団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

謀略解散

2016-05-30 16:17:50 | 政治

謀略解散

2016年5月30日(月)

 6月1日に会期末を迎える国会ですが、私はW選挙の可能性があると見ています。(マスコミは否定的な潮流になっていますが。)それは、ヤベー首相が謀略により政治を行っているからであります。

・謀略 人をおとしいれるはかりごと。(広辞苑)

 「はかりごと」とは、サミットなるもので、現在の世界の経済状況を「リーマンショック前の状況に似ている」などと、ペテン師以上の大嘘をいい、消費税先送りの方針を決めたことです。他にも枚挙にいとまがありません。要は、自らに有利な政治状況をはかりごとにより創り出しているということです。それは、結局は主権者をおとしいれることになります。

 

 これも一種の謀略かなと思うようなことを最近知りました。実は、私もずーっと、騙されていたことの不明を恥じることなんです。

 「解散は総理の専権事項」であるとは、ヤベー首相は勿論、政治屋、政治評論家、マスゴミが言い続けていることですが、とんでもない大嘘であります。

 

 憲法によれば、解散は2種類あり、

 

 一つは、憲法第69条の規定によるものです。(上記)

 余談ですが、自民党は野党が不信任案を提出すると、解散の大義ができるなどと言っていますが、とんでもない「はかりごと」です。憲法の条文を素直に読めば誰でも分かることですが、不信任案が可決したときは、「解散」ができるということです。

 二つめが、第7条によるものです。天皇が解散をすることができるとしていますが、「内閣の助言と承認により」となっていますので、実質的には、閣議決定で解散ができることになっている訳です。まぁ、内閣の意志は総理大臣の意向と「≒」ですので、「総理の専権事項」という解釈の余地があると屁理屈ではいえるかもしれません。しかし、マスコミが政治屋の永田町言語に惑わされちゃいけませんです。「≒」=「=」ではないのです。まぁ、「マスコミ」≒「マスゴミ」ということは言えるようでが。

 

 ヤベー首相の頭の中にあるのは、大義があるから解散とかいったことではありません。いかに自らに有利なように「はかりごと」を行い、主権者を騙して、議席をかすめ取るかということだけです。そのことからすると、選挙情勢が有利と思えば、解散に打ってでるということです。解散の大義なんて、「リーマンショック」以上の屁理屈はいくらでも付けることができますので。

 

 野党は、選挙協力に向けた協議を直ちに行ってください。

 

 もうひとつ、はかりごとを助けるかのようなことがあります。政治評論家なる輩が、「解散については、総理大臣は嘘を言ってもいい」と言いふらしていますが、とんでもありません。嘘をつくようなことを常識にするようなことは、してはならないことです。明日は31日ですが、記者会見で総理大臣が解散はしないと言って、翌6月1日に解散をしたら嘘を言ったということになります。これ許せる訳ないでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

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舛添リコール

2016-05-29 15:39:14 | 政治

舛添リコール

2016年5月29日(土)

 東京都知事のリコールをするためには、約140万人の署名が必要ということです。多過ぎてイメージが湧き難いですが、署名用紙一枚に10名の署名とすると、14万枚の署名用紙ということになります。100枚で1㎝とすると、14mの高さということになります。

 凄いスケールですが、一番大変なのは、リコール運動を行うヒューマンパワーということになると思います。

 アイディアとして、参議院選挙を利用するというのは如何でしょうか?

 

 投票所で署名用紙を有権者に配り、郵送により、返送してもらうのです。もう少し詳しく説明すると、

①署名用紙は、折りたたんで糊付けし、郵便切手を貼ると封筒になるようにします。

②切手を貼る必要がありますが、これは署名者にカンパを求めます。

③署名用紙をどれだけ用意すればよいか分かりませんが、400万人分あれば十分ではないでしょうか。1枚5円として2,000万円。この程度は、街頭カンパで直ぐに集まります。

⑤一番の問題はボランティアの確保ですが、各投票所5人程度として、投票所3000か所(でたらめの推計です。)として15,000人!

 この15,000人というのは大変な数字ですが、東京都の有権者には、とんでもない知事を選んだ責任をとってもらいましょう。→「責任をとってもらいましょう」と偉そうなことを言いました。お願いです。)

 

 街頭署名、個別訪問による署名に較べると、遥かに省エネで実行できると思うのですが。

 

 6月1日から都議会が始まり、舛添知事への追及が始まりますが、肝心の材料(第三者の厳しい公平な眼のよる調査)が出ないですよ。少なくとも1か月以上はかかるでしょう。

 共産党は、百条委員会の設置を求めていますが、自民・公明がやる気がないと報道されています。つまり、リコールしか舛添氏を辞めさす方法はないということになります。

 

 週間文春さまの追及は、まだまだ続きますよ。

 

 湯河原へ行く公用車使用について、「問題は全くありません 全てルールに従ってやっています」と強弁していますが、

 

 

 職員が「知事 これはまずいんじゃないですか」と進言したと言います。「ルール通りで問題がない」のであれば職員は「まずい」と進言しませんので、ルール違反ということでしょ。

 聞く耳を持たなかったということです。職員は、もう知事の言うことを聞きませんね。勿論、表面上は聞きますよ。人事上不利な扱いになりますから。ただ、裏ではアッカンベーをして、仕事はしませんよ。このような知事の下では、組織が腐敗しますね。これ、実は深刻な問題です。

 職員に一人二役、三役をやってもらう、と言っていますが、知事自身が職員以上に働いていなければ、職員は本気で働きません。毎週金曜日には、14:30頃から別荘へ行き、視察と言う名目で美術館へ40回近くも行って、まぁいわば遊んでいる訳ですから、職員へ働けと命令しても誰も言うことはきかないです。

 その美術館へ行く理由ですが、「共通の入場券を関東近郊の美術館で同時に発行して頂くという事のお願いも兼ねて回っています。」と言っています。私は、舛添氏が真面目腐った顔をして言っているのをTVで見ましたが、もう評論する気にもなりませんでした。こんな「お願い」はせいぜい課長職の仕事ですよ。舛添氏が知事の仕事と思っているとしたら、知事の資格はありません。

 

 東京都のみなさん、リコールの準備をしてください。お願いします。

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フィアットでも排ガス不正疑い

2016-05-29 07:43:12 | 

フィアットでも排ガス不正疑い

2016年5月28日(土)

 VWのディーゼル排出ガス不正が分かったのは、昨年の9月だったでしょうか。その台数の多さにビックリしたものです。

 私は、その時、他社でも同様なことがあるのではないかと書きました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/81bd88197ea984b32fd6550fdee74c2f

 

 果たして、他社でも疑惑が出ましたですよ。フィアットです。

 

  

  5月24日の朝日新聞です。

 報道によれば、「排ガス浄化装置が検査開始から22分後に完全に停止し、基準値を10倍以上上回る窒素酸化物が検出されたという。独当局の検査では通常20分で終わるという。」とあります。

 つまり、20分までと20分をこえてからでコンピュータソフトを書き替えていた可能性があるということですね。

 このような疑義があることに加えて、同記事では「独当局は・・フィアットに事情を説明するよう求めていたが、同社は出席しなかったという。」とあります。

 フィアット側が見解を表明していませんが、以上の状況からすると、合わせ技で、「クロ」一本というところでしょうか。

 

 原因ですが、私の短絡思考では、やっぱ、資本の論理、つまり「社会規範より 企業利益を優先する」ということだと思います。

 

 法令違反はまだまだ出ますね、と思います。資本の論理はどの企業でも同じですから。

 

 

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野党、全1人区で一本化へ 4党32選挙区めど

2016-05-28 16:18:00 | 政治

野党、全1人区で一本化へ 4党32選挙区めど

2016年5月28日(土)

 7月の参議院選挙で、野党が32選挙区で一本化のめどが立ったということです。

 

 

 野党一本化の協議に入って、2か月も経っていないと思いますが、よくぞ全選挙区でと思います。野党共闘が進むのは、こりゃ、ヤベー首相の悪政と正比例の関係ですわ。

 北海道5区の補欠選挙では、自民党・公明党+α(大地)が、野党共闘側に勝利しましたが、当初予想されていたより、接戦になりました。私が一番着目したのは、無党派層の約7割が野党候補へ投票したということです。野党共闘はこういった層の受け皿になるということですね。

 ということで、参議院選挙で成果を上げることは間違いありません。どの程度かは、ヤベー首相の悪政度合によります。

 

 昨日のTVのコメンテーターの話では、衆参同時選挙は見送りの公算が大ということでした。ヤベー首相がサミットにおける会議で、「リーマンショック前の状況に似ている」として消費税先送りを示唆したことからということでした。余談ですが、この「リーマンショック前の状況に似ている」という詭弁には開いた口が塞がりませんでした。こりゃ、謀略政治と言わざるを得ません。

・謀略→人をおとしいれるはかりごと。(広辞苑)

 この場合、「人」とは有権者です。

 

 大嘘を付いて、有権者を騙し、投票をさせようとする「はかりごと」という訳です。今、リーマンショック前の状況とは思いも付かない詭弁です。

 

 同時選挙はなし、と言われていますが、そこはヤベー首相の謀略政治ですから、何か有利な材料がでれば解散すると思います。

 

 衆議院でも野党共闘を進めるということですが、各党直ちに候補者を擁立し、調整の協議に入るべきですね。

 

 それまでは、ヤベー首相には是非お願いです。悪政をあくせく続けてください。選挙後はゆったり楽ができますからね。勿論自民党が惨敗し、総理を辞任せざるを得なくなるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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広島交響楽団第360回プレミアム定期演奏会

2016-05-28 05:54:45 | 音楽

広島交響楽団第360回プレミアム定期演奏会

2016年5月28日(土)

 ネーメ・ヤルヴィが病気で来れなくなったため、代役での演奏会でした。

 

 ショスタコ5番は、大興奮でした。この曲は勿論パワーは必要ですが、瞬発力も必要で、広響がいかんなく実力を発揮したと思います。

 3楽章で、チェロが内プルトと外プルトで分奏しました。初め内、次外、次内、そして外と4回ありました。・・で譜めくりは外の人が一斉にするという、見られない光景でした。

 

 ベートーヴェンは、若いピアニストでしたが、率直に言って実力のほどはまだまだという印象を受けました。縺れる感じがしたのです。最前列で、ピアノの反響版からの音がもろに直撃しますので、その影響もあったのか、音もガンガンという感じでした。

 

 入口のところで、事務局長に会いましたので、カマを掛けました。「来年あたりバレンボイムが来るのではないですか?」なぜ、カマを掛けたかと言いますと、今日の演奏会で本来なら来ることになっていた、ネーメ・ヤルヴィの招聘を私がこの事務局長へ言ったことがあるからです。その時、実は既にネーメに話をしていて時期も事務局長としては分かっていたのですが、私には時期について言わなかったからです。(守秘義務がありますので、事務局長としては当然です。)事務局長は(バレンボイムは)「来年は無理です。」と言いました。ということは、再来年ということで間違いないでしょう。ただ、バレンボイムはオケを引き連れて来ると言っていましたので、広響とどのような形でのコラボになるか、こちらの方は想像もつきません。

 

 ピアニストのアンコールが手書きということは、予定されていなかったということですね。

 

 1列38番(最前列)からです。左がコンマスで、右がチェロの首席です。

 広響の楽器レイアウトは、ヴィオラが右の最前列なのですが、今日はチェロが最前列となっていました。そういえば、ヴィオラの主席の安保さんがいませんでしたね。

 

 

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舛添要一東京都知事の人品

2016-05-27 07:12:39 | 政治

舛添要一東京都知事の人品

2016年5月27日(金)

 次から次へと出て来る舛添要一東京都知事の金銭疑惑ですが、その中で浮かび上がってきたのが、舛添氏の人品です。

・人品→ひとがら。品性。人格(広辞苑)

 

 舛添氏については、セコイ、ケチ、小さいという言葉で称するのが定番になった感がしますが、私は、更に「卑しい」を付け加えたいと思います。

・卑しい→①身分や地位が低い。②貧しい。みすぼらしい。③とるにたりない。④下品である。おとっている。つたなく、まずい。(広辞苑)

 

①ある団体が舛添氏に講演を依頼しました。

②団体は、交通費として切符(グリーン券と乗車券)を送ってきました。それには秘書用も含まれていました。つまり、団体としては、秘書さんにもグリーンで来てくださいという意志表明だった訳です。

③舛添氏は、秘書用の乗車券を除いて、他は金券ショップで換金しました。自らは国会議員のグリーン車乗り放題を使い、秘書は自由席に乗らせたのですね。

 

 舛添氏は、(当時国会議員ですから)身分や地位が低いとは言えません。また、講演に行くのに国会議員のグリーン車乗り放題を使うというのは、本来の趣旨からすれば違いますが、多分ほとんど他の国会議員もするでしょうから、「つたなく、まずい」とまでは言えないような気がします。つまり、卑しいとは言えません。

 しかし、秘書用のグリーン券までを換金するでしょうか。 (◎o◎) 私しゃ、ここに舛添氏の発想の貧しさの極致を見たと感じるのであります。身分は高いがその発想の何という貧しさ。この落差に驚嘆するのであります。「卑しい」2(スクエァのつもりです。)という言葉がピッタリであります。

 

 これ、舛添氏が知事就任の際に、職員へ垂れた言葉です。

 東京都の職員は、もう既に舛添氏を、無視していると思います。というか、この知事はやり易いと思っているに違いありません。そりゃそうでしょう。自らより人格が劣っている人間が知事なら、面従腹背で、好き放題ができると考えるのです。

 職員数は16万人! 本当に人格者が知事になれば、凄いパワーを出す組織になりますね。因みに、私は東京都の職員は、国のキャリア官僚と言われる方達と同程度の能力を持っている人が五万といると思っています。

 これ、新たな疑惑です。舛添氏の視察先の約7割が美術館だということです。因みに、舛添氏は先日の記者会見で、美術が好きとおっしゃっておられました。こりゃ、知事職を趣味に利用しているのですね。

 

 視察先の一例です。末尾に4/27(水)「カラヴァッジョ」展があります。4月27日というと正に疑惑の真最中です。疑惑を誤魔化すのに超多忙と思われる時期ですので、美術が余程お好きなんでしょうね。いや、好きというか、私を公けにする習癖が身に付いているのですね。好きというだけなら、私で行くでしょうから。

 ただ、不思議なことがあります。若冲展です。

 

 舛添氏が若冲展を知らないハズはありません。「ここが視察先になっていないということは?」といろいろ考えたのですが、分かりましたですよ。若冲展は東京都美術館で行われていますので、これ「視察」という名目でなくて、知事の所管の私設(正確には「施設」)ですので、自由に見に行っているのだと、気付いた訳であります。wifeが言っていましたが、多い時は5時間待ちとか・・。舛添氏はこれをスキップできる訳です。次の記者会見で若冲展を見たかどうか尋ねて欲しいですね。

 この写真は、姪が送ってくれたものです。

 

 舛添氏の人品パワーにより、これからも「卑しい」ことがドンドン出てきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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雲州寿し 小学生の同級生と 2016.4.24

2016-05-21 06:56:14 | 食べること

雲州寿し 小学生の同級生と 2016.4.24

2016年5月21日(土)

 小学生の同級生が心臓の手術をし、その快復祝いを兼ねて、集まりました。

・2016年4月24日、広島市南区「雲州寿し」。

 

 主が島根県の出身の方なんです。

 主が、大のカープファンなのであります。

 メニュー一覧。

 

 こちらは、本日お勧め。「小アジ酢漬」に注目。

 カウンター7席。

 こあがりは、3テーブル、10数人。

 付きだし。

 蓮根まんじゅうとねばねばがこの店のオリジナルです。

 小アジ酢漬。

 ねばねば。

 天ぷら。

 イカ焼き。

 上にぎり。

 主の娘さん所有の黒田グラブが飾ってあります。背番号18、ヤンキースの時のものですね。

 

 4人で行き、一人約5500円でした。飲み過ぎ!! → 反省!

 

 

 

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政治資金疑惑の総合スーパーに陳列されているセコイ商品

2016-05-20 18:19:00 | 政治

政治資金疑惑の総合スーパーに陳列されているセコイ商品

2016年5月20日(金)

 舛添要一東京都知事が20日、記者会見を行いました。13日に政治資金の使徒に関する疑惑釈明の記者会見を行ったのですが、疑惑が晴れなかったこと及びその後も疑惑が続出したことで、その説明をするためです。いわゆる「説明責任」を果たすためですね。

 

 ところが、舛添氏の口から出てきた言葉は、「弁護士に厳正にチェックをお願いすることにしているので、その結果正すべきは正す。」という趣旨の一点張りです。

 13日に約束したこと、例えば日光の宿代の説明、についても、答えません。

 私には、保身(知事を続けたいという意味も含めて)のため、弁護士調査ということを隠れ蓑にして、当面時間稼ぎをしているとしか思えませんでした。

 こりゃ、一層都民の怒りに火を注ぐことになりましたです。

 

 自民党の谷垣幹事長は、「猛省」と言いました。公明党の山口代表は「説明責任を果たすべきだ」と言いました。このお二人が今日の記者会見をどのように評価するかが当面の焦点です。

 

 先ほど、「一転張り」と書きましたが、注目する発言を引きだした記者もいます。三日月ホテルの会議で、事務所関係者の中に妻が含まれるかと問うたのです。舛添氏は、(私から見るとうろたえたようでした。)「妻は家族です」と事務所関係者か否についてはまともに答えませんでした。これは後日の重大な言質になる可能性がありますよ。

 

 また、上手い質問をする記者もいました。これまでの政治資金の使徒は適正という認識をしているかと問うたのです。これに対して、舛添氏は、答弁不能に陥りました。「適正」と答えて、後日の弁護士の調査で「不適正」と言われると、舛添氏が狙う隠れ蓑になりませんので。

 

 政治資金疑惑の総合スーパーの経営者になり、そこで売っている商品はセコイものだけ、という比喩がピッタリの舛添氏ですが、そりゃ、まずいぞえ!

 

 都議会が6月から始まりますが、まずいぞえ氏を擁護するような会派があれば、参議院選挙で審判を下さなければなりませんね。

 

 これからも、この問題ウォッチし続けます。

 

 

 

 

 

 

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スズキも不正測定 燃費データ 全16車種で

2016-05-20 07:52:14 | 

スズキも不正測定 燃費データ 全16車種で

2016年5月20日(金)

 スズキは、国の規定と異なる不適切な方法で車の燃費試験データを測定していたと発表した、と報道がありました。

 

 スズキを擁護する意図は全くありませんが、自動車雑誌での燃費比較では、スズキは他メーカーよりカタログ燃費と実燃費の乖離は少なかったように記憶しています。つまり、他メーカーでも不正が行われているのではなかろうかと、感じています。

 記事によると、「国交省は自動車各社に対し、18日までに不正の有無を報告するよう求めていた。他社からは『不正はなかった』と報告があったという。」とあります。何と、能天気な国交大臣だと思います。今回の三菱自動車の燃費不正問題の教訓は、私企業の燃費データを信用するという性善説に立っていたということです。他社からは不正はなかったと言ったって、いわば、泥棒にどろぼうをしたことがないかを尋ねるようなものです。全車(少なくとも、減税している車種)については、国交省が検査すべきです。検査の手間が大変だというような言い訳をしていますが、結局、大した問題ではないと認識しているのですね。舛添東京都知事の政治資金の使い方が大問題になっているのは、税金が使われているからなんです。税に対するシヴィアな認識があれば、当然国交省自らが検査するはずです。このような認識に立たない国交大臣は大臣たる資格はありません、と思います。

 

 不正の動機を聞かれて、「不安定な作業の中でより効率を上げて、的確なデータを得ていきたい・・」と答えています。スズキという会社は、言葉の意味もその使い方も知らないお粗末な企業と思います。「効率を上げる」とは、ポジティヴなことを言う言葉であって、ネガティヴなことを行った場合に使う言葉ではありません。「的確なデータを得ようとすると、手間がかかる(つまりコストがかかる)ので手抜きをした」ということでしょう。つまり、動機は、コスト削減ですよ。その証拠に、この記事では、「スズキが燃費値を測り直したところ」と実測でデータを得ています。やりゃ出来るってことではないですか!

 

 社会規範より企業利益を優先するという企業マインドがまん延しているということです、と私しゃ思います。これは、他社でも同じでしょう、と思います。

 

 ところで、今回の三菱、スズキの不正で見えてきたのは、自動車各社の燃費競争の激しさということです。ただ、マツダだけは少し違っているのかと・・。

 自動車評論家の国沢光宏氏のブログで読んだことがありますが、マツダのエンジン開発の責任者人見光夫常務執行役員は、「燃費競争はやらない」と言ったそうです。私は、これを読んだ時「?」と思いました。何故なら、燃費競争はある意味技術競争でもありますので、技術の向上を目指さないのは如何なものかと。

 燃費を良くするためには、燃焼効率を上げる必要があります。人見氏が燃費競争はやらないと言った動機は何なのか、知りたいものです。まさか、効率を上げることを否定している訳ではないと思いますが・・。

 関心がある方は、次のサイトをご覧ください。

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1512/09/news029.html

 

 

 

 

 

 

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ブラックな意図のホワイトナイト

2016-05-19 06:22:15 | 

ブラックな意図のホワイトナイト

2016年5月19日(木)

 「ホワイトナイト」とは、「敵対的買収を仕掛けられた会社が、自社に友好的な関係をもつ他の会社に買収してもらうことを依頼する場合に、そのような友好的な会社をいう。助けに現れる「白馬の騎士」にたとえたもの。」(ネットから) まぁ。困った時に助けてくれる存在といったところですね。

 

 三菱自動車は、燃費不正問題に端を発し経営危機に陥ったことから、日産からの資本注入を受け入れるということです。日産の行動は、窮地に陥った企業を助けるということですので、広い意味で「ホワイトナイト」と言えるかと思います。

 

 しかし、その意図が問題なのであります。日産のカルロス・ゴーン社長は、記者会見で、「三菱に乗り込んで、直接経営に係わるのか?」という趣旨の質問に対して、これを否定し、「役員の派遣を求めるかどうかは三菱が決めることです。」という趣旨のことを言いました。

 ハハハ、これ、ゴーン流の責任回避発言と思いました。三菱は、これから大リストラが始まります。ゴーン氏が乗り込んでそれを行ったと見られたくない訳ですわ、こりゃ。

 似たようなことだと思いますが、ゴーンさんの責任の取り方って、異次元な発想なんです。

 ゴーン氏は、「必達目標」というのが好きなお方で、部下に強いる訳ですね。当然その目標を達成できないと人事評価に反映される訳です。まぁ、部下だけに強いるというのは、モラールの低下に通じますので、見せかけ自らにも課します。「見せかけ」というのは、巧妙な仕組みがあるからです。

 何時だったか、ゴーン氏の必達目標が達成されなくて、株主にそれを問われてどういったか?「それ(どのように責任を取るか)は、株主が決めることだ。」(私しゃ、瞬間意味が分かりませんでした。)ゴーン氏の言う株主とは・・誰?、日産の最大の株主はルノーですね。そのルノーの社長はゴーン氏です。ということは、必達目標を達成できなかったゴーン氏の責任は、ルノー社長のゴーン氏が決めるということになります。自らに甘~いのは、舛添東京都知事以上であります。

 余談ですが、ゴーン氏は、ルノーでの報酬が高過ぎるとして、フランス政府から下げるよう求められています。フランスでは、最高賃金という制度があり、その発令かと思います。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/99ec672222ade89b89d450dfc62de030

 

 三度自動車は、PHVでも不正があったと発表しました。数日前、PHVは不正は無いと言っていたのですが、一体どのような社内チェック体制になっているのでしょうか?と思います。

 韓国環境省は、日産車が不正していると発表しています。こちらは、日産は否定していますので、今後の推移を見守る必要があります。ただ、私は大嘘を平気でつくゴーン氏ですから、大いにあり得ると予想しています。「大嘘を平気でつく」とは、次の写真をご覧いただきたいです。

 

 

 リーフをゼロエミッションと宣伝しています。私に言わせればブラックです。

 

 そもそも、三菱への資本注入にしても邪なものを感じます。株価が暴落し大幅に原価割れした時点での株式の取得です。いわば、相手の弱みに付け込んだとも思えます。先にも書きましたが、大リストラを日産は影に隠れて三菱に行わせることは間違いありません。

 

 ということで、日産はブラックな意図のホワイトナイトというに相応しく、これをブラックナイトと申します。ちょっと、私の駄洒落が隠されていて、お分かりにならない方もおられるかと思いますので、説明します。ブラックな意図=ブラックナイトなのであります。(^_^;) 

 

 

 

 

 

 

 

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ふるさと納税 日本版タックスヘイブン

2016-05-18 07:21:04 | 社会

ふるさと納税 日本版タックスヘイブン

2016年5月18日(水)

 「ふるさと納税」制度により、「『納税』400万円 もうけ約280万円」とあります。

 千葉県大喜多町へ400万円寄付(実質的には納税ですので、以下納税と記します。)した人は、所得税と住民税から399万8千円減額されます。納税した自治体から280万円分の金券が贈られますので、279万8千円が「もうけ」になると書いてあります。

 つまり、本来なら400万円納税しなければならない人が、120万円の納税で済んでしまうということです。(注 2千円はややこしいので考慮しませんでした。)

 一方自治体からすれば、「もうかる」ところと、「そんする」ところが出てきます。納税をしてもらった自治体は、120万円「もうけ」になり、本来納税しなければならない自治体は400万円「そんする」ことになります。all Japanで考えると、自治体側は、280万円「そんする」ことになる訳です。日本人全体がこのような行動を行うとすると、仮に本来4兆円の税収があるところが、1.2兆円になっちゃうということですね。

 

 誰が考えても、馬鹿げて愚かな制度です。(「誰」の中には、スゲー官房長官は含みません。この方が総務大臣の時に創った制度ですので。)

 

 一体何故このような制度を創ったのかということですが、こりゃ、競争原理を至上とする新自由主義という奴ですよ。自治体間で「競争」をさせようという訳ですね。「そんする」自治体から国へ文句が出れば、「おたくも魅力的な制度をつくれば寄付が集まりますよ。努力が足りないんじゃないですか。」とその自治体のセイにします。しかし、自治体は競争に負けて退場ということにはなりませんので、自治体間にこのような競争原理を持ち込むことには無理があります。

 

 見方を変えれば、日本版タックスヘイブンとも思えますね。合法的に「節税」できる。しかも富裕層にその「恩恵」が集中する。大喜多ペーパーの出現を望む者です。

 

 知的格闘能力が低い私ですので、感覚的にしか言えませんが、タックスヘイブンなんて、新自由主義の申し子のようなモノですね。

 

 だいたい、「ふるさと」なぞと人の心をくすぐるような名前の付いたものには、注意する必要があります。

 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/5a34e7a26918803807a3d5736f774bc4#comment-list

 

 

  納税額が少なく、このような「恩恵」にあずかることができない私は、怒っているのであります。

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自動車会社の2016年3月期決算

2016-05-17 07:32:30 | 

自動車会社の2016年3月期決算

2016年5月17日(火)

 自動車各社の2016年3月期の決算が出そろいました。

 トヨタ、日産、富士重工業、スズキの4社が過去最高の純利益となりました。

 一方、2017年3月期は、円高の影響で、各社減益の見込みです。多くの会社は今期の為替レートを105円と見込んでいます。前期120円なので減益要因はあるものの、営業利益を上げることができますので、一定の円高対応ができる体質になっていると思います。

 

 私は、このような業績を見る場合、営業利益率に一番関心があるのですが、富士重工業のそれは凄いです。売上3兆2322億円に対して営業利益が5655億円で営業利益率17.5%! これ、多分全自動車メーカーで過去最高と思います。次いでトヨタが、10.0%、マツダ6.7%、日産6.5%、スズキ6.1%、三菱6.1%と続いています。

 富士重工業の場合、95万台の販売で5655億円営業利益を得ていますので、1台当たりにすると、59.5万円!稼いでいることになります。多分ですが、300万円の車の場合、工場から出る時点では半分の150万円もしていないのではないでしょうか。自動車も産地直売をしてもらいたいものです。(^^)/

 車を買っても登録とかの手続きがありますので、産地直売は今のところ難しいでしょう。しかし、アメリカでは車もスーパーで買い物をするように、デーラーから直ぐに乗って帰るということですので、手続きを変えれば、産地直売で買える可能性が出てくると思います。

 

 工業製品として見た場合、自動車って、本当に安いと思います。←産地直売ではなく、このことが言いたかったのです。

 

 

 

 

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「安保法廃止」で政治団体設立 小林節氏ら参院出馬へ

2016-05-17 06:49:34 | 政治

「安保法廃止」で政治団体設立 小林節氏ら参院出馬へ

2016年5月11日(水)

 5月9日の朝日新聞によると、憲法学者の小林節氏が政治団体を設立し、参院選挙に出馬するといいます。

 率直にいって、「どうもなぁ」という感じがします。

 こういった無党派の政治団体って、今まで成功した試はないように記憶しています。もっとも、これまでの経験則が当てはまるとも限りません。今回の「安保法」の強引な成立は、これまでの、政府の横暴の限度をはるかに超えたものだからです。

 最近朝日新聞が行った世論調査では、「安全保障関連法が、憲法に違反していると思いますか。憲法に違反していないと思いますか」という問いに対して、違反している50%、違反していない38%でした。憲法に違反している法律は無効ですので、違反していると答えた人は、当然廃止を望んでいると考えるのが相当です。そういった意味では、小林氏の動きは大きな流れになる可能性はあると思います。

 

 余談ですが、この朝日の調査は、郵送により行われています。電話での世論調査が多いですが、最近は固定電話を持たない人が多く、私は電話調査は「?」と思っていたので、「なるほど」でした。

 

 でも、やはり「どうもなぁ」」です。現在、地方区では、野党共闘と市民運動の連帯により、(確か)24選挙区で統一候補の擁立が決まっています。これとの関連で、運動が分散しないかという懸念があります。もっとも、小林氏の方は比例区での立候補ですので、直接的にバッティングすることはないのですが・・。

 

 私の見方は、ひょっとして、小林氏は、民進党へ揺さぶりをかける狙いではないかということです。小林氏は、共産党を除く野党各党の「統一名簿」方式を提唱しているといいます。この方式は無党派層を受け入れる受け皿として大きな力を発揮するように感じます。これが威力を発揮すると、自公+おおさか維新は、真っ青になるでしょう。

 もうすこし時間が経つと、民進党もなんらかの動きをすると思いますので、注視です。

 

 小林氏の狙いが、民進党に揺さぶりをかけ、「統一名簿方式」成立のための戦術であるとすると、私は、「なるほど」です。

 

 

(2016年5月17日、追記)

 

 小林氏の狙いが民進党へ揺さぶりをかける、と書きました。少なくともその意図はあると思います。と、同時は、何時如何なることが起きても、万全の用意をしておく必要があるということもあると考えました。

 熊本の大地震で、ダブル選挙はないとの観測が広がったものの、ここにきてオバマの広島訪問を手柄にして、ダブル選挙もあるのではないかという観測も出てきたのです。オバマとヤベー首相が一緒に核廃絶を訴えるなんて、『格好良い』ではないですか。

 どのような政治状況になろうと、直ちに対応できる体制にしておくことは必要なことです。民進党が小林氏の考える方向に舵を切れば、小林方式の方は止めれば良い訳ですから。

 

 一方、参議院選挙へ向けての野党共闘ですが、32選挙区のうち26選挙区で統一候補が実現しています。最終的には、ほぼ全選挙区になるでしょう。兎に角、共産党が熱心ですから。民進党も共産党が応援するというのを断る理由は少なくとも戦術的に有り得ません。

 また、衆議院選挙でも統一候補に向けて努力するという方向性で野党同士が合意しました。これまで、民進党が背を向けていましたので、これも画期的なことです。

 

 私は、小林氏の動きも含めて、少なくとも現時点ではあらゆる可能性に対応するため、声を挙げるのと同時に行動を起こす必要があると思います。そして、選挙が近くなると、それは収斂する可能性が高いです。目標は同じですから。戦争法廃止、立憲主義、安倍内閣退陣!

 

 7月は熱くなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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舛添知事「私的に支出」 政治資金 飲食代など45万円返還

2016-05-15 15:14:47 | 政治

舛添知事「私的に支出」 政治資金 飲食代など45万円返還

2016年5月15日(日)

 東京都の舛添要一知事が、13日記者会見を行い、疑惑について説明しました。

 14日の朝日新聞です。

 

 私は、記者会見のTV放送を見ましたが、さすが頭だけは良い人だと、関心しました。(大分以前TVで、ご本人が言っていましたが、東大法学部で、鳩山邦夫と主席を争っていたと自慢してました。)現行政治資金規正法を前提としては、上手く言い逃れをしたという印象を受けましたが、多くのマスコミでも指摘しているように疑惑は深まったと思います。

 

 一番問題とされた、家族旅行中に会議を行ったとされる件ですが、記者の「誰と、会議したのか?」という質問に対して、「政治的機微」の問題として答えませんでした。記者が「人数もですか?」という再度の質問に対しても答えません。人数は機微にはならないでしょう。何か都合が悪いので、隠していると思われても仕方ありません。(今日のTV放送で、新党改革の元同士の方が証言しておられました。「(舛添氏の性格として)そんな会議は絶対にする訳がない」と。)

 

 私費と公費が混同されていたことに関して、資金管理を同一人物に任せていたことを認め、今後は改めると説明しました。しかし、公金と私金を区別しなければならないという認識そのものは最初からあるはずですので、こりゃ、裏があると思いました。つまり、私の推測するところ、私的支出であっても、うまく公金の方へ潜り込ませることができればその方が都合が良いと考えていた訳であります。会計責任者もその知事の意図を慮って、私的支出を公的な方に潜り込ませていた訳ですね。どうせバレても、収支報告を修正すれば良いし、その言い訳も用意しています。つまり、その飲食店では家族でも会議でも利用していたので、間違いました、と。これ、知事自身が問わず語りで同様のことを言っていましたですよ。

 

 舛添氏は、ファーストクラスの利用について、体調を万全にし、直ぐに仕事ができるようにするため必要だと主張しています。しかし、知事にファーストクラスを認めているのは、その職のステイタスに対してなんです。体調を万全にするために認められているものではありません。体調を万全にするために必要だというのであれば、同行の部下職員に対してだって認める必要があるでしょう。「いや、部下はそんなお金がかかるようなことは認めない」という認識であれば、そりゃ、封建時代の領主のようなものですよ。

 

 何件か、収支報告書に虚偽事実があることを認めた訳です。このように嘘を言うような人物の説明を信じろというのが土台無理な話で、舛添氏が真に説明責任を果たそうと思えば、全て証拠を示す必要があります。それをしないのであれば、都合が悪いので隠していると言わざるを得ません。

 

 今日のTVで新たな疑惑が報じられていました。舛添氏は、ヤフオクで絵画などを買っているのです。それが資産目的ではないかと言うのです。また、週刊文春が二の矢、三の矢を用意していると思います。

 こりゃ、バッタoutでございます。東京は、トリプル選挙の可能性も。

 

 元妻の片山さつき氏が言っていました。「セコイ、小さい、悲しい」。

 

 

 

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パナマ文書と知的格闘

2016-05-14 10:30:17 | 社会

パナマ文書と知的格闘

2016年5月14日(土)

 パナマ文書が公開されました。

 タックスヘイブン(租税回避地)に設立された法人に関する電子ファイルが公開され、タックスヘイブン法人の所有者が明らかにされた、ということですね。

 日本企業もいくつか名前があがっています。ただ、「日本の税務当局から求められた必要な情報を開示し、・・」とか「純粋にビジネスであり、租税回避を目的としていない」等と合法性を主張しています。

 しかし、問題なのは、合法的でも結果的に租税回避になっているということなんですね。

 

 ソフトバンクの孫正義社長が本質的なことを言っています。「世界的投資会社がみなそういう形態をとって行っている 我々だけがそのルールと違うかたちでやると投資競争に勝てない  世界的にルールの見直しがあれば当然我々も同じように従う」

 私は孫氏というお方は、大嫌いなのですが、(お金儲けしか考えておられないように思いますので)とても正直なお方と思いました。

 先日、TVでコメンテーターとして出ていた元NHKアナウンサーの木村太郎なる人物が、知識をひけらかして、合法的なることをさかんに主張していました。木村氏の頭には、合法的だが問題だという意識はありません。

 私は、アタマにきたのでありますが、反論できません。私には、木村氏と知的に格闘する実力が備わっていないのであります。

 こういう時は、権威者の威光を借りるのであります。

 フランスの経済学者のトマ・ピケティ氏ら350人を超す世界の経済学者が、タックスヘイブンの根絶を求める公開書簡を発表しました。書簡は「租税回避知は一部の富裕層や多国籍企業を利するだけで、不平等を拡大させている」、(その存在は)「世界全体の富や福祉の拡大に寄与せず、経済的な有益性はない」。

 租税回避地をなくすためには、各国で法整備をする必要がありますが、それは一国だけがすると、孫氏が指摘するようにその国が損をする訳です。各国が協調する必要がある訳なんですね。しかし、それは国益と国益がぶつかることになり、言うは易く行いは難しなんです。各国政府を動かすのはそれぞれの国民(私は市民と言い換えます。なぜなら、国民と言うと国益と結びつくイメージになりますので。)ですので、世界市民が連帯して行動を起こすための根幹になる思想を確立する必要があると思います。私は「世界市民VSグローバル資本」を提唱したいです。私に論争を仕掛けないでください。私には、知的に格闘する実力が備わっていませんので。(^_^;) 

 もっと、色んな形のものが暴露されるようになると思います。これを機に、世界市民の連帯が醸成されるようになればと願っています。

 

 2013年にもタックスヘイブンのことを書いていました。その当時と比べて知的格闘能力は向上していないようであります。(^_^;) 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/9f64a6403b5c16e88e80c801429796f6

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