団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

次郎丸 2011

2011-04-30 06:15:22 | 食べること
                     次郎丸 2011

                                         2011年4月30日(土)

 確か庄屋の家を移築したものだったとか・・。
 雰囲気も良いし、料理も良いし、良い店です。

 叔父さん夫婦と桜を観に行くため遠出し、立ち寄りました。


・2011年4月10日、広島県東広島市「次郎丸」。










 さすが酒都西条にある店です。右の樽は酒樽です。












 酒のメニューは意外と少なく、でも安いですね。



 妻が注文した、旬彩弁当、1100円也。




 私が注文したヘルシー膳1100円也。何がヘルシーか分かりません。量を少なくして欲しいです。




 コーヒーも付いてですから、リーズナブルです。



 アメリカ製のマシンが飾ってありました。




 これは別室です。




 ビールのポスターに拘っています。















 昔はこれが美人だったんだ・・。

















 




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三滝寺 2011

2011-04-29 06:32:29 | お出かけ
                       三滝寺 2011

                                         2011年4月21日(木)

 お寺ですが、季節季節に応じた散策が楽しめる場所です。
 特に紅葉は気分が高揚します。

 今年は、桜が既に散っていました。





・2011年4月16日、広島市西区三滝「三滝寺」。

















 原爆供養合同歌碑。







 これは、勿論自然にできたものではありません。









 一部若い眼が出ています。









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小鰯の刺身

2011-04-28 17:25:03 | 食べること
                      小鰯の刺身

                                         2011年4月26日(火)

 瀬戸内海ならではの味覚、小鰯の刺身。
 東京でも食べることはできますが、足の早い商品なので、高級料理店でしか、食すことはできないはずです。

 美味しい割に安いのですが、これは「シゴ」が大変だからです。


 昔は、鰯売りの女性が行商をしていましたが、丁寧に「シゴ」をしてくれていました。





・2011年4月17日、広島市南区宇品「ジャスコ」。
 



 今日の鰯は、刺身になるとあります。




 200g程度でしょうか、198円也とは、バーゲンプライス。
 でも、「シゴ」が大変と思い躊躇っていると・・・



 5分後には半額の99円也になっていました。
 買わない訳にはいきません。




 妻に「シゴ」を頼む勇気がなくて・・。頼んだら、反対にシゴをされますので・・。

 20分程度かけて、半分くらいを刺身用にしました。
 母は水洗いを良くするのがコツと言っていました。

 自分で作って自分で食すより、やはり他人様に作ってもらう方が良いです。

 妻作る人、私食べる人・・。


 

 
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地デジ

2011-04-28 06:22:23 | その他
                        地デジ

                                         2011年4月28日(木)

 地デジ化による、電波利権は誰に利益をもたらすのでしょうか。
 
 4月20日、我が家も遅まきながら、やっと地デジ対応をしました。
 本当は、電波利権の問題が分かって、すっきりして移行したかったのですが・・。

 まず、TVですが、消去法により、パナソニックのプラズマ42インチにしました。
 液晶は色がケバケバしい。プラズマは日立も発売していますが、パネルはパナソニック製ですから・・。狭い我が家に大型は不要なのですが、42インチが最小ですから・・。

 唯一こだわったのは、フルブラックパネルということでした。プラズマTVはパイオニアが定評があったのですが、その技術者がパナソニックに移り造ったパネルということでした。私、こういう説明に弱いんです。

 ところが、困ったことに、フルブラックパネルには、3Dしかないのです。我が家の視聴環境では3Dなんか要らないのですが・・。
 メーカーは何とかして、付加価値を付けて高く売りたいのでしょうが、消費者としては迷惑なことです。それだけ、余計なお金を使わされるのですから・・。
 消費者の意向をもっと尊重してもらいたいものです。

 TVの音声はプァですから、ヤマハの疑似7.1chシアターシステムを設置しました。別売のサブウーファーも付けました。
 思ったより高価でしたが、サラウンドの効果はそれほどでもありませんでした。後悔しました。

 このヤマハのシアターシステムに適当なラックがないのです。既製のものはあるのですが、大きすぎて、部屋が狭いのでバランスが崩れます。
 結局、知合いの家具屋さんに頼んで、特注することに・・。



 シアターシステムを設置したからには、5.1chを録画・録音する必要があり、それにはBDが必要になります。これも困ったことに、私が最小限必要な機能のものでも3Dしかないのです。

 という訳で、結構な出費になり、妻にはブツブツ言われ、地デジには移行したのですが、新しいシステムで憩う気持ちにまだなっていません。


 なんとしてでも、地デジ化による電波利権を突き止めて、気分をすっきりさせなくっちゃ・・。




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末廣

2011-04-27 06:43:14 | お出かけ
                        末廣

                                         2011年4月24日(日)

 広島県の、今は府中市になっている、上下町に、なんとも魅力的な店というか展示施設があります。「末廣」。ご主人の名刺によると、「美術品商総合内装」とあります。

 とにかく、渾然としていて不思議な店ですが、行って見る価値200%です。
 今回は仕事中だったので時間がなかったのですが、必ず再び行きます。



 アップしたい写真は、山ほどあるのですが、次回丁寧に載せます。





・2011年4月12日、広島県府中市上下町「末廣」。

 


 ネットで「酒蔵展示館」があるというのを調べ、目的地へ行くとこの店でした。







 昼時だったので、昼食を注文することに。ぎゅうそばひなずしセット1000円也。



 



 出てきたのがこれで、写真と違います。
 すしがなくてご飯にしましたので、100円引きします、とのことでしたが、そんなことは注文した時に言っていただかなければ・・。
 味も期待したほどのものではありませんでした。



 ご主人に酒蔵展示館を案内してもらうことに。



 これは下駄です。







 酒瓶のラベル。戦時中の物資不足時代のものです。




 キリンビールから、明治、大正、昭和、平成のビールが寄付されたそうです。



 親切に案内してくれたご主人です。



 有田焼の庄三の大皿、25万円也。




 これは、ご主人が庄三のものかも知れませんよ、と言って見せてくれた急須、3000円也。
 スケベ心が出て買いました。でも庄三が3000円ってな訳ないでしょう・・。



 これが銘ですが・・。




 これは江波焼で、妻の同級生の話によると、幻の焼き物ということです。








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ひろしま八雲

2011-04-26 06:24:32 | 食べること
                      ひろしま八雲

                                         2011年4月26日(火)

 この店は、広島では大手飲食店チェーンのヒロコシグループというのが経営しています。

 率直に言って、良い素材のものを美味しくというのではなく、素材はそこそこで見た目を気にかけた料理といった感じです。
 私は見た目はどうでもよいから、素材の良いもの派です。




 途中、おしぼりを3回交換するという、濃厚なサービス。でも好感いたしません。




・2011年4月16日、広島市中区「ひろしま八雲」。





 味味亭というのが見えますが、これは鉄板焼きです。




 装飾された壁。別に草食系という訳ではないのですが・・。



 コース料理の「安芸」5,250円也を注文。それだけではなく、サービス料が10%付くんです。どんなサービスがあるのかな?




 待合コーナーには、放浪記の森光子さんの色紙が・・。




 店内は、清潔で綺麗です。




 付き出し。ホタテと里芋を煮たものです。
 塩加減は良いです。




 桜鯛と赤貝の刺身。薄造りにしていますが、私は厚いのが好みです。




 鰆の味噌焼き。青い色の味噌でしたが、お茶を使っているのでしょうか・・。




 小鰯と山菜の天ぷら。塩で食べます。この季節は山菜ですね・・。



 黒毛和牛おろしポン酢。
 全体の中では、これが秀逸でした。



 めばる煮付け。これがメインディッシュ扱いでしたが、甘塩から過ぎです。




 ご飯は良い米を使ってました。



 特筆すべきは、このトイレです。
 広くて、綺麗で、清潔で、非の打ちどころがありません。初体験でした。




 焼き物に凝ってます。




 この日、残念ながら、車なので、アルコール無しでした。
 全部広島の銘柄です。









・設備            ★★★★★
 トイレは          ★★★★★★
・雰囲気           ★★★★★
・料理            ★★★★☆
・バリューフォーマネー    ★★★☆☆
・総合点     75点








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広島交響楽団第308回演奏会

2011-04-25 18:08:08 | 音楽
                   広島交響楽団第308回演奏会

                                         2011年4月25日(月)

 「タタタターン♪ タタタターン♪」
 第1楽章冒頭、ベートーヴェンは、強く激しく繰返し繰返し、私に問いかけます。

 福島原発の事故は、自然災害ではなく文明こそが私達にとって最大の危機要因であること明らかにしたと思います。
 私達の暮らしを豊かにするはずの文明が、実は危機要因であったというこの不条理をどのように考えるべきか、ベートーヴェンが私に問いかけているように感じたのです。

 哲学者の梅原猛氏は、福島原発の事故のことを、「私は『文明災』だと思う。原発が人間の生活を豊かにし、便利にする。その文明がいま裁かれている。」と話しています。高尚な哲学者の深い意味合いが、私に分かる訳はないのですが、私に考えるヒントを与えてくれた言葉があります。
 それは、津波により全てを失った被災者を、自らも全てを失った医師が、医療支援をする現場で感じて言ったことです。
 「全てを失ってみて、初めて、みんながたすけ合う大切さが分かった。」


 私は、格差のない社会でみんなが連帯し助け扶けあって生きる社会こそが、資本主義的経済発展至上主義「文明」の価値観からの転換を図ることができるものだと感じました。


 曲は、第4楽章で、「タタターン♪ タタタタタターン♪」と第一楽章のモチィーフが再び繰返されますが、短調から長調に変わって明るくなっており、昇華しています。
 人類が造り上げた危機は、私達が解決できないはずはない。その確信と希望と勇気を私に与えてくれた、ベートーヴェン作曲交響曲第5番ハ短調作品67「運命」でした。(ブラボーーー!!!)
 




(プログラム)
・ヴェルディ      歌劇「運命に力」序曲
・モーツアルト     ピアノ協奏曲第21番ハ長調
・バーバー       弦楽のためnアダージョ
・ベートーヴェン    交響曲第5番ハ短調「運命」

 指揮:秋山 和慶
 ピアノ:伊藤 恵
 広島交響楽団


・2011年4月17日、広島市中区「広島市文化交流会館」。





 かつては厚生年金会館でしたが、国の資産処分により、今では広島市が運営するようになりました。
 その結果広島市は、なんと、道路を挟んで大ホールを二つ持つことになりました。結果的ではありますが、何という無駄遣い!



 東日本大震災の影響が、遠く離れたここ広島での演奏会にも影響があったんです。
 
 この日の演奏会は、スウェーデンからの指揮者とピアニストの予定だったのですが、スウェーデン政府の渡航を自粛するようにとの勧告により、指揮:秋山和慶、ピアノ:伊藤恵に変更になりました。
 福島と広島では900㎞は離れていると思いますが、地図を見ると隣のようなものですから・・。

 ヒロシマとフクシマは離れていますが、私の気持ちとしては一緒です。(ヒロフク連合)



 楽団員の皆さんがカンパを訴えていました。






 支援一色です。
























 翌日の中国新聞の記事です。
 ベートーヴェンの「運命」では管弦一体の響きで復興への願いを強く表した、とあります。

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カクテル

2011-04-24 06:58:36 | 
                      カクテル

                                         2011年4月24日(日)

 二次会へはほとんど行きません。
 体力がなくなったのが、一番の原因でしょうか。昔はよく午前様でしたが、今は9時頃がシンデレラタイムです。

 でも、この日は事情が違っていました。一緒に行きたい同行者がいたからです。



・2011年4月7日、広島市中区。




 カクテルバーです。



 右は私が注文した、モスコミュールだったかな?




 同行者が変わったカクテルを注文しました。
 色違いのカクテルを何層にも分けて注ぐのです。




 スプーンを伝わせてゆっくり注ぎます。
 





 出来上がりに10分近くかかりました。5層になっています。
 半分飲ませてもらったのですが、残念ながら、酔っぱらっいて味は覚えていません。

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珍しい苗字

2011-04-23 08:14:50 | 社会
                       珍しい苗字

                                         2011年4月23日(土)

 高校の同級生に五百木(いおき)さんという人がいました。
 今から46年前です。触るとマシュマロのように柔らかい感じの娘(こ)でした。(もちろん、触ってはいないですヨ。)

 担任の先生は、その苗字について、次のように説明しました。
 木が五百本もあるような大きな家屋敷の先祖だったんでしょう。


 17年前頃、偶然、彼女の弟さんだという方と知合いになりました。
 五百木という苗字が珍しかったので、尋ねたところ、分かったのです。

 彼女の方は、渋谷でレストランをしているということも知りました。
 その頃、二男が学生で中野に住んでいたものですから、上京したついでに行ってみることにしました。渋谷は山手線上の街では、私の肌に一番合っているということも、理由の一つでした。


 彼女が私のことを覚えていなかったことに少々ショックを受けましたが、まぁ私は、高校時代、尊大で存在感がなかったのでしょう。(今でもですけど・・。)

 その時、苗字の話になり、本当は「五百旗」と書くんですよということを聞きました。正確に言うと、私は覚えていなかったのですが、最近妻から聞きました。
 松濤に住んでいるということでしたから、苗字のDNAは引継がれているのだと思ったものです。



 世間には更に珍しい苗字の人もいます。「五百旗頭」(いおきべ)。「五百旗」の頭ですから、更に珍しいことは明らかでしょう。
 この珍しい苗字をいただく、復興構想会議議長の五百旗頭真氏ですが、1回目の会議で「震災復興税創設」を打ち出しました。
 復興の中身も議論しないうちに、復興税の話とは、まさに増税の「結論ありき」です。
 そもそも、この復興構想会議は税の議論をする場ではないでしょう。


 珍しい苗字といえば、原子力安全委員会の班目春樹委員長の「班目(まだらめ)」は超の付く珍しさではないでしょうか。

 私は、班目氏の国会での発言を聞いて、原発推進派の本音を見た感じがしました。
 原子力発電所は、安全対策を割りきらざるを得ないというのが、その趣旨です。
 つまり、原発建設の「結論ありき」で、安全を確保したから造るというのではないのです。(ごまかす手段が「安全神話」。)



 私は、苗字が珍しいこのお二人を見て、苗字の珍しいお方のDNAは「結論ありき」ではないかと思ってしまいました。(というような、バカなことを考えるほど、怒っているのです。)





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映山 2011.4

2011-04-22 07:17:16 | 食べること
                    映山 2011.4

                                         2011年4月22日(金)

 仕事で、上関原発予定地の数㎞近くまで行きました。訪問先の方の話では、建設は到底無理だと・・。 
 でも、その方のお考えは、人々の「記憶が薄れるまで」ということでした。

 福島原発の事故は、風化させてはいけません。




・2011年4月6日、山口県柳井市「映山」。








 日替わりメニュー。












 上関原発予定地と柳井市は十数㎞の距離ですから、魚に関しては「想定外」のことも起こるのではないでしょうか。

 放射能の問題は勿論ありますが、原発はとにかく莫大な海水を必要とするそうですので、また海水温が上がるそうですので、(「そうです」というのは、何かで読んだんですが、肝心のデータを忘れてしまったのです。「シマッタ」と思ってももう遅い。)生態系が間違いなく変わります。


 この店は、この近くの魚介類の提供はできなくなるのではないでしょうか・・。





 




 小鉢はこれらの中から選びます。
 小鰯の酢の物を選びました。




 かき揚げの中身は、海老、イカそして白身魚で良く味が出ているのですが、衣が良くないです。「ネチッ」としているのです。これでは「かき揚げ」ではありません。





 このミニチュアは何でしょう?
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まるまん 2011

2011-04-21 17:14:03 | 食べること
                        まるまん  

                                          2011年4月3日(日)

 この店の板さんが独立したのは、1974年ということだそうですが、その頃、アッシは足繁く通ってました。

 なんとなく、肌が合うというのでしょうか。落ち着いて飲むことができるのです。
 生簀の魚を活造りにしてもらうのが、最大の贅沢でした。勿論、安かったですよ。



 その後2回移転して、昨年9月15日に来てから、約半年振りです。



 二人で6000円也ですから、リーズナブルです。








・2011年4月1日。広島市南区宇品「まるまん」。








 お通しで出されたものですが、人には好みがあるので、注文も聞かずに出すお通しなんで、良く考えると「失礼」です。私はこのような、甘く味付けした干物は嫌です。



 刺身の盛り合わせ。



 冷酒の300ml瓶。私には多いと思ったのですが、女将さんが残ったら持って帰れば良いと言ったので、・・でも結局全部飲んでしましましたけど・・。



 ネタは良いのですが、ご飯が酢でしまってないんです。減点要因ですね。








 ランチュウはコブを出すのが難しいんだそうです。




 野菜の天ぷら。
 板さんが一人で作ってますので、少々時間がかかります。女将さんが手伝えば良いのにと思うのですが・・。




 この牛筋煮込みは、肉の旨さ成分が120%という感じで、絶品でした。







 前の店の看板です。今の店では上に掲げることができません。残念!




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避難所生活(東日本大震災)

2011-04-20 17:52:30 | 社会
                   避難所生活(東日本大震災)

                                         2011年4月20日(水)

 避難所生活1か月と数日が経過しました。
 人間の生存に最低限必要な食等の確保はできていると思いますが、次は(既にでしょうが)心の栄養がいるのではないでしょうか。

 
 私が仮に被災者だったとしたら、やはり音楽を聴きたいです。

 聴きたい一番は、ベートーヴェンの「運命」です。
 この曲は、苦しみを乗り超える展望を示し、力を与えてくれます。

 マーラーの「復活」も聴いてみたい曲です。壮大なスケールで、「復興」と重ねて「蘇れ」と叫んでみたいです。(一度だけ、合唱団で歌ったことがあります。)

 神の領域のバッハは逃せません。無伴奏チェロ組曲を聴いて心を鎮めない人がいるでしょうか。

 シューベルトの「冬の旅」は、これほど情感豊かに人の感情を歌う曲はないと思います。

 5曲目の最後は、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲で、瞑想に耽ってみたいです。



 実際の避難所では、1か月経過して、まだ風呂に入ったことがない人がいるといいます。政府は一体何をしているのでしょう。

 自動車で風呂のある場所まで運ぶことすらできないのでしょうか。いくらなんでも、避難所への自動車でのアクセスは出来るようになっていると思いますが・・。



 いや、もっと言えば、温泉宿を借り上げ、ゆっくり過ごしてもらうことくらいすれば良いのです。勿論、経費はかかります。しかし、これからの復興には被災者が主人公にならなければならず、その被災者に生きる力を与えるコストと考えると「安い」ものです。



 被災者に対する精神的ケァが必要ということは良く言われていますし、精神科医が避難所でケァをしていることも報道されています。


 これもある意味精神的ケァの問題とも言えるのかもしれませんが、私が疑問に思うのは、「性」の問題が議論されていないということです。報道等でも一切この問題が取り上げられていません。タブーなのでしょうか?人間の一番根源的な問題であるのに、です。


 性は生きる悦びです。性は心底から生きる力を与えてくれます。
 しかし、避難所生活では、これは実現できません。
 


 順番でも良いので、家族単位での空間を提供する支援が必要だと思います。
 








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河太郎

2011-04-19 06:27:31 | 食べること
                           河太郎

                                           2011年4月9日(土)

 この店はフレンドリーさが際立っています。女将さんがつきっきりで、いろいろと世話を焼いてくれます。
 そして、最後はお見送り。

 初めて入った店でこのような、歓待を受けたのは初めてです。
 これから、ちょくちょく行く店になりそうです。


 感じの良い店なので、ついつい飲み過ぎ、同行した親友が、中央公園のコンペがどうのこうのと言ってましたが、酔っぱらって忘れてしまいました。



 二人で結構飲んで、1万円弱とは、リーズナブルです。


 




・2011年4月4日、広島市中区「河太郎」。






 注文しないのに出てきた。「お通し」。



 まず目に飛び込んできたのが、このアサヒガニ。初めての店で、値段も分からないので躊躇しました。



 大将に、今日のお勧めを尋ねると、何と10㎏のヒラメの刺身があるということでした。躊躇わず注文。
 小さいヒラメに較べて、身が締まっており、シコシコ感があります。


 どんなに大きいのか見せてもらいたいと言うと、出してきたのがこの頭を塩焼きにしたもの。
 是非食しかったのですが、家用ということで、提供してもらえませんでした。




 残念がっていると、代わりに出してくれたのが、胃袋と肝の酢の物。珍味です。胃袋のコリコリとした食感が抜群でした。肝はやはり、ハゲが王です。アンコウ肝に近い味でした。



 メニュー。海の幸中心です。



 裏返すと、飲み物のメニュー。日本酒の種類がもっとあれば良いです。



 キノコのホイル焼き。




 カキフライ。これが一人前ですが、他店であれば弐人前といってもおかしくありません。


 アサリの酒蒸し。



 レンコンの天ぷら。




 カウンター席が10席程度。2階もあるようです。
 途中から、タバコ吸客が隣に座って、それに苦しめられました。



 愛嬌のある女将さんがお見送りしてくれました。





・設備           ★★★☆☆
・雰囲気          ★★★★☆
・料理           ★★★★☆
・フレンドリーさ      ★★★★★
・バリューフォーマネー   ★★★★☆
・総合点   85点






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丸源水産の社長さんから

2011-04-18 16:49:55 | 社会
                   丸源水産の社長さんから

                                         2011年4月17日(日)

 4月16日、丸源水産から、沢山の縄文干が送られてきました。
 私が4月6日に、心ばかりの品をお送りしたのですが、そのお礼ということでした。(かえって、ご迷惑をおかけしたかも・・。)

 お礼の℡をし、現状をお聞きしました。

 風評被害が凄いんです。
 社長さんが、車をオークションに出したそうなのですが、「福島」ということで値が付かなかったそうです。
 また、車で東京へ入ろうとしたら、ストップさせられたと言います。

 社長さんが、福島原発について、「福島の人は福島原発で1ワットも電気を使っていないんです。全部東京へ送っているのです。」と言われた気持ちが痛いほど分かります。



 丸源水産には、150坪!の冷凍庫があるのですが、津波により、約半年分の製品に被害が出たそうです。被害を受けなかった製品は、被災者への支援にしたということでした。
 

 事業の再開の目途は全くたっていません。
 港は壊滅状況で、ダイバーが潜って流された車などを確認している状況だそうです。
 そもそも、仮に港や船が無事であっても、福島原発の影響で禁漁になっているのです。
 したがって、福島原発が解決しないと、漁の再開もできないということです。
 社長さんが、「今は魚にとっては一番いい時だ。」と言われたのが印象的でした。魚が取られないので良く繁殖するという意味です。この言葉に、いつか必ず再開したいという社長さんの将来展望を見たような気がしました。


 私は、何時か、この社長さんを訪ね、語り、気持ちを共有したいと思います。絆をつくりたいです。




 ariさん、読んでいただけましたでしょうか?












 このカレイは、カレイの中でも特に美味しいカレイだそうです。(根拠:妻)



 社長さん手製の白菜の漬物も入っていました。




 左上の袋は、これも手製の松前漬けです。
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丸源水産の社長さんへ

2011-04-17 08:09:56 | 社会
                  丸源水産の社長さんへ

                                         2011年4月17日(日)

 次は、私が丸源水産の社長さんへ出した手紙です。

 丸源水産は福島県で縄文干しを作っていて、一年に一回広島の福屋で開かれる「福島県物産展」に出店しています。

 丸源水産の社長さんとは、その物産展で言葉を交わしたその程度の関係です。

 その丸源水産は、地震・津波の被害を受け、営業ができない状況になっています。



 東日本大震災により、全国民が義捐金を拠出しています。
 このような「不特定多数から不特定多数」の方への支援が必要なことは言うまでもないのですが、私は、humann to humannで、被災者の方の顔が見え、人と人との絆が生まれるような支援をさせていただきたかったのです。

 心ばかりの、フリーズドドライ食品を送らせていただいたのですが、それに添付した手紙です。







 東日本大震災により、甚大な被害を受けられたことに対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

 私は2008年広島の福屋デパートで開催された「福島物産展」で、初めて社長さんにお会いしました。
 もともと魚が好きなものですから、いっぱいおまけを付けてもらって、ついつい沢山縄文干を買いました。
 
 女性スタッフが、「社長は何時もこう(気前が良い)なんだから。」と困ったような、でも嬉しそうな表情で呟いていたのを、今でも思い浮かべます。
 私は、この女性スタッフのこの一言で、社長さんのお人柄を100%察知いたしました。
 そして、「福島へ行ったら、必ず社長さんの所へ寄りますからね。」と言い、その場を後にしたのです。

 社長さんとは、いわばその程度の関係だけなのです。でも、私には、社長さんを除いて福島には知合いは一人もいません。

 今、私が被災者の方にできることはこの程度のことでしかありません。
 全国から被災者の方々に義捐金を送るのは必要なことです。しかし、私は、humann to humannで、被災者の方の顔が見え、人と人の絆が生まれるような支援をさせていただきたかったのです。

 地震、津波、原発、風評被害と幾重もの苦難を受けておられる福島の皆さんに対して、私は社長さんを通して、最大限の連帯の気持ちを伝えたいと思います。(一人は皆のために 皆は一人のために)

 最後に、縄文干が復活することを、心から願っています。


 丸源水産の社長さんへ


                       2011年4月5日
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