謀略解散
2016年5月30日(月)
6月1日に会期末を迎える国会ですが、私はW選挙の可能性があると見ています。(マスコミは否定的な潮流になっていますが。)それは、ヤベー首相が謀略により政治を行っているからであります。
・謀略 人をおとしいれるはかりごと。(広辞苑)
「はかりごと」とは、サミットなるもので、現在の世界の経済状況を「リーマンショック前の状況に似ている」などと、ペテン師以上の大嘘をいい、消費税先送りの方針を決めたことです。他にも枚挙にいとまがありません。要は、自らに有利な政治状況をはかりごとにより創り出しているということです。それは、結局は主権者をおとしいれることになります。
これも一種の謀略かなと思うようなことを最近知りました。実は、私もずーっと、騙されていたことの不明を恥じることなんです。
「解散は総理の専権事項」であるとは、ヤベー首相は勿論、政治屋、政治評論家、マスゴミが言い続けていることですが、とんでもない大嘘であります。
憲法によれば、解散は2種類あり、
一つは、憲法第69条の規定によるものです。(上記)
余談ですが、自民党は野党が不信任案を提出すると、解散の大義ができるなどと言っていますが、とんでもない「はかりごと」です。憲法の条文を素直に読めば誰でも分かることですが、不信任案が可決したときは、「解散」ができるということです。
二つめが、第7条によるものです。天皇が解散をすることができるとしていますが、「内閣の助言と承認により」となっていますので、実質的には、閣議決定で解散ができることになっている訳です。まぁ、内閣の意志は総理大臣の意向と「≒」ですので、「総理の専権事項」という解釈の余地があると屁理屈ではいえるかもしれません。しかし、マスコミが政治屋の永田町言語に惑わされちゃいけませんです。「≒」=「=」ではないのです。まぁ、「マスコミ」≒「マスゴミ」ということは言えるようでが。
ヤベー首相の頭の中にあるのは、大義があるから解散とかいったことではありません。いかに自らに有利なように「はかりごと」を行い、主権者を騙して、議席をかすめ取るかということだけです。そのことからすると、選挙情勢が有利と思えば、解散に打ってでるということです。解散の大義なんて、「リーマンショック」以上の屁理屈はいくらでも付けることができますので。
野党は、選挙協力に向けた協議を直ちに行ってください。
もうひとつ、はかりごとを助けるかのようなことがあります。政治評論家なる輩が、「解散については、総理大臣は嘘を言ってもいい」と言いふらしていますが、とんでもありません。嘘をつくようなことを常識にするようなことは、してはならないことです。明日は31日ですが、記者会見で総理大臣が解散はしないと言って、翌6月1日に解散をしたら嘘を言ったということになります。これ許せる訳ないでしょ。