態が続き肝不全に伴う妄想、不穏状態があり時々意識障害も出現する状態が続いていた。肺炎も繰返している。2010年6月21日気管切開術施行後、気管切開部の処置も継続。現在、経口摂取は困難で高カロリーの点滴で加療中であるが、栄養状態は不良。

 2010年10月1日午前7時16分、永眠した。享年68歳。
 
 入院中、時々正敏を見舞った姉妹であるが、遺骨の引取りを行う意思はなく、国前寺への無縁仏となった。



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配偶者控除の見直し

2014-06-19 12:05:18 | 政治

配偶者控除の見直し

2014年6月19日(木)

 

 6月18日の朝日新聞に、「配偶者控除の見直し」と題して、識者2人が賛否を論じていました。

 

 私は、何度も読んで、ようやく、要約しました。

 

・日本女子大教授 大沢真知子さん

(要約)

 配偶者控除は見直すべきだ。

 およそ4人に1人のパート女性が100万円前後に年収を抑える「就労調整」をしている。こうした制度は、非正規労働者の賃金相場を下げる要因にもなってきた。「家計の補助だから賃金は安くていい」という働かせ方が、男性も含め広がってしまった。非正規で働く働き手は4割弱にものぼり、若い人の活躍を阻んでいる。

 配偶者控除をなくす代わりに、子育て世帯への負担を減らす控除を増やしてもいい。女性や、子育て世帯に限らず、低賃金で働く若い世代のことも考えて議論していくべきだ。

 

・中京大教授 松田茂樹さん

(要約)

 配偶者控除は安易に廃止すべきではない。

 現実として、子育て世帯の経済的負担を減らすという役割を果たしている。

 政府は1980年代から少子化対策に取り組んでいたのに、あまり回復していない。フルタイムで共働きする正社員夫婦の世帯を想定し・・支援を充実させてきた(が)、実際には子育て家庭の多くは、妻が専業主婦やパートの世帯で、支援策が届かないミスマッチが起きたためだ。

 (配偶者控除は)女性の労働時間を抑制している面が(あるため)、見直すのであれば女性の働く時間に影響を与えないのと同時に、子育て世帯の経済的負担を増やさないという視点が欠かせない。二つを同時にかなえられるような仕組みに作り替えることが望ましい。

 

 

 私は、この両者の議論には決定的に欠けている問題があると思います。それは、「同一価値労働 同一賃金」ということです。ヨーロッパでは当たり前になっているこの原則が日本の労働市場にも導入されれば、両氏が問題点として指摘していることは、基本的に解決します。

 例えば、

 大沢氏は、非正規労働者が賃金相場を下げる要因になっていると指摘していますが、同一賃金になれば解決されます。

 松田氏は、子育て世帯の経済的負担を増やさないという視点が欠かせないと指摘していますが、子育て世帯で多いと言われている妻のパート収入が同一賃金で大幅に増えれば、解決される訳です。(多分3割程度増えるのではないでしょうか。)

 

 冒頭、お二人のことを識者と言いました。

 「識者」とは、有職に通じている人。

 「有職」とは、その道にあかるい人。ものしり。学者

 以上、広辞苑。

 そういえば、両者「学者」でした。

 

 

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妄想による虚言

2014-06-18 07:34:33 | 社会

妄想による虚言

2014年6月18日(水)

 

 スタップ細胞を巡る問題で、3人のキィーパーソンの一人である山梨大学の若山輝彦教授が16日記者会見を行いました。

 そこで明確になったことは、小保方氏が造ったとされるスタップ細胞は、若山教授が小保方氏へ渡したマウスから造ったものではなかったということで、(途中省略しますが)つまり、スタップ細胞であるという証拠がないということが分かったのです。

 

 3人のキィーパーソンで最後の記者会見でしたが、私はこの方が一番信用できると思いました。

 

 小保方氏は嘘を言っているとは感じませんでしたが、スタップ細胞なるものを見たというのは「妄想」ではないかと考えたのです。

 http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/dd453a34d2081d01588a08c0dd9e590e

 

 また、笹井副センター長の記者会見は、無表情で責任のがれ、それも若山教授へ責任転嫁するように感じました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/9d3f3feffbc06186a17c8068e98abab6

 

  冒頭の、若山教授から渡したマウスではなかったということは、どこかですり違ったということになる訳ですが、それが一番できる立場の人と言えば、実験を行っていた小保方氏です。どうやら、小保方氏の一人芝居の公算が濃くなったと思います。

 

 ただ、科学の世界ですから、ウソはいずれバレます。それなのに小保方氏があえてウソを構築した、その動機が良く分かりません。ここは論理的に推論できるようなことではなく、小保方氏の妄想による虚言があったと考えるのが自然なのではないでしょうか。

 

 私は、スタップ細胞なるものがあって欲しくないという思いがあり、当初から疑問に思っていましたが、どうやら私の願う展開になってきたようです。ただ、小保方氏がスタップ細胞の再現実験に成功したら、私は頭を丸めます。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/9fc4558a70ca212716081153505545e4

 

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萩原麻未ピアノ・リサイタル 2014.6.14 しまなみ交流館

2014-06-15 17:31:57 | 音楽

萩原麻未ピアノ・リサイタル 2014.6.14 しまなみ交流館

2014年6月15日(日)

 萩原麻未は、聴く者をして、とてもハイな気分にさせるピアニストだと思います。そして、選曲そのものも、ハイにさせるものがありました。第一部最後のドビュッシーの喜びの島、そして第二部最後のラヴェルのラ・ヴァルスです。

 ドビュッシーの喜びの島は聴いた記憶がないのですが、FM録音のリストを確認すると録音していました。改めて我がリスニングルームで聴いてみました。やはり実演程の迫力はありません。実演ではピアノが壊れるのではないかというくらいの激しい打鍵があり、ペタルを踏む音も楽器の音としてではなく、フロアを叩き付けるような音が聞こえたのです。

 萩原が得意とするのは、ドビュッシーやラヴェルというフランスものですが、どうやらその中でも激しい曲が似合うと私は思います。

 月の光は、情景をイメージできる曲です。私の場合は、夜に月が湖面に映っている情景です。ピィーンと張りつめた弦の余韻は清冽な水のイメージです。

 萩原のショパンですが、他の演奏者とは「間」の取り方が少し違うような気がします。かつての萩原の演奏で、ムソルグスキーの展覧会の絵がなんとなくラヴェルの音楽のように聞こえたことがりますが、今回の「間」も印象派のような傾向ではないかと感じました。

 

 

・2014年6月14日、尾道市しまなみ交流館

・フォーレ ノクターン第1番変ホ短調

      ノクターン第4番変ホ長調

・ドビュッシー ベルガマスク組曲 前奏曲、メヌエット、月の光、パスピエ

・       喜びの島

(以下第二部)

・ショパン ワルツ第1番変ホ長調「華麗なる大円舞曲」

      ワルツ第9番変イ長調「告別」

      ワルツ第6番変ニ長調「子犬のワルツ」

・ラヴェル 高貴で感傷的なワルツ

      ラ・ヴァルス

 

 

 電話予約しておいて、当日料金を払って入りました。こんなに便宜を図ってくれるホールもあるのです。チケットは全席自由席で2000円也と格安でした。

 開演35分くらい前に入場開始となりました。さすがにジュネーヴ国際コンクール優勝者だけあって、長蛇の列です。

 萩原にはショパンやチャイコフスキーコンクールに挑戦してもらいたいと思いますが。お母様の話では、あんなに緊張するのはもう嫌ということでした。(チケットの前売りに並んでいた時、偶然にお母様と話をする機会があり、私が不躾に「ショパンやチャイコフスキーコンクールはどうですか?」と訪ねたのです。)

 

 ピアノが少し小ぶりに見えたので、スタッフに尋ねてみました。「フルコンサートですか?」スタッフは少し遠慮気味に「はい、一応、シュタインウェインのフルコンサートグランドピアノでございます。」私「失礼いたしました。」690席のホールですが、立派なピアノを置いておられます。でも、ヤマハでも良いのではないかと思うのですが・・。

 

 私が座った席です。理想的な場所と思います。ただ、頭が写っているお母さんと左側の小学生と思しき息子さんが、終始ヒソヒソ話をしているのが気になり、集中できませんでした。マナーがイマイチでした。月の光の演奏の時に、後ろの席からイビキが聞こえるのです。人の迷惑になる行為はしないようにしましょうね。

 

 駐車場がある隣のビルに2階の通路でつながっており、便利です。

 

 11月には萩原のピアノでフランクのピアノ五重奏曲を聴きに行く予定です。

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moral と morale

2014-06-14 10:18:17 | 社会

moral と morale

2014年6月14日(土)

 

 スタップ細胞問題で、理化学研究所が設置した外部有識者による改革委員会は12日、研究不正に至った経緯と背景を分析し、再発防止策を盛り込んだ提言を公表しました。

 

 それによると、小保方晴子ユニットリーダーを推薦状もなく採用したことは「信じがたい杜撰さ」と述べ、その背景として「iPS細胞研究を凌駕する画期的な成果を獲得したいというCDB(発生・再生科学総合研究センター)の強い動機があった」と指摘し、その上で何と!CDBを解体することを求めているのです。

 また、竹市センター長、笹井副センター長、小保方氏への厳しい処分を求めています。

 笹井氏については、「研究の秘密保持を重視するあまり、外部からの批判や評価が遮断された閉鎖的状況を作り出した。」と批判しています。いわば、理研の将来を左右するような重要な研究をしているのだということを奇貨として、組織ルール無視の勝手放題をしていたということだと思います。

 笹井氏と小保方氏については、多額の旅費であるとか予算執行に関して疑惑があることが週刊誌ネタになっていて、こういったこともあるとすると、正にCDBのみならず理研の構造的問題と考えざるを得ません。

 

 改革委員会ですが、CDBの幹部に対して厳しい処分を求めているのに、野依理事長に対しては一切言及していないことは、一体どういうことでしょう。

 日本の科学技術の信用を世界的に失墜した問題でトップがその責任を問われないとしたら、理研の改革は小保方ない(覚束ないでした)です。moralとmoraleが引続き欠如したままの組織になるでしょう。

 

 一方、スタッフ細胞の存在については、専門家による監視のもと、小保方氏が加わる形で実施すべきと述べており、注目に値します。この問題は、国民的関心事になっていて、小保方氏抜きで再現実験をして「無い」となっても国民が納得しないことが予想されるからです。小保方氏は、これまでの経緯からすれば理研に留まることは難しくなったと思われますが、その小保方氏にとっては、実験に参加できるのは、願ってもないチャンスです。仮に、小保方氏がスタップ細胞を再現することができたら、世間の風向きは180°変わるでしょう。再び、しかも苦難を克服した「英雄」です。根拠のない予想をすることは、よそうとも思いますが、私はそのような展開にはならないと予想しています。

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増税もまた楽しからずや

2014-06-12 12:37:14 | 経済

増税もまた楽しからずや

2014年6月12日(木)

 

 ヤベー首相は、大企業にはとても殊勝で、法人税減税に前のめりです。どうやらこの首相は物事の発想において、「ホウジン」というのがキィーワードのようです。

 集団的自衛権行使容認を迫る事例として、「邦人」を乗せたアメリカ艦船が攻撃されて、「守らなくて良いのか。」と国民を恫喝しています。大体、権力者が国民を恫喝するなんて論外で、首相の資格はないと言ってよいでしょう。話が逸れました。

 

 法人税減税をして一番恩恵を受けるのは、一部のグローバル企業です。その代表格であるトヨタ自動車ですが、どうやら2008年度から2012年度までの5年間法人税を払っていなかったのです。(TVの国会中継で議論されていました。)

 トヨタといえば、2012年度に経常利益1兆4036億円を上げています。こんなに「兆」円単位の儲けを上げていて法人税を払っていなかったとは、「超」不思議です。多分ですが、2008年度にリーマンショックにより赤字になった損失繰越しとか研究開発減税などの優遇措置を受けたことによるものと思われます。このような結果になったのは、トヨタが法律違反をした訳ではありませんので、他のグローバル企業も同じような状況と思います。

 

 私は、損失繰越しや研究開発減税に対しても疑問を持っていますが、それ以上に問題と思うのは、この間(法人税を払っていない)にあってもトヨタは株主への配当を行っていたということです。税金も払わない(払えない)企業が利益剰余金を原資として配当をすることは、如何なものでしょうか?というより、社会正義に反していると思います。

 

 更に、この配当金の問題以上に、如何なものかというより許せないと思うのは、この間(法人税を払っていない)にあってもトヨタは自民党へ政治献金を行っていたのです。税金も払わない(払えない)企業が政治献金をすることは株主への背任ではないかと思うのです。株主からすれば、その分配当を増やしてもらいたいと思うでしょうから・・。

 

 こんなトヨタ自動車ですが、日経新聞に「増税もまた楽しからずや」という広告を載せました。国税庁は、トヨタに対して他の企業以上に税金を払ってもらったら良いでしょう。だって、そうすればトヨタはfunになるのですから・・。「Fun to drive トヨッタです」 個人的には、私はトヨタfanです。最後は、ダジャレで酔たれました。

 

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デミオモデルチェンジ情報

2014-06-10 18:18:25 | 

デミオモデルチェンジ情報

2014年6月10日(火)

 

 「まだ何にも分からないのですよ。」と言いながら、結構色んなことを教えてくれました。6月9日、デミオのモデルチェンジ情報を得るためマツダのディーラーを訪ねた時のことです。

 自動車雑誌等では既に色んな予想が記事にされていて、私もそのことからある程度のことを知っていました。もっとも、①9月頃にモデルチェンジすること、②1.5ℓのディーゼンルエンジンが搭載されること、くらいです。

 本日10日のニュースでそのディーゼルエンジンのスペックが発表されました。105ps、250Nmです。パワーはガソリンの1500ccクラスと低めですが、トルクはガソリンの2500ccクラスですので強力です。

 

 教えてくれたことは、①発売は9月(ディーゼルは10月)、②8月に入ると販促マニュアルが出るだろうこと、③ディーゼル車は200万円するということ。(シートが皮のグレードと言っていました。)「200万円」というのが、200万円位なのか200万円台になるのか微妙ですが、その点は不明です。

 私は、マツダはディーゼル車をプレミアム化して売ろうという魂胆ではないかと思っています。つまりベーシックグレードには設定しないのです。ベーシックグレードだと、現在1500ccの15Cが1,373,143円ですので、約30万円onして約170万円になります。これは相当魅力的なモデルになると思うのですが、どうやらそういった展開にはなりそうもありません。

 ミッションは6速ATになると思います。CVTでは魅力が半減します。燃費は30㎞/ℓを達成すれば、ハイブリッドに比べても経済性が劣ることはありません。それよりなにより、250Nmというトルクの走りが最大の魅力になると思います。なにせ、車重約1トンの車に2500㏄並のガソリンエンジンが載るのと同じですから! 考えようによっては、2500㏄ガソリン車並みの動力性能を持つ車が1500㏄ハイブリッドモデル並みの経済性を持つということになり、新しいジャンルの車の登場ということになります。(これまで、コンパクトカーでディーゼルが良く売れた車は私の知る限りありません。ダイハツシャレードのディーゼルは少々売れたという記憶がありますが。)

 マツダはこの車を国内では月5000台程度の売上目標を立てると思いますが、値段次第では、初期1か月の受注が2万台は優に超えるのはないでしょうか。その内、ディーゼル車が売れに売れればマツダの業績向上に大きく貢献することになると思います。

 

 既に、予約が始まっています。値段もグレードも分からないのに、それでも予約する人はいるとか・・。車検が9月で終了するというような方だそうです。

 これは、イメージデザインですので、このままの形にはなりませんが、ほぼこの通りと思って間違いないと思います。デザインは人それぞれの好みですが、優れたデザインと思います。

 デザインが重視されて、居住性が犠牲になっている面が否定できません。何事も両立はなかなか難しいものです。私事で言えば、酒を飲まなければ良い人間なんですけど・・。

 

 これは、2月末の新聞記事です。

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著作権

2014-06-07 15:44:38 | 音楽

著作権

2014年6月7日(土)

 

 私はブログへFMエアーチェックリストをアップしていて、数人の方からコピーの依頼があります。著作権が気になりましたので、NHKに問い合わせました。親切にも回答をいただきました。

 http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/eac140ae8e8fd9d662f8deed2da67911

 

問1 著作権について基本的な考え方をご教示ください。

(NHKの回答)

 一般的に、放送番組の利用については、さまざまな権利(著作権および著作隣接権)が関係します。FMでの音楽番組を例にとると、番組内で使用した音楽の作曲家、その音楽の演奏者や使用したレコードの製作者といった著作隣接権者など多数の権利者が関わっており、番組を放送した当協会だけが著作権者というわけではありません。著作権法には、さまざまな利用方法について、これらの権利者すべてから許諾を得ることが必要とされています。

 

問2 音楽番組を録音し、そのコピーを無償で譲渡すること。

問3 無償で譲渡するのが合法として、ブログ等でコピーをすることを公にすること。

問4 無償であっても、多数の人に譲渡するのは問題があるのではないかと思いますが、何人程度までであれば許されるのでしょうか。

 

(NHKの回答)

(私が要約したもの)「私的使用のための複製」はできますが、具体的な範囲などについては、文化庁他に問い合わせてください。

(全文)

 著作権法第30条では、「私的使用のための複製」(個人的に又は家庭内その他これに準ずる範囲内において使用すること)に該当するものであれば、上のお答えで述べたような権利者の許諾がなくても、録音やその複製(コピー)などをすることができることとされています。

 しかしながら、これが具体的にどのような範囲を指すのかなど著作権法の解釈については、当協会がお答えする立場にはございませんので、文化庁、または公益社団法人著作権情報センターの著作権相談室などにお問い合わせいただくのがよいかと存じます。文化庁のホームページ「著作権なるほど質問箱」にも、著作権法第30条について記述があるようです。

 

 どうやら、NHKに尋ねるのは筋違いだったようですが、ヒントをいただきましたので、ネットで調べてみました。

 著作権法第30条に規定する「私的使用のための複製」が問題になってきます。文化庁の「著作権なるほど質問箱」によると次のとおりです。

 

Q 私的使用のための複製(第30条)は、権利者の了解を得ずにできるとされていますが、その条件とされている「家庭内その他これに準ずる限られた範囲」とは、具体的にどの範囲までをいうのですか。

 

A  「家庭内」については、説明の必要がないと思われます。「これに準ずる限られた範囲」とは、「人数的には家庭内に準ずることから通常は4~5人程度であり、かつ、その間の関係は家庭内に準ずる親密かつ閉鎖的な関係を有することが必要とされる」(著作権審議会第5小委員会報告書(S56))とされており、例えば親密な特定少数の友人間、小研究グループがこれに該当すると考えられます。 

 http://chosakuken.bunka.go.jp/naruhodo/reference.asp

 

 今まで、10人くらいの方にコピーをしましたが、一つの音源では高々2名でした。かついずれの方も私にとっては「音楽の同好の士」であり、「親密な特定少数の友人間」とも言えると思います。したがって、いままで私がコピーをしたことは、著作権法に触れていないものと思います。

 これまでコピーをした方へは更なるコピーはしないことを条件としてきましたが、今後もその必要性を一層感じました。(私がコピーを渡した方は信頼していますが、不測の事態でコピーが出回ることがないとも限りません。その場合は、元音源の持ち主である私に影響が及ぶことになるでしょうから。)

著作権法

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO048.html#1000000000002000000003000000005000000000000000000000000000000000000000000000000

 

 

 NHKからの回答です。

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ゴルフⅦ燃費

2014-06-05 13:06:10 | 

ゴルフⅦ燃費

2014年6月5日(木)

 ゴルフⅦハイラインの燃費を試してみることにしました。

・広島市内から岡山県の奈義町までの往復516㎞で、高速道路と郊外路が約9割という走行条件です。助手席にはツマらない人は乗っていません。

・満タン法によったため、走行前と走行後に給油し、満タンに近くなるとガソリンの給油が自動的にストップしますので、同じ条件にしました。

 結果は、22.2㎞/ℓと出ました。参考までに車載燃費計では22㎞/ℓでした。

 以前乗っていたⅥハイラインの高速道路の燃費は、Max22㎞/ℓを記録したことがあります。

 その時のⅥと走行条件が同じ場合、Ⅶだと24㎞/ℓは記録するのではないかと勘じました。(注 「勘じました。」→「勘」で感じました。)1割弱の燃費向上です。この向上に寄与しているのは、2シリンダーモードです。負荷が少ない時に、二つの気筒を休止し、燃料をカットします。ただ、この気筒休止メカニズムには副作用があり、エンジンが異常に振動する場面があります。私は以前からこのことをディーラに指摘していたのですが、最近VW本社も認め改善の対策を行う予定とのことです。

 

 朝、6:27出発しました。途中高速道路の分岐で間違いまして、2・30㎞余計に走ることになりました。

 行き先は、奈義町のウディライフ草刈です。

http://www.sousakukagukusakari.com/index.html

 

 

 創作家具の製造販売ですが、最近は蕎麦所にもなりました。

 粗引きざるそばを注文しました。

 少しコシが弱い感じでした。にも関わらず麺が細くて作るのには技術が必要と思います。やっぱり、家具を作るだけあって器用なんですね。

 店内からは灌漑用のため池が見えます。広島県はため池が全国で2番目に多いんです。1番は兵庫県ですから、両県に挟まれた岡山県は3番目にしときましょう。(根拠はありません。)

 燃費計が22と出ています。この燃費計はチト不思議です。20㎞未満だと小数点一位まで表示されるのです。(例えば、19.8というように)何故に20以上になると小数点を表示しないのか、VWの技術者の考えが理解できません。

 VWという会社ですが、私は傲慢さを感じます。ウィンカーレバーが左になっているのですが、「国際標準に合わせた」という説明です。左ハンドルならそうなんでしょうが、右ハンドルはウィンカー・レバーは右にあった方が使い易いです。

 

 Ⅶの一般道を含めた燃費はまだ集計していませんが、カタログ燃費19.9㎞/ℓとの乖離は、Ⅵ(カタログ燃費16.2)に比べると大きいような気がします。

 

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走狗

2014-06-03 07:45:01 | 政治

走狗

2014年6月3日(火)

 正しく、財界・ブラック企業の走狗。自民党の高市早苗政調会長のことです。

 高市氏は、NHKの「日曜討論」(6月2日)で、「残業代ゼロ」の労働時間規制撤廃の討論で、「(残業代ゼロのホワイトカラー・エグゼンプション制度とは)全く違う。今回は本人の希望でそういう働き方をしたい場合に導入する」という趣旨のことを述べました。「本人の希望で」なんてことが実現できる訳がありません。今でも半ば強制的に長時間の残業が行われています。しかも多くのサービス残業があるのが実態です。労働者が会社に対して正直に言える状況ではないのです。財界代表は、「幹部候補生に限る」と言っていますが、会社から「君は、幹部候補生だからしっかりやってくれたまえ。期待しているよ。」と新入職員全員に言って、それを断ることができる新入職員がいる訳がありません。

 間違いなく、過労死が増え、精神的疾患を患う労働者が激増することになるでしょう。安倍総理大臣は、日本を企業が一番活動しやすい国にすると言っていますが、言い換えると、労働者は徹底的に搾取され使い捨てられることになるのです。

 

 更に高市氏は、「残業代ゼロではない。残業代込み。」という頓珍漢なことを言っています。残業代は法律に割増が規定されています。何時間労働しても賃金が一定でどうして残業代が含まれていると言えるのでしょう。高市氏は法律を知らないか、(いえ高市氏ほどの明晰な頭脳の持ち主が知らないハズはなく)無視しているかのどちらかでしょう。余談ですが、高市氏に投票した人たちは、よほどお目出度いか、(いえ騙されている可能性がありますので)お気の毒な方です。

 いずれにしても、高市氏は、法律を作る立法府の議員の資格はないと、私は考えます。

 

 冒頭、高市氏のことを「走狗」と言いましたが、そういえば、この方「キツネ目」をしていますね。

 訂正。人の身体的特徴をあげつらって、非難をすることは、人権侵害です。ここに取り消しをし、お詫び申し上げます。

 

 「残業代」というのは、実に難しい問題を含んでいることも事実です。ここにAとBという職員がいます。Aは実に手際良く仕事を処理し、定時内に終えました。ところがBは遅いのみならず、やり直しも頻繁で2時間残業をして仕事を終えました。Aに支払われる賃金は時給2000円×8時間=16000円で、Bに支払われる賃金は、残業代5000円(割増賃金2500円×2時間)を足した21000円になるのです。これはどうしたら良いのでしょう。成果に応じた賃金にすることを全く否定することもできません。

 仮に、私が会社から、上記問題を解決するよう課題を与えられたとすると、何時間時間外をして考えても解決策を見つけることは困難です。つまり、成果が上がらず、私の時間外労働は徒労に終わってしまうのです。トホホホ。

 

 

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タイのクーデター

2014-06-02 12:38:36 | 政治

タイのクーデター

2014年6月2日(月)

 私は、タイのクーデターのことについて、確たる知識はありません。ただ、私がイメージするような「クーデター」とはちと違うような感じがしています。

 そのタイということで、タイ専門と言っていいようなブログのことを思い出しました。

http://pattani.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/b-701d.html

 上のブログですが、このブロガーが私のブログへコメントを寄せてくださったのです。2011年8月のことだったのですが、上記ブログは最終日付が2012年10月5日になっていて、ちょっと気にかかります。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/fb952bd28bb5d287f673bcbb24517571#comment-list

 「ちと違う」と言ったのは、これまでもクーデターが数多く繰り返されていて、クーデターを起こした軍が長期に支配する構造になっていないと言うことです。タイには日本企業が多数進出していて、関係者からは「とにかく正常が安定して欲しい」という声が聞こえます。

 ただ、クーデターによりタイの政情が安定するか、私は疑問を持っています。

 軍は、上院を解散して立法権をプラユット司令官が把握しました。いわば独裁政権ですから、一時的に治安は維持されるでしょうが、返って根深い問題になると思います。

 タイのことを知りたい。その思いで、先のブログへコメントを寄せることにしました。一個人が、タイのことをリアルに知りたいということで、タイに在住している方にアクセスできるなんて、大した時代になったものです。

 

 脈絡は全くないのですが、最近の中国の国際的に非常識というか違法な行動に対して、私は日本国民は中国の方に対して真相を知らせるべく、沢山アクセスしたら良いと思います。政府も、中国に対して抗議することは勿論ですが、中国国民に対しては、中国政府とは違うアプローチでもっと働きかけたら良いと思います。

 最近の中国の国際的非常識とは、東シナ海におけるベトナム漁船への体当たり、公海上での自衛隊機への異常接近等。

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倉橋島のお宝トマト

2014-06-01 07:44:46 | 食べること

倉橋島のお宝トマト

2014年6月1日(日)

 

 5月28日、毎年恒例になっているお宝トマトを買うために、倉橋島へ向けて出発しました。約50㎞で1時間40分程度の行程です。

 ここのトマトは、糖度が高く適度な酸味もあって濃厚な味が特色です。TVのレポーターに食べさすと、「ジューシー」と言うでしょう。

 妻の叔父から教えてもらったのですが、叔父が癌でなくなる直前見舞いの際持って行き、喜んでもらいました。叔父の1周忌はこの6月です。これから、トマトを買いに行く度に叔父を思い出すことでしょう。

 

 かつては、倉橋町でしたが、合併により呉市となりました。

 倉橋島へは、平清盛で有名な音戸の瀬戸に架かっている橋を渡っていきます。

 手前が音戸大橋、奥が第二音戸大橋。行きは第二、帰りは音戸大橋と両方通りました。

 途中、立ち寄った桂浜温泉館です。遣唐使船の1/10のスケールですが、実物は全長22mくらいでしょうか・・。随分とちっちゃいものです。

 トマトは瀬戸内海から直線で約100mのところで栽培されています。潮風が良いのだとか・・。

 

 選果作業が大変です。いろんなのが混ざっていてOKなので、一箱単位で売っていただければと思うのですが・・。

 

 入手したのがこれです。小玉が4個入っていて300円也を20パックです。

 さて、今年のお味ですが、糖度・酸味共申し分ないのですが、水分が多くベチャベチャした感じです。自然のものですので、工業製品のように毎年同じという訳にはまいりません。最初に食べたのは5年位前だったのですが、その時感じた美味しさは衝撃的でした。毎年馴れてくると、そうは思わないようになるので、人間益々究極の味を求めるようになるのでしょうか?

 今年はあと一回は行くことになりそうです。

 

 

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